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ネヘミヤ記 2:9−20    

b ネヘミヤはエルサレムに帰ると、夜の間に城 壁を視察する

 

翻訳比較


フランシスコ会訳2013
009
それでわたしはユーフラテスの彼方の地の総督たちの所へ行き、王の書状を渡した。王はまた軍の将校と騎兵を つけてくれた。

010ホロニ人サンバラトとアンモン 人の役人トビヤはイスラエルの子らの繁栄を求める者が来たと聞いて、ひどく機嫌を損ねた。

011さて、わたしはエルサレムに到 着し、そこに三日間留まった。

012ある夜、起きて、数人の者を連 れて出かけた。エルサレムに対してわたしの神がわたしの心に示されたことを、まだ誰にも告げていなかった。わたしが乗っている動物の ほかには、一頭の動物もいなかった。

013わたしは夜、谷の門を通って、 竜の泉と糞の門の方へ行き、エルサレムの城壁を調べた。城壁は崩れ、その城門は火で焼かれていた。

014泉の門と王の池の方へと進んだ が、わたしの乗っている動物の通れるすき間もなかった。

015そこで夜のうちに、谷に沿って 上り、城壁を調べ、それから引き返して、谷の門に向かい、戻ってきた。

016役人たちはわたしがどこへ行 き、何をしていたのか知らなかった。わたしはユダヤ人にも、祭司にも、有力者にも、役人にも、工事をしているほかの人たちにも、まだ 何も知らせていなかった。

017そこで、わたしは彼らに言っ た、「あなたたちは、わたしたちが当面している苦難を見ている。エルサレムは荒廃し、その城門は火で焼かれたままになっている。さ あ、エルサレムの城壁を建て直そうではないか。そうすれば、もはや恥を受けることはないだろう」。

018さらに、わたしに対する恵み深 い神の手と、わたしに告げられた王の言葉を彼らに告げた。すると彼らは「さあ、立ち上がり、再建に取りかかろう」と言って、この善き 業に着手した。

019ホロニ人サンバラトとアンモン 人の役人トビヤとアラブ人ゲシェムは、このことを聞きつけ、わたしたちを嘲笑し、さげすんで言った、「お前たちは何をしているのか。 王に反逆しようとしているのか」。

020そこで、わたしは彼らに言葉を 返して、言った、「天の神ご自身がわたしたちを成功させてくださいます。だからその僕であるわたしたちは再建に立ち上がったのです。 あなたたちにはエルサレムに関して何の分け前も、権利も、思い出もありません」。

 

新共同訳1987

2:9 こうして、わたしはユーフラテス西方の長官のもとに到着する度に、王の書状を差し出すことができた。王はまた将校と騎兵をわたしと共に派遣してくれた。

2:10 ホロニ人サンバラトとアンモン人の僕トビヤは、イスラエルの人々のためになることをしようとする人が遣わされて来たと聞いて、非常に機嫌を損ねた。

2:11 わたしはエルサレムに着き、三日間過ごしてから、

2:12 夜、わずか数名の者と共に起きて出かけた。だが、エルサレムで何をすべきかについて、神がわたしの心に示されたことは、だれにも知らせなかった。わたしの 乗ったもののほか、一頭の動物も引いて行かなかった。

2:13 夜中に谷の門を出て、竜の泉の前から糞の門へと巡って、エルサレムの城壁を調べた。城壁は破壊され、城門は焼け落ちていた。

2:14 更に泉の門から王の池へと行ったが、わたしの乗っている動物が通る所もないほどであった。

2:15 夜のうちに谷に沿って上りながら城壁を調べ、再び谷の門を通って帰った。

2:16 役人たちは、わたしがどこに行き、何をしたか知らなかった。それまでわたしは、ユダの人々にも、祭司にも、貴族にも、役人にも、工事に携わる他の人々に も、何も知らせてはいなかった。

2:17 やがてわたしは彼らに言った。「御覧のとおり、わたしたちは不幸の中であえいでいる。エルサレムは荒廃し、城門は焼け落ちたままだ。エルサレムの城壁を建 て直そうではないか。そうすれば、もう恥ずかしいことはない。」

