****************************************

マタイ21:1−11

都入り

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

402101さて、彼らがエルサレムに近づき、オリーブ山(さん)に沿うベトファゲにやって来たその時に、イエスは二人の弟子を遣わして

402102彼らに言った、「あなたたちの〔見ている、あの〕向こうの村におもむくのだ。すると、あなたたちはすぐさま、つながれている一頭の雌ろばと、それと共にいる一頭の子ろばを見つけるであろう。〔それらを〕ほどいて私のところへ連れて来るがよい。

402103そしてもし誰かがあなたたちに何か言うならば、『主がこれらを必要とされているのです』と言うのだ。すると彼は、すぐにそれらを渡してくれるであろう」。

402104このことが起こったのは、預言者によって言われたことが満ちるためである、すなわち、

402105〔あなたたち、シオンの娘に言え、

   「見よ、あなたの王があなたのところにやって来る、

    柔和で、ろばの背に乗って、

    荷ろばの子である子ろばに乗って」。

402106そこで弟子たちは行って、イエスが彼らに命じたようにしながら、

402107ろばと子ろばを引いて来た。そして、彼らはそれらの上に衣服を敷いた。そして彼はそれらの上に乗った。

402108すると大群衆が自らの衣服を路上に敷き、またほかの人々も木の大枝を切って来て、路上に敷き始めた。

402109また、彼よりも先を行く群衆も〔それに〕従う者たちも、叫び続けて言った、

   「ダビデの子にホサンナ、

    主の名によりて来る者に祝福あれ。

    いと高きところにホサンナ」。

402110そして彼がエルサレムに入ると、全都が動転して言った、「こいつは何者だ」。

402111一方、群衆は言い続けた、「これは、ガリラヤのナザレ出身の預言者イエスだ」。

 

新共同訳1987

21:1 一行がエルサレムに近づいて、オリーブ山沿いのベトファゲに来たとき、イエスは二人の弟子を使いに出そうとして、

21:2 言われた。「向こうの村へ行きなさい。するとすぐ、ろばがつないであり、一緒に子ろばのいるのが見つかる。それをほどいて、わたしのところに引いて来なさい。

21:3 もし、だれかが何か言ったら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。すぐ渡してくれる。」

21:4 それは、預言者を通して言われていたことが実現するためであった。

21:5 「シオンの娘に告げよ。『見よ、お前の王がお前のところにおいでになる、/柔和な方で、ろばに乗り、/荷を負うろばの子、子ろばに乗って。』」

21:6 弟子たちは行って、イエスが命じられたとおりにし、

21:7 ろばと子ろばを引いて来て、その上に服をかけると、イエスはそれにお乗りになった。

21:8 大勢の群衆が自分の服を道に敷き、また、ほかの人々は木の枝を切って道に敷いた。

21:9 そして群衆は、イエスの前を行く者も後に従う者も叫んだ。「ダビデの子にホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように。いと高きところにホサナ。」

21:10 イエスがエルサレムに入られると、都中の者が、「いったい、これはどういう人だ」と言って騒いだ。

21:11 そこで群衆は、「この方は、ガリラヤのナザレから出た預言者イエスだ」と言った。

 

前田訳1978

21:1 彼らがエルサレムに近づいてオリブ山のベテパゲに来たとき、イエスはふたりの弟子をつかわしていわれた。

21:2 「向こうの村へ行くと、すぐにろばと子ろばがつながれているのが見えよう。それを放して連れて来なさい。

21:3 何かいう人があったら、『主のご用』といいなさい。すぐ渡してくれよう。

21:4 これは預言者のいったことが成就するためである。いわく、

21:5 『語れ、シオンの娘に、なんじの王が来たもう。彼は柔和でろばに乗り、荷うまの子である子ろばに乗る』と」。

21:6 弟子たちは出かけてイエスが命じられたとおりにし、

21:7 ろばと子ろばを連れて来た。そして、彼らが着物をその上にひろげると、イエスはそれに乗られた。

21:8 大勢の群衆が自らの着物を道に敷いた。あるものは木の枝を切って道に敷いた。

21:9 群衆は先に行くものもあとにつくものも叫んでいう、「ダビデの子にホサナ。主の名によって来たるものに祝福あれ。いと高きところにホサナ」と。

21:10 彼がエルサレムに入られると町じゅうがどよめいていう、「これはだれなのか」と。群衆はいった、

21:11 「これは預言者イエス、ガリラヤはナザレのお方」と。

 

新改訳1970

21:1 それから、彼らはエルサレムに近づき、オリーブ山のふもとのベテパゲまで来た。そのとき、イエスは、弟子をふたり使いに出して、

21:2 言われた。「向こうの村へ行きなさい。そうするとすぐに、ろばがつながれていて、いっしょにろばの子がいるのに気がつくでしょう。それをほどいて、わたしのところに連れて来なさい。

21:3 もしだれかが何か言ったら、『主がお入用なのです。』と言いなさい。そうすれば、すぐに渡してくれます。」

21:4 これは、預言者を通して言われた事が成就するために起こったのである。

21:5 「シオンの娘に伝えなさい。『見よ。あなたの王が、あなたのところにお見えになる。柔和で、ろばの背に乗って、それも、荷物を運ぶろばの子に乗って。』」

21:6 そこで、弟子たちは行って、イエスが命じられたとおりにした。

21:7 そして、ろばと、ろばの子とを連れて来て、自分たちの上着をその上に掛けた。イエスはそれに乗られた。

21:8 すると、群衆のうち大ぜいの者が、自分たちの上着を道に敷き、また、ほかの人々は、木の枝を切って来て、道に敷いた。

21:9 そして、群衆は、イエスの前を行く者も、あとに従う者も、こう言って叫んでいた。「ダビデの子にホサナ。祝福あれ。主の御名によって来られる方に。ホサナ。いと高き所に。」

21:10 こうして、イエスがエルサレムにはいられると、都中がこぞって騒ぎ立ち、「この方は、どういう方なのか。」と言った。

21:11 群衆は、「この方は、ガリラヤのナザレの、預言者イエスだ。」と言った。

 

塚本訳1963

21:1 一同がエルサレムに近づき、オリーブ山の中腹のベテパゲに来ると、その時イエスはこう言って二人の弟子を使いにやられた、

21:2 「あの向かいの村まで行ってきなさい。(村に入ると)すぐ、子をつれた驢馬がつないであるのが見える。解いてわたしのところに引いてきてもらいたい。

21:3 もしなんとか言う者があったら、『主がお入用です』と言えばよろしい。すぐ渡してくれるから。」

21:4 これは、預言者(ゼカリヤ)をもって言われた言葉が成就するためにおこったのである。──

21:5 『シオンの娘に告げよ、』『見よ、心のやさしいあなたの王が、来られる、驢馬にのって、驢馬の子の子驢馬にのって』と。

21:6 弟子たちは行って、イエスが命じられたとおりにして、

21:7 驢馬と子驢馬とを引いてきた。そして自分たちの着物をその上にひろげると、イエスはそれに乗られた。

21:8 おびただしい群衆がその着物を道に敷いた。木の枝を切ってきて道に敷く者もあった。

21:9 群衆は、イエスの前を行く者もあとについて行く者も、叫んで言った。──ダビデの子に『ホサナ!主の御名にて来られる方に祝福あれ。』いと高き所に『ホサナ!』

21:10 やがてエルサレムに着かれると、都中が「この人はだれだろう」と言って騒ぎたった。

21:11 「この人はガリラヤのナザレの預言者イエスだ」と群衆は言った。

 

口語訳1955

21:1 さて、彼らがエルサレムに近づき、オリブ山沿いのベテパゲに着いたとき、イエスはふたりの弟子をつかわして言われた、

21:2 「向こうの村へ行きなさい。するとすぐ、ろばがつながれていて、子ろばがそばにいるのを見るであろう。それを解いてわたしのところに引いてきなさい。

21:3 もしだれかが、あなたがたに何か言ったなら、主がお入り用なのです、と言いなさい。そう言えば、すぐ渡してくれるであろう」。

21:4 こうしたのは、預言者によって言われたことが、成就するためである。

21:5 すなわち、「シオンの娘に告げよ、見よ、あなたの王がおいでになる、柔和なおかたで、ろばに乗って、くびきを負うろばの子に乗って」。

21:6 弟子たちは出て行って、イエスがお命じになったとおりにし、

21:7 ろばと子ろばとを引いてきた。そしてその上に自分たちの上着をかけると、イエスはそれにお乗りになった。

21:8 群衆のうち多くの者は自分たちの上着を道に敷き、また、ほかの者たちは木の枝を切ってきて道に敷いた。

21:9 そして群衆は、前に行く者も、あとに従う者も、共に叫びつづけた、「ダビデの子に、ホサナ。主の御名によってきたる者に、祝福あれ。いと高き所に、ホサナ」。

21:10 イエスがエルサレムにはいって行かれたとき、町中がこぞって騒ぎ立ち、「これは、いったい、どなただろう」と言った。

21:11 そこで群衆は、「この人はガリラヤのナザレから出た預言者イエスである」と言った。

 

文語訳1917

"402101","彼らエルサレムに近づき、オリブ山の邊なるベテパゲに到りし時、イエス二人の弟子を遣さんとして言ひ給ふ、"

"402102","『向の村にゆけ、やがて繋ぎたる驢馬のその子とともに在るを見ん、解きて我に牽ききたれ。"

"402103","誰かもし汝らに何とか言はば「主の用なり」と言へ、さらば直ちに之を遣さん』"

"402104","此の事の起りしは、預言者によりて云はれたる言の成就せん爲なり。日く、"

"402105","『シオンの娘に告げよ、「視よ、汝の王なんぢに來り給ふ。柔和にして驢馬に乘りて、軛を負ふ驢馬の子に乘りて」』"

