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ナホム書 2:1−14、3:1−19  

(口語訳、新改訳  1:15,2:1−13,3:1−19)

ニネベの陥落

           

 

翻訳比較


フランシスコ会訳2013
ナホム書2

フランシスコ訳聖書 Nah <2>章 聖書本文

001善い知らせを告げる者が、山々 の上をやって来る。それは、平和を告げる者。

ユダよ、祭りを祝い、お前の誓いを果たせ。

無法の者はすべて滅ぼされ、

もうお前の間をまかり通ることはない。

002打ち壊す者がお前に向かって攻 め寄せてくる。

警備に万全を期し、道を見張れ、

腰に帯を締め、大いに力を結集せよ。

003主はヤコブの誇りを回復され た。

イスラエルの誇りを。

かつて、荒らす者が荒らし、

そのぶどうのつるを全滅させたのだったが。

◆ニネベへの攻撃と町の崩壊

004その勇士の盾は赤く照り、

兵士らは緋色の服をまとう。

戦車は集結するとき、松明の火と化し、

槍も揺れる。

005戦車は狂ったように通りを疾走 し、

広場を縦横に走り回る。

そのさまは松明のよう、

ここかしこに走る稲妻のよう。

006選り抜きの者たちが呼び出され るが、

その足取りは乱れよろめく。

彼らは城壁へと急ぎ、防備の大盾が据えられる。

007川の水門は開けられ、

宮殿は揺れ動く。

008「女主人」は連れ去られ、捕囚 の身となり、

その召使は、鳩の泣き声のように

呻きながら胸を打つ。

009ニネベは、水の流れ出る池のよ うだ。

「止まれ、止まれ」と叫んでも

振り向く者は誰もいない。

010銀を奪え、金を奪え。

宝物は無尽蔵。

ずっしりとしたあらゆるたぐいの得難い物ばかり。

011空虚、虚無、廃墟。

心はなえ、膝は震え、腰はわななく。

誰の顔も熱くほてる。

012獅子の棲処はどこか。それは子 獅子のいる洞穴。

獅子が行ってそこに入る。

子獅子のいる所、そこを脅かす者は誰もいない。

013獅子はその子のためには十分な 獲物を引き裂き、

雌獅子のために絞め殺す。

その洞穴を獲物で、

その棲処を引き裂いた肉で満たした。

014「さあ、わたしはお前に真っ向 から立ち向かう。

――万軍の主のお告げ。

お前の戦車を灰燼に帰す。

剣がお前の子獅子を食い尽くす。

お前の獲物を地から絶やす。

こうして、お前の使者たちの声は

二度と聞かれなくなる」。


ナホム書3

フランシスコ訳聖書 Nah <3>章 聖書本文

◆辱められる娼婦――滅ぼされるニネベ

001ああ災いだ、流血の町。

あるのは偽りだけ、

略奪に満ち、餌食となるものが後を絶たない。

002鞭のうなり、車輪の響き。

跳ね回る馬、跳び駆ける戦車。

003突き進む騎兵、剣の輝き、槍の 閃き。

おびただしい死傷者、そして重なり合う屍。

死体は数限りなく、

人が屍につまずき倒れる。

004それは、妖艶な姿の娼婦、

そそのかす女の数知れないみだらな行いによる。

そのみだらな行いで国々を陥れ、

その魔術で民々を惑わした。

005「さあ、わたしは真っ向からお 前に立ち向かう。

――万軍の主のお告げ。

お前の裾を顔の上までめくり上げ、

お前の裸を国々の民に、

お前の恥を諸々の王国に赤裸々に示す。

006お前に汚物を投げつけ、辱め、 そして見せ物にする。

007お前を見る者は誰しも、お前か ら逃げ去って言う、

『ニネベは滅びた。いったい誰が憐れむだろうか』。

お前を悼む者を、わたしはどこで探せるだろう」。

◆テーベの喩え

008「お前はナイルのほとりにある

ノ・アモンより優れているか。

水がそれを取り囲んでいる。

その砦は海であり、水がその防壁である。

009クシュとエジプトがその限りな い力、

プトもリビアもその助け手だった。

010しかし、これも追放されて囚わ れの身となった。

その子供たちもあらゆる街角で八つ裂きにされた。

その高貴な人たちもくじ引きにされ、

その有力者たちもみな鎖につながれた。

011お前も酒に酔いしれて正体を失 い、

お前もまた敵から逃れる避難所を探し求めるだろう」。

◆ニネべのむなしい防備

012「お前の砦はみな初なりの実を つけたいちじくの木。

それを揺すれば、食べる者の口に落ちる。

013見よ、お前の兵士はお前の中に いる女のようだ。

お前の国の門は敵に開け放たれ、

火がお前の閂を焼き尽くす。

014水をくめ、包囲の日に備えて、 お前の砦を固めよ。

泥の中に入り、粘土を踏み、煉瓦の型を手に取れ」。

蝗、跳び蝗の大群の喩え

015「その所で火はお前を焼き尽く し、剣がお前を滅ぼす。

火はお前を跳び蝗のように食い尽くす。

数を増やせ、跳び蝗のように。

数を増やせ、蝗のように。

016お前の商人を空の星の数より多 くせよ。

跳び蝗は脱皮して飛び立つ。

017お前の守備隊は蝗の大群のよう で、

お前の書記官たちは群がる跳び蝗のようだ。

寒い日には石の塀の上に屯する。

日が昇ると飛び去って行き、

どこにいるのかその場所を誰も知らない」。

◆弔問の詩――冷笑の結び

018「アッシリアの王よ、

お前の牧者たちは眠り、

お前の有力者たちも目を瞑った。

お前の民は山々に散らされ、誰も集める者はいない。

019お前の傷は回復に向かうことな く、

お前の痛手は癒やし難い。

お前のうわさを耳にする者は、

誰もがみな、お前のことで喝采する。

そうだ、誰もがお前の酷い仕打ちを

いつも受けてきたからだ」。



 

