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ネヘミヤ記 3:1−6:19  

c 最も厳しい条件の下に、ネヘミヤは町の城壁 を再建する

 

翻訳比較


フランシスコ会訳2013
ネヘミヤ記3

001大祭司エルヤシブは、その兄弟 である祭司たちとともに羊の門の再建に立ち上がった。彼らはそれを聖別して、扉を取り付けた。次いでハンメアの塔まで、さらにはハナ ンエルの塔にまで及んだ。

002彼に続いてエリコの人々がそれ を築き、さらにイムリの子ザクルがそれに続いた。

003ハセナアの子らが魚の門を建て 直した。彼らは梁をのせ、扉と錠前と閂を取り付けた。

004これに続く部分をハコツの子ウ リヤの子メレモトが修復し、次はメシェザブエルの子バレクヤの子メシュラムが修復し、次にバアナ

の子ツァドクが修復した。

005これに続きテコアの人々が修復 したが、彼らおもだった人々はその監督者たちの工事に手を貸さなかった。

006パセアの子ヨヤダと、ベソデヤ の子メシュラムがエシャナの門を修復した。彼らは梁をのせ、扉と錠前と閂を取り付けた。

007それに続く部分をギブオン人メ ラトヤと、メロノト人ヤドンと、ユーフラテスの彼方の地の総督の管轄である町ギブオンとミツパの人々が修復した。

008それに続いて、鋳物師ハルハヤ の子ウジエルが修復し、その次を香料調合師の一人ハナンヤが修復した。こうして彼らはエルサレムを広い城壁に至る所まで修復した。

009次の部分はエルサレムの半地区 の区長フルの子レファヤが修復した。

010次はハルマフの子エヤダが修復 したが、それは彼の家の真向かいにあった。その次はハシャブネヤの子ハトシュが修復した。

011ハリムの子マル

キヤと、パハト・モアブの子ハシュブは、その他の部分と炉の塔を修復した。

012次の部分は、エルサレムのほか の半地区の区長ハロヘシュの子シャルムがその娘らとともに修復した。

013ハヌンとザノアの住民が谷の門 を修復した。彼らはそれを建て、その扉と錠前と閂を取り付けた。さらに、糞の門までの一千アンマの城壁も修復した。

014ベト・ケレム地区の区長レカブ の子マルキヤが糞の門を修復した。彼は門を建て、その扉と錠前と閂を取り付けた。

015ミツパの地区の区長コル・ホゼ の子シャルンが泉の門を修復した。彼はそれを建て、屋根をつけ、その扉と錠前と閂を取り付けた。また、王の庭園の傍らのシェラの池の 城壁を、ダビデの町から下って来る階段の所まで修復した。

016次はベト・ツル地区の半地区の 区長アズブクの子ネヘムヤがダビデの墓の前まで、そして人工貯水池まで、さらに勇士たちの家の所まで修復した。

017次にバニの子レフムの下にいる レビ人たちが修復し、さらにケイラ地区の半地区の区長ハシャブヤが自分の地区の部分を修復した。

018次は、ケイラ地区のほかの半地 区の区長ヘナダドの子バワイの下にいる兄弟たちが修復した。

019次はミツパの区長イエシュアの 子エゼルが、曲がり角にある武器庫への上り坂に面した他の部分を修復した。

020次はザバイの子バルクが、曲が り角から大祭司エルヤシブの邸宅の門までの他の部分を懸命に修復した。

021次はハコツの子ウリヤの子メレ モトが、エルヤシブの家の入り口から家の端までの他の部分を修復した。

022次に盆地から来た祭司たちが修 復した。

023その次はビンヤミンとハシュブ が、自分の家の前を修復した。次はアナネヤの子マアセヤの子アザルヤが、自分の家の近くを修復した。

024次はヘナダドの子ビヌイが他の 部分、つまり、アザルヤの家から曲がり角の端までを修復した。

025ウザイの子パラルは曲がり角に 面した所と、警護の庭の近くにある王宮から突き出た塔を修復した。次はパルオシュの子ペダヤと、

026オフェルに住む神殿使用人が、 東の水の門と突き出た塔を修復した。

027次はテコアの人々がもう一方の 部分、つまり、突き出た大きな塔の前から、オフェルの城壁までを修復した。

028馬の門から上の方は祭司たち が、それぞれ自分の家の前を修復した。

029次はイメルの子ツァドクが自分 の家の前を修復し、東の門の守衛であり、シェカンヤの子であるシェマヤが修復した。

030次はシェレムヤの子ハナンヤと ツァラフの六男ハヌンが他の部分を修復した。次はベレクヤの子メシュラムが、自分の部屋に面する部分を修復した。

031次は鋳物師の一人マルキヤが、 ミフカドの門に面した神殿使用人たちと商人たちの家まで、さらに角の二階の部屋の所まで修復した。

032角の二階の部屋と羊の門までの 間は、鋳物師と商人たちが修復した。

033時に、サンバラトは、わたした ちが城壁を再建していることを聞いて、怒り、非常に憤慨して、ユダヤ人たちをののしった。

034そして、その同胞とサマリアの 兵士を前にして言った、「この哀れなユダヤ人たちは何をするつもりか。自分で再建できるとでも考えているのか。犠牲をささげるつもり なのか。一日で仕上げようとでもいうのか。焼けてしまった塵と芥の山から石を生き返らせることがで

きるのか」。035その傍らにいたア ンモン人トビヤも言った、「彼らが建て直したとしても、狐が上っただけで、石垣は崩れてしまうだろう」。

036「わたしたちの神よ、お聞きく ださい。わたしたちは軽蔑されています。彼らの侮辱を彼らの頭上に返し、彼らが捕囚の地で掠め奪われるようにしてください。

037彼らの悪を赦さず、その罪をみ 前からぬぐい去らないでください。彼らは再建する者たちをあざけったからです」。

038わたしたちは城壁を建て直し続 けた。城壁はその高さの半分まで築き上げられた。民には働く意欲があった。

 

ネヘミヤ記4

001サンバラトとトビヤ、それにア ラブ人、アンモン人、アシュドドの人々はエルサレムの城壁の修復がはかどり、その破れ目がふさがり始めたと聞いて、非常に怒った。

002彼らは共謀し、エルサレムに攻 め入って、わたしたちを混乱させようとした。

003わたしたちは神に祈り、彼らの 攻撃に備え、日夜、見張りを立てた。

004ユダの民は言った、

「荷を担ぐ者の力は尽きた。

瓦礫の山は途方もなく、

城壁の再建などわたしたちにはできない」。

005敵は言った、「気づかれず、見 つからずに彼らの中に侵入し、彼らを殺し、工事を中止させよう」。

006この敵の近くに住んでいるユダ ヤ人たちが来て、しきりにわたしたちに訴えた、「敵はあらゆる所から攻めてきます」。

007それで、わたしは剣、槍、弓を 持たせて、民をその家族ごとに、城壁の後ろの低い所の空き地に配置した。

008これらすべてを見て、わたしは 立ち上がり、有力者や役人、そのほかの者たちに言った、「彼らを恐れてはならない。偉大で、畏るべき神を思い起こしなさい。あなたた ちの兄弟

や息子、娘、妻、家のために戦いなさい」。

009敵はわたしたちに気づかれ、神 が陰謀を無にされたことを知った。そこでわたしたちは全員城壁に帰り、各自の仕事に戻った。

010その日以来、わたしの部下たち の半分は工事に従事し、半分は槍、盾、弓、鎧で武装した。指導者たちがユダのすべての家の背後を守った。

011城壁を築く者も荷を運ぶ者も片 手で仕事をし、もう一方の手には槍を握っていた。

012建築する者たちはその腰に剣を 帯びて働いた。わたしの傍らには角笛を吹く者がいた。

013わたしは有力者と役人と民の残 りの者たちに言った、「工事は大きく広がっていて、わたしたちは城壁の上で、互いに遠く離れている。

014どこにいても、角笛の響きが聞 こえたら、わたしたちの所へ集まりなさい。わたしたちの神がわたしたちのために戦ってくださる」。

015こうして、夜明けから星の出る 時までわたしたちは工事を進めたが、半分の者は槍を手にしていた。

016この時も、わたしは民に言っ た、「各自その部下とともにエルサレムの城壁の中で宿泊するように。そうすれば夜は見張りをし、日中すぐに仕事にかかれる」。

017それでわたしも兄弟も、部下た ちも、わたしの護衛の者たちも、服を脱がず、右手に武器を携えていた。

 

ネヘミヤ記5

001その時、民とその妻たちは、兄 弟であるユダヤ人に対して不平の声をあげた。

002ある者は言った、「わたしたち にはたくさんの息子や娘たちがいる。食べて生きるために、穀物を手に入れなければならない」。

003また、ある者は言った、「この 飢饉で穀物を得るために、畑もぶどう畑も家も抵当に入れなければならない」。

004またある者は言った、「畑やぶ どう畑に課された王の税金を払うために、借金しなければならない。

005わたしたちも兄弟たちも同じ血 肉であり、またわたしたちの息子も彼らの息子も平等であるはずなのに、わたしたちは自分の息子や娘を奴隷として渡さなければならな い。娘たちの中にはすでに奴隷として売られたものもいる。わたしたちの畑やぶどう畑は他人のものになっていて、どうしようもない」。

006これらの訴えの言葉を聞いて、 わたしは大いに憤りを覚えた。

007熟慮した後、有力者や役人を非 難して言った、「あなたたちは自分の兄弟たちに高利で貸している」。そして大集会を開催した。

008わたしは彼らを責めて言った、 「わたしたちは他国の者に売られた兄弟であるユダヤ人をできるかぎり買い戻した。それなのに、あなたたちは自分の兄弟を売ろうとして いる。彼らはわたしたちのために売られているということではないか」。すると彼らは、返す言葉もなく、黙っていた。

009さらに、わたしは続けて言っ た、「あなたたちが行っていることはよくない。わたしたちの敵である他国の者に侮られないように、神を畏れながら歩むべきではない か。

010わたしも、わたしの兄弟も、部 下たちも、彼らに金や穀物を貸している。わたしたちはその負債を帳消しにしよう。

011あなたたちも、今日のうちに彼 らの畑、ぶどう畑、オリーブ畑、家、またあなたたちが貸している金や穀物やぶどう酒や油を彼らに返しなさい」。

012すると、彼らは言った、「返し ます。彼らには何も請求しません。あなたが言うとおりにします」。そこでわたしは祭司たちを呼んで、その言葉のとおりに行うと彼らに 誓わせた。