"402106","弟子たち往きて、イエスの命じ給へる如くして、"

"402107","驢馬とその子とを牽ききたり、己が衣をその上におきたれば、イエス之に乘りたまふ。  "

"402108","群衆の多くはその衣を途にしき、或者は樹の枝を伐りて途に敷く。"

"402109","かつ前にゆき後にしたがふ群衆よばはりて言ふ、『ダビデの子にホサナ、讃むべきかな、主の御名によりて來る者。いと高き處にてホサナ』"

"402110","遂にエルサレムに入り給へば、都擧りて騒立ちて言ふ『これは誰なるぞ』  "

"402111","群衆言ふ『これガリラヤのナザレより出でたる預言者イエスなり』"

 

****************************************

各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

塚本訳 マコ 11:1-11

11:1 一同がエルサレムの近く、(すなわち)オリブ山の中腹にあるベテパゲとベタニヤとに来ると、イエスはこう言って弟子を二人使にやられる、

11:2 「あの向いの村まで行ってきなさい。村に入るとすぐ、まだだれも乗らない一匹の子驢馬がつないであるのが見える。それを解いて、引いてきてもらいたい。

11:3 もし『何をするのか』と言う者があったら、『主がお入用です。すぐここにお返しになります』と言えばよろしい。」

11:4 二人が行って見ると、はたして(ある家の)外の通りに向いた戸に、子驢馬がつないであったので、それを解いた。

11:5 するとそこに立っていた人たちが「子驢馬を解いて、何をするのか」と言ったので、

11:6 イエスに言われたとおりにこたえると、許してくれた。

11:7 二人が子驢馬をイエスの所に引いてきて、自分たちの着物をその上にかけると、イエスはそれに乗られた。

11:8 大勢の者は着物を道に敷いた。野原から小枝を切ってき(て敷い)た者もあった。

11:9 (イエスの)前に行く者もあとについて行く者も、叫んだ。──『ホサナ!、主の御名にて来られる方に祝福あれ。』

11:10 来たるわれらの父ダビデの国に祝福あれ。いと高き所に『ホサナ!』

11:11 やがてエルサレムについって宮に入られた。隅なく見てまわれたのち、時間もはやおそくなったので、十二人を連れてベタニヤに出てゆかれた。

 

塚本訳 ルカ 19:28-38

19:28 このことを話したのち、イエスは進んでエルサレムへと上って行かれた。

19:29 いわゆるオリブ山の中腹にあるベテパゲとベタニヤとの近くに来られると、こう言って弟子を二人使いにやられた、

19:30 向いの村まで行ってきなさい。村に入ると、かつてだれも乗ったことのない一匹の子驢馬がつないであるのが見える。それを解いて引いてきてもらいたい。

19:31 もし『なぜ解くか』と尋ねる者があったら、『主がお入用です』と、こう言えばよろしい。」

19:32 使の者たちが行って見ると、はたしてイエスの言葉どおりであった。

19:33 子驢馬を解いているとき、持ち主たちが「なぜ子驢馬を解くか」と言ったので、

19:34 「主がお入用です」とこたえた。

19:35 二人はそれをイエスの所に引いてきて、自分たちの着物を子驢馬の上に投げかけ、イエスをお乗せした。

19:36 イエスが進んでゆかれると、人々はその着物を道に敷いた。

19:37 すでにオリブ山の降り口近くに来られたとき、弟子の群は皆喜んで、彼らが見た(イエスの)あらゆる奇跡の(すばらしさの)ゆえに、こう言って大声に神を讃美し始めた。──

19:38 『主の御名にて来られる』王に、『祝福あれ。』天には平安、いと高き所には栄光あれ!

 

塚本訳 ヨハ 12:12-16

12:12 あくる日、祭に来ていた大勢の群衆は、イエスがエルサレムに来られると聞くと、

12:13 (手に手に)棗椰子の枝を持って、(町から)迎えに出てきた。彼らは叫んだ。──〃ホサナ!、主の御名にて来られる方に祝福あれ、〃イスラエルの王に!、

12:14 イエスは小さな驢馬を見つけて、それに乗られた。(預言書に)書いてあるとおりである。──

12:15 〃恐れるな、〃〃シオンの娘よ、見よ、あなたの王が来られる、驢馬の子に乗って。〃

12:16 弟子たちは初めこのことがわからなかったが、イエスが(復活して)栄光を受けられた時にはじめてこれはイエスのことを書いたもので、人々がこれを(預言どおり)彼にしたのであることに気づいた。

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

新共同 マタ 9:7

9:7 その人は起き上がり、家に帰って行った。

 

新共同 マタ 3:11

3:11 わたしは、悔い改めに導くために、あなたたちに水で洗礼を授けているが、わたしの後から来る方は、わたしよりも優れておられる。わたしは、その履物をお脱がせする値打ちもない。その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けになる。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

・・・・

 

(日)新共同訳1987 の引照

 

新共同 使  1:12

1:12 使徒たちは、「オリーブ畑」と呼ばれる山からエルサレムに戻って来た。この山はエルサレムに近く、安息日にも歩くことが許される距離の所にある。

 

新共同 使  3:22-26

3:22 モーセは言いました。『あなたがたの神である主は、あなたがたの同胞の中から、わたしのような預言者をあなたがたのために立てられる。彼が語りかけることには、何でも聞き従え。

3:23 この預言者に耳を傾けない者は皆、民の中から滅ぼし絶やされる。』

3:24 預言者は皆、サムエルをはじめその後に預言した者も、今の時について告げています。

3:25 あなたがたは預言者の子孫であり、神があなたがたの先祖と結ばれた契約の子です。『地上のすべての民族は、あなたから生まれる者によって祝福を受ける』と、神はアブラハムに言われました。

3:26 それで、神は御自分の僕を立て、まず、あなたがたのもとに遣わしてくださったのです。それは、あなたがた一人一人を悪から離れさせ、その祝福にあずからせるためでした。」

 

新共同 使  7:37

7:37 このモーセがまた、イスラエルの子らにこう言いました。『神は、あなたがたの兄弟の中から、わたしのような預言者をあなたがたのために立てられる。』

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

 口語訳 使  2:23

2:23 このイエスが渡されたのは神の定めた計画と予知とによるのであるが、あなたがたは彼を不法の人々の手で十字架につけて殺した。

 

****************************************

 

 

 

 

****************************************

マタイ21:12−17

宮清め

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

402112そしてイエスは神殿に入った。すると彼は神殿で売り買いする者たち全員を追い出し、両替人たちの台と鳩を売る者たちの椅子とをひっくり返した。

402113そして彼は彼らに言う、「〔聖書には次のように〕書かれている、

   私の家は、祈りの家と呼ばれるであろう

それなのにお前たちは、それを強盗どもの巣にしている」。

402114すると神殿にいる盲人と足の萎えた者たちが彼に近寄ってきた。そこで彼は彼らを癒した。

402115しかし祭司長たちと律法学者たちは、彼がなした驚くべき業と、神殿で叫びながら「ダビデの子にホサンナ」と言っている子供たちとを見て〔激しく〕怒り、

402116彼に言った、「これらの者たちが何を言っているのか、お前には聞こえているのか」。するとイエスは彼らにいう、「聞こえている。あなたたちは、〔次のように書いてあるのを〕読んだことがないのか。

   嬰児と乳飲み子の口に〔こそ〕、私は賛美を備えよう」。

402117そしてイエスは彼らを置き去りにして、都から出てベタニアに行き、そこで宿をとった。

 

新共同訳1987

21:12 それから、イエスは神殿の境内に入り、そこで売り買いをしていた人々を皆追い出し、両替人の台や鳩を売る者の腰掛けを倒された。

21:13 そして言われた。「こう書いてある。『わたしの家は、祈りの家と呼ばれるべきである。』/ところが、あなたたちは/それを強盗の巣にしている。」

21:14 境内では目の見えない人や足の不自由な人たちがそばに寄って来たので、イエスはこれらの人々をいやされた。

21:15 他方、祭司長たちや、律法学者たちは、イエスがなさった不思議な業を見、境内で子供たちまで叫んで、「ダビデの子にホサナ」と言うのを聞いて腹を立て、

21:16 イエスに言った。「子供たちが何と言っているか、聞こえるか。」イエスは言われた。「聞こえる。あなたたちこそ、『幼子や乳飲み子の口に、あなたは賛美を歌わせた』という言葉をまだ読んだことがないのか。」

21:17 それから、イエスは彼らと別れ、都を出てベタニアに行き、そこにお泊まりになった。

 

前田訳1978

21:12 イエスは宮に入って宮で物を売り買いするものを皆追い出し、両替屋の台や鳩屋の椅子を倒された。そして彼らにいわれる、

21:13 「『わが家は祈りの家と呼ばれるはず』と聖書にあるのに、あなた方はそれを強盗の巣にする」と。

21:14 宮で目しいや足なえが彼に近よってきたので彼らをいやされた。

21:15 祭司長や学者が彼のなさった驚異的なことと、子どもが宮で「ダビデの子にホサナ」と叫ぶのをみていきどおり、

21:16 彼にいう、「彼らが何といっているか聞こえますか」と。イエスはいわれる、「聞こえるとも。『幼子と乳のみ子の口に讃美をそなえたもうた』とあるのを読んだことがないのか」と。

21:17 イエスは彼らを去り、町から出てベタニヤに行き、そこに泊まられた。

 

