ネヘミヤ記 7:72b−10:40 (口語訳 7:73b−10:39)
(新改訳
7:72b−10:39)
翻訳比較
聖書協会共同訳2018
ネヘ
8:1 民は皆、水の門の前にある広場に一丸となって集まった。彼らは書記官エズラに、主がイスラエルに授けられたモーセの律法の書を持って来るように
言った。
ネヘ
8:2 祭司エズラは第七の月の一日に、律法を会衆の前に携えて来た。そこには、男も女も、聞いて理解することのできるすべての者がいた。
ネヘ
8:3 彼は水の門の前にある広場で、夜明けから正午まで、男も女も、理解できる者の前で、それを朗読した。民は皆、その律法の書に耳を傾けた。
ネヘ
8:4 書記官エズラは、このために用意された木の壇の上に立ち、彼の傍らには、マティトヤ、シェマ、アナヤ、ウリヤ、ヒルキヤ、マアセヤが右手に、そし
て左手にはペダヤ、ミシャエル、マルキヤ、ハシュム、ハシュバダナ、ゼカルヤ、メシュラムが立った。
ネヘ 8:5 エズラはすべての民よりも高い所にいたので、民全員の目の前でその書を開いた。彼が書を開くと、民は皆、立ち上がった。
ネヘ
8:6 エズラが大いなる神、主をたたえると、民は皆、手を上げて「アーメン、アーメン」と答え、ひざまずき、顔を地に伏せて、主を礼拝した。
ネヘ
8:7 次いで、イエシュア、バニ、シェレブヤ、ヤミン、アクブ、シャベタイ、ホディヤ、マアセヤ、ケリタ、アザルヤ、ヨザバド、ハナン、ペラヤというレ
ビ人がその律法を民に説明したが、その間民は立っていた。
ネヘ 8:8 彼らは神の律法の書をはっきりと朗読し、また意味を明らかにしたので、人々はその朗読を理解した。
ネヘ
8:9 総督ネヘミヤと、祭司であり書記官であるエズラと、民に律法を説明していたレビ人たちは、民全員に言った。「今日はあなたがたの神、主の聖なる日
だ。嘆いたり、泣いたりしてはならない。」民は皆、律法の言葉を聞いて泣いていた。
ネヘ
8:10 彼らはさらに言った。「行ってごちそうを食べ、甘い飲み物を飲みなさい。その備えのない者には、それを分けてあげなさい。今日は、我らの主の聖
なる日だ。悲しんではならない。主を喜びとすることこそ、あなたがたの力であるからだ。」
ネヘ 8:11 レビ人たちも民全員を静かにさせて言った。「静かにしなさい。今日は聖なる日だ。悲しんではならない。」
ネヘ 8:12 民は皆、行って、食べ、飲み、分かち合い、大いに喜んだ。教えられたことを理解したからである。
◆仮庵祭
ネヘ
8:13 二日目に、すべての民の親族の頭たち、祭司、レビ人は、律法の言葉をよく理解するために、書記官エズラのもとに集まった。
ネヘ
8:14 彼らは、主がモーセを通して命じられた律法の中にこう記されているのを見いだした。すなわち、イスラエルの人々は第七の月の祭りには、仮庵で過
ごし、
ネヘ
8:15 すべての町とエルサレムに次のような布告を出さなければならない。「山に行き、オリーブの枝、松の枝、ミルトスの枝、なつめやしの枝、葉の茂っ
た木の枝を取って来て、書かれているとおりに仮庵を作りなさい。」
ネヘ
8:16 民は出て行き、枝を取って来て、各自、家の屋上や彼らの庭に、そして神殿の庭、水の門の広場、エフライムの門の広場に、自分たちのために仮庵を
作った。
ネヘ
8:17 こうして捕囚から帰還した全会衆は、仮庵を作り、その仮庵で過ごした。ヌンの子ヨシュアの時代からこの日まで、イスラエルの人々がこのように
祝ったことはなく、それは大変大きな喜びであった。
ネヘ
8:18 神の律法の書は、最初の日から最後の日まで毎日朗読された。祭りは七日間、祝われ、八日目には規定に従って終わりの集いが行われた。
フランシスコ会訳2013
ネヘミヤ記8
イスラエルの子らは自分たちの町に落ち着いていたが、第七の月になって、
001水の門の前の広場に、民全体が
一斉に集まった。人々は律法学者エズラに、主がイスラエルに与えてくださったモーセの律法の書を持って来るように求めた。
002祭司エズラは第七の月の第一日
に、会衆の前に律法を持って来た。聞いて理解できる男女はみなそこにいた。
003彼は水の門の前の広場で、夜明
けから正午まで、理解できる男女の前で、それを朗読した。民はみな律法の書に耳を傾けた。
004律法学者エズラは、このために
設えた木の壇の上に立った。その傍らには、右にマティトヤ、シェマ、アナヤ、ウリヤ、ヒルキヤ、マアセヤが立ち、左にペダヤ、ミシャ
エル、マルキヤ、ハシュム、ハシュバダナ、ゼカルヤ、メシュラムが立った。
005エズラは人々よりも高い所にい
たので、民全体が見ている前でその書を開いた。彼がその書を開くと、民はみな立ち上がった。
006エズラが大いなる神、主をたた
えると、民はみな手を上げて、「アーメン、アーメン」と答え、地面にひれ伏し、主を礼拝した。
007イエシュア、バニ、シェレブ
ヤ、ヤミン、アクブ、シャベタイ、ホディヤ、マアセヤ、ケリタ、アザルヤ、ヨザバド、ハナン、ペラヤというレビ人たちが民に律法を説
明した。民はその場に立っていた。
008彼らが神の律法の書を読み、そ
れを訳し、説明したので、民は朗読されたことを理解した。
009総督ネヘミヤと、祭司であり律
法学者であるエズラと、民に説明したレビ人たちは、民全体に向かって言った、「今日は、あなたたちの神、主にささげられた聖なる日で
ある。嘆いたり、泣いたりしてはならない」。律法の言葉を聞いて、民はみな泣いていたからである。
010さらに、エズラは彼らに言っ
た、「さあ、上等の肉を食べ、甘いものを飲みなさい。用意のない者には分けてやりなさい。今日はわたしたちの主にささげられた聖なる
日である。悲しんではならない。主を喜び祝うことこそ、あなたたちの力である」。
011レビ人たちは民全体を黙らせな
がら言った、「静かにせよ。今日は聖なる日だから悲しんではならない」。
012民はみな行って、食べたり飲ん
だりし、持たない者と分け合って、大いに喜び祝った。自分たちに告げられたことを理解したからである。
013二日目に、民全体の家長たち
は、祭司たち、レビ人とともに、律法の言葉を深く悟るために、律法学者エズラのもとに集まってきた。
014彼らは、モーセを通し主が命じ
られた律法に、次のように記されているのを見出した、「イスラエルの子らは第七の月の祭りの間、仮庵に住まなければならない。
015このことを彼らに宣言し、すべ
ての町々とエルサレムに布告して、言わなければならない、『山へ行き、オリーブの枝、野生オリーブの枝、ミルトスの枝、棗椰子の枝、
生い茂った枝を取って来て、記されているとおりに仮庵を造れ』」。
016民は行って、枝を取って来て、