013わたしは着物の裾を振って、 言った、「この言葉を実行しない者は一人残らず、神がその家、その持ち物から振り落とされますように。このように振り落とされて、無 一物になりますように」。全会衆は「アーメン」と言って主を賛美した。民はその言葉のとおりに行った。

014さらに、ユダの地の総督に任命 された日から、すなわちアルタクセルクセス王の第二十年から第三十二年までの十二年間、わたしもわたしの兄弟も総督の手あてを受け取 らなかった。

015わたしより以前の総督たちは民 を搾取し、銀四十シェケルのほか、パンやぶどう酒を取り立てた。その部下たちも横暴に振る舞った。しかし、わたしは神を畏れ、そのよ うなことはしなかった。

016わたしはまた、この城壁工事に 専念し、土地を買い漁ることはしなかった。部下たちもみな工事のためにここに集まっていた。

017ユダヤ人と役人百五十人、それ に周りの国々から来た人たちもわたしの食卓に着いた。

018それで、一日に牛一頭、特選の 羊六匹、鶏がわたしのために用意され、十日ごとに、ぶどう酒が十分用意された。それでも総督の手あてを要求しなかった。民に労役が課 せられていたからである。

019わたしの神よ、わたしがこの民 にしたことをすべて覚えて、恵みをお与えください。

 

ネヘミヤ記6

001さて、サンバラト、トビヤ、ア ラブ人ゲシェムとそのほかの敵どもは、わたしが城壁を再建して、破れ目がなくなったことを知った。実は、その時はまだ城門には扉が取 り付けられていなかった。

002サンバラトとゲシェムは使者を よこして、言った、「さあ、オノの谷のケフィリムで会見しよう」。彼らはわたしに危害を加えようと企んでいた。

003そこで、わたしは使者を送って 言った、「わたしは大工事をしていて、行くことはできない。それを

置いて、あなたたちの所へ行くなら、工事が止まってしまう」。

004彼らは四度も使者をよこして、 同じことを言った。わたしも同様のことを答えた。

005サンバラトは五度目にも同じこ とを言ってよこし、その部下の手には開封された手紙があった。

006それには次のように記されてい た。「人々の間でうわさになっており、ガシュムも言っていることだが、あなたとユダヤ人は謀反を企て、城壁を再建しているとのこと。 うわさによると、あなたは彼らの王となろうとしているそうだ。

007あなたは預言者さえ立てて、自 分のことをエルサレムで告げさせて、『ユダには王がいる』と言わせている。今、このうわさが王の耳にも入ることになる。さあ、ただち に会見しよう」。

008しかし、わたしは使者を送っ て、言わせた、「あなたが言うようなことにはなっていない。あなたが勝手に言っているにすぎない」。

009それらはすべてわたしたちを脅 すためであった。「彼らの手は工事を離れ、工事は完成されない」と彼らは言っていた。

今、わたしの手を強めてください。

010そこで、わたしはメヘタブエル の子デラヤの子シェマヤの家に行った。彼は家に閉じ籠っていた。彼は言った、「神の宮、神殿の中で会い、宮の扉を閉めておきましょ う。彼らはあなたを殺害にやって来ます。夜、あなたを殺害にやって来ます」。

011わたしは答えた、「わたしのよ うな立場の者が逃げることができようか。わたしのような者が神殿に入って生きておられようか。わたしは入らない」。

012彼を遣わしたのは神でないと、 その時わたしは悟った。彼がわたしにこのような預言を告げたのは、トビヤとサンバラトが彼を買収したからであった。

013わたしが恐れて、言われるとお りにして、罪を犯すようにさせるためであった。つまり、それによって悪評を立て、わたしを謗るためであった。

014わたしの神よ、トビヤとサンバ ラトの仕業を、またわたしを脅した女預言者ノアドヤとそのほかの預言者を覚えていてください。

015こうして城壁は五十二日かかっ て、エルルの月の二十五日に完成した。

016それを聞いたわたしたちの敵と 周囲の諸国の民はみな、自尊心をひどく傷つけられた。彼らはこの工事がわたしたちの神によってなされたことを認めたからである。

017さらに、そのころ、ユダの有力 者たちはしきりにトビヤに手紙を送り、トビヤからの手紙も彼らに届いていた。

018ユダの多くの人々は彼と誓いを 交わす関係にあった。トビヤはアラの子シェカンヤの婿で、その子ヨハナンはベレクヤの子メシュラムの娘を娶っていた。

019彼らはわたしの前でトビヤをほ めそやし、わたしの言うことを彼に伝えていた。トビヤはわたしを脅すためにたびたび手紙を送ってきた。


 

新共同訳1987

3:1 大祭司エルヤシブは、仲間の祭司と共に羊の門の建築に取りかかり、それを奉献し、扉を付けた。次いでハンメアの塔まで、更にハナンエルの塔まで奉献した。

3:2 その傍らにはエリコの住民が一方に、イムリの子ザクルが他方にいて建築に携わった。

3:3 魚の門を築き上げたのはハセナアの子らである。彼らはそれを組み立て、扉と金具とかんぬきを付けた。

3:4 彼らの傍らではハコツの孫でウリヤの子であるメレモトが補強に当たり、またその傍らではメシェザブエルの孫でベレクヤの子であるメシュラムが補強に当た り、その傍らではバアナの子ツァドクが補強に当たり、

3:5 更にその傍らではテコアの人々が補強に当たった。しかし、その貴族たちは彼らの指導者たちの作業に服そうとしなかった。

3:6 古い門を補強したのは、パセアの子ヨヤダとベソデヤの子メシュラムである。彼らはそれを組み立て、扉と金具とかんぬきを付けた。

3:7 彼らの傍らでは、ギブオン生まれのメラトヤ、メロノト生まれのヤドン、そしてギブオンとミツパの男子たちが補強に当たった。この二つの町はユーフラテス西 方の長官の管轄下にあった。

3:8 またその傍らでは鋳物師ハルハヤの子ウジエルが補強に当たり、その傍らでは香料調合師のハナンヤが補強に当たった。彼らは広壁までエルサレムを修復した。

3:9 また彼らの傍らではエルサレムの半地区の区長フルの子レファヤが補強に当たり、

3:10 また彼らの傍らではハルマフの子エダヤが補強に当たったが、それは自分の家の前であった。その傍らではハシャブネヤの子ハトシュが補強に当たり、

3:11 ハリムの子マルキヤとパハト・モアブの子ハシュブは第二の部分を炉の塔も含めて補強した。

3:12 その傍らでは、エルサレムの他の半地区の区長ハロヘシュの子シャルムが、その娘たちと共に補強に当たった。

3:13 谷の門を補強したのはハヌン、それにザノアの住民である。彼らはそれを築き上げ、扉と金具とかんぬきを付けた。それに糞の門まで千アンマにわたって城壁を 補強した。

3:14 糞の門を補強したのはベト・ケレム地区の区長レカブの子マルキヤである。彼はそれを築き上げ、扉と金具とかんぬきを付けた。

3:15 泉の門を補強したのはミツパ地区の区長コル・ホゼの子シャルンである。彼はそれを築き上げ、屋根を付け、扉と金具とかんぬきを付けた。また王の庭園にある シェラの池の壁を、ダビデの町から下ってくる階段まで補強した。

3:16 続いて、ベト・ツル半地区の区長アズブクの子ネヘムヤはダビデの墓地の前まで、次いで貯水池まで、更に兵舎まで補強した。

3:17 続いて、レビ人が補強に当たり、バニの子レフムの傍らではケイラ半地区の区長ハシャブヤが、自分の区域で補強に当たった。

3:18 続いて、彼らの兄弟が補強に当たり、ケイラの他の半地区の区長ヘナダドの子バワイ

3:19 の傍らでは、ミツパの長イエシュアの子エゼルが第二の部分を、城壁の角の武器庫の上り道の前で補強した。

3:20 続いて、ザバイの子バルクが第二の部分を城壁の角から大祭司エルヤシブの家の入り口まで熱心に補強した。

3:21 続いて、ハコツの孫でウリヤの子であるメレモトが第二の部分をエルヤシブの家の入り口からその家の端まで補強した。

3:22 続いて、盆地の男子である祭司たちが補強に当たり、

3:23 続いて、ビンヤミンとハシュブが自分の家の前を補強した。続いて、アナネヤの孫でマアセヤの子であるアザルヤが自分の家のそばを補強し、

3:24 続いて、ヘナダドの子ビヌイが第二の部分をアザルヤの家から城壁の角まで、および城壁の突端まで補強した。

3:25 ウザイの子パラルは、城壁の角の前と、上の王宮から出ていて警護の庭のそばにある塔を補強した。続いて、パルオシュの子ペダヤは、

3:26 オフェルには神殿の使用人が住んでいたのだが、東の水の門の前までその突き出た塔も含めて補強に当たり、

3:27 続いて、テコアの人々が第二の部分をその突き出た大きな塔の前からオフェルの城壁まで補強した。

3:28 馬の門の上からは、祭司たちがそれぞれ自分の家の前を補強し、

3:29 続いて、イメルの子ツァドクが自分の家の前を補強した。続いて、東の門の守衛シェカンヤの子シェマヤが補強し、

3:30 続いて、シェレムヤの子ハナンヤとツァラフの六男ハヌンが第二の部分を補強した。続いて、ベレクヤの子メシュラムが自分の収納庫の前を補強し、

3:31 続いて、鋳物師マルキヤがミフカドの門の前にある神殿の使用人と商人の家まで、また城壁の突端の階上まで補強した。

3:32 城壁の突端の階上から羊の門までの間は、鋳物師と商人が補強した。

◆敵の妨害

3:33 サンバラトは、わたしたちが城壁を建てていると聞いて怒り、激しく憤慨した。ユダの人々を嘲笑い、

3:34 彼は仲間とサマリアの兵士を前にして言った。「この哀れなユダの者どもに、何ができるか。修復していけにえをささげるつもりなのか。一日で仕上げようとで もいうのか。灰の山から焼け石を拾い出して、生かして使おうとでもいうのか。」

3:35 アンモン人のトビヤはそばから言った。「できたとしても、そんな石垣など、狐が登るだけで崩れてしまうだろう。」

3:36 わたしたちの神よ、お聞きください。このように辱めを受けているのです。彼らの投げつける侮辱が彼ら自身の頭上に降りかかり、捕らわれの身となって異国で 辱めを受けるようにしてください。