新改訳1970

21:12 それから、イエスは宮にはいって、宮の中で売り買いする者たちをみな追い出し、両替人の台や、鳩を売る者たちの腰掛けを倒された。

21:13 そして彼らに言われた。「『わたしの家は祈りの家と呼ばれる。』と書いてある。それなのに、あなたがたはそれを強盗の巣にしている。」

21:14 また、宮の中で、盲人や足なえがみもとに来たので、イエスは彼らをいやされた。

21:15 ところが、祭司長、律法学者たちは、イエスのなさった驚くべきいろいろのことを見、また宮の中で子どもたちが「ダビデの子にホサナ。」と言って叫んでいるのを見て腹を立てた。

21:16 そしてイエスに言った。「あなたは、子どもたちが何と言っているか、お聞きですか。」イエスは言われた。「聞いています。『あなたは幼子と乳飲み子たちの口に賛美を用意された。』とあるのを、あなたがたは読まなかったのですか。」

21:17 イエスは彼らをあとに残し、都を出てベタニヤに行き、そこに泊まられた。

 

塚本訳1963

21:12 イエスは宮に入って、宮(の庭)で物を売る者や買う者を皆追い出し、両替屋の台や、鳩を売る者の腰掛けを倒された。

21:13 それからこう言われた、「『わたしの家は祈りの家と呼ばれるべきである』と(聖書に)書いてあるのに、あなた達はそれを『強盗の巣』にしている。」

21:14 宮(の庭)で盲人や足なえが寄ってきたので、イエスはそれをなおしてやられた。

21:15 すると大祭司連や聖書学者たちは、イエスがされた不思議な業と、宮(の庭)で子供たちが、「ダビデの子に『ホサナ!』」と言って叫んでいるのを見て憤り、

21:16 イエスに言った、「あの子供たちがなんと言っているのか、聞えているのか。」イエスは言われた、「聞えている。あなた達は『(神よ、)あなたは幼児と乳飲み子との口によって、(御自分のために)賛美をお備えになった』と詩篇にあるのを、まだ読んだことがないのか。(大人が黙っているから、子供が叫ぶのだ。)」

21:17 イエスは彼らをすて置き、都を出てベタニヤにゆき、そこで夜を過ごされた。

 

口語訳1955

 21:12 それから、イエスは宮にはいられた。そして、宮の庭で売り買いしていた人々をみな追い出し、また両替人の台や、はとを売る者の腰掛をくつがえされた。

21:13 そして彼らに言われた、「『わたしの家は、祈の家ととなえらるべきである』と書いてある。それだのに、あなたがたはそれを強盗の巣にしている」。

21:14 そのとき宮の庭で、盲人や足なえがみもとにきたので、彼らをおいやしになった。

21:15 しかし、祭司長、律法学者たちは、イエスがなされた不思議なわざを見、また宮の庭で「ダビデの子に、ホサナ」と叫んでいる子供たちを見て立腹し、

21:16 イエスに言った、「あの子たちが何を言っているのか、お聞きですか」。イエスは彼らに言われた、「そうだ、聞いている。あなたがたは『幼な子、乳のみ子たちの口にさんびを備えられた』とあるのを読んだことがないのか」。

21:17 それから、イエスは彼らをあとに残し、都を出てベタニヤに行き、そこで夜を過ごされた。

 

文語訳1917

"402112","イエス宮に入り、その内なる凡ての賣買する者を逐ひいだし、兩替する者の臺・鴿を賣る者の腰掛けを倒して言ひ給ふ、"

"402113","『「我が家は祈の家と稱へらるベし」と録されたるに、汝らは之を強盜の巣となす』"

"402114","宮にて盲人・跛者ども御許に來りたれば、之を醫したまへり。"

"402115","祭司長・學者らイエスの爲し給へる不思議なる業と、宮にて呼はり『ダビデの子にホサナ』と言ひをる子等とを見、憤ほりて、"

"402116","イエスに言ふ『なんじ彼らの言ふところを聞くか』イエス言ひ給ふ『然り「嬰兒乳兒の口に讃美を備へ給へり」とあるを未だ讀まぬか』"

"402117","遂に彼らを離れ、都を出でてベタニヤにゆき、そこに宿り給ふ。"

 

****************************************

 

各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

塚本訳 マコ 11:15-19

11:15 エルサレムに来た。イエスは宮に入り、宮(の庭)で物を売る者や買う者を追い出し始め、両替屋の台や、鳩を売る者の腰掛を倒された。

11:16 (また近道をするために)器物を持って宮(の庭)を通り抜けることを許されなかった。

11:17 それからこう言って教えられた、「『わたしの家は、すべての国の人の祈りの家と呼ばれるべきである』と(聖書に)書いてあるではないか。ところがあなた達はそれを『強盗の巣』にしてしまっている。」

11:18 大祭司連と聖書学者たちはこれを聞いて、どうしてイエスを殺そうかと(その手段を)考えていた。民衆が皆その教えに感心しきっていたので、イエス(の勢力)を恐れたのである。

11:19 夕方になると、イエス達はいつも都を出て(ベタニヤに)いった。

 

塚本訳 ルカ 19:45-48

19:45 やがて(エルサレムに着いて)イエスは宮に入り、物を売る者を追い出し始めて、

19:46 こう言われた、「『わたしの家は祈りの家であらねばならぬ』と(聖書に)書いてあるのに、あなた達はそれを『強盗の巣』にしてしまった。」

19:47 イエスは毎日宮で教えておられた。大祭司連、聖書学者たち、それに国の名士たちも、イエスを殺そうと思ったが、

19:48 どう仕様もなかった。だれもかれも皆イエスの話に聞きとれていたからである。

 

塚本訳 ヨハ 2:13-17

2:13 ユダヤ人の過越の祭が近くなると、イエスは(弟子たちと)エルサレムに上られた。

2:14 宮の庭で牛や羊や鳩を売る者、また両替屋が坐っているのを見られると、

2:15 縄で鞭をつくって、何もかも、羊も牛も宮から追い出し、両替屋の銭をまき散らし、その台をひっくり返し、

2:16 また鳩を売る者に言われた、「それをここから持ってゆけ。わたしの父上の家を商店にするな。」

2:17 (これを見て)弟子たちは、〃(神よ、)あなたの家に対する熱心が、わたしを焼きつくします〃と(詩篇に)書いてあるのを思い出した。

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

・・・・ 

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

・・・・

 

(日)新共同訳1987 の引照

 

・・・・

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

・・・・

 

****************************************

 

 

 

  

 

****************************************

マタイ21:18−22

無花果を枯らす

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

402118さて、朝早く都に戻る時、彼は空腹をおぼえた。

402119そして一本のいちじくの木を路上に見て、そこへ行った。しかしその木には、ただ、葉のほかには何も見いだせなかった。そこで彼は木に言う、「今から永遠に、お前から実が生じないように」。するといちじくの木はたちどころに枯れた。

402120そして弟子たちはこれを見て驚き、言った、「なぜ、いちじくの木はたちどころに枯れてしまったのですか」。

402121するとイエスは答えて彼らに言った、「アーメン、私はあなたたちに言う、もしあなたたちが信仰を持ち、決して疑わないならば、あなたたちはこのいちじくの木に〔生じたような〕ことをなしうるだけではなく、たとえあなたたちがこの山に、『引き抜かれて、海に投げ込まれてしまえ』と言っても、そうなるであろう。

402122そして、祈りの中で信じて求める一切のものを、あなたたちは受け取るであろう」。

 

新共同訳1987

21:18 朝早く、都に帰る途中、イエスは空腹を覚えられた。

21:19 道端にいちじくの木があるのを見て、近寄られたが、葉のほかは何もなかった。そこで、「今から後いつまでも、お前には実がならないように」と言われると、いちじくの木はたちまち枯れてしまった。

21:20 弟子たちはこれを見て驚き、「なぜ、たちまち枯れてしまったのですか」と言った。

21:21 イエスはお答えになった。「はっきり言っておく。あなたがたも信仰を持ち、疑わないならば、いちじくの木に起こったようなことができるばかりでなく、この山に向かい、『立ち上がって、海に飛び込め』と言っても、そのとおりになる。

21:22 信じて祈るならば、求めるものは何でも得られる。」

 

前田訳1978

21:18 朝早く都へもどられるとき、彼(イエス)は飢えられた。

21:19 そのとき一本のいちじくの木を道ばたに見受けてそのほうに行かれたが、葉のほか何も見えなかったので、それにいわれる、「もはや永久におまえには実が出来ないように」と。するとたちまちいちじくは枯れた。

21:20 それを見て弟子たちはおどろいていう、「どうしてたちまちいちじくが枯れたのですか」と。

21:21 イエスは答えていわれる、「本当にいう、もしあなた方が信仰をもって疑わなければ、いちじくのことを行なえるばかりか、この山に向かって、『立ちあがって海に入れ』といってもそうなろう。

21:22 すべて祈りのうちに信じて求めるものは受けるであろう」と。

 

新改訳1970

21:18 翌朝、イエスは都に帰る途中、空腹を覚えられた。

21:19 道ばたにいちじくの木が見えたので、近づいて行かれたが、葉のほかは何もないのに気づかれた。それで、イエスはその木に「おまえの実は、もういつまでも、ならないように。」と言われた。すると、たちまちいちじくの木は枯れた。

21:20 弟子たちは、これを見て、驚いて言った。「どうして、こうすぐにいちじくの木が枯れたのでしょうか。」

21:21 イエスは答えて言われた。「まことに、あなたがたに告げます。もし、あなたがたが、信仰を持ち、疑うことがなければ、いちじくの木になされたようなことができるだけでなく、たとい、この山に向かって、『動いて、海にはいれ。』と言っても、そのとおりになります。

21:22 あなたがたが信じて祈り求めるものなら、何でも与えられます。」

 

塚本訳1963

21:18 (次の)朝早く都に帰られるとき、イエスは空腹であった。

21:19 それで道ばたに一本の無花果の木があるのを見て、そこに行かれた。が見ると、ただ葉ばかりで何もなかった。イエスはその木に言われる、「もはやいつまでも、お前には実がなってはならない!」無花果の木は見る間に枯れてしまった。