自分の家の屋上や庭に、あるいは神の宮の庭、水の門の広場、エフライムの門の広場に、各々仮庵を造った。
017捕囚から帰ってきた全会衆は仮
庵を造って、そこに留まった。ヌンの子ヨシュアの時代からこの日まで、イスラエルの子らがこのように祝ったことはなかった。その喜び
は非常に大きかった。
018神の律法の書が最初の日から終
わりの日まで朗読され、七日にわたって祝いが催され、八日目に定めのとおり、荘厳な集会が行われた。
ネヘミヤ記9
001その月の二十四日、イスラエル
の子らは集まって、断食し、粗布をまとい、土をかぶった。
002イスラエルの血筋の人々は他国
の者との関係を断ち、立って、自分たちの罪と先祖の咎を告白した。
003人々はそれぞれの場所に立ち、
その日の四分の一は神である主の律法の書を朗読し、他の四分の一は罪を告白して、彼らの神、主を礼拝した。
004イエシュア、ビヌイ、カドミエ
ル、シェバンヤ、ブンニ、シェレブヤ、バニ、ケナニはレビ人の台に立ち、彼らの神、主に大声で叫んだ。
005レビ人イエシュア、カドミエ
ル、バニ、ハシャブネヤ、シェレブヤ、ホディヤ、シェバンヤ、ペタフヤは言った、「立って、とこしえからとこしえに、あなたたちの
神、主をほめたたえよ。
あなたの栄光ある名が賛美されますように。
すべての祝福と賛美を超えるみ名が。
006ただ、あなただけが主。
あなたが天と、天の天と、その万軍を、
地とそこに住むすべてのものを、
また海とそこに住むすべてのものを造り、
そのすべてを生かしておられます。
天の軍勢はあなたを礼拝しています。
007あなたこそ、神である主。
アブラムを選ばれ、カルデアのウルから導き出し、
アブラハムという名を授けられました。
008その心があなたに忠実であるこ
とをご覧になり、
彼と契約を結び、
カナン人、ヘト人、アモリ人、
ペリジ人、エブス人、ギルガシ人の土地を、
彼とその子孫に与えると約束され、
お言葉どおり実現されました。
実にあなたは正しい方です。
009あなたはエジプトでの
わたしたちの先祖の苦しみをご覧になり、
葦の海で彼らの叫びを聞かれました。
010あなたはファラオとそのすべて
の家臣と、
その地のすべての民に対して
数々の徴と不思議を行われました。
これは、彼らがわたしたちの先祖に対して
傲慢に振る舞ったことを知っておられたからです。
こうしてあなたは、今日あるとおり、
み名を高められました。
011あなたが先祖の面前で海を分け
られたので、
彼らは海の中の乾いた所を渡りました。
あなたは彼らを追う者たちを石のように、
大海の深みに投げ込まれました。
012昼は雲の柱によって彼らを導 き、
夜は火の柱によって、行くべき道を照らされました。
013あなたはシナイ山に降り、
天から彼らと語り、
正しい定めと真実の律法と
善い掟と命令を彼らにお与えになりました。
014あなたの僕モーセを通して、
聖なる安息日を彼らに知らせ、
命令と掟と律法を彼らにお命じになりました。
015飢えた時には、天からのパンを
与え、
渇いた時には岩から水をほとばしり出されました。
彼らに与えるとあなたが誓われた土地に行って、
それを相続するようにお命じになりました。
016しかし、わたしたちの先祖は傲
慢に振る舞い、
頑なになり、あなたの命令に従いませんでした。
017彼らは聞き従うことを拒み、
あなたが彼らに行われた不思議な業を思い起こさず、
かえって頑なになり、
エジプトでの奴隷の身に戻ろうとさえしました。
しかし、あなたは罪を赦す神、
恵み深く、憐れみに満ち、
怒るに遅く、恵み豊かで、
彼らを見捨てられませんでした。
018また、彼らは鋳物で子牛を造 り、
『これがお前をエジプトから導き上った
お前の神である』と言って、
冒?の限りを尽くした時でさえ、
019あなたは大いなる憐れみをもっ
て、
彼らを荒れ野に見捨てることはなさいませんでした。
昼は雲の柱が彼らから離れることなく道を導き、
夜は火の柱が彼らの行くべき道を照らしました。
020あなたはあなたの善い霊を与え
て、
彼らに悟らせました。
あなたはあなたのマナを彼らの口に絶やさず、
渇いた時には水をお与えになりました。
021四十年の間、荒れ野であなたが
養われたので、
彼らは乏しいことがありませんでした。
彼らの衣服は擦り切れず、
足も腫れることがありませんでした。
022あなたは諸国と諸民族を彼らに
与え、
ことごとく分け与えてくださいました。
彼らはヘシュボンの王シホンの地も、
バシャンの王オグの地も所有しました。
023あなたは彼らの子らを空の星の
ように増やし、
彼らの先祖に『行って、所有せよ』と
告げられた土地に導かれました。
024その子らはその土地に入り、こ
れを所有しました。
あなたは彼らの面前で、
その地の住民であるカナン人を屈服させ、
彼らの手にお与えになりました。
また、その土地の王たちと諸民族を
彼らの思いのままになされました。
025彼らは堅固な町々と肥沃な土地
を攻め取り、
善いもので満ちた家々、
水溜め、ぶどう畑、オリーブ畑、
多くの果樹園を所有しました。
彼らは食べて、満足し、
あなたの大いなる恵みによって楽しみました。
026しかし、彼らはあなたに背き、
逆らい、
あなたの律法を後ろに投げ捨て、
あなたに立ち返るよう戒める
あなたの預言者たちを殺し、
冒?の限りを尽くしました。
027そこで、あなたは彼らを敵の手
に渡し、
敵が彼らを苦しめました。
しかし、苦難の時に、彼らがあなたに叫び求めると、
あなたは天から聞かれ、
あなたの大きな憐れみによって救いの手を差し伸べ、
敵の手から彼らを助け出されました。
028ところが、平穏になるや、
またもや彼らはあなたに対し
悪を行うようになりました。
あなたは彼らを敵の手に委ね、
敵が彼らを支配しました。
彼らが再び叫び求めると、
あなたは天から耳を傾け、
あなたの憐れみによって、
いくたびも彼らを救われました。
029あなたは律法に立ち返るよう彼
らを戒めましたが、
かえって彼らは傲慢に振る舞い、
あなたの命令、あなたの法に従いませんでした。
人がこれを行えば、生きることができたはずですが、
彼らは肩を怒らせ、頑なになり、
聞こうともしませんでした。
030長年にわたって、あなたは彼ら
を耐え忍び、
あなたの霊を送り、あなたの預言者たちを通して
彼らを戒められましたが、
彼らは耳を傾けようとはしませんでした。
それであなたは彼らを国々の民の手に渡されました。
031しかし、あなたの豊かな憐れみ
により、
あなたは彼らを滅ぼし尽くすことなく、
彼らを見捨てられませんでした。
実に、あなたは恵み深く、憐れみ深い神です。