新共同訳1987

2:1 見よ、良い知らせを伝え/平和を告げる者の足は山の上を行く。ユダよ、お前の祭りを祝い、誓願を果たせ。二度と、よこしまな者が/お前の土地を侵すことは ない。彼らはすべて滅ぼされた。

2:2 襲いかかる敵がお前に向かって上ってくる。砦を守り、道を見張れ。腰の帯を締め、力を尽くせ。

2:3 主はヤコブの誇りを回復される/イスラエルの誇りも同じように。略奪する者が彼らを略奪し/その枝を荒らしはしたが。

2:4 勇士の盾は赤く/戦士は緋色の服をまとう。戦の備えをする日に/戦車の鋼鉄は火のように輝き/槍は揺れる。

2:5 戦車は通りを狂い走り、広場を突き進む。その様は松明のように輝き/稲妻のように走る。

2:6 将軍たちは召集されるが、途上でつまずく。人々は城壁へと急ぎ、防御車を据える。

2:7 流れに面した門は開かれ、宮殿は揺れ動く。

2:8 王妃は引き出され、衣をはがれて連れ去られた。侍女たちは鳩のような声で嘆き、胸を打つ。

2:9 ニネベは、建てられたときから/水を集める池のようであった。しかし、水は流れ出して/「止まれ、止まれ」と言っても/だれも振り返らない。

2:10 「銀を奪え、金を奪え。」その財宝は限りなく/あらゆる宝物が溢れている。

2:11 破壊と荒廃と滅亡が臨み/心は挫け、膝は震え/すべての人の腰はわななき/すべての人の顔はおののきを示した。

2:12 獅子の住みかはどこにいったのか。それは若獅子の牧場だった。獅子がそこを去り/雌獅子と子獅子が残っていても/脅かすものは何もなかった。

2:13 獅子は子獅子のために獲物を引き裂き/雌獅子のために絞め殺し/洞穴を獲物で/住みかを引き裂いた肉で満たした。

2:14 見よ、わたしはお前に立ち向かうと/万軍の主は言われる。わたしはお前の戦車を焼いて煙とし/剣はお前の若獅子を餌食とする。わたしはお前の獲物をこの地 から断つ。お前の使者たちの声はもう聞かれない。

3:1 災いだ、流血の町は。町のすべては偽りに覆われ、略奪に満ち/人を餌食にすることをやめない。

3:2 鞭の音、車輪の響く音/突進する馬、跳び駆ける戦車。

3:3 騎兵は突撃し/剣はきらめき、槍はひらめく。倒れる者はおびただしく/しかばねは山をなし、死体は数えきれない。人々は味方の死体につまずく。

3:4 呪文を唱えるあでやかな遊女の/果てしない淫行のゆえに/彼女がその呪文によって諸民族を/淫行によって国々をとりこにしたゆえに

3:5 見よ、わたしはお前に立ち向かうと/万軍の主は言われる。わたしは、お前の裾を顔の上まで上げ/諸国の民にお前の裸を/もろもろの王国にお前の恥を見せ る。

3:6 わたしは、お前に憎むべきものを投げつけ/お前を辱め、見せ物にする。

3:7 お前を見る者は皆、お前から逃げて言う。「ニネベは破壊された/誰が彼女のために嘆くだろうか。」お前を慰める者はどこを探してもいない。

3:8 お前はテーベにまさっているか。ナイルのほとりに座し、水に囲まれ/海を砦とし、水を城壁としていたあの町に。

3:9 クシュはその力/エジプトには限りない力があり/プト人とリビア人もテーベを助けていた。

3:10 彼女もまた捕らえられ/捕囚として連れ去られた。乳飲み子すら、すべての街角で投げ捨てられ/貴族たちはくじで分けられ/大いなる者も皆、鎖につながれ た。

3:11 お前もまた、酔いつぶれて我を失う。お前もまた、敵を避けて逃げ場を求める。

3:12 お前の要塞はどれも/初なりの実をつけたいちじくの木だ。揺さぶれば、実が食べる者の口に落ちる。

3:13 見よ、お前のうちにいる兵士は/敵にとって女のようだ。お前の国の門は広く開かれ/かんぬきは火で焼き尽くされる。

3:14 籠城に備えて水をくみ、要塞を堅固にせよ。泥の中に入って、粘土を踏み/れんがの型を固く取れ。

3:15 その所で、火はお前を焼き尽くし/剣はお前を断つ。火はいなごが食い尽くすように/お前を食い尽くす。いなごのようにお前は数を増せ。移住するいなごのよ うに数を増せ。