3:37 その悪を赦さず、その罪を御前から消し去らないでください。彼らは再建に励む者を嘲っています。

3:38 わたしたちは城壁の再建を始め、その全長にわたって高さの半分まで築いた。民には働く意欲があった。

新共同 ネヘ 4:1-23

4:1 サンバラトとトビヤ、それにアラブ人、アンモン人、アシュドドの市民は、エルサレムの城壁の再建が進み、破損の修復が始まったと聞いて、大いに怒った。

4:2 彼らは皆で共謀してエルサレムに攻め上り、混乱に陥れようとした。

4:3 わたしたちはわたしたちの神に祈り、昼夜彼らに対し、彼らから身を守るために警戒した。

4:4 しかし、ユダもこう言うのだった。「もっこを担ぐ力は弱り/土くれの山はまだ大きい。城壁の再建など/わたしたちにはできません。」

4:5 わたしたちの敵はこう言っていた。「気づかれず、見つからないように侵入し、彼らを打ち殺して、工事をやめさせよう。」

4:6 彼らの近くに住むユダの人々がやって来て、十度もわたしたちに、「あなたたちが戻ると、あらゆるところからわたしたちは攻められます」と言った。

4:7 そこでわたしは城壁外の低い所、むき出しになった所に、各家族の戦闘員を、剣と槍と弓を持たせて配置した。

4:8 わたしは見回して立ち、貴族や役人やその他の戦闘員に言った。「敵を恐れるな。偉大にして畏るべき主の御名を唱えて、兄弟のため、息子のため、娘のため、 妻のため、家のために戦え。」

4:9 わたしたちが気づき、神がその計略を破られたことを敵が知ったので、わたしたちは皆、城壁に戻り、それぞれ自分の作業に就いた。

4:10 その日からわたしの部下たちは、半分が作業に従事し、他の半分が槍と盾、弓と鎧を身に着け、将校たちがユダの家全体の背後に控えた。

4:11 城壁を築く者、もっこを担いで運ぶ者は、一方の手で作業をし、もう一方の手には投げ槍を取った。

4:12 建築作業をする者は、各自腰に剣を帯びて作業した。わたしはそばに角笛を吹く者をつけた。

4:13 わたしは貴族と役人と他の戦闘員に言った。「仕事が多く、範囲は広い。わたしたちは互いに遠く離れて城壁の上に散らばっている。

4:14 角笛の音を聞いたら、わたしたちのもとに集まれ。わたしたちの神はわたしたちのために戦ってくださる。」

4:15 夜が明けてから星が現れるころまでわたしたちは作業に就き、部下の半分は槍を手にしていた。

4:16 このころわたしは戦闘員に言った。「各自、自分の部下と共にエルサレムの城壁内で夜を過ごしなさい。夜は警備に当たり、昼に仕事をしよう。」

4:17 わたしも、兄弟も、部下の者も、わたしに従う警備の者も、わたしたちはだれも、服を脱がずにいて、各自投げ槍を右の手にしていた。

5:1 民とその妻たちから、同胞のユダの人々に対して大きな訴えの叫びがあがった。

5:2 ある者は言った。「わたしたちには多くの息子や娘がいる。食べて生き延びるために穀物がほしい。」

5:3 またある者は言った。「この飢饉のときに穀物を得るには畑も、ぶどう園も、家も抵当に入れなければならない。」

5:4 またある者は言った。「王が税をかけるので、畑もぶどう園も担保にして金を借りなければならない。

5:5 同胞もわたしたちも同じ人間だ。彼らに子供があれば、わたしたちにも子供がある。だが、わたしたちは息子や娘を手放して奴隷にしなければならない。ある娘 はもう奴隷になっている。どうすることもできない。畑とぶどう園はもう他人のものだ。」

5:6 この嘆きと訴えを聞いて、わたしは大いに憤りを覚え、

5:7 居たたまれなくなって貴族と役人をこう非難した。「あなたたちは同胞に重荷を負わせているではないか。」わたしはまた大きな集会を召集して、

5:8 言った。「わたしたちは異邦人に売られていた同胞のユダの人々を、できるかぎり買い戻した。それなのに、あなたたちはその同胞を売ろうというのか。彼らは わたしたち自身に売られることになるのに。」彼らは黙りこみ、何も言えなかった。

5:9 わたしは言った。「あなたたちの行いはよくない。敵である異邦人に辱められないために、神を畏れて生きるはずではないのか。

5:10 わたしも、わたしの兄弟も部下も金や穀物を貸している。わたしたちはその負債を帳消しにする。

5:11 あなたたちも今日あなたたちに負債のある者に返しなさい。畑も、ぶどう園も、オリーブ園も、家も、利子も、穀物も、ぶどう酒も、油も。」

5:12 彼らはそれに答えた。「返します。何も要求しません。お言葉どおりにします。」わたしはこの言葉どおり行うよう誓わせるために祭司たちを呼んだ。

5:13 わたしはまた衣の折り重ねたところを振るいながら言った。「この約束を守らない者はだれでも、このように神によってその家と財産から離され、振るい落とさ れるように。このように振るい落とされて無一物となるように。」会衆は皆で、「アーメン」と答え、神を賛美した。民はその言葉どおり 行った。

5:14 アルタクセルクセス王の第二十年に、わたしはユダの地の長官に任命されたが、その日から第三十二年までの十二年間、わたしも兄弟たちも長官の給与を一度も 受け取らなかった。

5:15 わたしの前任者は民に重荷を負わせ、パンとぶどう酒に加えて、銀四十シェケルを徴収した。彼らの配下の者も民を圧迫した。しかし、わたしは神を畏れ、その ようなことを決して行わなかった。

5:16 わたしはこの城壁の工事にも力を注ぎ、土地を買収したりはしなかった。配下の者も皆、工事のためにここに集まっていた。

5:17 ユダの人々と役人合わせて百五十人、それに周りの国々から来た人々も、わたしの食卓に着いた。

5:18 毎日用意されたものは、牛一頭、特選の羊六匹、鳥で、わたしのために用意され、十日ごとにはあらゆる種類のぶどう酒が十分用意された。だが、このためにも 長官の手当を要求しなかった。再建作業がこの民にとって重荷となっていたからである。

5:19 神よ、わたしがこの民に尽くしたすべてのことを快く心に留めてください。

6:1 サンバラト、トビヤ、アラブ人ゲシェム、その他わたしたちの敵は、わたしが城壁を再建し、崩れた所が一つとして残らず、あとは城門に扉を付けるだけだとい うことを耳にした。

6:2 サンバラトとゲシェムはわたしのもとに使者をよこして、「オノの谷にあるケフィリムで会おう」と言った。彼らはわたしに危害を加えようとたくらんだので あった。

6:3 そこでわたしは使者を送って言わせた。「わたしは大きな工事をしているので、行けません。中断して出かけたのでは、どうして工事が終わるでしょうか。」

6:4 彼らは同じことを四度も言ってきたが、わたしも同じように返事を繰り返した。

6:5 五度目にサンバラトは、配下の者を同じ言葉をもってわたしのもとによこしたが、その手には開封の手紙があった。

6:6 そこには、こう書かれていた。「あなたとユダの人々は反逆を企てていると、諸国のうわさにもなっているし、ガシュムも言っている。城壁を建てているのはそ のためであろう。あなたはユダの人々の王になろうとしているということだ。

6:7 また、あなたはあなたのことを宣言する預言者をエルサレムに立てて、ユダの王だと言わせているそうだ。今このうわさは、王のもとに届こうとしている。早速 相談しようではないか。」

6:8 そこでわたしは返事を送った。「あなたの言うことは事実に反する。あなたの勝手な作り事だ。」

6:9 彼らは皆、わたしたちの手が弱り、工事は完成しないだろうと言って、わたしたちに恐怖を与えている。神よ、今こそわたしの手を強くしてください。

6:10 わたしが、メヘタブエルの孫でデラヤの子であるシェマヤの家に行くと、彼は閉じこもっていた。彼は言った。「神殿で会おう、聖所の中で。聖所の扉を閉じよ う。あなたを殺しに来る者がある。夜、あなたを殺しにやって来る。」

6:11 しかし、わたしは言った。「わたしの立場にある者は逃げることはできない。わたしのような者で、聖所に入って、なお生き長らえることのできる者があろう か。わたしは入らない。」

6:12 彼は神が遣わした者ではなく、トビヤとサンバラトに買収されてわたしに預言したのだということをわたしは悟った。

6:13 なぜ彼を買収したのか。それはわたしが恐怖心から彼らの言いなりになって罪を犯せば、彼らはそれを利用してわたしの悪口を言い、わたしを辱めることができ るからである。

6:14 わが神よ、トビヤとサンバラトのこの仕業と、わたしを脅迫した女預言者ノアドヤや他の預言者たちを覚えていてください。

6:15 城壁は五十二日かかって、エルルの月の二十五日に完成した。

6:16 わたしたちのすべての敵がそれを聞くに及んで、わたしたちの周囲にいる諸国の民も皆、恐れを抱き、自らの目に大いに面目を失った。わたしたちの神の助けに よってこの工事がなされたのだということを悟ったからである。

6:17 そのころ、ユダの貴族は頻繁にトビヤに手紙を送り、トビヤの手紙も彼らに届いていた。

6:18 ユダの多くの人は彼と互いに誓約を交わす関係にあったからで、トビヤはアラの子シェカンヤの娘婿であり、トビヤの子ヨハナンはベレクヤの子メシュラムの娘 をめとっていた。

6:19 彼らはわたしの前ではトビヤへの賛辞を述べ、トビヤにはわたしの言葉を密告した。トビヤはわたしに脅迫の手紙をよこした。

 

新改訳1970

3:1 こうして、大祭司エルヤシブは、その兄弟の祭司たちと、羊の門の再建に取りかかった。彼らはそれを聖別して、とびらを取りつけた。彼らはメアのやぐらまで 聖別し、ハナヌエルのやぐらにまで及んだ。

3:2 彼の次にエリコの人々が建て、その次にイムリの子ザクルが建てた。

3:3 魚の門はセナアの子らが建てた。彼らは梁を置き、とびら、かんぬき、横木を取りつけた。

3:4 彼らの次に、コツの子ウリヤの子であるメレモテが修理し、その次に、メシェザブエルの子ベレクヤの子であるメシュラムが修理し、その次に、バアナの子ツァ ドクが修理した。