032今、わたしたちの神、
契約と恵みを守られる、偉大で、
力強く、畏るべき神よ。
アッシリアの王たちの時代から今日に至るまで、
あなたがわたしたちに、すなわち、
わたしたちの王たち、わたしたちの指導者たち、
わたしたちの祭司たち、わたしたちの預言者たち、
わたしたちの先祖、あなたの民全体に
降りかかったすべての苦難を
あなたの前に小さなこととみなさないでください。
033あなたがわたしたちにもたらさ
れた
すべてのことにおいて、
あなたは正しい方です。
実に、あなたは誠実を尽くされたのに、
わたしたちは悪を返しました。
034わたしたちの王たち、わたした
ちの指導者たち、
わたしたちの祭司たち、わたしたちの先祖は、
あなたの律法を行わず、
あなたの命令にも、あなたが彼らにお与えになった
戒めにも心を留めませんでした。
035あなたがお与えになった王国と
大きな富にあっても、
あなたが彼らの面前でお与えになった
広大な肥沃な土地にあっても、
彼らはあなたに仕えようとはせず、
大きな悪行から立ち返ろうとはしませんでした。
036ご覧ください、わたしたちは、
今、
奴隷の身となっています。
その実りと善きものを味わうよう、
あなたがわたしたちの先祖にお与えになった
土地において。
ご覧ください。
その地でわたしたちは奴隷の身となっています。
037罪を犯したが故に、
多くの収穫は、あなたがわたしたちの上に立てられた
王たちのものになっています。
彼らはわたしたちの肉体もわたしたちの家畜も
ほしいままに支配しています。
わたしたちはひどい苦しみのうちにあります」。
ネヘミヤ記10
001これらすべてを顧みて、わたし
たちは誓約して、それを書き記した。わたしたちの指導者、レビ人、祭司たちがこれに捺印した。
002それらの文書に捺印した者は以
下のとおりである。
ハカルヤの子で総督のネヘミヤ、そしてツィドキヤ、
003セラヤ、アザルヤ、イルメヤ、
004パシュフル、アマルヤ、マルキ
ヤ、
005ハトシュ、シェバンヤ、マル ク、
006ハリム、メレモト、オバドヤ、
007ダニエル、ギネトン、バルク、
008メシュラム、アビヤ、ミヤミ ン、
009マアズヤ、ビルガイ、シェマ
ヤ、以上は祭司たちである。
010レビ人では、アザンヤの子イエ
シュア、ヘナダドの子らビヌイ、カドミエル、
011その兄弟たち、シェバンヤ、ホ
ディヤ、ケリタ、ペラヤ、ハナン、
012ミカ、レホブ、ハシャブヤ、
013ザクル、シェレブヤ、シェバン
ヤ、
014ホディヤ、バニ、ベニヌ。
015民の指導者たちでは、パルオ
シュ、パハト・モアブ、エラム、ザト、バニ、
016ブンニ、アズガド、ベバイ、
017アドニヤ、ビグワイ、アディ ン、
018アテル、ヒズキヤ、アズル、
019ホディヤ、ハシュム、ベツァ イ、
020ハリフ、アナトト、ネバイ、
021マグピアシュ、メシュラム、ヘ
ジル、
022メシェザブエル、ツァドク、ヤ
ドア、
023ペラトヤ、ハナン、アナヤ、
024ホシェア、ハナンヤ、ハシュ ブ、
025ハロヘシュ、ピルハ、ショベ ク、
026レフム、ハシャブナ、マアセ ヤ、
027アヒヤ、ハナン、アナン、
028マルク、ハリム、バアナ。
029そのほかの民、祭司、レビ人、
門衛、歌唱者たち、神殿使用人、また神の律法の故にこの地域の民と関係を断った者たちとその妻、息子、娘、理解できる年齢に達した者
たちは、
030その誉れある兄弟たちに励まさ
れ、神の僕モーセを通して与えられた神の律法に従って歩み、また、わたしたちの主、主のすべての命令と法と掟を守り行うための呪いと
誓いに加わった。
031「わたしたちはこの地の民に娘
を嫁がせず、彼らの娘たちを息子たちのために娶らない。
032この地の民が安息日に商品や穀
物を売りに来ても、安息日や聖なる日には彼らから買わない。また、七年ごとに耕作を休み、あらゆる負債を免除する。
033わたしたちは、神の宮の奉仕の
ために年ごとに三分の一シェケルを納める規定を定めた。
034それは供えのパンと日ごとの穀
物の供え物と、日ごとの焼き尽くす献げ物、安息日の献げ物、新月の祭りの献げ物、祝祭日の献げ物のため、また聖なる献げ物、イスラエ
ルを贖う贖罪の献げ物のため、またわたしたちの神の宮の必要を満たすためのものである。
035わたしたち祭司とレビ人と民
は、くじを引いた。これは律法に記されているとおり、毎年、定められた時に、神である主の祭壇で燃やす薪を、奉納物として各家族が神
の宮に携えて来る順番を決めるためであった。
036また、わたしたちの土地の初
物、あらゆる木の実の初物を、毎年、主の家に携えることを定めた。
037また、律法に記されているとお
りに、わたしたちの子供の長男と家畜の初子、つまり牛と羊の初子をわたしたちの神の宮に、すなわちそこで仕える祭司の所へ携えること
を決めた。
038また、わたしたちの初物の小麦
粉、奉献物、あらゆる木の実、新しいぶどう酒と油を、祭司たちのために、神の宮の貯蔵室に携えて行くことにした。さらに、わたしたち
の土地の産物の十分の一をレビ人に差し出すことにした。レビ人自身は、わたしたちの耕作するすべての町から、その十分の一を受け取 る。
039レビ人たちがその十分の一を受
け取るとき、アロンの子である祭司がレビ人たちとともにいなければならない。レビ人たちはその十分の一の十分の一をわたしたちの神の
宮に、すなわち、貯蔵室に納める。
040イスラエルの子ら並びにレビ人
たちは、穀物、新しいぶどう酒、油の奉献物を貯蔵室に納めることになっているからである。そこには聖所の祭具が納められ、また奉仕当
番の祭司、門衛、歌唱者が詰めている。このようにわたしたちは神の宮をおろそかにすることはない」。
新共同訳1987
◆モーセの律法の朗読
7:72
第七の月になり、イスラエルの人々は自分たちの町にいたが、
8:1
民は皆、水の門の前にある広場に集まって一人の人のようになった。彼らは書記官エズラに主がイスラエルに授けられたモーセの律法の書を持って来るように求
めた。
8:2
祭司エズラは律法を会衆の前に持って来た。そこには、男も女も、聞いて理解することのできる年齢に達した者は皆いた。第七の月の一日のことであった。
8:3
彼は水の門の前にある広場に居並ぶ男女、理解することのできる年齢に達した者に向かって、夜明けから正午までそれを読み上げた。民は皆、その律法の書に耳
を傾けた。
8:4
書記官エズラは、このために用意された木の壇の上に立ち、その右にマティトヤ、シェマ、アナヤ、ウリヤ、ヒルキヤ、マアセヤが、左にペダヤ、ミシャエル、
マルキヤ、ハシュム、ハシュバダナ、ゼカルヤ、メシュラムが立った。