3:16 お前は空の星よりも商人の数を多くした。しかし、いなごは羽を広げて飛び去るのみ。

3:17 お前を守る部隊は、移住するいなごのように/お前の将軍たちは、群がるいなごのように/寒い日には城壁の間に身をひそめ/日が昇ると飛び去り/どこへ行く のかだれも知らない。

3:18 アッシリアの王よ/お前の牧者たちはまどろみ/貴族たちは眠りこける。お前の兵士たちは山々の上に散らされ/集める者はいない。

3:19 お前の傷を和らげるものはなく/打たれた傷は重い。お前のうわさを聞く者は皆/お前に向かって手をたたく。お前の悪にだれもが/常に悩まされてきたから だ。

 

新改訳1970

1:15 見よ。良い知らせを伝える者、平和を告げ知らせる者の足が山々の上にある。ユダよ。あなたの祭りを祝い、あなたの誓願を果たせ。よこしまな者は、もう二度 と、あなたの間を通り過ぎない。彼らはみな、断ち滅ぼされた。

2:1 散らす者が、あなたを攻めに上って来る。塁を守り、道を見張り、腰をからげ、大いに力を奮い立たせよ。

2:2 主は、ヤコブの栄えを、イスラエルの栄えのように回復される。――かすめる者が彼らをかすめ、彼らのぶどうのつるをそこなったからだ。

2:3 その勇士の盾は赤く、兵士は緋色の服をまとい、戦車は整えられて鉄の火のようだ。槍は揺れ、

2:4 戦車は通りを狂い走り、広場を駆け巡る。その有様はたいまつのようで、いなずまのように走り回る。

2:5 貴人たちは呼び出され、途上でつまずき倒れる。彼らはその城壁へ急ぎ、防柵を設ける。

2:6 町々の門は開かれ、宮殿は消え去る。

2:7 王妃は捕えられて連れ去られ、そのはしためは鳩のような声で嘆き、胸を打って悲しむ。

2:8 ニネベは水の流れ出る池のようだ。みな逃げ出して、「止まれ、立ち止まれ。」と言っても、だれも振り返りもしない。

2:9 銀を奪え。金も奪え。その財宝は限りない。あらゆる尊い品々が豊富だ。

2:10 破壊、滅亡、荒廃。心はしなえ、ひざは震え、すべての腰はわななき、だれの顔も青ざめる。

2:11 雄獅子の住みかはどこにあるのか。それは若い獅子のためのほら穴。雄獅子が出歩くとき、雌獅子と子獅子はそこにいるが、だれも脅かす者はない。

2:12 雄獅子は子獅子のために、十分な獲物を引き裂き、雌獅子のためにかみ殺し、そのほら穴を、獲物で、その巣を、引き裂いた物で満たした。

2:13 見よ。わたしはあなたに立ち向かう。――万軍の主の御告げ。――わたしはあなたの戦車を燃やして煙とする。剣はあなたの若い獅子を食い尽くす。わたしはあ なたの獲物を地から絶やす。あなたの使者たちの声はもう聞かれない。

新改訳 ナホ 3:1-19

3:1 ああ。流血の町。虚偽に満ち、略奪を事とし、強奪をやめない。

3:2 むちの音。車輪の響き。駆ける馬。飛び走る戦車。

3:3 突進する騎兵。剣のきらめき。槍のひらめき。おびただしい戦死者。山なすしかばね。数えきれない死体。死体に人はつまずく。

3:4 これは、すぐれて麗しい遊女、呪術を行なう女の多くの淫行によるものだ。彼女はその淫行によって国々を、その魅力によって諸部族を売った。

3:5 見よ。わたしはあなたに立ち向かう。――万軍の主の御告げ。――わたしはあなたのすそを顔の上までまくり上げ、あなたの裸を諸国の民に見せ、あなたの恥を 諸王国に見せる。

3:6 わたしはあなたに汚物をかけ、あなたをはずかしめ、あなたを見せものとする。

3:7 あなたを見る者はみな、あなたから逃げて言う。「ニネベは滅びた。」と。だれが彼女を慰めよう。あなたのために悔やむ者を、どこにわたしは捜そうか。

3:8 あなたは、ナイル川のほとりにあるノ・アモンよりもすぐれているか。水がこれを取り囲む。その塁は海、その城壁は水。

3:9 クシュとエジプトはその力。それは限りがない。プテ人、ルブ人もその助け手。

3:10 しかし、これもまた、捕囚となり、とりことなって行き、その幼子たちもあらゆる町かどで八裂にされ、その高貴な人たちもくじ引きにされ、そのおもだった者 たちもみな、鎖につながれた。

3:11 あなたも酔いしれて身を隠し、敵から逃げてとりでを捜し求めよう。

3:12 あなたのすべての要塞は、初なりのいちじくを持ついちじくの木。それをゆさぶると、食べる者の口に落ちる。

3:13 見よ。あなたの兵士は、あなたの中にいる女だ。あなたの国のもろもろの門は、敵のために広くあけ放たれ、火はあなたのかんぬきを焼き尽くす。

3:14 包囲の日のための水を汲み、要塞を強固にせよ。泥の中にはいり、粘土を踏みつけ、れんがの型を取っておけ。

3:15 その時、火はあなたを焼き尽くし、剣はあなたを切り倒し、火はばったのようにあなたを焼き尽くす。あなたは、ばったのように数を増し、いなごのようにふえ よ。

3:16 あなたの商人を天の星より多くしても、ばったがこれを襲って飛び去る。

3:17 あなたの衛兵は、いなごのように、あなたの役人たちは、群がるいなごのように、寒い日には城壁の上でたむろし、日が出ると飛び去り、だれも、どこへ行くか 行く先を知らない。