3:5 その次に、テコア人たちが修理したが、そのすぐれた人たちは彼らの主人たちの工事に協力しなかった。

3:6 エシャナの門はパセアハの子エホヤダと、ベソデヤの子メシュラムが修理した。彼らは梁を置き、とびら、かんぬき、横木を取りつけた。

3:7 彼らの次に、ギブオン人メラテヤと、メロノテ人ヤドン、それに川向こうの総督の管轄に属するギブオンとミツパの人々が修理した。

3:8 その次に、金細工人のハルハヤの子ウジエルが修理し、その次に、香料作りのひとりハナヌヤが修理した。こうして、彼らはエルサレムを、広い城壁のところま で修復した。

3:9 彼らの次に、エルサレム地区の半区の長、フルの子レファヤが修理した。

3:10 その次に、ハルマフの子エダヤが自分の家に面する所を修理し、その次に、ハシャブネヤの子ハトシュが修理した。

3:11 ハリムの子マルキヤと、パハテ・モアブの子ハシュブは、その続きの部分と炉のやぐらを修理した。

3:12 その次に、エルサレムの残りの半区の長、ロヘシュの子シャルムが、自分の娘たちといっしょに修理した。

3:13 谷の門はハヌンと、ザノアハの住民が修理した。彼らはそれを建て直し、とびら、かんぬき、横木を取りつけ、糞の門までの城壁一千キュビトを修理した。

3:14 糞の門はベテ・ハケレム地区の長、レカブの子マルキヤが修理した。彼はそれを建て直し、とびら、かんぬき、横木を取りつけた。

3:15 泉の門はミツパ地区の長、コル・ホゼの子シャルンが修理した。彼はそれを建て直し、屋根をつけ、とびら、かんぬき、横木を取りつけた。また、王の園のシェ ラフの池の城壁を、ダビデの町から下って来る階段のところまで修理した。

3:16 そのあとに、ベテ・ツル地区の半区の長、アズブクの子ネヘミヤが、ダビデの墓地に面する所と、人工貯水池と、勇士たちの家のところまで修理した。

3:17 そのあとに、バニの子レフムなど、レビ人たちが修理した。その次に、ケイラ地区の半区の長、ハシャブヤが、自分の区域のために修理した。

3:18 そのあとに、ケイラの残りの半地区の長、ヘナダデの子バワイなど、彼らの同僚たちが修理した。

3:19 その次に、ミツパの長、ヨシュアの子エゼルが、城壁の曲がりかどにある武器倉への上り坂に面した続きの部分を修理した。

3:20 そのあとに、ザカイの子バルクが、城壁の曲がりかどから大祭司エルヤシブの家の門のところまでの続きの部分を、熱心に修理した。

3:21 そのあとに、コツの子ウリヤの子メレモテが、エルヤシブの家の門からエルヤシブの家の端までの続きの部分を修理した。

3:22 そのあとに、低地の人々である祭司たちが修理した。

3:23 そのあとに、ベニヤミンとハシュブが、彼らの家に面する所を修理した。そのあとに、アナネヤの子マアセヤの子アザルヤが、自分の家の近くを修理した。

3:24 そのあとに、ヘナダデの子ビヌイが、アザルヤの家から城壁の曲がりかどの、隅までの続きの部分を修理した。

3:25 ウザイの子パラルは、城壁の曲がりかどに面した所と、監視の庭のそばにあって、王宮から高く突き出ているやぐらを修理した。そのあとに、パルオシュの子ペ ダヤと、

3:26 オフェルの住民で宮に仕えるしもべたちとは、東のほうの水の門、および突き出ているやぐらに面する所までを修理した。

3:27 そのあとに、テコア人が、突き出ている大きなやぐらに面している所から、オフェルの城壁までの続きの部分を修理した。

3:28 馬の門から上のほうは、祭司たちがそれぞれ、自分の家に面する所を修理した。

3:29 そのあとに、イメルの子ツァドクが、自分の家に面する所を修理した。そのあとに、シェカヌヤの子、東の門を守る者シェマヤが修理した。

3:30 そのあとに、シェレムヤの子ハナヌヤと、ツァラフの六男ハヌンが、その続きの部分を修理した。そのあとに、ベレクヤの子メシュラムが、自分の部屋に面する 部分を修理した。

3:31 そのあとに、金細工人のひとりマルキヤは、召集の門の向かい側にある宮に仕えるしもべたちや商人たちの家を、かどの二階の部屋のところまで修理した。

3:32 かどの二階の部屋と羊の門の間は、金細工人と商人たちが修理した。

4:1 サヌバラテは私たちが城壁を修復していることを聞くと、怒り、また非常に憤慨して、ユダヤ人たちをあざけった。

4:2 彼はその同胞と、サマリヤの有力者たちの前で言った。「この哀れなユダヤ人たちは、いったい何をしているのか。あれを修復して、いけにえをささげようとす るのか。一日で仕上げようとするのか。焼けてしまった石をちりあくたの山から生き返らせようとするのか。」

4:3 彼のそばにいたアモン人トビヤもまた、「彼らの建て直している城壁なら、一匹の狐が上っても、その石垣をくずしてしまうだろう。」と言った。

4:4 「お聞きください、私たちの神。私たちは軽蔑されています。彼らのそしりを彼らの頭に返し、彼らが捕囚の地でかすめ奪われるようにしてください。

4:5 彼らの咎を赦すことなく、彼らの罪を御前からぬぐい去らないでください。彼らは建て直す者たちを侮辱したからです。」

4:6 こうして、私たちは城壁を建て直し、城壁はみな、その高さの半分まで継ぎ合わされた。民に働く気があったからである。

4:7 ところが、サヌバラテ、トビヤ、アラブ人、アモン人、アシュドデ人たちは、エルサレムの城壁の修復がはかどり、割れ目もふさがり始めたことを聞いたとき、 非常に怒り、

4:8 彼らはみな共にエルサレムに攻め入り、混乱を起こそうと陰謀を企てた。

4:9 しかし私たちは、私たちの神に祈り、彼らに備えて日夜見張りを置いた。

4:10 そのとき、ユダの人々は言った。「荷をになう者の力は衰えているのに、ちりあくたは山をなしている。私たちは城壁を築くことはできない。」

4:11 一方、私たちの敵は言った。「彼らの知らないうちに、また見ないうちに、彼らの真中にはいり込んで、彼らを殺し、その工事をやめさせよう。」

4:12 そこで、彼らの近くに住んでいたユダヤ人たちがやって来て、四方から十回も私たちに言った。「私たちのところに戻って来てほしい。」

4:13 そこで私は、民をその家族ごとに、城壁のうしろの低い所の、空地に、剣や槍や弓を持たせて配置した。

4:14 私は彼らが恐れているのを見て立ち上がり、おもだった人々や、代表者たち、およびその他の人々に言った。「彼らを恐れてはならない。大いなる恐るべき主を 覚え、自分たちの兄弟、息子、娘、妻、また家のために戦いなさい。」

4:15 私たちの敵が、彼らのたくらみは私たちに悟られ、神がそれを打ちこわされたということを聞いたとき、私たちはみな、城壁に帰り、それぞれ自分の工事に戻っ た。

4:16 その日以来、私に仕える若い者の半分は工事を続け、他の半分は、槍や、盾、弓、よろいで身を固めていた。一方、隊長たちはユダの全家を守った。

4:17 城壁を築く者たち、荷をかついで運ぶ者たちは、片手で仕事をし、片手に投げ槍を堅く握っていた。

4:18 築く者は、それぞれ剣を腰にして築き、角笛を吹き鳴らす者は、私のそばにいた。

4:19 私はおもだった人々や、代表者たち、およびその他の人々に言った。「この工事は大きく、また広がっている。私たちは城壁の上で互いに遠く離れ離れになって いる。

4:20 どこででも、あなたがたが角笛の鳴るのを聞いたら、私たちのところに集まって来なさい。私たちの神が私たちのために戦ってくださるのだ。」

4:21 こうして、私たちはこの工事を進めたが、その半分の者は、夜明けから星の現われる時まで、槍を手に取っていた。

4:22 そのときまた、私は民に言った。「だれでも自分に仕える若い者といっしょにエルサレムのうちで夜を明かすようにしなさい。そうすれば、夜にも見張りがお り、昼には働くことができる。」

4:23 私も、私の親類の者も、私に仕える若い者たちも、私を守る見張りの人々も、私たちのうちのだれも、服を脱がず、それぞれ投げ槍を手にしていた。

5:1 ときに、民とその妻たちは、その同胞のユダヤ人たちに対して強い抗議の声をあげた。

5:2 ある者は、「私たちには息子や娘が大ぜいいる。私たちは、食べて生きるために、穀物を手に入れなければならない。」と言い、

5:3 またある者は、「このききんに際し、穀物を手に入れるために、私たちの畑も、ぶどう畑も、家も抵当に入れなければならない。」と言った。

5:4 またある者は言った。「私たちは、王に支払う税金のために、私たちの畑とぶどう畑をかたにして、金を借りなければならなかった。

5:5 現に、私たちの肉は私たちの兄弟の肉と同じであり、私たちの子どもも彼らの子どもと同じなのだ。それなのに、今、私たちは自分たちの息子や娘を奴隷に売ら なければならない。事実、私たちの娘で、もう奴隷にされている者もいる。しかし、私たちの畑もぶどう畑も他人の所有となっているの で、私たちにはどうする力もない。」

5:6 私は彼らの不平と、これらのことばを聞いて、非常に怒った。

5:7 私は十分考えたうえで、おもだった者たちや代表者たちを非難して言った。「あなたがたはみな、自分の兄弟たちに、担保を取って金を貸している。」と。私は 大集会を開いて彼らを責め、

5:8 彼らに言った。「私たちは、異邦人に売られた私たちの兄弟、ユダヤ人を、できるかぎり買い取った。それなのに、あなたがたはまた、自分の兄弟たちを売ろう としている。私たちが彼らを買わなければならないのだ。」すると、彼らは黙ってしまい、一言も言いだせなかった。

5:9 私は言い続けた。「あなたがたのしていることは良くない。あなたがたは、私たちの敵である異邦人のそしりを受けないために、私たちの神を恐れながら歩むべ きではないか。