8:5
エズラは人々より高い所にいたので、皆が見守る中でその書を開いた。彼が書を開くと民は皆、立ち上がった。
8:6
エズラが大いなる神、主をたたえると民は皆、両手を挙げて、「アーメン、アーメン」と唱和し、ひざまずき、顔を地に伏せて、主を礼拝した。
8:7
次いで、イエシュア、バニ、シェレブヤ、ヤミン、アクブ、シャベタイ、ホディヤ、マアセヤ、ケリタ、アザルヤ、ヨザバド、ハナン、ペラヤというレビ人がそ
の律法を民に説明したが、その間民は立っていた。
8:8
彼らは神の律法の書を翻訳し、意味を明らかにしながら読み上げたので、人々はその朗読を理解した。
8:9
総督ネヘミヤと、祭司であり書記官であるエズラは、律法の説明に当たったレビ人と共に、民全員に言った。「今日は、あなたたちの神、主にささげられた聖な
る日だ。嘆いたり、泣いたりしてはならない。」民は皆、律法の言葉を聞いて泣いていた。
8:10
彼らは更に言った。「行って良い肉を食べ、甘い飲み物を飲みなさい。その備えのない者には、それを分け与えてやりなさい。今日は、我らの主にささげられた
聖なる日だ。悲しんではならない。主を喜び祝うことこそ、あなたたちの力の源である。」
8:11
レビ人も民全員を静かにさせた。「静かにしなさい。今日は聖なる日だ。悲しんではならない。」
8:12
民は皆、帰って、食べたり飲んだりし、備えのない者と分かち合い、大いに喜び祝った。教えられたことを理解したからである。
◆仮庵祭
8:13
二日目に、すべての民の家長たちは、祭司、レビ人と共に書記官エズラのもとに集まり、律法の言葉を深く悟ろうとし、
8:14
主がモーセによって授けられたこの律法の中にこう記されているのを見いだした。イスラエルの人々は第七の月の祭りの期間を仮庵で過ごさなければならず、
8:15
これを知らせ、エルサレムとすべての町に次のような布告を出さなければならない。「山に行き、オリーブの枝、野生オリーブの枝、ミルトスの枝、なつめやし
の枝、その他の葉の多い木の枝を取って来て、書き記されているとおりに仮庵を作りなさい。」
8:16
民は出て行き、枝を持って来て、各自の家の屋上、庭、神殿の庭、水の門の広場、エフライムの門の広場に仮庵を作った。
8:17
こうして捕囚の地から帰った人々から成る会衆は、皆で仮庵を作り、そこで過ごした。ヌンの子ヨシュアの時代からこの日まで、イスラエルの人々がこのような
祝いを行ったことはなかった。それは、まことに大きな喜びの祝いであった。
8:18
最初の日から最後の日まで、毎日彼は神の律法の書を朗読し、彼らは七日間にわたって祭りを行い、八日目には定めに従って終わりの集会を行った。
9:1
その月の二十四日に、イスラエルの人々は集まって断食し、粗布をまとい、土をその身に振りかけた。
9:2
イスラエルの血筋の者は異民族との関係を一切断ち、進み出て、自分たちの罪科と先祖の罪悪を告白した。
9:3
彼らは自分の立場に立ち、その日の四分の一の時間は、彼らの神、主の律法の書を朗読して過ごし、他の四分の一の時間は、彼らの神、主の前に向かって罪を告
白し、ひれ伏していた。
9:4
イエシュア、バニ、カドミエル、シェバンヤ、ブンニ、シェレブヤ、バニ、ケナニは、レビ人のための台に立ち、神なる主に向かって大きな叫び声をあげた。
9:5
レビ人イエシュア、カドミエル、バニ、ハシャブネヤ、シェレブヤ、ホディヤ、シェバンヤ、ペタフヤは言った。「立って、あなたたちの神、主を賛美せよ。と
こしえより、とこしえにいたるまで/栄光ある御名が賛美されますように。いかなる賛美も称賛も及ばないその御名が。
9:6
あなたのみが主。天とその高き極みを/そのすべての軍勢を/地とその上にあるすべてのものを/海とその中にあるすべてのものを/あなたは創造された。あな
たは万物に命をお与えになる方。天の軍勢はあなたを伏し拝む。
9:7
あなたこそ、主なる神。アブラムを選んでカルデアのウルから導き出し/名をアブラハムとされた。
9:8
あなたに対して忠実なその心を認め/彼と契約を結び/子孫に土地を与えると約束された。カナン人、ヘト人、アモリ人/ペリジ人、エブス人、ギルガシ人の土
地を。あなたは約束を果たされた。まことにあなたは正しい方。
9:9
わたしたちの先祖がエジプトで苦しんでいるのを見/葦の海で叫び声をあげるのを聞き
9:10
ファラオとその家来/その国民すべてに対して/あなたは数々の不思議と奇跡を行われた。彼らがわたしたちの先祖に対して/傲慢にふるまったことを/まこと
にあなたは知っておられた。こうしてかちえられたあなたの名声は/今日も衰えることを知らない。
9:11
あなたは先祖の目の前で海を二つに裂き/海の中の乾いた地を通らせ/追い迫る敵をあたかも石のように/荒れ狂う水の深みに投げ込まれた。
9:12
昼は雲の柱、夜は火の柱をもって/わたしたちの先祖を導き/その進み行く道を照らされた。
9:13
あなたは天からシナイの山に降って彼らと語り/正しい法、真実の律法/優れた掟と戒めを授け
9:14
あなたの聖なる安息日を布告し/僕モーセによって/戒めと掟と律法を授けられた。
9:15
彼らが飢えれば、天からパンを恵み/渇けば、岩から水を湧き出させ/必ず与えると誓われた土地に行って/それを所有せよと命じられた。
9:16
ところが、わたしたちの先祖は傲慢にふるまい/かたくなになり、戒めに従わなかった。
9:17
聞き従うことを拒み/彼らに示された驚くべき御業を忘れ/かたくなになり/エジプトの苦役に戻ろうと考えた。しかし、あなたは罪を赦す神。恵みに満ち、憐
れみ深く/忍耐強く、慈しみに溢れ/先祖を見捨てることはなさらなかった。
9:18
彼らが牛の像を鋳て造り/エジプトから救ってくれた神だと称し/背信の大罪を犯したときも
9:19
まことに憐れみ深いあなたは/彼らを荒れ野に見捨てることはなさらなかった。昼は雲の柱を取り去ることなく行く手を示し/夜は火の柱を取り去ることなく/
行く道を照らされた。
9:20
あなたの優れた霊を授けて彼らに悟りを与え/口からマナを取り上げることなく/渇けば水を与えられた。
9:21
四十年間、あなたが支えられたので/彼らは荒れ野にあっても不足することなく/着物は朽ち果てず、足もはれることがなかった。
9:22
諸国、諸民族を彼らの支配下に置き/分け与えて国境に住まわせられた。ヘシュボンの王シホンの国も/バシャンの王オグの国も彼らの所有となった。
9:23
その子らの数を天の星のように増やし/行って所有せよと先祖に約束された土地に/彼らを導き入れられた。
9:24