3:18 アッシリヤの王よ。あなたの牧者たちは眠り、あなたの貴人たちは寝込んでいる。あなたの民は山々の上に散らされ、だれも集める者はいない。

3:19 あなたの傷は、いやされない。あなたの打ち傷は、いやしがたい。あなたのうわさを聞く者はみな、あなたに向かって手をたたく。だれもかれも、あなたに絶え ずいじめられていたからだ。

 

口語訳1955

1:15 見よ、良きおとずれを伝える者の足は山の上にある。彼は平安を宣べている。ユダよ、あなたの祭を行い、あなたの誓願をはたせ。よこしまな者は重ねて、あな たに向かって攻めてこないからである。彼は全く断たれる。

2:1 撃ち破る者が/あなたに向かって上って来る。城を守れ、道をうかがえ。腰に帯せよ、大いに力を強くせよ。

2:2 主はヤコブの栄えを回復して、イスラエルの栄えのようにされる。かすめる者が彼らをかすめ、そのぶどうづるを、そこなったからである。

2:3 その勇士の盾は赤くいろどられ、その兵士は紅に身をよろう。戦車はその備えの日に、火のように輝き、軍馬はおどる。

2:4 戦車はちまたに狂い走り、大路に飛びかける。彼らはたいまつのように輝き、いなずまのように飛びかける。

2:5 将士らは召集され、彼らはその道でつまずき倒れ、城壁に向かって急いで行って大盾を備える。

2:6 川々の門は開け、宮殿はあわてふためく。

2:7 その王妃は裸にされて、捕われゆき、その侍女たちは悲しみ、胸を打って、はとのようにうめく。

2:8 ニネベは池のようであったが、その水は注ぎ出された。「立ち止まれ、立ち止まれ」と呼んでも、ふりかえるものもない。

2:9 銀を奪え、金を奪え。その宝は限りなく、もろもろの尊い物はおびただしい。

2:10 消えうせ、むなしくなり、荒れはてた。心は消え、ひざは震え、すべての腰には痛みがあり、すべての顔は色を失った。

2:11 ししのすみかはどこであるか。若いししの穴はどこであるか。そこに雄じしはその獲物を携え行き、その子じしと共にいても、これを恐れさせる者はない。

2:12 雄じしはその子じしのために引き裂き、雌じしのために獲物を絞め殺し、獲物をもってその穴を満たし、引き裂いた肉をもってそのすみかを満たした。

2:13 万軍の主は言われる、見よ、わたしはあなたに臨む。わたしはあなたの戦車を焼いて煙にする。つるぎはあなたの若いししを滅ぼす。わたしはまた、あなたの獲 物を地から断つ。あなたの使者の声は重ねて聞かれない。

3:1 わざわいなるかな、血を流す町。その中には偽りと、ぶんどり物が満ち、略奪はやまない。

3:2 むちの音がする。車輪のとどろく音が聞える。かける馬があり、走る戦車がある。

3:3 騎兵は突撃し、つるぎがきらめき、やりがひらめく。殺される者はおびただしく、しかばねは山をなす。死体は数限りなく、人々はその死体につまずく。

3:4 これは皆あでやかな遊女の恐るべき魔力と、多くの淫行のためであって、その淫行をもって諸国民を売り、その魔力をもって諸族を売り渡したものである。

3:5 万軍の主は言われる、見よ、わたしはあなたに臨む、わたしはあなたのすそを顔の上まであげ、あなたの裸を諸民に見せ、あなたの恥じる所を諸国に見せる。

3:6 わたしは汚らわしい物を、あなたの上に投げかけて、あなたをはずかしめ、あなたを見ものとする。

3:7 すべてあなたを見るものは、あなたを避けて逃げ去って言う、「ニネベは滅びた」と。だれがこのために嘆こう。わたしはどこから彼女を慰める者を、尋ね出し 得よう。

3:8 あなたはテーベにまさっているか。これはナイル川のかたわらに座し、水をその周囲にめぐらし、海をとりでとなし、水をその垣としている。

3:9 その力はエチオピヤ、またエジプトであって、限りがない。プトびと、リビヤびともその助け手であった。

3:10 しかし、これもとりことなって捕えられて行き、その子供もすべてのちまたのかどで打ち砕かれ、その尊い人々はくじで分けられ、その大いなる人々は皆、鎖に つながれた。

3:11 あなたもまた酔わされて気を失い、あなたは敵を避けて逃げ場を求める。

3:12 あなたのとりでは皆/初なりの実をもつ、いちじくの木のようだ。これをゆすぶればその実は落ちて、食べようとする者の口にはいる。

3:13 見よ、あなたのうちにいる兵士は女のようだ。あなたの国の門はあなたの敵の前に広く開かれ、火はあなたの貫の木を焼いた。

3:14 籠城のために水をくめ。あなたのとりでを堅めよ。粘土の中にはいって、しっくいを踏み、れんがの型をとれ。

3:15 その所で火はあなたを焼き、つるぎはあなたを切る。それはいなごのようにあなたを食い滅ぼす。あなたはいなごのように数を増せ。ばったのようにふえよ。

3:16 あなたは自分の商人を天の星よりも多くした。いなごは羽をはって飛び去る。

3:17 あなたの君たちは、ばったのように、あなたの学者たちは、いなごのように、寒い日には垣にとまり、日が出て来ると飛び去る。そのありかはだれも知らない。

3:18 アッスリヤの王よ、あなたの牧者は眠り、あなたの貴族はまどろむ。あなたの民は山の上に散らされ、これを集める者はない。

3:19 あなたの破れは、いえることがなく、あなたの傷は重い。あなたのうわさを聞く者は皆、あなたの事について手を打つ。あなたの悪を常に身に受けなかったよう な者が、だれひとりあるか。