5:10 私も、私の親類の者も、私に仕える若い者たちも、彼らに金や穀物を貸してやったが、私たちはその負債を帳消しにしよう。

5:11 だから、あなたがたも、きょう、彼らの畑、ぶどう畑、オリーブ畑、家、それにまた、あなたがたが彼らに貸していた金や、穀物、新しいぶどう酒、油などの利 子を彼らに返してやりなさい。」

5:12 すると彼らは、「私たちは返します。彼らから何も要求しません。私たちはあなたの言われるとおりにします。」と言った。そこで、私は祭司たちを呼び、彼ら にこの約束を実行する誓いを立てさせた。

5:13 私はまた、私のすそを振って言った。「この約束を果たさない者を、ひとり残らず、神がこのように、その家とその勤労の実とから振り落としてくださいますよ うに。このように、その者は振り落とされて、むなしい者となりますように。」すると全集団は、「アーメン。」と言って、主をほめたた えた。こうして、民はこの約束を実行した。

5:14 また、私がユダの地の総督として任命された時から、すなわち、アルタシャスタ王の第二十年から第三十二年までの十二年間、私も私の親類も、総督としての手 当を受けなかった。

5:15 私の前任の総督たちは民の負担を重くし、民から、パンとぶどう酒のために取り立て、そのうえ、銀四十シェケルを取った。しかも、彼らに仕える若い者たちは 民にいばりちらした。しかし、私は神を恐れて、そのようなことはしなかった。

5:16 また、私はこの城壁の工事に専念し、私たちは農地を買わなかった。私に仕える若い者たちはみな、工事に集まっていた。

5:17 ユダヤ人の代表者たち百五十人と、私たちの回りの国々から来る者が、私の食卓についていた。

5:18 それで、一日に牛一頭、えり抜きの羊六頭が料理され、私のためには鶏が料理された。それに、十日ごとに、あらゆる種類のぶどう酒をたくさん用意した。それ でも私は、この民に重い労役がかかっていたので、総督としての手当を要求しなかった。

5:19 私の神。どうか私がこの民のためにしたすべてのことを覚えて、私をいつくしんでください。

6:1 さて、私が城壁を建て直し、破れ口は残されていないということが、サヌバラテ、トビヤ、アラブ人ゲシェム、その他の私たちの敵に聞こえると、――その時ま で、私はまだ、門にとびらを取りつけていなかった。――

6:2 サヌバラテとゲシェムは私のところに使いをよこして言った。「さあ、オノの平地にある村の一つで会見しよう。」彼らは私に害を加えようとたくらんでいたの である。

6:3 そこで、私は彼らのところに使者たちをやって言った。「私は大工事をしているから、下って行けない。私が工事をそのままにして、あなたがたのところへ下っ て行ったため、工事が止まるようなことがあってよいものだろうか。」

6:4 すると、彼らは同じようにして、四度も私のところに人をよこした。それで私も同じように彼らに答えた。

6:5 サヌバラテは五度目にも同じようにして、若い者を私のところによこした。その手には一通の開封した手紙を持っていた。

6:6 それには次のように書いてあった。「諸国民の間に言いふらされ、また、ゲシェムも言っているが、あなたとユダヤ人たちは反逆をたくらんでおり、そのため に、あなたは城壁を建て直している。このうわさによれば、あなたは彼らの王になろうとしている。

6:7 また、あなたはエルサレムで、自分について宣言させるために、預言者たちを任命して、『ユダに王がいる。』と言わせている。今にこのようなことが王に聞こ えるであろう。さあ、来なさい。いっしょに相談しよう。」

6:8 そこで、私は彼のところに人をやって言わせた。「あなたが言っているようなことはされていない。あなたはそのことを自分でかってに考え出したのだ。」と。

6:9 事実、これらのことはみな、「あの者たちが気力を失って工事をやめ、中止するだろう。」と考えて、私たちをおどすためであった。ああ、今、私を力づけてく ださい。

6:10 私がメヘタブエルの子デラヤの子シェマヤの家に行ったところ、彼は引きこもっており、そして言った。「私たちは、神の宮、本堂の中で会い、本堂の戸を閉じ ておこう。彼らがあなたを殺しにやって来るからだ。きっと夜分にあなたを殺しにやって来る。」

6:11 そこで、私は言った。「私のような者が逃げてよいものか。私のような者で、だれが本堂にはいって生きながらえようか。私ははいって行かない。」

6:12 私にはわかっている。今、彼を遣わしたのは、神ではない。彼がこの預言を私に伝えたのは、トビヤとサヌバラテが彼を買収したからである。

6:13 彼が買収されたのは、私が恐れ、言われるとおりにして、私が罪を犯すようにするためであり、彼らの悪口の種とし、私をそしるためであった。

6:14 わが神よ。トビヤやサヌバラテのあのしわざと、また、私を恐れさせようとした女預言者ノアデヤや、その他の預言者たちのしわざを忘れないでください。

6:15 こうして、城壁は五十二日かかって、エルルの月の二十五日に完成した。

6:16 私たちの敵がみな、これを聞いたとき、私たちの回りの諸国民はみな恐れ、大いに面目を失った。この工事が、私たちの神によってなされたことを知ったからで ある。

6:17 また、そのころ、ユダのおもだった人々は、トビヤのところにひんぱんに手紙を送っており、トビヤも彼らに返事をしていた。

6:18 それは、トビヤがアラフの子シェカヌヤの婿であり、また、トビヤの子ヨハナンもベレクヤの子メシュラムの娘を妻にめとっていたので、彼と誓いを立てていた 者がユダの中に大ぜいいたからである。

6:19 彼らはまた、私の前でトビヤの善行を語り、私の言うことを彼に伝えていた。トビヤは私をおどそうと、たびたび手紙を送って来た。

 

口語訳1955

3:1 かくて大祭司エリアシブは、その兄弟である祭司たちと共に立って羊の門を建て、これを聖別してそのとびらを設け、さらにこれを聖別して、ハンメアの望楼に 及ぼし、またハナネルの望楼にまで及ぼした。

3:2 彼の次にはエリコの人々が建て、その次にはイムリの子ザックルが建てた。

3:3 魚の門はハッセナアの子らが建て、その梁を置き、そのとびらと横木と貫の木とを設けた。

3:4 その次にハッコヅの子ウリヤの子メレモテが修理し、その次にメシザベルの子ベレキヤの子メシュラムが修理し、その次にバアナの子ザドクが修理した。

3:5 その次にテコアびとらが修理したが、その貴人たちはその主の工事に服さなかった。

3:6 古い門はパセアの子ヨイアダおよびベソデヤの子メシュラムがこれを修理し、その梁を置き、そのとびらと横木と貫の木とを設けた。

3:7 その次にギベオンびとメラテヤ、メロノテびとヤドン、および川向こうの州の知事の行政下にあるギベオンとミヅパの人々が修理した。

3:8 その次にハルハヤの子ウジエルなどの金細工人が修理し、その次に製香者のひとりハナニヤが修理した。こうして彼らはエルサレムを城壁の広い所まで復旧し た。

3:9 その次にエルサレムの半区域の知事ホルの子レパヤが修理し、

3:10 その次にハルマフの子エダヤが自分の家と向かい合っている所を修理し、その次にはハシャブニヤの子ハットシが修理した。

3:11 ハリムの子マルキヤおよびバハテ・モアブの子ハシュブも他の部分および炉の望楼を修理した。

3:12 その次にエルサレムの他の半区域の知事ハロヘシの子シャルムがその娘たちと共に修理した。

3:13 谷の門はハヌンがザノアの民と共にこれを修理し、これを建て直して、そのとびらと横木と貫の木とを設け、また糞の門まで城壁一千キュビトを修理した。

3:14 糞の門はベテ・ハケレムの区域の知事レカブの子マルキヤがこれを修理し、これを建て直して、そのとびらと横木と貫の木とを設けた。

3:15 泉の門はミヅパの区域の知事コロホゼの子シャルンがこれを修理し、これを建て直して、おおいを施し、そのとびらと横木と貫の木とを設けた。彼はまた王の園 のほとりのシラの池に沿った石がきを修理して、ダビデの町から下る階段にまで及んだ。

3:16 その後にベテズルの半区域の知事アズブクの子ネヘミヤが修理して、ダビデの墓と向かい合った所に及び、掘池と勇士の宅にまで及んだ。

3:17 その後にバニの子レホムなどのレビびとが修理し、その次にケイラの半区域の知事ハシャビヤがその区域のために修理した。

3:18 その後にケイラの半区域の知事ヘナダデの子バワイなどその兄弟たちが修理し、

3:19 その次にエシュアの子でミヅパの知事であるエゼルが、城壁の曲りかどにある武器倉に上る所と向かい合った他の部分を修理し、

3:20 その後にザバイの子バルクが、力をつくして城壁の曲りかどから大祭司エリアシブの家の門までの他の部分を修理し、

3:21 その後にハッコヅの子ウリヤの子メレモテが、エリアシブの家の門からエリアシブの家の端までの他の部分を修理し、

3:22 彼の後に低地の人々である祭司たちが修理し、

3:23 その後にベニヤミンおよびハシュブが、自分たちの家と向かい合っている所を修理し、その後にアナニヤの子マアセヤの子アザリヤが、自分の家の附近を修理 し、

3:24 その後にヘナダデの子ビンヌイが、アザリヤの家から城壁の曲りかど、およびすみまでの他の部分を修理した。

3:25 ウザイの子パラルは、城壁の曲りかどと向かい合っている所、および監視の庭に近い王の上の家から突き出ている望楼と向かい合っている所を修理した。その後 にパロシの子ペダヤ、

3:26 およびオペルに住んでいる宮に仕えるしもべたちが、東の方の水の門と向かい合っている所、および突き出ている望楼と向かい合っている所まで修理した。

3:27 その後にテコアびとが、突き出ている大望楼と向かい合っている他の部分を修理し、オペルの城壁にまで及んだ。

3:28 馬の門から上の方は祭司たちが、おのおの自分の家と向かい合っている所を修理した。

3:29 その後にインメルの子ザドクが、自分の家と向かい合っている所を修理し、その後にシカニヤの子シマヤという東の門を守る者が修理し、

3:30 その後にシレミヤの子ハナニヤおよびザラフの第六の子ハヌンが他の部分を修理し、その後にベレキヤの子メシュラムが、自分のへやと向かい合っている所を修 理した。