2:18 神の御手が恵み深くわたしを守り、王がわたしに言ってくれた言葉を彼らに告げると、彼らは「早速、建築に取りかかろう」と応じ、この良い企てに奮い立っ た。

2:19 ところが、ホロニ人サンバラト、アンモン人の僕トビヤ、アラブ人ゲシェムは、それを聞いてわたしたちを嘲笑い、さげすみ、こう言った。「お前たちは何をし ようとしているのか。王に反逆しようとしているのか。」

2:20 そこでわたしは反論した。「天にいます神御自ら、わたしたちにこの工事を成功させてくださる。その僕であるわたしたちは立ち上がって町を再建する。あなた たちには、エルサレムの中に領分もなければ、それに対する権利も記録もない。」

 

新改訳1970

2:9 私は、川向こうの総督たちのところに行き、王の手紙を彼らに手渡した。それに、王は将校たちと騎兵を私につけてくれた。

2:10 ホロン人サヌバラテと、アモン人で役人のトビヤは、これを聞いて、非常に不きげんになった。イスラエル人の利益を求める人がやって来たからである。

2:11 こうして、私はエルサレムにやって来て、そこに三日間とどまった。

2:12 あるとき、私は夜中に起きた。ほかに数人の者もいっしょにいた。しかし、私の神が、私の心を動かしてエルサレムのためにさせようとされることを、私はだれ にも告げなかった。また、私が乗った獣のほかには、一頭の獣も連れて行かなかった。

2:13 私は夜、谷の門を通って竜の泉のほう、糞の門のところに出て行き、エルサレムの城壁を調べると、それはくずされ、その門は火で焼け尽きていた。

2:14 さらに、私は泉の門と王の池のほうへ進んで行ったが、私の乗っている獣の通れる所がなかった。

2:15 そこで、私は夜のうちに流れを上って行き、城壁を調べた。そしてまた引き返し、谷の門を通って戻って来た。

2:16 代表者たちは、私がどこへ行っていたか、また私が何をしていたか知らなかった。それに、私は、それをユダヤ人にも、祭司たちにも、おもだった人たちにも、 代表者たちにも、その他工事をする者たちにも、まだ知らせていなかった。

2:17 それから、私は彼らに言った。「あなたがたは、私たちの当面している困難を見ている。エルサレムは廃墟となり、その門は火で焼き払われたままである。さ あ、エルサレムの城壁を建て直し、もうこれ以上そしりを受けないようにしよう。」

2:18 そして、私に恵みを下さった私の神の御手のことと、また、王が私に話したことばを、彼らに告げた。そこで彼らは、「さあ、再建に取りかかろう。」と言っ て、この良い仕事に着手した。

2:19 ところが、ホロン人サヌバラテと、アモン人で役人のトビヤ、および、アラブ人ゲシェムは、これを聞いて、私たちをあざけり、私たちをさげすんで言った。 「おまえたちのしているこのことは何だ。おまえたちは王に反逆しようとしているのか。」

2:20 そこで、私は彼らにことばを返して言った。「天の神ご自身が、私たちを成功させてくださる。だから、そのしもべである私たちは、再建に取りかかっているの だ。しかし、あなたがたにはエルサレムの中に何の分け前も、権利も、記念もないのだ。」

 

口語訳1955

2:9 そこでわたしは川向こうの州の知事たちの所へ行って、王の手紙を渡した。なお王は軍の長および騎兵をわたしと共につかわした。

2:10 ところがホロニびとサンバラテおよびアンモンびと奴隷トビヤはこれを聞き、イスラエルの子孫の福祉を求める人が来たというので、大いに感情を害した。

2:11 わたしはエルサレムに着いて、そこに三日滞在した後、

2:12 夜中に起き出た。数人の者がわたしに伴ったが、わたしは、神がエルサレムのためになそうとして、わたしの心に入れられたことを、だれにも告げ知らせず、ま たわたしが乗った獣のほかには、獣をつれて行かなかった。