21:20 これを見て弟子たちは驚いて言った、「なぜ無花果は見る間に枯れてしまったのですか。」

21:21 イエスは答えられた、「アーメン、わたしは言う、もしあなた達に信仰があって疑わないならば、この無花果におこった(と同じ)ことをすることができるばかりか、この山にむかい『立ち上がって海に飛び込め』と言っても、その通りになる。

21:22 信じて祈れば、求めるものはなんでも、戴くことができる。」

 

口語訳1955

21:18 朝はやく都に帰るとき、イエスは空腹をおぼえられた。

21:19 そして、道のかたわらに一本のいちじくの木があるのを見て、そこに行かれたが、ただ葉のほかは何も見当らなかった。そこでその木にむかって、「今から後いつまでも、おまえには実がならないように」と言われた。すると、いちじくの木はたちまち枯れた。

21:20 弟子たちはこれを見て、驚いて言った、「いちじくがどうして、こうすぐに枯れたのでしょう」。

21:21 イエスは答えて言われた、「よく聞いておくがよい。もしあなたがたが信じて疑わないならば、このいちじくにあったようなことが、できるばかりでなく、この山にむかって、動き出して海の中にはいれと言っても、そのとおりになるであろう。

21:22 また、祈のとき、信じて求めるものは、みな与えられるであろう」。

 

文語訳1917

"402118","朝早く、都にかへる時、イエス飢ゑたまふ。"

"402119","路の傍なる一もとの無花果の樹を見て、その下に到り給ひしに、葉のほかに何をも見出さず、之に對ひて『今より後いつまでも果を結ばざれ』と言ひ給へば、無花果の樹たちどころに枯れたり。"

"402120","弟子たち之を見、怪しみて言ふ、『無花果の樹の斯く立刻に枯れたるは何ぞや』。"

"402121","イエス答えて言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、もし汝ら信仰ありて疑はずば、啻に此の無花果の樹にありし如きことを爲し得るのみならず、此の山に「移りて海に入れ」と言ふとも亦成るべし。"

"402122","かつ祈りのとき何にても信じて求めば、ことごとく得ベし』"

 

****************************************

 

各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

塚本訳 マコ 11:12-14

11:12 あくる日、弟子たちとベタニヤから出てくるとき、イエスは空腹であった。

11:13 それで葉のしげった無花果の木を遠くから見て、何か(実が)ありはしないかとそこに行かれた。が行って見ると、葉ばかりで何もなかった。(まだ)無花果の季節でなかったのである。

11:14 イエスはその木に言われた、「もはやいつまでも、だれもお前の実を食べることのないように!」弟子たちは(この呪いの言葉を)聞いていた。

 

塚本訳 マコ 2:20-25

2:20 しかしいまに花婿を奪いとられる時が来る。その時、彼らは(いやでも)断食をするであろう。

2:21 真新しい布切れで古い着物に継ぎをあてる者はない。そんなことをすれば、新しい当て切は古い着物をひきさき、裂け目はますますひどくなる。

2:22 また新しい酒を古い皮袋に入れる者はない。そんなことをすれば、酒は皮袋を破って、酒も皮袋もだめになる。」

2:23 ある安息日に麦畑の中を通られたときのこと、弟子たちが(空腹を覚えて)歩きながら穂を摘み始めた。

2:24 パリサイ人がイエスに言った、「なぜあの人たちは、あんな、安息日にしてはならぬことをするのか。」

2:25 イエスが言われるには、「あなた達は、ダビデ(王)が自分も供の者も食べるものがなくて空腹の時に何をしたか、(まだ聖書で)読んだことがないのか。

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

新共同 マタ 8:27

8:27 人々は驚いて、「いったい、この方はどういう方なのだろう。風や湖さえも従うではないか」と言った。

 

新共同 マタ 17:20

17:20 イエスは言われた。「信仰が薄いからだ。はっきり言っておく。もし、からし種一粒ほどの信仰があれば、この山に向かって、『ここから、あそこに移れ』と命じても、そのとおりになる。あなたがたにできないことは何もない。」

 

新共同 マタ 7:7

7:7 「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

・・・・

 

(日)新共同訳1987 の引照

 

新共同 ヤコ 1:6

1:6 いささかも疑わず、信仰をもって願いなさい。疑う者は、風に吹かれて揺れ動く海の波に似ています。

 

新共同 ヤコ 5:16

5:16 だから、主にいやしていただくために、罪を告白し合い、互いのために祈りなさい。正しい人の祈りは、大きな力があり、効果をもたらします。

 

新共同 Tヨハ3:22

3:22 神に願うことは何でもかなえられます。わたしたちが神の掟を守り、御心に適うことを行っているからです。

 

新共同 Tヨハ5:14

5:14 何事でも神の御心に適うことをわたしたちが願うなら、神は聞き入れてくださる。これが神に対するわたしたちの確信です。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

口語訳 ヤコ 1:6

1:6 ただ、疑わないで、信仰をもって願い求めなさい。疑う人は、風の吹くままに揺れ動く海の波に似ている。

 

****************************************

 

 

 

 

 

****************************************

マタイ21:23−27

権威問題

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

402123さて、イエスが神殿にやって来ると、祭司長たちと民の長老たちとが、教えている彼に近寄って来て言った、「お前は何の権威をもってこのようなことをするのか。それに、このような権威をいったい誰がお前に与えたのか」。

402124するとイエスは答えて彼らに言った、「この私もまた、あなたたちに一つたずねよう。〔その答えを〕私に言ってくれるなら、この私もまた、自分がどのような権威でこれらのことをしているか、あなたたちに言おう。

402125ヨハネの洗礼はどこから来たのか。天からのものであったか、それとも人間からのものであったか」。すると彼らはお互いの間で論じ合いながら言った、「俺たちがもし『天からのもの』だと言うならば、『ではなぜ彼を信じなかったのか』と彼は俺たちに言うだろう。

402126他方、もし『人間からのもの』だと言うとしたら、――俺たちは民衆を恐れている。なぜなら皆がヨハネを預言者と見なしているからだ」。

402127そこで彼らはイエスに答えて言った、「私たちは知らない」。〔すると〕彼の方でもまた彼らに言った、「この私も、どんな権威でこれらのことをするのか、あなたちに言わない。

 

新共同訳1987

21:23 イエスが神殿の境内に入って教えておられると、祭司長や民の長老たちが近寄って来て言った。「何の権威でこのようなことをしているのか。だれがその権威を与えたのか。」

21:24 イエスはお答えになった。「では、わたしも一つ尋ねる。それに答えるなら、わたしも、何の権威でこのようなことをするのか、あなたたちに言おう。

21:25 ヨハネの洗礼はどこからのものだったか。天からのものか、それとも、人からのものか。」彼らは論じ合った。「『天からのものだ』と言えば、『では、なぜヨハネを信じなかったのか』と我々に言うだろう。

21:26 『人からのものだ』と言えば、群衆が怖い。皆がヨハネを預言者と思っているから。」

21:27 そこで、彼らはイエスに、「分からない」と答えた。すると、イエスも言われた。「それなら、何の権威でこのようなことをするのか、わたしも言うまい。」

 

前田訳1978

21:23 彼が宮へ行って教えておられると、大祭司と民の長老らが来ていう、「なんの権威でこれらをしますか。だれがあなたにこのような権威を与えましたか」と。

21:24 イエスは答えられた、「わたしもあなた方にひとつ聞きたいことがある。それをわたしにいうなら、わたしもあなた方になんの権威でこれらをするかをいおう。

21:25 ヨハネの洗礼はどこから来たか、天からか人からか」と。彼らは互いに話しあった、「もしわれらが天からといえば、なぜ彼を信じなかったかと彼はいおう。

21:26 もし人からといえば、群衆がおそろしい、皆がヨハネを預言者としているから」と。

21:27 そこで彼らはイエスに答えた、「知りません」と。彼もいわれる、「わたしもなんの権威でこれらをするかをあなた方にいわない」と。

 

新改訳1970

21:23 それから、イエスが宮にはいって、教えておられると、祭司長、民の長老たちが、みもとに来て言った。「何の権威によって、これらのことをしておられるのですか。だれが、あなたにその権威を授けたのですか。」

21:24 イエスは答えて、こう言われた。「わたしも一言あなたがたに尋ねましょう。もし、あなたがたが答えるなら、わたしも何の権威によって、これらのことをしているかを話しましょう。

21:25 ヨハネのバプテスマは、どこから来たものですか。天からですか。それとも人からですか。」すると、彼らはこう言いながら、互いに論じ合った。「もし、天から、と言えば、それならなぜ、彼を信じなかったか、と言うだろう。

21:26 しかし、もし、人から、と言えば、群衆がこわい。彼らはみな、ヨハネを預言者と認めているのだから。」

21:27 そこで、彼らはイエスに答えて、「わかりません。」と言った。イエスもまた彼らにこう言われた。「わたしも、何の権威によってこれらのことをするのか、あなたがたに話すまい。

 

塚本訳1963

21:23 宮に来て教えておられると、大祭司連と国の長老たちが寄ってきて、言った、「なんの権威で(きのうのような)あんなことを(宮で)するのか。だれがあの権威を授けたのか。」

21:24 イエスは答えて言われた、「ではわたしも一つ尋ねる。それにこたえられたら、わたしも何の権威でそれをするかを言おう。

21:25 ──ヨハネの洗礼はどこから来たのか。天(の神)から(授かったの)か、それとも人間からか。」彼らはひそかに考えた、「もし『天から』と言えば、『では、なぜヨハネを信じなかったか』と言うであろうし、