3:31 その後に金細工人のひとりマルキヤという者が、召集の門と向かい合っている所を修理して、すみの二階のへやに至り、宮に仕えるしもべたちおよび商人の家に まで及んだ。

3:32 またすみの二階のへやと羊の門の間は金細工人と商人たちがこれを修理した。

4:1 サンバラテはわれわれが城壁を築くのを聞いて怒り、大いに憤ってユダヤ人をあざけった。

4:2 彼はその兄弟たちおよびサマリヤの兵隊の前で語って言った、「この弱々しいユダヤ人は何をしているのか。自分で再興しようとするのか。犠牲をささげようと するのか。一日で事を終えようとするのか。塵塚の中の石はすでに焼けているのに、これを取りだして生かそうとするのか」。

4:3 またアンモンびとトビヤは、彼のかたわらにいて言った、「そうだ、彼らの築いている城壁は、きつね一匹が上ってもくずれるであろう」と。

4:4 「われわれの神よ、聞いてください。われわれは侮られています。彼らのはずかしめを彼らのこうべに返し、彼らを捕囚の地でぶんどり物にしてください。

4:5 彼らのとがをおおわず、彼らの罪をみ前から消し去らないでください。彼らは築き建てる者の前であなたを怒らせたからです」。

4:6 こうしてわれわれは城壁を築いたが、石がきはみな相連なって、その高さの半ばにまで達した。民が心をこめて働いたからである。

4:7 ところがサンバラテ、トビヤ、アラビヤびと、アンモンびと、アシドドびとらは、エルサレムの城壁の修理が進展し、その破れ目もふさがり始めたと聞いて大い に怒り、

4:8 皆共に相はかり、エルサレムを攻めて、その中に混乱を起そうとした。

4:9 そこでわれわれは神に祈り、また日夜見張りを置いて彼らに備えた。

4:10 その時、ユダびとは言った、「荷を負う者の力は衰え、そのうえ、灰土がおびただしいので、われわれは城壁を築くことができない」。

4:11 またわれわれの敵は言った、「彼らの知らないうちに、また見ないうちに、彼らの中にはいりこんで彼らを殺し、その工事をやめさせよう」。

4:12 また彼らの近くに住んでいるユダヤ人たちはきて、十度もわれわれに言った、「彼らはその住んでいるすべての所からわれわれに攻め上るでしょう」と。

4:13 そこでわたしは民につるぎ、やりおよび弓を持たせ、城壁の後の低い所、すなわち空地にその家族にしたがって立たせた。

4:14 わたしは見めぐり、立って尊い人々、つかさたち、およびその他の民らに言った、「あなたがたは彼らを恐れてはならない。大いなる恐るべき主を覚え、あなた がたの兄弟、むすこ、娘、妻および家のために戦いなさい」。

4:15 われわれの敵は自分たちの事が、われわれに悟られたことを聞き、また神が彼らの計りごとを破られたことを聞いたので、われわれはみな城壁に帰り、おのおの その工事を続けた。

4:16 その日から後は、わたしのしもべの半数は工事に働き、半数はやり、盾、弓、よろいをもって武装した。そしてつかさたちは城壁を築いているユダの全家の後に 立った。

4:17 荷を負い運ぶ者はおのおの片手で工事をなし、片手に武器を執った。

4:18 築き建てる者はおのおのその腰につるぎを帯びて築き建て、ラッパを吹く者はわたしのかたわらにいた。

4:19 わたしは尊い人々、つかさたち、およびその他の民に言った、「工事は大きくかつ広がっているので、われわれは城壁の上で互に遠く離れている。

4:20 どこででもラッパの音を聞いたなら、そこにいるわれわれの所に集まってほしい。われわれの神はわれわれのために戦われます」。

4:21 このようにして、われわれは工事を進めたが、半数の者は夜明けから星の出る時まで、やりを執っていた。

4:22 その時わたしはまた民に告げて、「おのおのそのしもべと共にエルサレムの内に宿り、夜はわれわれの護衛者となり、昼は工事をするように」と言った。

4:23 そして、わたしも、わたしの兄弟たちも、わたしのしもべたちも、わたしを護衛する人々も、われわれのうちひとりも、その衣を脱がず、おのおの手に武器を 執っていた。

5:1 さて、ここに民がその妻と共に、その兄弟であるユダヤ人に向かって大いに叫び訴えることがあった。

5:2 すなわち、ある人々は言った、「われわれはむすこ娘と共に大ぜいです。われわれは穀物を得て、食べて生きていかなければなりません」。

5:3 またある人々は言った、「われわれは飢えのために、穀物を得ようと田畑も、ぶどう畑も、家も抵当に入れています」。

5:4 ある人々は言った、「われわれは王の税金のために、われわれの田畑およびぶどう畑をもって金を借りました。

5:5 現にわれわれの肉はわれわれの兄弟の肉に等しく、われわれの子供も彼らの子供に等しいのに、見よ、われわれはむすこ娘を人の奴隷とするようにしいられてい ます。われわれの娘のうちには、すでに人の奴隷になった者もありますが、われわれの田畑も、ぶどう畑も他人のものになっているので、 われわれにはどうする力もありません」。

5:6 わたしは彼らの叫びと、これらの言葉を聞いて大いに怒った。

5:7 わたしはみずから考えたすえ、尊い人々およびつかさたちを責めて言った、「あなたがたはめいめいその兄弟から利息をとっている」。そしてわたしは彼らの事 について大会を開き、

5:8 彼らに言った、「われわれは異邦人に売られたわれわれの兄弟ユダヤ人を、われわれの力にしたがってあがなった。しかるにあなたがたは自分の兄弟を売ろうと するのか。彼らはわれわれに売られるのか」。彼らは黙してひと言もいわなかった。

5:9 わたしはまた言った、「あなたがたのする事はよくない。あなたがたは、われわれの敵である異邦人のそしりをやめさせるために、われわれの神を恐れつつ事を なすべきではないか。

5:10 わたしもわたしの兄弟たちも、わたしのしもべたちも同じく金と穀物とを貸しているが、われわれはこの利息をやめよう。

5:11 どうぞ、あなたがたは、きょうにも彼らの田畑、ぶどう畑、オリブ畑および家屋を彼らに返し、またあなたがたが彼らから取っていた金銭、穀物、ぶどう酒、油 などの百分の一を返しなさい」。

5:12 すると彼らは「われわれはそれを返します。彼らから何をも要求しません。あなたの言うようにします」と言った。そこでわたしは祭司たちを呼び、彼らにこの 言葉のとおりに行うという誓いを立てさせた。

5:13 わたしはまたわたしのふところを打ち払って言った、「この約束を実行しない者を、どうぞ神がこのように打ち払って、その家およびその仕事を離れさせられる ように。その人はこのように打ち払われてむなしくなるように」。会衆はみな「アァメン」と言って、主をさんびした。そして民はこの約 束のとおりに行った。

5:14 またわたしは、ユダの地の総督に任ぜられた時から、すなわちアルタシャスタ王の第二十年から第三十二年まで、十二年の間、わたしもわたしの兄弟たちも、総 督としての手当を受けなかった。

5:15 わたしより以前の総督らは民に重荷を負わせ、彼らから銀四十シケルのほかにパンとぶどう酒を取り、また彼らのしもべたちも民を圧迫した。しかしわたしは神 を恐れるので、そのようなことはしなかった。

5:16 わたしはかえって、この城壁の工事に身をゆだね、どんな土地をも買ったことはない。わたしのしもべたちは皆そこに集まって工事をした。

5:17 またわたしの食卓にはユダヤ人と、つかさたち百五十人もあり、そのほかに、われわれの周囲の異邦人のうちからきた人々もあった。

5:18 これがために一日に牛一頭、肥えた羊六頭を備え、また鶏をもわたしのために備え、十日ごとにたくさんのぶどう酒を備えたが、わたしはこの民の労役が重かっ たので、総督としての手当を求めなかった。

5:19 わが神よ、わたしがこの民のためにしたすべての事を覚えて、わたしをお恵みください。

6:1 サンバラテ、トビヤ、アラビヤびとガシムおよびその他のわれわれの敵は、わたしが城壁を築き終って、一つの破れも残らないと聞いた。(しかしその時にはま だ門のとびらをつけていなかったのである。)

6:2 そこでサンバラテとガシムはわたしに使者をつかわして言った、「さあ、われわれはオノの平野にある一つの村で会見しよう」と。彼らはわたしに危害を加えよ うと考えていたのである。

6:3 それでわたしは彼らに使者をつかわして言わせた、「わたしは大いなる工事をしているから下って行くことはできない。どうしてこの工事をさしおいて、あなた がたの所へ下って行き、その間、工事をやめることができようか」。

6:4 彼らは四度までこのようにわたしに人をつかわしたが、わたしは同じように彼らに答えた。

6:5 ところが、サンバラテは五度目にそのしもべを前のようにわたしにつかわした。その手には開封の手紙を携えていた。

6:6 その中に次のようにしるしてあった、「諸国民の間に言い伝えられ、またガシムも言っているが、あなたはユダヤ人と共に反乱を企て、これがために城壁を築い ている。またその言うところによれば、あなたは彼らの王になろうとしている。

6:7 またあなたは預言者を立てて、あなたのことをエルサレムにのべ伝えさせ、『ユダに王がある』と言わせているが、そのことはこの言葉のとおり王に聞えるで しょう。それゆえ、今おいでなさい。われわれは共に相談しましょう」。

6:8 そこでわたしは彼に人をつかわして言わせた、「あなたの言うようなことはしていません。あなたはそれを自分の心から造り出したのです」と。

6:9 彼らはみな「彼らの手が弱って工事をやめるようになれば、工事は成就しないだろう」と考えて、われわれをおどそうとしたのである。しかし神よ、どうぞいま わたしの手を強めてください。

6:10 さてわたしはメヘタベルの子デラヤの子シマヤの家に行ったところ、彼は閉じこもっていて言った、「われわれは神の宮すなわち神殿の中で会合し、神殿の戸を 閉じておきましょう。彼らはあなたを殺そうとして来るからです。きっと夜のうちにあなたを殺そうとして来るでしょう」。

6:11 わたしは言った、「わたしのような者がどうして逃げられよう。わたしのような者でだれが神殿にはいって命を全うすることができよう。わたしははいらな い」。

6:12 わたしは悟った。神が彼をつかわされたのではない。彼がわたしにむかってこの預言を伝えたのは、トビヤとサンバラテが彼を買収したためである。

6:13 彼が買収されたのはこの事のためである。すなわちわたしを恐れさせ、わたしにこのようにさせて、罪を犯させ、わたしに悪名をきせて侮辱するためであった。

 