2:13 わたしは夜中に出て谷の門を通り、龍の井戸および糞の門に行って、エルサレムのくずれた城壁や、火に焼かれた門を調査し、

2:14 また泉の門および王の池に行ったが、わたしの乗っている獣の通るべき所もなかった。

2:15 わたしはまたその夜のうちに谷に沿って上り、城壁を調査したうえ、身をめぐらして、谷の門を通って帰った。

2:16 つかさたちは、わたしがどこへ行ったか、何をしたかを知らなかった。わたしはまたユダヤ人にも、祭司たちにも、尊い人たちにも、つかさたちにも、その他工 事をする人々にもまだ知らせなかった。

2:17 しかしわたしはついに彼らに言った、「あなたがたの見るとおり、われわれは難局にある。エルサレムは荒廃し、その門は火に焼かれた。さあ、われわれは再び 世のはずかしめをうけることのないように、エルサレムの城壁を築こう」。

2:18 そして、わたしの神がよくわたしを助けられたことを彼らに告げ、また王がわたしに語られた言葉をも告げたので、彼らは「さあ、立ち上がって築こう」と言 い、奮い立って、この良きわざに着手しようとした。

2:19 ところがホロニびとサンバラテ、アンモンびと奴隷トビヤおよびアラビヤびとガシムがこれを聞いて、われわれをあざけり、われわれを侮って言った、「あなた がたは何をするのか、王に反逆しようとするのか」。

2:20 わたしは彼らに答えて言った、「天の神がわれわれを恵まれるので、そのしもべであるわれわれは奮い立って築くのである。しかしあなたがたはエルサレムに何 の分もなく、権利もなく、記念もない」。


文語訳1917

2:9 是に於て我河外ふの總督等に詣りて王の書をこれに付せり王は軍長數人に騎兵をそへて我に伴なはせたり
2:10 時にホロニ人サンバラテおよびアンモニ人奴隸トビヤこれを聞きイスラエルの子孫の安寧を求むる人來れりとて大に憂ふ
2:11 我ついにヱルサレムに到りて彼處に三日居りける後
2:12 夜中に起いでたり數人の者われに伴なふ我はわが神がヱルサレムのために爲せんとて我心に入たまひし所の事を何人にも告しらせず亦我が乗る一匹の畜の外には 畜を引つれざりき
2:13 我すなはち夜中に立いで谷の門を通り龍井の對面を經糞門に至りてヱルサレムの石垣を閲せしにその石垣は頽れをりその門は已に火に焚てありき
2:14 かくて又前みて泉の門にゆき王の池にいたりしに我が乗る畜の通るべき處なかりき
2:15 我亦その夜の中に渓川に沿て進みのぼりて石垣を觀めぐり頓て身を反して谷の門より歸りいりぬ
2:16 然るに牧伯等は我が何處に往しか何を爲しかを知ざりき我また未だこれをユダヤ人にも祭司にも貴き人にも方伯等にも其他の役人にも告しらせざりしが
2:17 遂に彼らに言けるは汝らの見るごとく我儕の境遇は惡くヱルサレムは荒はてその門は火に焚たり來れ我儕ヱルサレムの石垣を築きあげて再び世の凌辱をうくるこ となからんと
2:18 而して我わが神の善われを助けたまひし事を彼らに告げまた王の我に語りし言詞をも告しらせければ去來起て築かんと言ひ皆奮ひてこの美事を爲んとす
2:19 時にホロニ人サンバラテ、アンモニ人奴隸トビヤおよびアラビヤ人ガシムこれを聞て我らを嘲けり我儕を悔りて言ふ汝ら何事をなすや王に叛かんとするなるかと
2:20 我すなはち答へて彼らに言ふ天の神われらをして志を得させたまはん故に其僕たる我儕起て築くべし然ど汝らはヱルサレムに何の分もなく權理もなく記念もなし と


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ヨハ 18:1

18:1 イエスはこれらのことを語り終えて、弟子たちと一緒にケデロンの谷の向こうへ行かれた。そこには園があって、イエスは弟子たちと一緒 にその中にはいられた。

 

口 語訳 ヘブ 12:12

12:12 それだから、あなたがたのなえた手と、弱くなっているひざとを、まっすぐにしなさい。

 

口 語訳 使  8:21

8:21 おまえの心が、神の前に正しくないから、おまえは、とうてい、この事にあずかることができない。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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