文語訳1917
1:15 嘉音信を傳ふる者の脚山の上に見ゆ 彼平安を宣ぶ ユダよ汝の節筵を行ひ汝の誓願を果せ 邪曲なる者重て汝の中を通らざるべし 彼は全く絶る
2:1 撃破者攻のぼりて汝の前に至る 汝城を守り路を窺ひ腰を強くし汝の力を大に強くせよ
2:2 ヱホバはヤコブの榮を舊に復してイスラエルの榮のごとくしたまふ 其は掠奪者これを掠めその葡萄蔓を壞ひたればなり
2:3 その勇士は楯を紅にしその軍兵は紅に身を甲ふ 其行伍を立つる時には戰車の鐵灼燦て火のごとし 鎗また閃めきふるふ
2:4 戰車街衢に狂ひ奔り大路に推あふ 其形状火炬のごとく其疾く馳すること電光の如し
2:5 彼その將士を憶ひいだす 彼らはその途にて躓き仆れその石垣に奔ゆき大楯を備ふ
2:6 河々の門啓け宮消うせん
2:7 この事定まれり 彼は裸にせられて?はれゆきその宮女胸を打て鴿のごとくに啼くべし
2:8 ニネベはその建し日より以來水の滿る池に似たりしがその民今は逃奔る 止れ止れと呼ども後を顧みる者なし
2:9 白銀を奪へよ 黄金を奪へよ その寳物限なく諸の貴とき噐用夥多し
2:10 滅亡たり 空虚なれり 荒果たり 心は消え膝は慄ひ腰には凡て劇しき痛あり 面はみな色を失ふ
2:11 獅子の穴は何處ぞや 少き獅子の物を食ふ處は何處ぞや 雄獅子雌獅子その小獅子とともに彼處に歩むに之を懼れしむる者なし
2:12 雄獅子は小獅子のために物を噛ころし雌獅子の爲に物をくびり殺しその掠獲たる物をもて穴に充しその裂殺しし物をもて住所に滿す
2:13 萬軍のヱホバ言たまふ 視よ我なんぢに臨む 我なんぢの戰車を焚て煙となすべし 汝の少き獅子はみな劍の殺す所とならん 我また汝の獲物を地より絶べし 汝の使者の聲かさねて聞ゆること無らん
3:1 禍なるかな血を流す邑 その中には全く詭譎および暴行充ち掠め取ること息まず
3:2 鞭の音あり輪の轟く音あり 馬は躍り跳ね車は輾り行く
3:3 騎兵馳のぼり劍きらめき鎗ひらめく 殺さるる者夥多しくして死屍山を爲し死骸限なし 皆死屍に躓きて倒る
3:4 是はかの魔術の主なる美しき妓女多く淫行を行ひその淫行をもて諸國を奪ひその魔術をもて諸族を惑したるに因てなり
3:5 萬軍のヱホバ言たまふ 視よ我なんぢに臨む 我なんぢの裳裾を掲げて面の上にまで及ぼし汝の陰所を諸民に見し汝の羞る所を諸國に見すべし
3:6 我また穢はしき物を汝の上に投かけて汝を辱しめ汝をして賽物とならしめん
3:7 凡て汝を見る者はみな汝を避て奔り去りニネベは亡びたりと言ん 誰か汝のために哀かんや 何處よりして我なんぢを弔ふ者を尋ね得んや
3:8 汝あにノアモンに愈らんや ノアモンは河々の間に立ち水をその周圍に環らし海をもて壕となし海をもて垣となせり
3:9 かつその勢力たる者はエテオピア人およびエジプト人などにして限あらず フテ人ルビ人等汝を助けたりき
3:10 然るに是も俘囚となりて?はれてゆきその子女は一切の衢の隅々にて投付られて碎け又その尊貴者は籤にて分たれ其大なる者はみな鏈に繋がれたり
3:11 汝もまた酔せられて終に隱匿ん 汝もまた敵を避て逃るる處を尋ね求めん
3:12 汝の城々はみな初に結びし果のなれる無花果樹のごとし 之を撼がせばその果落て食はんとする者の口にいる
3:13 汝の中にある民は婦人のごとし 汝の地の門はみな汝の敵の前に廣く開きてあり 火なんぢの關を焚ん
3:14 汝水を汲て圍まるる時の用に備へ汝の城々を堅くし泥の中に入て踐て石灰を作りかつ瓦燒窰を修理へよ
3:15 其處にて火汝を燒き劍なんぢを斬ん 其なんぢを滅すこと吸蝗のごとくなるべし 汝吸蝗のごとく數多からば多かれ 汝群蝗のごとく數多からば多かれ
3:16 汝はおのれの商賣を空の星よりも多くせり 吸蝗掠めて飛さる
3:17 汝の重臣は群蝗のごとく汝の軍長は蝗の群のごとし 寒き日には垣に巣窟を構へ日出きたれば飛て去る その在る處を知る者なし
3:18 アッスリヤの王よ汝の牧者は睡り汝の貴族は臥す 又なんぢの民は山々に散さる 之を聚むる者なし
3:19 汝の傷は愈ること無し 汝の創は重し 汝の事を聞およぶ者はみな汝の故によりて手を拍ん 誰か汝の惡行を恒に身に受ざる者やある