 

6:14 わが神よ、トビヤ、サンバラテおよび女預言者ノアデヤならびにその他の預言者など、すべてわたしを恐れさせようとする者たちをおぼえて、彼らが行ったこれ らのわざに報いてください。

6:15 こうして城壁は五十二日を経て、エルルの月の二十五日に完成した。

6:16 われわれの敵が皆これを聞いた時、われわれの周囲の異邦人はみな恐れ、大いに面目を失った。彼らはこの工事が、われわれの神の助けによって成就したことを 悟ったからである。

6:17 またそのころ、ユダの尊い人々は多くの手紙をトビヤに送った。トビヤの手紙もまた彼らにきた。

6:18 トビヤはアラの子シカニヤの婿であったので、ユダのうちの多くの者が彼と誓いを立てていたからである。トビヤの子ヨハナンもベレキヤの子メシュラムの娘を 妻にめとった。

6:19 彼らはまたトビヤの善行をわたしの前に語り、またわたしの言葉を彼に伝えた。トビヤはたびたび手紙を送って、わたしを恐れさせようとした。

 

文語訳1917

3:1 茲に祭司の長ヱリアシブその兄弟の祭司等とともに起て羊の門を建て之を聖別てその扉を設け尚も之を聖別てハンメアの戌樓に及ぼし又ハ ナネルの戌樓に及ぼせり
3:2 その次にはヱリコの人々を築き建て其次にはイムリの子ザツクル築き建たり
3:3 魚の門はハツセナアの子等これを建構へその扉を設けて之に鎖と閂を施こせり
3:4 その次にはハツコヅの子ウリヤの子メレモタ修繕をなし其次にはメシザベルの子ベレキヤの子メシユラム修繕をなしその次にはバアナの子ザドク修繕をなし
3:5 その次にはテコア人等修繕をなせり但しその貴き族はその主の工事に服せざりき
3:6 古門はパセアの子ヨイアダおよびベソデヤの子メシユラムこれを修繕ひ構へその扉を設けて之に鎖と閂を施せり
3:7 その次にはギベオン人メラテヤ、メロノテ人ヤドン河外ふの總督の管轄に屬するギベオンとミヅパの人々等修繕をなせり
3:8 その次にはハルハヤの子ウジエルなどの金工修繕をなし其次には製香者ハナニヤなど修繕をなしヱルサレムを堅うして石垣の廣き處にまで及べり
3:9 その次にはエルサレムの郡の半の知事ホルの子レパヤ修繕をなせり
3:10 その次にはハルマフの子ヱダヤ己の家と相對ふ處を修繕りその次にはハシヤブニヤの子ハツトシ修繕をなせり
3:11 ハリムの子マルキヤおよびバハテモアブの子ハシユブも一方を修繕ひまた爐戍樓を修繕へり
3:12 その次にはヱルサレムの郡の半の知事ハロヘシの子シヤルムその女子等とともに修繕をなせり
3:13 谷の門はハヌン、ザノアの民と偕に之を修繕ひ之を建なほしてその扉を設け之に鎖と閂を施しまた糞の門までの石垣一千キユビトを修繕り
3:14 糞の門はベテハケレムの郡の半の知事レカブの子マルキヤこれを修繕ひ之を建なほしてその扉を設け之に鎖と閂を施こせり
3:15 泉の門はミヅパの郡の知事コロホゼの子シヤルンこれを修繕ひ之を建なほして覆ひその扉を設け之に鎖と閂を施こしまた王の園の邊なるシラの池に沿る石垣を修 繕てダビデの邑より下るところの階級にまで及ぼせり
3:16 その後にはベテズルの郡の半の知事アズブクの子ネヘミヤ修繕をなしてダビデの墓に對ふ處にまで及ぼし堀池に至り勇士宅に至れり
3:17 その後にはバニの子レホムなどのレビ人修繕をなし其次にはケイラの郡の半の知事ハシヤビヤその郡の爲に修繕をなせり
3:18 その後にはケイラの郡の半の知事ヘナダデの子バワイなどいふ其兄弟修繕をなし
3:19 その次にはヱシユアの子ミヅパの知事エゼル石垣の彎にある武器庫に上る所に對へる部分を修繕ひ
3:20 その後にはザバイの子バルク力を竭して石垣の彎より祭司の長エリアシブの家の門までの部分を修繕ひ
3:21 その次にはハツコヅの子ウリヤの子メレモテ、エリアシブの家の門よりエジアシブの家の極までの部分を修繕ひ
3:22 その次には窪地の人なる祭司等修繕をなし
3:23 その次にはベニヤミンおよびハシユブ己の家と相對ふ處を修繕ひ其次にはアナニヤの子マアセヤの子アザリヤ己の家に近き處を修繕ひ
3:24 その次にはヘナダデの子ビンヌイ、アザリヤの家より石垣の彎角までの部分を修繕へり
3:25 ウザイの子パラルは石垣の彎に對ふ處および王の上の家より聳え出たる戍樓に對ふ處を修繕り是は侍衛の廳に近し其次にはパロシの子ペダヤ修繕をなせり
3:26 時にネテニ人オペルに住をりて東の方水の門に對ふ處および聳え出たる戍樓に對ふ處まで及べり
3:27 その次にはテコア人聳出たる大戍樓に對ふところの部分を修繕てオペルの石垣に及ぼせり
3:28 馬の門より上は祭司等おのおのその己の家と相對ふ處を修繕り
3:29 その次にはインメルの子ザドク己の家と相對ふ處を修繕ひ其次にはシカニヤの子シマヤといふ東の門を守る者修繕をなし
3:30 その次にはシレミヤの子ハナニヤおよびザラフの第六の子ハヌン一方を修繕ひその後にはベレキヤの子メシユラム己の室と相對ふ處を修繕へり
3:31 その次には金工の一人マルキヤといふ者ハンミフカデの門と相對ふ處を修繕ひて隅の昇口に至りネテニ人および商人の家に及ぼせり
3:32 また隅の昇口と羊の門の間は金工および商人等これを修繕へり
4:1 茲にサンバラテわれらが石垣を築くを聞て怒り大に憤ほりてユダヤ人を罵れり
4:2 即ち彼その兄弟等およびサマリアの軍兵の前に語りて言ふ此軟弱しきユダヤ人何を爲や自ら強くせんとするか獻祭をなさんとするか一日に事を終んとするか塵堆 の中の石は?に燬たるに之を取出して活さんとするかと
4:3 時にアンモニ人トビヤその傍にありてまた言ふ彼らの築く石垣は狐上るも?るべしと
4:4 我らの神よ聽たまへ我らは侮らる願くは彼らの出す凌辱をその身の首に歸し彼らを他國に?はれしめ掠られしめたまへ
4:5 彼らの愆を蔽ひたまふ勿れ彼らの罪を汝の前より消去しめたまはざれ其は彼ら築建者の前にて汝の怒を惹おこしたればなり
4:6 斯われら石垣を築きけるが石垣はみな已に相連なりてその高さの半にまで及べり其は民心をこめて操作たればなり
4:7 然るにサンバラテ、トビヤ、アラビヤ人アンモニ人アシドド人等ヱルサレムの石垣改修れ其破壞も次第に塞がると聞て大に怒り
4:8 皆ともに相結びてヱルサレムに攻來らんとしその中に擾亂をおこさんとせり
4:9 是において我ら神に祈祷をなしかれらのために日夜守望者を置て之に備ふ
4:10 ユダ人は言り荷を負ふ者の力衰へしが上に灰土おびただしくして我ら石垣を築くこと能はずと
4:11 我らの敵は言り彼等が知ずまた見ざる間に我ら其中に入り之を殺してその工事を止めんと
4:12 又彼らの邊に住るユダヤ人來る時は我らに告て言ふ汝ら我らの所に歸らざるべからずと其事十次にも及べり
4:13 是に因て我石垣の後の顯露なる低き處に民を置き劍鎗または弓を持せてその宗族にしたがひて之をそなふ
4:14 我觀めぐり起て貴き人々および牧伯等ならびにその餘の民に告て云ふ汝ら彼等のために懼るる勿れ主の大にして畏るべきを憶ひ汝らの兄弟のため男子女子のため 妻および家のために戰かへよと
4:15 我らの敵おのが事の我らに知れたるをききておのが謀計を神に破られたるを聞しによりて我ら皆石垣に歸り各々その工事をなせり
4:16 其時より後わが僕半は工事に操作き半は鎗楯弓などを持て鎧を着たり牧伯等はユダの全家の後にありき
4:17 石垣を築く者および荷を負ひはこぶ者は各々片手もて工事を爲し片手に武器を執り
4:18 築建者はおのおのその腰に劍を帶て築き建つ又喇叭を吹く者は我傍にあり
4:19 我貴き人々および牧伯等ならびにその餘の民に告て云ふ此工事は大にして廣ければ我儕石垣にありて彼此に相離ること遠し
4:20 何處にもあれ汝ら喇叭の音のきこゆるを聞ば其處に奔あつまりて我らに就け我らの神われらのために戰ひたまふべしと
4:21 我ら斯して工事をなしけるが半の者は東雲の出るより星の現はるるまで鎗を持をれり
4:22 當時われ亦民に言らく皆おのおのその僕とともにヱルサレムの中に宿り夜は我らの防守となり晝は工事をつとむべしと
4:23 而して我もわが兄弟等もわが僕も我に從がふ防守の人々もその衣服を脱ず水を汲に出るにも皆武器を執れり
5:1 茲に民その妻とともにその兄弟なるユダヤ人にむかひて大に叫べり
5:2 或人言ふ我儕および我らの男子女子は多し我ら穀物を得食ふて生ざるべからず
5:3 或人は言ふ我らは我らの田畑葡萄園および家をも質となすなり?に饑に迫れば我らに穀物を獲させよ
5:4 或は言ふ我らは我らの田畝および葡萄園をもて金を貸て王の租税を納む
5:5 然ど我らの肉も我らの兄弟の肉と同じく我らの子女も彼らの子女と同じ視よ我らは男子女子を人に伏從はせて奴隸となす我らの女子の中すでに人に伏從せし者も あり如何とも爲ん方法なし其は我らの田畝および葡萄園は別の人の有となりたればなりと
5:6 我は彼らの叫および是等の言を聞て大に怒れり
5:7 是において我心に思ひ計り貴き人々および牧伯等を責てこれに言けるは汝らは各々その兄弟より利息を取るなりと而して我かれらの事につきて大會を開き
5:8 彼らに言けるは我らは異邦人の手に賣れたる我らの兄弟ユダヤ人を我らの力にしたがひて贖へり然るにまた汝等は己の兄弟を賣んとするやいかで之をわれらの手 に賣るべけんやと彼らは默して言なかりき
5:9 我また言けるは汝らの爲すところ善らず汝らは我らの敵たる異邦人の誹謗をおもひて我儕の神を畏れつつ事をなすべきに非ずや
5:10 我もわが兄弟および僕等も同じく金と穀物とを貸て利息を取ことをなす願くは我らこの利息を廢ん
5:11 請ふ汝ら今日にも彼らの田畝葡萄園橄欖園および家を彼らに還しまた彼らに貸あたへて金穀物および酒油などの百分の一を取ることを廢よと
5:12 彼ら即ち言けるは我ら之を還すべし彼らに何をも要めざらん汝の言るごとく我ら然なすべしと是に於て我祭司を呼び彼らをして此言のごとく行なふといふ誓を立 しめたり
5:13 而して我わが胸懐を打拂ひて言ふ此言を行はざる者をば願くは神是のごとく凡て打拂ひてその家およびその業を離れさせたまへ即ちその人は斯打拂はれて空しく なれかしと時に會衆みなアーメンと言てヱホバを讃美せり而して民はこの言のごとくに行へり
5:14 且また我がユダの地の總督に任ぜられし時より即ちアルタシヤユタ王の二十年より三十二年まで十二年の間は我もわが兄弟も總督の受べき禄を食ざりき
5:15 わが以前にありし舊の總督等は民に重荷を負せてパンと酒とを是より取り其外にまた銀四十シケルを取れり然のみならずその僕等も亦民を圧せり然ども我は神を 畏るるに因て然せざりき
5:16 我は反てこの石垣の工事に身を委ね我儕は何の田地をも買しこと無し我僕は皆かしこに集りて工事をなせり
5:17 且また我席にはユダヤ人および牧伯等百五十人あり其外にまた我らの周圍の異邦人の中より我らに來れる者等もありき
5:18 是をもて一日に牛一匹肥たる羊六匹を備へ亦鶏をも許多備へ十日に一回種々の酒を多く備へたり是ありしかどもこの民の役おもきに因て我は總督の受くべき禄を 要めざりき
5:19 わが神よ我が此民のために爲る一切の事を憶ひ仁慈をもて我をあしらひ給へ
6:1 サンバラテ、トビヤおよびアラビヤ人ガシムならびにその餘の我らの敵我が石垣を築き終りて一の破壞も遺らずと聞り(然どその時は未だ門に扉を設けざりしな り)
6:2 是においてサンバラテとガシム我に言つかはしけるは來れ我らオノの平野なる某の村にて相會せんとその實は我を害せんと思ひしなり
6:3 我すなはち使者を彼らに遣はして言らく我は大なる工事をなし居れば下りゆくことを得ずなんぞ工事を離れ汝らの所に下りゆきてその間工事を休ますべけんやと
6:4 彼ら四次まで是のごとく我に言遣はしけるが我は何時もかくのごとく之に答へたり
6:5 是においてサンバラテまた五次目にその僕を前のごとく我に遣はせり其手には封ぜざる書を携さふ
6:6 その文に云く國々にて言傳ふガシムもまた然いふ汝はユダヤ人とともに叛かんとして之がために石垣を築けり而して汝はその王とならんとすとその言ところ是の ごとし
6:7 また汝は預言者を設けて汝の事をヱルサレムに宣しめユダに王ありと言しむといひ傳ふ恐くはその事この言のごとく王に聞えん然ば汝いま來れ我ら共に相議らん と
6:8 我すなはち彼に言つかはしけるは汝が言るごとき事を爲し事なし惟なんぢ之を己の心より作りいだせるなりと
6:9 彼らは皆われらを懼れしめんとせり彼ら謂らく斯なさば彼ら手弱りて工事を息べければ工事成ざるべしと今ねがはくは我手を強くしたまへ
6:10 かくて後我メヘタベルの子デラヤの子シマヤの家に往しに彼閉こもり居て言らく我ら神の室に到りて神殿の内に相會し神殿の戸を閉おかん彼ら汝を殺さんとて來 るべければなり必ず夜のうちに汝を殺さんとて來るべしと
6:11 我言けるは我ごとき人いかで逃べけんや我ごとき身にして誰か神殿に入て生命を全うすることを爲んや我は入じと
6:12 我暁れるに神かれを遣はしたまひしに非ず彼が我にむかひて此預言を説しはトビヤとサンバラテ彼に賄賂したればなり
6:13 彼に賄賂せしは此事のためなり即ち我をして懼れて然なして罪を犯さしめ惡き名を我に負する種を得て我を辱しめんとてなりき
6:14 わが神よトビヤ、サンバラテおよび女預言者ノアデヤならびにその他の預言者など凡て我を懼れしめんとする者等を憶えてその行爲に報をなしたまへ
6:15 石垣は五十二日を歴てエルルの月の二十五日に成就せり
6:16 我らの敵皆これを聞ければ我らの周圍の異邦人は凡て怖れ大に面目をうしなへり其は彼等この工事は我らの神の爲たまひし者なりと暁りたればなり
6:17 其頃ユダの貴き人々しばしば書をトビヤにおくれりトビヤの書もまた彼らに來れり
6:18 トビヤはアラの子シカニヤの婿なるをもてユダの中に彼と盟を結べる者多かりしが故なりトビヤの子ヨハナンも亦ベレキヤの子メシユラムの女子を妻に娶りたり
6:19 彼らはトビヤの善行を我前に語りまた我言を彼に通ぜりトビヤは常に書をおくりて我を懼れしめんとせり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口語訳 ヨハ 5:2