21:26 もし『人間から』と言えば、民衆(の反対)がこわい。みんながヨハネを預言者と思っているのだから。」

21:27 そこで「知らない」とイエスに答えた。イエスも言われた、「ではなんの権威であんなことをするのか、わたしも言わない。

 

口語訳1955

21:23 イエスが宮にはいられたとき、祭司長たちや民の長老たちが、その教えておられる所にきて言った、「何の権威によって、これらの事をするのですか。だれが、そうする権威を授けたのですか」。

21:24 そこでイエスは彼らに言われた、「わたしも一つだけ尋ねよう。あなたがたがそれに答えてくれたなら、わたしも、何の権威によってこれらの事をするのか、あなたがたに言おう。

21:25 ヨハネのバプテスマはどこからきたのであったか。天からであったか、人からであったか」。すると、彼らは互に論じて言った、「もし天からだと言えば、では、なぜ彼を信じなかったのか、とイエスは言うだろう。

21:26 しかし、もし人からだと言えば、群衆が恐ろしい。人々がみなヨハネを預言者と思っているのだから」。

21:27 そこで彼らは、「わたしたちにはわかりません」と答えた。すると、イエスが言われた、「わたしも何の権威によってこれらの事をするのか、あなたがたに言うまい。

 

文語訳1917

"402123","宮に到りて教え給ふとき、祭司長・民の長老ら御許に來たりて言ふ『何の權威をもて此等の事をなすか、誰がこの權威を授けしか』"

"402124","イエス答へて言ひたもふ『我も一言なんじらに問はん、もし夫を告げなば、我もまた何の權威をもて此等のことを爲すかを告げん。"

"402125","ヨハネのバプテスマは何處よりぞ、天よりか、人よりか』かれら互に論じて言ふ『もし天よりと言はば「何故かれを信ぜざりし」と言はん。"

"402126","もし人よりと言はんか、人みなヨハネを預言者と認むれば、我らは群衆を恐る』"

"402127","遂に答へて『知らず』と言へり。イエスもまた言ひたもふ『我も何の權威をもて此等のことを爲すか汝らに告げじ。"

 

***************************************

 

各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

塚本訳 マコ 11:27-33

11:27 またエルサレムに来る。イエスが宮の中をぶらついておられると、大祭司連、聖書学者、長老たちがよって来て

11:28 言った、「なんの権威で(きのうのような)あんなことを(宮で)するのか。だれがそれをする権威を授けたのか。」

11:29 イエスは言われた、「では一つ尋ねる。それに答えよ。その上で、なんの権威でそれをするかを言おう。

11:30 ──ヨハネの洗礼は天(の神)から(授かったの)であったか、それとも人間からか、それに答えよ。」

11:31 彼らはひそかに考えた、「もし『天から』と言えば、『では、なぜヨハネを信じなかったか』と言うであろうし、

11:32 それとも『人間から』と言おうか。」──(だが)民衆(の反対)がこわかった。みんながヨハネをほんとうに預言者だと思っていたからである。

11:33 そこで「知らない」とイエスに答える。彼らに言われる、「ではなんの権威であんなことをするか、わたしも言わない。」

 

塚本訳 ルカ 20:1-8

20:1 ある日、イエスが宮で人々を教え、福音を説いておられた時のこと、大祭司連、聖書学者が長老たちと共に進み寄って、

20:2 イエスに言った、「なんの権威であんなことを(宮で)するのか。あの権威を授けた者はだれか、言ってもらいたい。」

20:3 答えて言われた、「ではわたしからも一つ尋ねる。それにこたえよ。

20:4 ──ヨハネの洗礼は天(の神)から(授かったの)であったか、それとも人間からか。」

20:5 彼はひそかに考えた、「もし『天から』と言えば、『なぜヨハネを信じなかったか』と言うであろうし、

20:6 もし『人間から』と言えば、人民どもは(冒涜だと言って)皆でわたし達を石で打ち殺すにちがいない。彼らはヨハネを預言者だと信じこんでいるのだから。」

20:7 そこで、どこからか知らない、と答えた。

20:8 イエスは言われた、「ではなんの権威であんなことをするか、わたしも言わない。」

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

・・・・ 

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

口語訳 Uコリ4:3-4

4:3 もしわたしたちの福音がおおわれているなら、滅びる者どもにとっておおわれているのである。

4:4 彼らの場合、この世の神が不信の者たちの思いをくらませて、神のかたちであるキリストの栄光の福音の輝きを、見えなくしているのである。

 

(日)新共同訳1987 の引照

 

新共同 使  4:7

4:7 そして、使徒たちを真ん中に立たせて、「お前たちは何の権威によって、だれの名によってああいうことをしたのか」と尋問した。

 

新共同 使  7:27

7:27 すると、仲間を痛めつけていた男は、モーセを突き飛ばして言いました。『だれが、お前を我々の指導者や裁判官にしたのか。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

・・・・

 

****************************************

 

 

 

 

****************************************

マタイ21:28−32

二人の子の譬

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

402128そこであなたたちはどう思うか。ある人が二人の子供を持っていた。そこで彼は長男のところに行き、言った、『子よ、今日、葡萄園へ行って働きなさい』。

402129しかし長男は答えて言った、『私はいやだ』。しかし長男はその後で思い直して、行った。

402130ところでその人は別の子のところに行って、同じように言った。するとこの子は答えて言った、『主よ、まいります』。しかしこの子は行かなかった。

402131二人のうちのどちらが、父の意志(おもい)を行なったか」。彼らは言う、「兄の方だ」。

イエスは彼らに言う、「アーメン、私はあなたたちに言う、徴税人と売春婦たちの方が、あなたたちより先に神の王国に入る。

402132なぜならば、ヨハネは義の道を示しながらあなたたちのところに来たが、あなたたちは彼を信じようという気にはならなかった。だが徴税人と売春婦たちは彼を信じた。あなたたちはしかし、〔それを〕見ていながらも、後日思い直して彼を信じることをしなかった。

 

新共同訳1987

21:28 「ところで、あなたたちはどう思うか。ある人に息子が二人いたが、彼は兄のところへ行き、『子よ、今日、ぶどう園へ行って働きなさい』と言った。

21:29 兄は『いやです』と答えたが、後で考え直して出かけた。

21:30 弟のところへも行って、同じことを言うと、弟は『お父さん、承知しました』と答えたが、出かけなかった。

21:31 この二人のうち、どちらが父親の望みどおりにしたか。」彼らが「兄の方です」と言うと、イエスは言われた。「はっきり言っておく。徴税人や娼婦たちの方が、あなたたちより先に神の国に入るだろう。

21:32 なぜなら、ヨハネが来て義の道を示したのに、あなたたちは彼を信ぜず、徴税人や娼婦たちは信じたからだ。あなたたちはそれを見ても、後で考え直して彼を信じようとしなかった。」

 

前田訳1978

21:28 「あなた方はどう思うか。ふたりの子を持つ人があって、はじめの子のところに来ていった、『子よ、きょうぶどう園に行って働きなさい』と。

21:29 答えて『はい』といったが行かなかった。

21:30 次の子のところへ来て同じようにいった。答えて、『いやです』といったが、あとで悔いて出かけた。

21:31 ふたりのうちどちらが父のみ心をなしたか」。彼らはいう、「次の子です」と。イエスはいわれる、「本当に、取税人と遊女はあなた方に先んじて神の国へ入ろう。

21:32 ヨハネが義の道をもってあなた方のところへ来たが、あなた方は彼を信ぜず、取税人と遊女は彼を信じた。あなた方はそれを見ながら、あとで悔いて彼を信じようとしなかったから」と。

 

新改訳1970

21:28 ところで、あなたがたは、どう思いますか。ある人にふたりの息子がいた。その人は兄のところに来て、『きょう、ぶどう園に行って働いてくれ。』と言った。

21:29 兄は答えて『行きます。おとうさん。』と言ったが、行かなかった。

21:30 それから、弟のところに来て、同じように言った。ところが、弟は答えて『行きたくありません。』と言ったが、あとから悪かったと思って出かけて行った。

21:31 ふたりのうちどちらが、父の願ったとおりにしたのでしょう。」彼らは言った。「あとの者です。」イエスは彼らに言われた。「まことに、あなたがたに告げます。取税人や遊女たちのほうが、あなたがたより先に神の国にはいっているのです。

21:32 というのは、あなたがたは、ヨハネが義の道を持って来たのに、彼を信じなかった。しかし、取税人や遊女たちは彼を信じたからです。しかもあなたがたは、それを見ながら、あとになって悔いることもせず、彼を信じなかったのです。

 

塚本訳1963

21:28 いったいあなた達はどう思うか。──ある人に二人の息子があった。長男の所に行って、『坊や、きょう葡萄畑に行って働いてくれ』と言うと、

21:29 長男は『いやです』と答えたが、あとで後悔して出かけた。

21:30 つぎに次男の所に行って同じように言うと、こちらは、『お父さん、承知しました』と答えたが、行かなかった。

21:31 この二人のうち、どちらが父の心を行ったのだろうか。」「もちろん長男」と彼らが答える。イエスが言われる、「アーメン、わたしは言う、税金取りや遊女たちは、あなた達よりも先に神の国に入るであろう。

21:32 そのわけは、(洗礼者)ヨハネが義の道を示しに来たのに、あなた達は彼を信ぜず、税金取りや遊女の方がかえって信じたからだ。しかしあなた達は(あの人たちが悔改めるのを)見たあとでも、後悔して彼を信じようとしなかった。

 

口語訳1955

21:28 あなたがたはどう思うか。ある人にふたりの子があったが、兄のところに行って言った、『子よ、きょう、ぶどう園へ行って働いてくれ』。

21:29 すると彼は『おとうさん、参ります』と答えたが、行かなかった。

21:30 また弟のところにきて同じように言った。彼は『いやです』と答えたが、あとから心を変えて、出かけた。

21:31 このふたりのうち、どちらが父の望みどおりにしたのか」。彼らは言った、「あとの者です」。イエスは言われた、「よく聞きなさい。取税人や遊女は、あなたがたより先に神の国にはいる。