その子らはその地に入り、これを所有した。あなたはその地の先住民カナン人を服従させ/彼らの支配下に置かれた。その地にいた諸民族とその王たちを/彼ら
は思いのままにあしらった。
9:25
堅固な町々、肥沃な土地を奪い/すべての良きものに満ちた家/貯水池、ぶどう畑、オリーブと果樹の園を/数多く手に入れた。彼らは食べて飽き、太り/大き
な恵みを受け、満足して暮らした。
9:26
しかし、彼らはあなたに背き、反逆し/あなたの律法を捨てて顧みず/回心を説くあなたの預言者たちを殺し/背信の大罪を犯した。
9:27
あなたは彼らを敵の手に渡し/彼らを苦しめられた。彼らが苦難の中から叫び声をあげると/あなたは天にあってそれを聞き/豊かな憐れみをもって、次々と救
い手を送り/苦しめる者の手から救い出してくださった。
9:28
しかし、平穏になると/彼らは再び御前に悪を行ったので/あなたは彼らを敵の手に任せ/その支配下に落とされた。彼らが再び叫び声をあげると/あなたは天
にあってそれを聞き/豊かな憐れみをもって彼らを救い出された。
9:29
律法に立ち帰るようにと/あなたは彼らに勧められたが/彼らは傲慢になり、御命令に耳を貸さず/あなたの法に背いた。これを守って命を得るはずであったが
/彼らは背を向け、かたくなになり/聞き従おうとしなかった。
9:30
長い年月、あなたは忍耐し/あなたの霊を送り/預言者によって勧められたが/彼らは耳を貸さなかったので/諸国の民の手に彼らを渡された。
9:31
しかし、まことに憐れみ深いあなたは/彼らを滅ぼし尽くそうとはなさらず/見捨てようとはなさらなかった。まことにあなたは恵みに満ち、憐れみ深い神。
9:32
今この時/わたしたちの神よ/偉大にして力強く畏るべき神よ/忠実に契約を守られる神よ/アッシリアの王の時代から今日に至るまで/わたしたちが被った苦
難のすべてを/王も高官も祭司も預言者もわたしたちの先祖も/あなたの民の皆が被ったその苦難のすべてを/取るに足らないことと見な
さないでください。このすべては起こるべくして起こったのです。
9:33
あなたは正しく行動されました。あなたは忠実に行動されました。しかし、わたしたちはあなたに背いてしまいました。
9:34
王も高官も、祭司もわたしたちの先祖も/あなたの律法に従わず/度重なる命令にも戒めにも/耳を貸しませんでした。
9:35
あなたがお与えになった/国と豊かな恵みの中にありながら/あなたがお与えになった/広く肥沃な土地にありながら/彼らはあなたに仕えようとはせず/不正
と悪行を改めようとはしませんでした。
9:36
御覧ください、今日/わたしたちは奴隷にされています。先祖に与えられたこの土地/その実りと恵みを楽しむように/与えられたこの土地にあって/御覧くだ
さい/わたしたちは奴隷にされています。
9:37
この土地の豊かな産物も/あなたがわたしたちの罪のためにお立てになった/諸国の王のものとなり/わたしたち自身も、家畜も/この支配者たちの意のままに
/あしらわれているのです。わたしたちは大いなる苦境の中にあるのです。」
10:1
これらすべてを顧みて、わたしたちはここに誓約して、書き留め、わたしたちの高官、レビ人、祭司の捺印を添える。
10:2
捺印した者は、ハカルヤの子で総督のネヘミヤ、それにツィドキヤ、
10:3
セラヤ、アザルヤ、イルメヤ、
10:4
パシュフル、アマルヤ、マルキヤ、
10:5
ハトシュ、シェバンヤ、マルク、
10:6
ハリム、メレモト、オバドヤ、
10:7
ダニエル、ギネトン、バルク、
10:8
メシュラム、アビヤ、ミヤミン、
10:9
マアズヤ、ビルガイ、シェマヤ。以上は祭司である。
10:10
レビ人では、アザンヤの子イエシュア、ヘナダドの一族のビヌイ、カドミエル、
10:11
およびその兄弟たちである、シェバンヤ、ホディヤ、ケリタ、ペラヤ、ハナン、
10:12
ミカ、レホブ、ハシャブヤ、
10:13
ザクル、シェレブヤ、シェバンヤ、
10:14 ホディヤ、バニ、ベニヌ。
10:15
民の頭では、パルオシュ、パハト・モアブ、エラム、ザト、バニ、
10:16
ブンニ、アズガド、ベバイ、
10:17
アドニヤ、ビグワイ、アディン、
10:18
アテル、ヒズキヤ、アズル、
10:19
ホディヤ、ハシュム、ベツァイ、
10:20
ハリフ、アナトト、ネバイ、
10:21
マグピアシュ、メシュラム、ヘジル、
10:22
メシェザブエル、ツァドク、ヤドア、
10:23
ペラトヤ、ハナン、アナヤ、
10:24
ホシェア、ハナンヤ、ハシュブ、
10:25
ハロヘシュ、ピルハ、ショベク、
10:26
レフム、ハシャブナ、マアセヤ、
10:27 アヒヤ、ハナン、アナン、
10:28 マルク、ハリム、バアナ。
10:29
そのほかの民、祭司、レビ人、門衛、詠唱者、神殿の使用人、この地の民と関係を断って神の律法のもとに集まったすべての者も、妻、息子、娘、また理解でき
る年齢に達したすべての者と共に、
10:30
そのまことに貴い兄弟たちに協力するものであり、神の僕モーセによって授けられた神の律法に従って歩み、わたしたちの主、主の戒めと法と掟をすべて守り、
実行することを誓い、確約するものである。
10:31
わたしたちは、娘をこの地の民に嫁がせず、彼らの娘をわたしたちの息子の嫁にしない。
10:32
わたしたちは、この地の民が安息日に商品をはじめ、いかなる種類の穀物を持って来て売ろうとしても、安息日と他の聖なる日には買わない。わたしたちは、七
年ごとに耕作を休み、あらゆる負債を免除する。
10:33
わたしたちは、神殿での奉仕のために年に三分の一シェケルの納入を義務として負う。
10:34
それは供え物のパンのため、日ごとの穀物の献げ物のため、日ごとの焼き尽くす献げ物のため、安息日、新月祭、祝祭日のため、奉納物のため、イスラエルの罪
を贖う贖罪の献げ物のため、すなわち神殿におけるすべての務めのためである。
10:35
わたしたち祭司、レビ人および民は、薪の奉納についてくじを引いた。律法に書き記されているように、毎年定められた時に、神なる主の祭壇の上で燃やし、各
家族が順番に薪をわたしたちの神殿に納めるためである。
10:36
わたしたちは、地の産物の初物とすべての果実の初物を、毎年主の神殿にささげ、
10:37
わたしたちの息子の長男も、わたしたちの家畜の初子も、律法に書き記されているところに従ってささげる。わたしたちの牛と羊の初子は神殿に携え、神殿の中
で仕える祭司のためにささげる。
10:38
最初の小麦粉、礼物、あらゆる種類の果実、新しいぶどう酒および油を祭司のために神殿の祭司室に納める。地の産物の十分の一はレビ人のために納める。この