5:2 エルサレムにある羊の門のそばに、ヘブル語でベテスダと呼ばれる池があった。そこには五つの廊があった。

 

口語訳 ヨハ 9:7

9:7 「シロアム(つかわされた者、の意)の池に行って洗いなさい」。そこで彼は行って洗った。そして見えるようになって、帰って行った。

 

口語訳 ロマ 2:24

2:24 聖書に書いてあるとおり、「神の御名は、あなたがたのゆえに、異邦人の間で汚されている」。

 

口語訳 Tペテ2:12

2:12 異邦人の中にあって、りっぱな行いをしなさい。そうすれば、彼らは、あなたがたを悪人呼ばわりしていても、あなたがたのりっぱなわざ を見て、かえって、おとずれの日に神をあがめるようになろう。

 

口語訳 マタ 10:14

10:14 もしあなたがたを迎えもせず、またあなたがたの言葉を聞きもしない人があれば、その家や町を立ち去る時に、足のちりを払い落しなさ い。

 

口語訳 使  13:51

13:51 ふたりは、彼らに向けて足のちりを払い落して、イコニオムへ行った。

 

口語訳 使  18:6

18:6 しかし、彼らがこれに反抗してののしり続けたので、パウロは自分の上着を振りはらって、彼らに言った、「あなたがたの血は、あなたが た自身にかえれ。わたしには責任がない。今からわたしは異邦人の方に行く」。

 

口語訳 Tコリ9:4

9:4 わたしたちには、飲み食いをする権利がないのか。

 

口語訳 Tコリ9:15

9:15 しかしわたしは、これらの権利を一つも利用しなかった。また、自分がそうしてもらいたいから、このように書くのではない。そうされる よりは、死ぬ方がましである。わたしのこの誇は、何者にも奪い去られてはならないのだ。

 

口語訳 Uコリ11:9

11:9 あなたがたの所にいて貧乏をした時にも、だれにも負担をかけたことはなかった。わたしの欠乏は、マケドニヤからきた兄弟たちが、補っ てくれた。こうして、わたしはすべての事につき、あなたがたに重荷を負わせまいと努めてきたし、今後も努めよう。

 

口語訳 Uコリ12:13

12:13 いったい、あなたがたが他の教会よりも劣っている点は何か。ただ、このわたしがあなたがたに負担をかけなかったことだけではないか。 この不義は、どうか、ゆるしてもらいたい。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 使  18:6

18:6 しかし、彼らがこれに反抗してののしり続けたので、パウロは自分の上着を振りはらって、彼らに言った、「あなたがたの血は、あなたが た自身にかえれ。わたしには責任がない。今からわたしは異邦人の方に行く」。

 

口 語訳 使  20:33-35

20:33 わたしは、人の金や銀や衣服をほしがったことはない。

20:34 あなたがた自身が知っているとおり、わたしのこの両手は、自分の生活のためにも、また一緒にいた人たちのためにも、働いてきたのだ。

20:35 わたしは、あなたがたもこのように働いて、弱い者を助けなければならないこと、また『受けるよりは与える方が、さいわいである』と言 われた主イエスの言葉を記憶しているべきことを、万事について教え示したのである」。

 

口 語訳 Tテサ2:9

2:9 兄弟たちよ。あなたがたはわたしたちの労苦と努力とを記憶していることであろう。すなわち、あなたがたのだれにも負担をかけまいと 思って、日夜はたらきながら、あなたがたに神の福音を宣べ伝えた。

 

口 語訳 Uテサ3:8

3:8 人からパンをもらって食べることもしなかった。それどころか、あなたがたのだれにも負担をかけまいと、日夜、労苦し努力して働き続け た。

 

口 語訳 Uコリ11:26

11:26 幾たびも旅をし、川の難、盗賊の難、同国民の難、異邦人の難、都会の難、荒野の難、海上の難、にせ兄弟の難に会い、

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 マタ 10:14

10:14 あなたがたを迎え入れもせず、あなたがたの言葉に耳を傾けようともしない者がいたら、その家や町を出て行くとき、足の埃を払い落としなさい。

 

新共同 使  13:51

13:51 それで、二人は彼らに対して足の塵を払い落とし、イコニオンに行った。

 

新共同 使  18:6

18:6 しかし、彼らが反抗し、口汚くののしったので、パウロは服の塵を振り払って言った。「あなたたちの血は、あなたたちの頭に降りかかれ。わたしには責任がな い。今後、わたしは異邦人の方へ行く。」

 

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