21:32 というのは、ヨハネがあなたがたのところにきて、義の道を説いたのに、あなたがたは彼を信じなかった。ところが、取税人や遊女は彼を信じた。あなたがたはそれを見たのに、あとになっても、心をいれ変えて彼を信じようとしなかった。

 

 文語訳1917

"402128","なんぢら如何に思ふか、或人ふたりの子ありしが、その兄にゆきて言ふ「子よ、今日、葡萄園に往きて働け」"

"402129","答へて「主よ、我ゆかん」と言ひて終に往かず。"

"402130","また弟にゆきて同じように言ひしに、答へて「往かじ」と言ひたれど、後くいて往きたり。  "

"402131","この二人のうち孰か父の意を爲しし』彼ら言ふ『後の者なり』イエス言ひ給ふ『まことに汝ら告ぐ、取税人と遊女とは汝らに先だちて神の國に入るなり。"

"402132","それヨハネ義の道をもて來たりしに、汝らは彼を信ぜず、取税人と遊女とは信じたり。然るに汝らは之を見し後もなほ悔改めずして信ぜざりき。"

 

***************************************

 

各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

・・・・

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

 

新共同 マタ 7:21

7:21 「わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである。

 

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

口語訳 Tコリ15:58

15:58 だから、愛する兄弟たちよ。堅く立って動かされず、いつも全力を注いで主のわざに励みなさい。主にあっては、あなたがたの労苦がむだになることはないと、あなたがたは知っているからである。

 

口語訳 ロマ 2:17-25

2:17 もしあなたが、自らユダヤ人と称し、律法に安んじ、神を誇とし、

2:18 御旨を知り、律法に教えられて、なすべきことをわきまえており、

2:19 さらに、知識と真理とが律法の中に形をとっているとして、自ら盲人の手引き、やみにおる者の光、愚かな者の導き手、幼な子の教師をもって任じているのなら、

2:20 (19節に合節)

2:21 なぜ、人を教えて自分を教えないのか。盗むなと人に説いて、自らは盗むのか。

2:22 姦淫するなと言って、自らは姦淫するのか。偶像を忌みきらいながら、自らは宮の物をかすめるのか。

2:23 律法を誇としながら、自らは律法に違反して、神を侮っているのか。

2:24 聖書に書いてあるとおり、「神の御名は、あなたがたのゆえに、異邦人の間で汚されている」。

2:25 もし、あなたが律法を行うなら、なるほど、割礼は役に立とう。しかし、もし律法を犯すなら、あなたの割礼は無割礼となってしまう。

 

(日)新共同訳1987 の引照

 

・・・・

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

・・・・

 

 

****************************************

 

 

 

 

 

****************************************

マタイ21:33−46

悪い小作人

 

翻訳比較

 

岩波翻訳委員会訳1995

402133あなたたちは、ほかの譬を聞け。一人の家の主人がいた。彼は葡萄園を造り、そのまわりに垣根を設け、その中に受け槽(ぶね)を堀り、見張りやぐらを建て、それを農夫たちに貸して旅立った。

402134さて、収穫の時が近づいた時、彼は自分の僕たちを農夫たちに遣わして、彼の収穫を受け取ろうとした。

402135ところが農夫たちは、彼の僕たちを捕らえ、ある者を殴り、ある者を殺し、ある者を石打ちにした。

402136彼は再び、ほかの僕たちを彼らのところに遣わした。〔その数は〕初めの場合より多かった。しかし農夫たちは彼らに対しても同じようにした。

402137そこでついに彼は、彼らのもとへ彼の息子を遣わして、言った、『私の息子なら、彼らもはばかるところがあるだろう』。

402138しかし農夫たちは、その息子を見て、お互いの間で言った、『こいつは跡取りだ。さあ、こいつを殺してしまおう。そうすれば彼の財産が俺たちの手に入る』。

402139そして彼を捕らえて葡萄園の外に投げ捨て、殺してしまった。

402140そこで葡萄園の主人がやって来る時、彼はかの農夫たちに対してどうするであろうか」。

402141彼らは彼に言う、「悪い彼らを悪辣(あくらつ)〔な仕方で〕滅ぼしてしまい、葡萄園は、刈り入れ時に収穫物を〔まともに〕彼に納める、ほかの農夫たちに貸すであろう」。

402142イエスは彼らに言う、「お前たちは聖書の中で〔次の箇所を〕読んだことがないのか。

   家造りたちの棄てた石、

   それこそが隅の親石となった。

   これは主がなされたことで、

   我らの目にはただ驚きである。

402143このゆえに私はお前たちに言う、神の王国はお前たちから取り上げられ、王国の実を結ぶ一つの民に与えられるであろう。

402144[そしてこの石の上に落ちる者は粉々にされるであろう。また、この落ちる石の下になる者は、押しつぶされるであろう]」。

402145すると、祭司長たちとファリサイ人たちは、彼の譬を聞き、彼が自分たちについて語っているのがわかった。

402146そこで彼らは彼を捕まえようとしたものの、群衆を恐れた。群衆はかれを預言者であると見なしていたからである。

 

新共同訳1987

21:33 「もう一つのたとえを聞きなさい。ある家の主人がぶどう園を作り、垣を巡らし、その中に搾り場を掘り、見張りのやぐらを立て、これを農夫たちに貸して旅に出た。

21:34 さて、収穫の時が近づいたとき、収穫を受け取るために、僕たちを農夫たちのところへ送った。

21:35 だが、農夫たちはこの僕たちを捕まえ、一人を袋だたきにし、一人を殺し、一人を石で打ち殺した。

21:36 また、他の僕たちを前よりも多く送ったが、農夫たちは同じ目に遭わせた。

21:37 そこで最後に、『わたしの息子なら敬ってくれるだろう』と言って、主人は自分の息子を送った。

21:38 農夫たちは、その息子を見て話し合った。『これは跡取りだ。さあ、殺して、彼の相続財産を我々のものにしよう。』

21:39 そして、息子を捕まえ、ぶどう園の外にほうり出して殺してしまった。

21:40 さて、ぶどう園の主人が帰って来たら、この農夫たちをどうするだろうか。」

21:41 彼らは言った。「その悪人どもをひどい目に遭わせて殺し、ぶどう園は、季節ごとに収穫を納めるほかの農夫たちに貸すにちがいない。」

21:42 イエスは言われた。「聖書にこう書いてあるのを、まだ読んだことがないのか。『家を建てる者の捨てた石、/これが隅の親石となった。これは、主がなさったことで、/わたしたちの目には不思議に見える。』

21:43 だから、言っておくが、神の国はあなたたちから取り上げられ、それにふさわしい実を結ぶ民族に与えられる。

21:44 この石の上に落ちる者は打ち砕かれ、この石がだれかの上に落ちれば、その人は押しつぶされてしまう。」

21:45 祭司長たちやファリサイ派の人々はこのたとえを聞いて、イエスが自分たちのことを言っておられると気づき、

21:46 イエスを捕らえようとしたが、群衆を恐れた。群衆はイエスを預言者だと思っていたからである。

 

前田訳1978

21:33 「もうひとつ譬えを聞きなさい。ある人が主人としてぶどう園を作り、垣をめぐらし、中に酒ぶねを掘り、見張り台を建てて、農夫に賃貸しして旅に出た。

21:34 実りの季節が近づいたので、実をとらせに僕を農夫のところにつかわしたが、

21:35 農夫らは僕を捕えて、ひとりは叩き、ひとりは殺し、ひとりは石打ちした。

21:36 またはじめのより大勢の僕をつかわしたが、彼らは同じようにあしらった。

21:37 ついに自分の子をつかわした、『わが子なら彼らは敬おう』といいながら。

21:38 農夫らは子を見て互いにいった、『彼は跡継ぎだ。さあ殺して遺産をとろう』と。

21:39 そして彼を捕えてぶどう園の外へ投げ出して殺した。

21:40 ぶどう園の主人が来たとき、この農夫らをどうしようか」。

21:41 彼らはいう、「奴らをむごく殺して、ぶどう園をほかの農夫らに賃貸しし、季節に実を納めさせましょう」と。

21:42 イエスは彼らにいわれる、「聖書の中で読んだことがないか、『家造りの捨てた石こそ隅の土台石になった。これ主のなしたもうたこと、われらの目には不思議である』と。

21:43 それゆえいうが、神の国はあなた方から取られて、格好な実を結ぶ異邦人に与えられよう。

21:44 〔この石の上に倒れる人はくだけ、この石は落ちて人を粉々にしよう〕」。

21:45 祭司長とパリサイ人は彼の譬えを聞いて、イエスが彼らのことをいわれるのを悟った。

21:46 そして彼を捕えようとしたが、彼らは群衆をおそれた。群衆がイエスを預言者としたからである。

 

新改訳1970

21:33 もう一つのたとえを聞きなさい。ひとりの、家の主人がいた。彼はぶどう園を造って、垣を巡らし、その中に酒ぶねを掘り、やぐらを建て、それを農夫たちに貸して、旅に出かけた。