レビ人は、わたしたちが働くすべての町でその十分の一を受け取る。
10:39
レビ人がその十分の一を受け取るときには、アロンの子である祭司がレビ人に付き添っていなければならない。レビ人はその十分の一の更に十分の一を、わたし
たちの神殿のためにその収納庫の祭司室に持って行かなければならない。
10:40
イスラエルの人々とレビ人各人が穀物と新しいぶどう酒と油の礼物を納めるのはその祭司室であるからで、そこは、聖所用の祭具類があり、任務をもつ祭司、門
衛、詠唱者がいるところである。わたしたちは決してわたしたちの神殿をおろそかにしません。
新改訳1970
7:72 b
イスラエル人は自分たちの町々にいたが、第七の月が近づくと、
8:1
民はみな、いっせいに、水の門の前の広場に集まって来た。そして彼らは、主がイスラエルに命じたモーセの律法の書を持って来るように、学者エズラに願っ
た。
8:2
そこで、第七の月の一日目に祭司エズラは、男も女も、すべて聞いて理解できる人たちからなる集団の前に律法を持って来て、
8:3
水の門の前の広場で、夜明けから真昼まで、男や女で理解できる人たちの前で、これを朗読した。民はみな、律法の書に耳を傾けた。
8:4
学者エズラは、このために作られた木の台の上に立った。彼のそばには、右手にマティテヤ、シェマ、アナヤ、ウリヤ、ヒルキヤ、マアセヤが立ち、左手にペダ
ヤ、ミシャエル、マルキヤ、ハシュム、ハシュバダナ、ゼカリヤ、メシュラムが立った。
8:5
エズラはすべての民の面前で、その書を開いた。彼はすべての民よりも高い所にいたからである。彼がそれを開くと、民はみな立ち上がった。
8:6
エズラが大いなる神、主をほめたたえると、民はみな、手を上げながら、「アーメン、アーメン。」と答えてひざまずき、地にひれ伏して主を礼拝した。
8:7
ヨシュア、バニ、シェレベヤ、ヤミン、アクブ、シャベタイ、ホディヤ、マアセヤ、ケリタ、アザルヤ、エホザバデ、ハナン、ペラヤなどレビ人たちは、民に律
法を解き明かした。その間、民はそこに立っていた。
8:8
彼らが神の律法の書をはっきりと読んで説明したので、民は読まれたことを理解した。
8:9
総督であるネヘミヤと、祭司であり学者であるエズラと、民に解き明かすレビ人たちは、民全部に向かって言った。「きょうは、あなたがたの神、主のために聖
別された日である。悲しんではならない。泣いてはならない。」民が律法のことばを聞いたときに、みな泣いていたからである。
8:10
さらに、ネヘミヤは彼らに言った。「行って、上等な肉を食べ、甘いぶどう酒を飲みなさい。何も用意できなかった者にはごちそうを贈ってやりなさい。きょう
は、私たちの主のために聖別された日である。悲しんではならない。あなたがたの力を主が喜ばれるからだ。」
8:11
レビ人たちも、民全部を静めながら言った。「静まりなさい。きょうは神聖な日だから。悲しんではならない。」
8:12
こうして、民はみな、行き、食べたり飲んだり、ごちそうを贈ったりして、大いに喜んだ。これは、彼らが教えられたことを理解したからである。
8:13
二日目に、すべての民の一族のかしらたちと、祭司たち、レビ人たちは、律法のことばをよく調べるために、学者エズラのところに集まって来た。
8:14
こうして彼らは、主がモーセを通して命じた律法に、イスラエル人は第七の月の祭りの間、仮庵の中に住まなければならない、と書かれているのを見つけ出し
た。
8:15
これを聞くと、彼らは、自分たちのすべての町々とエルサレムに、次のようなおふれを出した。「山へ出て行き、オリーブ、野生のオリーブの木、ミルトス、な
つめやし、また、枝の茂った木などの枝を取って来て、書かれているとおりに仮庵を作りなさい。」
8:16
そこで、民は出て行って、それを持って帰り、それぞれ自分の家の屋根の上や、庭の中、または、神の宮の庭や、水の門の広場、エフライムの門の広場などに、
自分たちのために仮庵を作った。
8:17
捕囚から帰って来た全集団は、仮庵を作り、その仮庵に住んだ。ヌンの子ヨシュアの時代から今日まで、イスラエル人はこのようにしていなかったので、それは
非常に大きな喜びであった。
8:18
神の律法の書は、最初の日から最後の日まで、毎日朗読された。祭りは七日間、祝われ、八日目には定めに従って、きよめの集会が行なわれた。
9:1
その月の二十四日に、イスラエル人は断食をし、荒布を着け、土をかぶって集まった。
9:2
そして、すべての外国人との縁を絶ったイスラエルの子孫は立ち上がって、自分たちの罪と、先祖の咎を告白した。
9:3
彼らはその所に立ったままで、一日の四分の一は、彼らの神、主の律法の書を朗読し、次の四分の一は、告白をして、彼らの神、主を礼拝した。
9:4
ヨシュア、バニ、カデミエル、シェバヌヤ、ブニ、シェレベヤ、バニ、ケナニは、レビ人の台の上に立ち上がり、彼らの神、主に対し大声で叫んだ。
9:5
それからまた、レビ人のヨシュア、カデミエル、バニ、ハシャブネヤ、シェレベヤ、ホディヤ、シェバヌヤ、ペタヘヤは言った。「立ち上がって、とこしえから
とこしえまでいますあなたがたの神、主をほめたたえよ。すべての祝福と賛美を越えるあなたの栄光の御名はほむべきかな。」
9:6
「ただ、あなただけが主です。あなたは天と、天の天と、その万象、地とその上のすべてのもの、海とその中のすべてのものを造り、そのすべてを生かしておら
れます。そして、天の軍勢はあなたを伏し拝んでおります。
9:7
あなたこそ神である主です。あなたはアブラムを選んでカルデヤ人のウルから連れ出し、彼にアブラハムという名を与えられました。
9:8
あなたは、彼の心が御前に真実であるのを見て、カナン人、ヘテ人、エモリ人、ペリジ人、エブス人、ギルガシ人の地を、彼と彼の子孫に与えるとの契約を彼と
結び、あなたの約束を果たされました。あなたは正しい方だからです。
9:9
あなたはエジプトで私たちの先祖が受けた悩みを見、また、葦の海のほとりでの彼らの叫びを聞かれました。
9:10
あなたは、パロとそのすべての家臣、その国のすべての民に対して、しるしと不思議を行なわれました。これは、彼らが私たちの先祖に対して、かってなことを
していたのをあなたが知られたからです。こうして、今日あるとおり、あなたは名をあげられました。
9:11
あなたが彼らの前で海を分けたので、彼らは海の中のかわいた地を通って行きました。しかし、あなたは、奔流に石を投げ込むように、彼らの追っ手を海の深み
に投げ込まれました。
9:12
昼間は雲の柱によって彼らを導き、夜は火の柱によって彼らにその行くべき道を照らされました。
9:13