 

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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 ヘブ 10:33

10:33 そしられ苦しめられて見せ物にされたこともあれば、このようなめに会った人々の仲間にされたこともあった。

 

口 語訳 黙  18:10

18:10 彼女の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おま えに対するさばきは、一瞬にしてきた』。

 

口 語訳 黙  6:13

6:13 天の星は、いちじくのまだ青い実が大風に揺られて振り落されるように、地に落ちた。

 

口 語訳 黙  9:7

9:7 これらのいなごは、出陣の用意のととのえられた馬によく似ており、その頭には金の冠のようなものをつけ、その顔は人間の顔のようであ り、

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ロマ 10:15

10:15 つかわされなくては、どうして宣べ伝えることがあろうか。「ああ、麗しいかな、良きおとずれを告げる者の足は」と書いてあるとおりで ある。

 

口 語訳 黙  18:12

18:12 その商品は、金、銀、宝石、真珠、麻布、紫布、絹、緋布、各種の香木、各種の象牙細工、高価な木材、銅、鉄、大理石などの器、

 

口 語訳 黙  18:16

18:16 『ああ、わざわいだ、麻布と紫布と緋布をまとい、金や宝石や真珠で身を飾っていた大いなる都は、わざわいだ。

 

口 語訳 黙  17:1-2

17:1 それから、七つの鉢を持つ七人の御使のひとりがきて、わたしに語って言った、「さあ、きなさい。多くの水の上にすわっている大淫婦に 対するさばきを、見せよう。

17:2 地の王たちはこの女と姦淫を行い、地に住む人々はこの女の姦淫のぶどう酒に酔いしれている」。

 

口 語訳 黙  18:2-3

18:2 彼は力強い声で叫んで言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、 あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。

18:3 すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜ いたくによって富を得たからである」。

 

口 語訳 黙  6:12-13

6:12 小羊が第六の封印を解いた時、わたしが見ていると、大地震が起って、太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり、

6:13 天の星は、いちじくのまだ青い実が大風に揺られて振り落されるように、地に落ちた。

 

口 語訳 黙  18:3

18:3 すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜ いたくによって富を得たからである」。

 

口 語訳 黙  18:11-19

18:11 また、地の商人たちも彼女のために泣き悲しむ。もはや、彼らの商品を買う者が、ひとりもないからである。

18:12 その商品は、金、銀、宝石、真珠、麻布、紫布、絹、緋布、各種の香木、各種の象牙細工、高価な木材、銅、鉄、大理石などの器、

18:13 肉桂、香料、香、におい油、乳香、ぶどう酒、オリブ油、麦粉、麦、牛、羊、馬、車、奴隷、そして人身などである。

18:14 おまえの心の喜びであったくだものはなくなり、あらゆるはでな、はなやかな物はおまえから消え去った。それらのものはもはや見られな い。

18:15 これらの品々を売って、彼女から富を得た商人は、彼女の苦しみに恐れをいだいて遠くに立ち、泣き悲しんで言う、

18:16 『ああ、わざわいだ、麻布と紫布と緋布をまとい、金や宝石や真珠で身を飾っていた大いなる都は、わざわいだ。

18:17 これほどの富が、一瞬にして無に帰してしまうとは』。また、すべての船長、航海者、水夫、すべて海で働いている人たちは、遠くに立 ち、

18:18 彼女が焼かれる火の煙を見て、叫んで言う、『これほどの大いなる都は、どこにあろう』。

18:19 彼らは頭にちりをかぶり、泣き悲しんで叫ぶ、『ああ、わざわいだ、この大いなる都は、わざわいだ。そのおごりによって、海に舟を持つ すべての人が富を得ていたのに、この都も一瞬にして無に帰してしまった』。

 

口 語訳 黙  9:7

9:7 これらのいなごは、出陣の用意のととのえられた馬によく似ており、その頭には金の冠のようなものをつけ、その顔は人間の顔のようであ り、

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 黙  17:1-18:24

17:1 それから、七つの鉢を持つ七人の御使のひとりがきて、わたしに語って言った、「さあ、きなさい。多くの水の上にすわっている大淫婦に 対するさばきを、見せよう。

17:2 地の王たちはこの女と姦淫を行い、地に住む人々はこの女の姦淫のぶどう酒に酔いしれている」。

17:3 御使は、わたしを御霊に感じたまま、荒野へ連れて行った。わたしは、そこでひとりの女が赤い獣に乗っているのを見た。その獣は神を汚 すかずかずの名でおおわれ、また、それに七つの頭と十の角とがあった。

17:4 この女は紫と赤の衣をまとい、金と宝石と真珠とで身を飾り、憎むべきものと自分の姦淫の汚れとで満ちている金の杯を手に持ち、

17:5 その額には、一つの名がしるされていた。それは奥義であって、「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」というので あった。