21:34 さて、収穫の時が近づいたので、主人は自分の分を受け取ろうとして、農夫たちのところへしもべたちを遣わした。

21:35 すると、農夫たちは、そのしもべたちをつかまえて、ひとりは袋だたきにし、もうひとりは殺し、もうひとりは石で打った。

21:36 そこでもう一度、前よりももっと多くの別のしもべたちを遣わしたが、やはり同じような扱いをした。

21:37 しかし、そのあと、その主人は、『私の息子なら、敬ってくれるだろう。』と言って、息子を遣わした。

21:38 すると、農夫たちは、その子を見て、こう話し合った。『あれはあと取りだ。さあ、あれを殺して、あれのものになるはずの財産を手に入れようではないか。』

21:39 そして、彼をつかまえて、ぶどう園の外に追い出して殺してしまった。

21:40 このばあい、ぶどう園の主人が帰って来たら、その農夫たちをどうするでしょう。」

21:41 彼らはイエスに言った。「その悪党どもを情け容赦なく殺して、そのぶどう園を、季節にはきちんと収穫を納める別の農夫たちに貸すに違いありません。」

21:42 イエスは彼らに言われた。「あなたがたは、次の聖書のことばを読んだことがないのですか。『家を建てる者たちの見捨てた石。それが礎の石になった。これは主のなさったことだ。私たちの目には、不思議なことである。』

21:43 だから、わたしはあなたがたに言います。神の国はあなたがたから取り去られ、神の国の実を結ぶ国民に与えられます。

21:44 また、この石の上に落ちる者は、粉々に砕かれ、この石が人の上に落ちれば、その人を粉みじんに飛ばしてしまいます。」

21:45 祭司長たちとパリサイ人たちは、イエスのこれらのたとえを聞いたとき、自分たちをさして話しておられることに気づいた。

21:46 それでイエスを捕えようとしたが、群衆を恐れた。群衆はイエスを預言者と認めていたからである。

 

塚本訳1963

21:33 もう一つの譬を聞きなさい。ある家の主人があった。『葡萄畑をつくって、それに垣根をめぐらし、その中に搾り場をもうけ、(見張りの)櫓を建てた』上、小作人たちに貸して旅行に出かけた。

21:34 収穫の時が近づくと、収穫を取り立てるために、使用人たちを小作人の所に使いをやった。

21:35 すると小作人は使用人をつかまえて、一人をなぐりつけ、一人を石で打ち、一人を殺した。

21:36 また前よりも多くのほかの使用人をやると、同じような目にあわせた。

21:37 最後に『わたしの独り息子なら恐れ入るにちがいない』と言って、その息子を使いにやった。

21:38 すると小作人たちはこの息子を見て、『これは相続人だ。さあ、殺して、その財産を取ってしまおう』と互に言いながら、

21:39 つかまえて葡萄畑の外に放り出した上、殺してしまった(と言う話。)

21:40 それで(尋ねるが、)葡萄畑の持ち主が来たら、この小作人たちをどうするだろうか。」

21:41 人々が答える、「そのひどい奴どもをひどい目にあわせて殺し、葡萄畑は、収穫の時ごとにそれを納めるほかの小作人に貸すにちがいない。」

21:42 イエスは彼らに言われた、「あなた達は聖書で(この句を)まだ読んだことがないのか。──『大工たちが(役に立たぬと)捨てた石、それが隅の土台石になった。これは主のなされたことで、われわれの目には不思議である。』

21:43 だからわたしは言う、神の国はあなた達から取り上げられて、神の国の実を結ぶ(ほかの)国民に与えられるであろう。

21:44 そして(救世主なる)この石の上に(つまずき)倒れる人は打ち砕かれ、(最後の裁きの日に)この石が倒れかかる人は、粉微塵になるであろう。」

21:45 大祭司連とパリサイ人はこれらの譬を聞いて、イエスが自分達のことを言っておられることを知り、

21:46 怒ってイエスを捕らえようと思ったが、民衆(が騒ぎ出すの)を恐れた。民衆はイエスを預言者と思っていたからである。

 

口語訳1955

21:33 もう一つの譬を聞きなさい。ある所に、ひとりの家の主人がいたが、ぶどう園を造り、かきをめぐらし、その中に酒ぶねの穴を掘り、やぐらを立て、それを農夫たちに貸して、旅に出かけた。

21:34 収穫の季節がきたので、その分け前を受け取ろうとして、僕たちを農夫のところへ送った。

21:35 すると、農夫たちは、その僕たちをつかまえて、ひとりを袋だたきにし、ひとりを殺し、もうひとりを石で打ち殺した。

21:36 また別に、前よりも多くの僕たちを送ったが、彼らをも同じようにあしらった。

21:37 しかし、最後に、わたしの子は敬ってくれるだろうと思って、主人はその子を彼らの所につかわした。

21:38 すると農夫たちは、その子を見て互に言った、『あれはあと取りだ。さあ、これを殺して、その財産を手に入れよう』。

21:39 そして彼をつかまえて、ぶどう園の外に引き出して殺した。

21:40 このぶどう園の主人が帰ってきたら、この農夫たちをどうするだろうか」。

21:41 彼らはイエスに言った、「悪人どもを、皆殺しにして、季節ごとに収穫を納めるほかの農夫たちに、そのぶどう園を貸し与えるでしょう」。

21:42 イエスは彼らに言われた、「あなたがたは、聖書でまだ読んだことがないのか、『家造りらの捨てた石が/隅のかしら石になった。これは主がなされたことで、わたしたちの目には不思議に見える』。

21:43 それだから、あなたがたに言うが、神の国はあなたがたから取り上げられて、御国にふさわしい実を結ぶような異邦人に与えられるであろう。

21:44 またその石の上に落ちる者は打ち砕かれ、それがだれかの上に落ちかかるなら、その人はこなみじんにされるであろう」。

21:45 祭司長たちやパリサイ人たちがこの譬を聞いたとき、自分たちのことをさして言っておられることを悟ったので、

21:46 イエスを捕えようとしたが、群衆を恐れた。群衆はイエスを預言者だと思っていたからである。

 

文語訳1917

"402133","また一つの譬を聽け、ある家主、葡萄園をつくりて籬をめぐらし、中に酒槽を掘り、櫓を建て、農夫どもに貸して遠く旅立せり。"

"402134","果期ちかづきたれば、その果を受け取らんとて僕らを農夫どもの許に遣ししに、"

"402135","農夫どもその僕らを執へて、一人を打ちたたき、一人をころし、一人を石にて撃てり。"

"402136","復ほかの僕らを前よりも多く遣ししに、之をも同じように遇へり。"

"402137","「わが子は敬ふならん」と言ひて、遂にその子を遣ししに、"

"402138","農夫ども此の子を見て互に言ふ「これは世嗣なり、いざ殺して、その嗣業を取らん」"

"402139","かくト之をとらへ、葡萄園の外に逐ひ出して殺せり。"

"402140","さらば葡萄園の主人きたる時、この農夫どもに何を爲さんか』  "

"402141","かれら言ふ「その惡人どもを飽くまで滅し、果期におよびて果を納むる他の農夫どもに葡萄園を貸し與ふベし』  "

"402142","イエス言ひたまふ『聖書に、「造家者らの捨てたる石は、これぞ隅の首石となれる、これ主によりて成れるにて、我らの目には奇しき成り」とあるを汝ら未だ讀まぬか。"

"402143","この故に汝らに告ぐ、汝らは神の國をとられ、其の果を結ぶ國人は、之を與へらるべし。"

"402144","この石の上に倒るる者はくだけ、又この石、人のうへに倒るれば、その人を微塵とせん』"

"402145","祭司長・パリサイ人ら、イエスの譬をきき、己らを指して語り給へるを悟り、"

"402146","イエスを執へんと思へど群衆を恐れたり、群衆かれを預言者とするに因る。"

 

***************************************

各国聖書引照

 

(日)並行個所・・・・・・塚本虎二訳

 

塚本訳 マコ 12:1-12

12:1 それから譬をもって彼らに話し出された、「ある人が『葡萄畑をつくって、垣根をめぐらし、(その中に)搾り場をもうけ、(見張りの)櫓を建てた』上、小作人たちに貸して旅行に出かけた。

12:2 (収穫の)時が来たので、小作人から葡萄畑の収穫の分け前を取り立てるために、一人の使用人を小作人の所に使にやった。

12:3 すると、それをつかまえてなぐりつけ、手ぶらでかえした。

12:4 またほかの使用人を一人やると、それをも頭をなぐり、かつ侮辱した。

12:5 そこで(また)ほかの一人をやっると、それも殺してしまった。ほかの大勢(の使用人)を(やったが、)なぐったり、殺したりしてしまった。

12:6 (最後に)まだ一人、最愛の(独り)息子があった。『わたしの息子なら恐れ入るにちがいない』と言って、最後にこれを使にやった。

12:7 するとその小作人たちは、『これは相続人だ。さあ、殺してしまおう。そうすればその財産はおれ達のものになるのだ』と互に言いながら、

12:8 つかまえて殺した上、葡萄畑の外に放り出してしまった(という話)。

12:9 (それで尋ねるが、)葡萄畑の持ち主はどうするだろうか。(もちろん)来て小作人たちを殺し、葡萄畑をほかの人に貸すにちがいない。

12:10 あなた達はこの聖書の句をすら読んだことがないのか。──『大工たちが(役に立たぬと)捨てた石、それが隅の土台石になった。

12:11 これは主のなされたことで、われわれの目には不思議である。』」

12:12 彼らはイエスが自分たちに当て付けてこの譬を言われたことを知ったので、(怒って)イエスを捕えようと思ったが、民衆(が騒ぎ出すの)を恐れた。それで、イエスをそのままにして立ち去った。

 

塚本訳 ルカ 20:9-19

20:9 そして人々にこの譬を話し出された、「ある人が『葡萄畑をつくり、』小作人たちに貸して長い旅行に出かけた。

20:10 (収穫の)時が来たので、葡萄畑の収穫の分け前を納めさせるために、一人の使用人を小作人の所に使いにやった。しかし小作人はそれをなぐりつけ、手ぶらでおい返した。