あなたはシナイ山の上に下り、天から彼らと語り、正しい定めと、まことの律法、良きおきてと命令を彼らにお与えになりました。
9:14
あなたの聖なる安息を彼らに教え、あなたのしもべモーセを通して、命令とおきてと律法を彼らに命じられました。
9:15
彼らが飢えたときには、天からパンを彼らに与え、彼らが渇いたときには、岩から水を出し、こうして、彼らに与えると誓われたその地を所有するために進んで
行くよう彼らに命じられました。
9:16
しかし、彼ら、すなわち私たちの先祖は、かってにふるまい、うなじをこわくし、あなたの命令に聞き従いませんでした。
9:17
彼らは聞き従うことを拒み、あなたが彼らの間で行なわれた奇しいみわざを記憶もせず、かえってうなじをこわくし、ひとりのかしらを立ててエジプトでの奴隷
の身に戻ろうとしました。それにもかかわらず、あなたは赦しの神であり、情け深く、あわれみ深く、怒るのにおそく、恵み豊かであられ
るので、彼らをお捨てになりませんでした。
9:18
彼らが自分たちのために、一つの鋳物の子牛を造り、『これがあなたをエジプトから導き上ったあなたの神だ。』と言って、ひどい侮辱を加えたときでさえ、
9:19
あなたは、大きなあわれみをかけ、彼らを荒野に見捨てられませんでした。昼間は雲の柱が彼らから離れないで、道中、彼らを導き、夜には火の柱が彼らの行く
べき道を照らしました。
9:20
あなたは、彼らに悟らせようと、あなたのいつくしみ深い霊を賜わり、彼らの口からあなたのマナを絶やさず、彼らが渇いたときには、彼らに水を与えられまし
た。
9:21
四十年の間、あなたは彼らを荒野で養われたので、彼らは何も不足することなく、彼らの着物もすり切れず、足もはれませんでした。
9:22
あなたは彼らに王国や国々の民を与え、それらを領地として割り当てられました。こうして、彼らはシホンの地、すなわちヘシュボンの王の地と、バシャンの王
オグの地を占領しました。
9:23
あなたは彼らの子孫を空の星のようにふやし、彼らの先祖たちに、はいって行って所有せよ、と言われた地に、彼らを導き入れられました。
9:24
こうして、その子孫は、はいって行って、その地を所有しました。あなたは、彼らの前でこの地の住民、カナン人を屈服させ、これを彼らの手に渡し、その王た
ちや、この地の人々も渡して、これを思いどおりに扱うようにされました。
9:25
こうして、彼らは城壁のある町々と、肥えた土地を攻め取り、あらゆる良い物の満ちた家、掘り井戸、ぶどう畑、オリーブ畑、および果樹をたくさん手に入れま
した。それで、彼らは食べて、満腹し、肥え太って、あなたの大いなる恵みを楽しみました。
9:26
しかし、彼らは反抗的で、あなたに反逆し、あなたの律法をうしろに投げ捨て、あなたに立ち返らせようとして彼らを戒めたあなたの預言者たちを殺し、ひどい
侮辱を加えました。
9:27
そこで、あなたは彼らを敵の手に渡され、敵が彼らを苦しめました。彼らがその苦難の時にあなたに叫び求めると、あなたは天からこれを聞き入れ、あなたの大
いなるあわれみによって、彼らに救う者たちを与え、彼らを敵の手から救ってくださいました。
9:28
しかし、ひと息つくと、彼らはまた、あなたの前に悪事を行ないました。そこで、あなたは彼らを敵の手にゆだねられ、敵が彼らを支配しました。しかし、彼ら
が立ち返って、あなたに叫び求めると、あなたは天からこれを聞き入れ、あなたのあわれみによって、たびたび彼らを救い出されました。
9:29
あなたは彼らを戒めて、彼らをあなたの律法に立ち返らせようとされましたが、彼らはかってなふるまいをして、あなたの命令に聞き従わず、もし人がこれを行
なうなら、これによって生きる、というあなたの定めにそむいて罪を犯し、肩を怒らして、うなじをこわくし、聞き入れようとはしません
でした。
9:30
それでも、あなたは何年も彼らを忍び、あなたの預言者たちを通して、あなたの霊によって彼らを戒められましたが、彼らは耳を傾けませんでした。それであな
たは、彼らを国々の民の手に渡されました。
9:31
しかし、あなたは大いなるあわれみをかけて、彼らを滅ぼし尽くさず、彼らを捨てられませんでした。あなたは、情け深く、あわれみ深い神であられますから。
9:32
私たちの神、契約と恵みを守られる、大いなる、力強い、恐るべき神よ。アッシリヤの王たちの時代から今日まで、私たちと私たちの王たち、私たちのつかさ、
祭司、預言者たち、また、私たちの先祖と、あなたの民全部に降りかかったすべての困難を、どうか今、小さい事とみなさないでくださ
い。
9:33
私たちに降りかかって来たすべての事において、あなたは正しかったのです。あなたは誠実をもって行なわれたのに、私たちは悪を行なったのです。
9:34
私たちの王たち、つかさたち、祭司たち、先祖たちは、あなたの律法を守らず、あなたの命令と、あなたが彼らに与えた警告を心に留めませんでした。
9:35
彼らは、自分たちの王国のうちと、あなたが彼らに与えたその大きな恵みのうちに、また、あなたが彼らの前に置かれた広くて肥えた土地のうちにありながら、
あなたに仕えず、また自分たちの悪い行ないから、立ち返りもしませんでした。
9:36
ご覧ください。私たちは今、奴隷です。あなたが私たちの先祖に与えて、その実りと、その良い物を食べるようにされたこの地で、ご覧ください、私たちは奴隷
です。
9:37
私たちが罪を犯したので、あなたは私たちの上に王たちを立てられましたが、その王たちのために、この地は多くの収穫を与えています。彼らは私たちのからだ
と、私たちの家畜を思いどおりに支配しております。それで私たちは非常な苦しみの中におります。」
9:38
これらすべてのことのゆえに、私たちは堅い盟約を結び、それを書きしるした。そして、私たちのつかさたち、レビ人たち、祭司たちはそれに印を押した。
10:1
印を押した者は次のとおりである。ハカルヤの子の総督ネヘミヤ、およびゼデキヤ、
10:2
セラヤ、アザルヤ、エレミヤ、
10:3
パシュフル、アマルヤ、マルキヤ、
10:4
ハトシュ、シェバヌヤ、マルク、
10:5
ハリム、メレモテ、オバデヤ、
10:6
ダニエル、ギネトン、バルク、
10:7
メシュラム、アビヤ、ミヤミン、
10:8
マアズヤ、ビルガイ、シェマヤ。以上は祭司たちであった。
10:9
次にレビ人たちでは、アザヌヤの子ヨシュア、ヘナダデの子らのうちのビヌイ、カデミエル、
10:10
および、彼らの親類シェバヌヤ、ホディヤ、ケリタ、ペラヤ、ハナン、
10:11
ミカ、レホブ、ハシャブヤ、
10:12
ザクル、シェレベヤ、シェバヌヤ、
10:13 ホディヤ、バニ、ベニヌ。
10:14