17:6 わたしは、この女が聖徒の血とイエスの証人の血に酔いしれているのを見た。この女を見た時、わたしは非常に驚きあやしんだ。

17:7 すると、御使はわたしに言った、「なぜそんなに驚くのか。この女の奥義と、女を乗せている七つの頭と十の角のある獣の奥義とを、話し てあげよう。

17:8 あなたの見た獣は、昔はいたが、今はおらず、そして、やがて底知れぬ所から上ってきて、ついには滅びに至るものである。地に住む者の うち、世の初めからいのちの書に名をしるされていない者たちは、この獣が、昔はいたが今はおらず、やがて来るのを見て、驚きあやしむ であろう。

17:9 ここに、知恵のある心が必要である。七つの頭は、この女のすわっている七つの山であり、また、七人の王のことである。

17:10 そのうちの五人はすでに倒れ、ひとりは今おり、もうひとりは、まだきていない。それが来れば、しばらくの間だけおることになってい る。

17:11 昔はいたが今はいないという獣は、すなわち第八のものであるが、またそれは、かの七人の中のひとりであって、ついには滅びに至るもの である。

17:12 あなたの見た十の角は、十人の王のことであって、彼らはまだ国を受けてはいないが、獣と共に、一時だけ王としての権威を受ける。

17:13 彼らは心をひとつにしている。そして、自分たちの力と権威とを獣に与える。

17:14 彼らは小羊に戦いをいどんでくるが、小羊は、主の主、王の王であるから、彼らにうち勝つ。また、小羊と共にいる召された、選ばれた、 忠実な者たちも、勝利を得る」。

17:15 御使はまた、わたしに言った、「あなたの見た水、すなわち、淫婦のすわっている所は、あらゆる民族、群衆、国民、国語である。

17:16 あなたの見た十の角と獣とは、この淫婦を憎み、みじめな者にし、裸にし、彼女の肉を食い、火で焼き尽すであろう。

17:17 神は、御言が成就する時まで、彼らの心の中に、御旨を行い、思いをひとつにし、彼らの支配権を獣に与える思いを持つようにされたから である。

17:18 あなたの見たかの女は、地の王たちを支配する大いなる都のことである」。

 

18:1 この後、わたしは、もうひとりの御使が、大いなる権威を持って、天から降りて来るのを見た。地は彼の栄光によって明るくされた。

18:2 彼は力強い声で叫んで言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、 あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。

18:3 すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜ いたくによって富を得たからである」。

18:4 わたしはまた、もうひとつの声が天から出るのを聞いた、「わたしの民よ。彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災 害に巻き込まれないようにせよ。

18:5 彼女の罪は積り積って天に達しており、神はその不義の行いを覚えておられる。

18:6 彼女がしたとおりに彼女にし返し、そのしわざに応じて二倍に報復をし、彼女が混ぜて入れた杯の中に、その倍の量を、入れてやれ。

18:7 彼女が自ら高ぶり、ぜいたくをほしいままにしたので、それに対して、同じほどの苦しみと悲しみとを味わわせてやれ。彼女は心の中で 『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

18:8 それゆえ、さまざまの災害が、死と悲しみとききんとが、一日のうちに彼女を襲い、そして、彼女は火で焼かれてしまう。彼女をさばく主 なる神は、力強いかたなのである。

18:9 彼女と姦淫を行い、ぜいたくをほしいままにしていた地の王たちは、彼女が焼かれる火の煙を見て、彼女のために胸を打って泣き悲しみ、

18:10 彼女の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おま えに対するさばきは、一瞬にしてきた』。

18:11 また、地の商人たちも彼女のために泣き悲しむ。もはや、彼らの商品を買う者が、ひとりもないからである。

18:12 その商品は、金、銀、宝石、真珠、麻布、紫布、絹、緋布、各種の香木、各種の象牙細工、高価な木材、銅、鉄、大理石などの器、

18:13 肉桂、香料、香、におい油、乳香、ぶどう酒、オリブ油、麦粉、麦、牛、羊、馬、車、奴隷、そして人身などである。

18:14 おまえの心の喜びであったくだものはなくなり、あらゆるはでな、はなやかな物はおまえから消え去った。それらのものはもはや見られな い。

18:15 これらの品々を売って、彼女から富を得た商人は、彼女の苦しみに恐れをいだいて遠くに立ち、泣き悲しんで言う、

18:16 『ああ、わざわいだ、麻布と紫布と緋布をまとい、金や宝石や真珠で身を飾っていた大いなる都は、わざわいだ。

18:17 これほどの富が、一瞬にして無に帰してしまうとは』。また、すべての船長、航海者、水夫、すべて海で働いている人たちは、遠くに立 ち、

18:18 彼女が焼かれる火の煙を見て、叫んで言う、『これほどの大いなる都は、どこにあろう』。

18:19 彼らは頭にちりをかぶり、泣き悲しんで叫ぶ、『ああ、わざわいだ、この大いなる都は、わざわいだ。そのおごりによって、海に舟を持つ すべての人が富を得ていたのに、この都も一瞬にして無に帰してしまった』。