20:11 さらにほかの使用人を一人やると、それをもなぐりつけ、かつ侮辱した上、手ぶらでおい返した。

20:12 かさねて第三の者をやると、これも怪我をさせて(葡萄畑から)放り出した。

20:13 そこで葡萄畑の持ち主が考えた、『どうしたものだろう。…よし、最愛の(独り)息子を使にやろう。これなら多分恐れ入るにちがいない。』

20:14 すると小作人たちはそれを見て、互に相談して、『これは相続人だ。殺してしまおう。そしてその財産をおれ達のものにしよう』と言いながら、

20:15 葡萄畑の外に放り出して殺してしまった(という話)。それで(尋ねるが、)葡萄畑の持ち主は小作人たちをどうするだろうか。

20:16 (もちろん)来てこの小作人たちを殺し、葡萄畑をほかの人に貸すにちがいない。」人々はこれを聞いて(驚いて)言った、「とんでもない、そんなことが!」

20:17 イエスは彼らをじっと見て言われた、「では、こう(聖書に)書いてあるのはなんの意味であるか。──』大工たちが(役に立たぬと)捨てた石、それが隅の土台石になった。』

20:18 (救世主なる)その石の上に(つまづき)倒れる人は一人のこらず打ち砕かれ、(最後の裁きの日に)その石が倒れかかる人は、粉微塵になるであろう。」

20:19 この時聖書学者と大祭司連は、イエスが自分たちに当てつけてこの譬を言われたことを知ったので、(怒って)イエスに手をかけようと思ったが、人民(が騒ぎ出すの)を恐れた。

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 27版1993 の引照

新共同 マタ 13:52

13:52 そこで、イエスは言われた。「だから、天の国のことを学んだ学者は皆、自分の倉から新しいものと古いものを取り出す一家の主人に似ている。」

 

新共同 ルカ 9:22

9:22 次のように言われた。「人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日目に復活することになっている。」

 

新共同 マタ 21:26

21:26 『人からのものだ』と言えば、群衆が怖い。皆がヨハネを預言者と思っているから。」

 

新共同 マタ 21:11

21:11 そこで群衆は、「この方は、ガリラヤのナザレから出た預言者イエスだ」と言った。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

 

口語訳 Tテサ2:16

2:16 わたしたちが異邦人に救の言を語るのを妨げて、絶えず自分の罪を満たしている。そこで、神の怒りは最も激しく彼らに臨むに至ったのである。

 

口語訳 ロマ 2:8-9

2:8 他方では、党派心をいだき、真理に従わないで不義に従う人に、怒りと激しい憤りとが加えられる。

2:9 悪を行うすべての人には、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、患難と苦悩とが与えられ、

 

口語訳 Uコリ5:11

5:11 このようにわたしたちは、主の恐るべきことを知っているので、人々に説き勧める。わたしたちのことは、神のみまえには明らかになっている。さらに、あなたがたの良心にも明らかになるようにと望む。

 

口語訳 Tコリ15:50

15:50 兄弟たちよ。わたしはこの事を言っておく。肉と血とは神の国を継ぐことができないし、朽ちるものは朽ちないものを継ぐことがない。

 

口語訳 Tコリ1:23

1:23 しかしわたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝える。このキリストは、ユダヤ人にはつまずかせるもの、異邦人には愚かなものであるが、

 

(日)新共同訳1987 の引照

 

新共同 使  7:52

7:52 いったい、あなたがたの先祖が迫害しなかった預言者が、一人でもいたでしょうか。彼らは、正しい方が来られることを預言した人々を殺しました。そして今や、あなたがたがその方を裏切る者、殺す者となった。

 

新共同 Tテサ2:15

2:15 ユダヤ人たちは、主イエスと預言者たちを殺したばかりでなく、わたしたちをも激しく迫害し、神に喜ばれることをせず、あらゆる人々に敵対し、

 

新共同 ヘブ 11:37

11:37 彼らは石で打ち殺され、のこぎりで引かれ、剣で切り殺され、羊の皮や山羊の皮を着て放浪し、暮らしに事欠き、苦しめられ、虐待され、

 

新共同 使  4:27-28

4:27 事実、この都でヘロデとポンティオ・ピラトは、異邦人やイスラエルの民と一緒になって、あなたが油を注がれた聖なる僕イエスに逆らいました。

4:28 そして、実現するようにと御手と御心によってあらかじめ定められていたことを、すべて行ったのです。

 

新共同 使  2:23

2:23 このイエスを神は、お定めになった計画により、あらかじめご存じのうえで、あなたがたに引き渡されたのですが、あなたがたは律法を知らない者たちの手を借りて、十字架につけて殺してしまったのです。

 

新共同 使  4:11

4:11 この方こそ、/『あなたがた家を建てる者に捨てられたが、/隅の親石となった石』/です。

 

新共同 ロマ 9:33

9:33 「見よ、わたしはシオンに、/つまずきの石、妨げの岩を置く。これを信じる者は、失望することがない」と書いてあるとおりです。

 

新共同 エペ 2:20

2:20 使徒や預言者という土台の上に建てられています。そのかなめ石はキリスト・イエス御自身であり、

 

新共同 Tペテ2:4-8

2:4 この主のもとに来なさい。主は、人々からは見捨てられたのですが、神にとっては選ばれた、尊い、生きた石なのです。

2:5 あなたがた自身も生きた石として用いられ、霊的な家に造り上げられるようにしなさい。そして聖なる祭司となって神に喜ばれる霊的ないけにえを、イエス・キリストを通して献げなさい。

2:6 聖書にこう書いてあるからです。「見よ、わたしは、選ばれた尊いかなめ石を、/シオンに置く。これを信じる者は、決して失望することはない。」

2:7 従って、この石は、信じているあなたがたには掛けがえのないものですが、信じない者たちにとっては、/「家を建てる者の捨てた石、/これが隅の親石となった」のであり、

2:8 また、/「つまずきの石、/妨げの岩」なのです。彼らは御言葉を信じないのでつまずくのですが、実は、そうなるように以前から定められているのです。

 

新共同 使  13:46

13:46 そこで、パウロとバルナバは勇敢に語った。「神の言葉は、まずあなたがたに語られるはずでした。だがあなたがたはそれを拒み、自分自身を永遠の命を得るに値しない者にしている。見なさい、わたしたちは異邦人の方に行く。

 

新共同 使  15:7

15:7 議論を重ねた後、ペトロが立って彼らに言った。「兄弟たち、ご存じのとおり、ずっと以前に、神はあなたがたの間でわたしをお選びになりました。それは、異邦人が、わたしの口から福音の言葉を聞いて信じるようになるためです。

 

新共同 使  18:6

18:6 しかし、彼らが反抗し、口汚くののしったので、パウロは服の塵を振り払って言った。「あなたたちの血は、あなたたちの頭に降りかかれ。わたしには責任がない。今後、わたしは異邦人の方へ行く。」

 

新共同 使  28:28

28:28 だから、このことを知っていただきたい。この神の救いは異邦人に向けられました。彼らこそ、これに聞き従うのです。」

 

新共同 Tペテ2:8

2:8 また、/「つまずきの石、/妨げの岩」なのです。彼らは御言葉を信じないのでつまずくのですが、実は、そうなるように以前から定められているのです。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

口語訳 Tヨハ4:9

4:9 神はそのひとり子を世につかわし、彼によってわたしたちを生きるようにして下さった。それによって、わたしたちに対する神の愛が明らかにされたのである。

 

口語訳 ガラ 3:16

3:16 さて、約束は、アブラハムと彼の子孫とに対してなされたのである。それは、多数をさして「子孫たちとに」と言わずに、ひとりをさして「あなたの子孫とに」と言っている。これは、キリストのことである。

 

口語訳 ガラ 4:7

4:7 したがって、あなたがたはもはや僕ではなく、子である。子である以上、また神による相続人である。

 

口語訳 ヘブ 1:2

1:2 この終りの時には、御子によって、わたしたちに語られたのである。神は御子を万物の相続者と定め、また、御子によって、もろもろの世界を造られた。

 

口語訳 ヘブ 13:12

13:12 だから、イエスもまた、ご自分の血で民をきよめるために、門の外で苦難を受けられたのである。

 

口語訳 使  2:33

2:33 それで、イエスは神の右に上げられ、父から約束の聖霊を受けて、それをわたしたちに注がれたのである。このことは、あなたがたが現に見聞きしているとおりである。

 

口語訳 エペ 2:20

2:20 またあなたがたは、使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられたものであって、キリスト・イエスご自身が隅のかしら石である。

 

口語訳 Tペテ2:4-8

2:4 主は、人には捨てられたが、神にとっては選ばれた尊い生ける石である。

2:5 この主のみもとにきて、あなたがたも、それぞれ生ける石となって、霊の家に築き上げられ、聖なる祭司となって、イエス・キリストにより、神によろこばれる霊のいけにえを、ささげなさい。

2:6 聖書にこう書いてある、/「見よ、わたしはシオンに、/選ばれた尊い石、隅のかしら石を置く。それにより頼む者は、/決して、失望に終ることがない」。

2:7 この石は、より頼んでいるあなたがたには尊いものであるが、不信仰な人々には「家造りらの捨てた石で、隅のかしら石となったもの」、

2:8 また「つまずきの石、妨げの岩」である。しかし、彼らがつまずくのは、御言に従わないからであって、彼らは、実は、そうなるように定められていたのである。

 

口語訳 使  13:5

13:5 そしてサラミスに着くと、ユダヤ人の諸会堂で神の言を宣べはじめた。彼らはヨハネを助け手として連れていた。

 

口語訳 ロマ 11:11

11:11 そこで、わたしは問う、「彼らがつまずいたのは、倒れるためであったのか」。断じてそうではない。かえって、彼らの罪過によって、救が異邦人に及び、それによってイスラエルを奮起させるためである。

 

****************************************