18:20 天よ、聖徒たちよ、使徒たちよ、預言者たちよ。この都について大いに喜べ。神は、あなたがたのために、この都をさばかれたのであ る」。

18:21 すると、ひとりの力強い御使が、大きなひきうすのような石を持ちあげ、それを海に投げ込んで言った、「大いなる都バビロンは、このよ うに激しく打ち倒され、そして、全く姿を消してしまう。

18:22 また、おまえの中では、立琴をひく者、歌を歌う者、笛を吹く者、ラッパを吹き鳴らす者の楽の音は全く聞かれず、あらゆる仕事の職人た ちも全く姿を消し、また、ひきうすの音も、全く聞かれない。

18:23 また、おまえの中では、あかりもともされず、花婿、花嫁の声も聞かれない。というのは、おまえの商人たちは地上で勢力を張る者とな り、すべての国民はおまえのまじないでだまされ、

18:24 また、預言者や聖徒の血、さらに、地上で殺されたすべての者の血が、この都で流されたからである」。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

新共同 黙  17:1-18

17:1 さて、七つの鉢を持つ七人の天使の一人が来て、わたしに語りかけた。「ここへ来なさい。多くの水の上に座っている大淫婦に対する裁きを見せよう。

17:2 地上の王たちは、この女とみだらなことをし、地上に住む人々は、この女のみだらな行いのぶどう酒に酔ってしまった。」

17:3 そして、この天使は“霊”に満たされたわたしを荒れ野に連れて行った。わたしは、赤い獣にまたがっている一人の女を見た。この獣は、全身至るところ神を冒 涜する数々の名で覆われており、七つの頭と十本の角があった。

17:4 女は紫と赤の衣を着て、金と宝石と真珠で身を飾り、忌まわしいものや、自分のみだらな行いの汚れで満ちた金の杯を手に持っていた。

17:5 その額には、秘められた意味の名が記されていたが、それは、「大バビロン、みだらな女たちや、地上の忌まわしい者たちの母」という名である。

17:6 わたしは、この女が聖なる者たちの血と、イエスの証人たちの血に酔いしれているのを見た。この女を見て、わたしは大いに驚いた。

17:7 すると、天使がわたしにこう言った。「なぜ驚くのか。わたしは、この女の秘められた意味と、女を乗せた獣、七つの頭と十本の角がある獣の秘められた意味と を知らせよう。

17:8 あなたが見た獣は以前はいたが、今はいない。やがて底なしの淵から上って来るが、ついには滅びてしまう。地上に住む者で、天地創造の時から命の書にその名 が記されていない者たちは、以前いて今はいないこの獣が、やがて来るのを見て驚くであろう。

17:9 ここに、知恵のある考えが必要である。七つの頭とは、この女が座っている七つの丘のことである。そして、ここに七人の王がいる。

17:10 五人は既に倒れたが、一人は今王の位についている。他の一人は、まだ現れていないが、この王が現れても、位にとどまるのはごく短い期間だけである。

17:11 以前いて、今はいない獣は、第八の者で、またそれは先の七人の中の一人なのだが、やがて滅びる。

17:12 また、あなたが見た十本の角は、十人の王である。彼らはまだ国を治めていないが、ひとときの間、獣と共に王の権威を受けるであろう。

17:13 この者どもは、心を一つにしており、自分たちの力と権威を獣にゆだねる。

17:14 この者どもは小羊と戦うが、小羊は主の主、王の王だから、彼らに打ち勝つ。小羊と共にいる者、召された者、選ばれた者、忠実な者たちもまた、勝利を収め る。」

17:15 天使はまた、わたしに言った。「あなたが見た水、あの淫婦が座っている所は、さまざまの民族、群衆、国民、言葉の違う民である。

17:16 また、あなたが見た十本の角とあの獣は、この淫婦を憎み、身に着けた物をはぎ取って裸にし、その肉を食い、火で焼き尽くすであろう。

17:17 神の言葉が成就するときまで、神は彼らの心を動かして御心を行わせ、彼らが心を一つにして、自分たちの支配権を獣に与えるようにされたからである。

17:18 あなたが見た女とは、地上の王たちを支配しているあの大きな都のことである。」

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 ロマ 10:15

10:15 遣わされないで、どうして宣べ伝えることができよう。「良い知らせを伝える者の足は、なんと美しいことか」と書いてあるとおりです。

 

新共同 黙  18:23

18:23 ともし火の明かりも、/もはや決してお前のうちには輝かない。花婿や花嫁の声も、/もはや決してお前のうちには聞かれない。なぜなら、お前の商人たちが/ 地上の権力者となったからであり、/また、お前の魔術によって/すべての国の民が惑わされ、

 

新共同 黙  17:1-2

17:1 さて、七つの鉢を持つ七人の天使の一人が来て、わたしに語りかけた。「ここへ来なさい。多くの水の上に座っている大淫婦に対する裁きを見せよう。

17:2 地上の王たちは、この女とみだらなことをし、地上に住む人々は、この女のみだらな行いのぶどう酒に酔ってしまった。」

 

新共同 ヘブ 10:33

10:33 あざけられ、苦しめられて、見せ物にされたこともあり、このような目に遭った人たちの仲間となったこともありました。

 

新共同 黙  18:10

18:10 彼女の苦しみを見て恐れ、遠くに立ってこう言う。「不幸だ、不幸だ、大いなる都、/強大な都バビロン、/お前は、ひとときの間に裁かれた。」

 

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