次に民のかしらたちでは、パルオシュ、パハテ・モアブ、エラム、ザト、バニ、
10:15 ブニ、アズガデ、ベバイ、
10:16
アドニヤ、ビグワイ、アディン、
10:17
アテル、ヒゼキヤ、アズル、
10:18
ホディヤ、ハシュム、ベツァイ、
10:19
ハリフ、アナトテ、ネバイ、
10:20
マグピアシュ、メシュラム、ヘジル、
10:21
メシェザブエル、ツァドク、ヤドア、
10:22
ペラテヤ、ハナン、アナヤ、
10:23
ホセア、ハナヌヤ、ハシュブ、
10:24
ロヘシュ、ピルハ、ショベク、
10:25
レフム、ハシャブナ、マアセヤ、
10:26 アヒヤ、ハナン、アナン、
10:27 マルク、ハリム、バアナ。
10:28
このほかの民、祭司、レビ人、門衛、歌うたい、宮に仕えるしもべたち、また、国々の民と縁を絶って神の律法についた者全員、その妻、息子、娘たち、すべて
理解できるまでになった者は、
10:29
彼らの親類のすぐれた人々にたより、神のしもべモーセを通して与えられた神の律法に従って歩み、私たちの主、主のすべての命令、その定めとおきてを守り行
なうための、のろいと誓いとに加わった。
10:30
すなわち、私たちの娘をこの地の民たちにとつがせず、また、彼らの娘を私たちの息子にめとらない。
10:31
たとい、この地の民たちが安息日に、品物、すなわち、いろいろな穀物を売りに持って来ても、私たちは安息日や聖日には彼らから買わない。また、私たちは七
年目には土地を休ませ、すべての負債を取り立てない。
10:32
私たちは、私たちの神の宮の礼拝のために、毎年シェケルの三分の一をささげるとの命令を自分たちで定めた。
10:33
これは、並べ供えるパンと、常供の穀物のささげ物、また常供の全焼のいけにえ、また、安息日、新月の祭り、例祭のいけにえ、聖なるささげ物、また、イスラ
エルの贖いをなす罪のためのいけにえ、さらに、私たちの神の宮のすべての用途のためであった。
10:34
また私たち、祭司とレビ人と民とは、律法にしるされているとおり、私たちの神、主の、祭壇の上で燃やすたきぎのささげ物についてのくじを引き、毎年、定
まった時に、私たちの父祖の家ごとに、それを私たちの神の宮に携えて来ることに決めた。
10:35
また、私たちの土地の初なりと、あらゆる木の初なりの果実とをみな、毎年、主の宮に携えて来ることに決めた。
10:36
また、律法にしるされているとおり、私たちの子どもと家畜の初子、および、私たちの牛や羊の初子を、私たちの神の宮に、私たちの神の宮で仕えている祭司た
ちのところに携えて来ることに決めた。
10:37
また、私たちの初物の麦粉と、私たちの奉納物、およびあらゆる木の果実、新しいぶどう酒と油を、祭司たちのところに、私たちの神の宮の部屋に携えて来るこ
とにした。また、私たちの土地の十分の一はレビ人たちのものとした。レビ人が、彼ら自身で私たちの農耕するすべての町から、その十分
の一を集めることにした。
10:38
レビ人が十分の一を集めるとき、アロンの子孫である祭司が、そのレビ人とともにいなければならない。レビ人はその十分の一の十分の一を、私たちの神の宮へ
携え上り、宝物倉の部屋に納めなければならない。
10:39
この部屋に、イスラエル人とレビ人たちは、穀物や、新しいぶどう酒や油の奉納物を携えて来るようになっているからである。そこには聖所の器具があり、ま
た、当番の祭司や門衛や歌うたいもいる。こうして私たちは、私たちの神の宮をなおざりにしないのである。
口語訳1955
7:73b
イスラエルの人々はその町々に住んで七月になった。
8:1
その時民は皆ひとりのようになって水の門の前の広場に集まり、主がイスラエルに与えられたモーセの律法の書を持って来るように、学者エズラに求めた。
8:2
祭司エズラは七月の一日に律法を携えて来て、男女の会衆およびすべて聞いて悟ることのできる人々の前にあらわれ、
8:3
水の門の前にある広場で、あけぼのから正午まで、男女および悟ることのできる人々の前でこれを読んだ。民はみな律法の書に耳を傾けた。
8:4
学者エズラはこの事のために、かねて設けた木の台の上に立ったが、彼のかたわらには右の方にマッタテヤ、シマ、アナヤ、ウリヤ、ヒルキヤおよびマアセヤが
立ち、左の方にはペダヤ、ミサエル、マルキヤ、ハシュム、ハシバダナ、ゼカリヤおよびメシュラムが立った。
8:5
エズラはすべての民の前にその書を開いた。彼はすべての民よりも高い所にいたからである。彼が書を開くと、すべての民は起立した。
8:6
エズラは大いなる神、主をほめ、民は皆その手をあげて、「アァメン、アァメン」と言って答え、こうべをたれ、地にひれ伏して主を拝した。
8:7
エシュア、バニ、セレビヤ、ヤミン、アックブ、シャベタイ、ホデヤ、マアセヤ、ケリタ、アザリヤ、ヨザバデ、ハナン、ペラヤおよびレビびとたちは民に律法
を悟らせた。民はその所に立っていた。
8:8
彼らはその書、すなわち神の律法をめいりょうに読み、その意味を解き明かしてその読むところを悟らせた。
8:9
総督であるネヘミヤと、祭司であり、学者であるエズラと、民を教えるレビびとたちはすべての民に向かって「この日はあなたがたの神、主の聖なる日です。嘆
いたり、泣いたりしてはならない」と言った。すべての民が律法の言葉を聞いて泣いたからである。
8:10
そして彼らに言った、「あなたがたは去って、肥えたものを食べ、甘いものを飲みなさい。その備えのないものには分けてやりなさい。この日はわれわれの主の
聖なる日です。憂えてはならない。主を喜ぶことはあなたがたの力です」。
8:11
レビびともまたすべての民を静めて、「泣くことをやめなさい。この日は聖なる日です。憂えてはならない」と言った。
8:12
すべての民は去って食い飲みし、また分け与えて、大いに喜んだ。これは彼らが読み聞かされた言葉を悟ったからである。
8:13
次の日、すべての民の氏族の長たち、祭司、レビびとらは律法の言葉を学ぶために学者エズラのもとに集まってきて、
8:14
律法のうちに主がモーセに命じられたこと、すなわちイスラエルの人々は七月の祭の間、仮庵の中に住むべきことがしるされているのを見いだした。
8:15
またすべての町々およびエルサレムにのべ伝えて、「あなたがたは山に出て行って、オリブと野生のオリブ、ミルトス、なつめやし、および茂った木の枝を取っ
てきて、しるされてあるとおり、仮庵を造れ」と言ってあるのを見いだした。
8:16
それで民は出て行って、それを持って帰り、おのおのその家の屋根の上、その庭、神の宮の庭、水の門の広場、エフライムの門の広場などに仮庵を造った。
8:17
捕囚から帰って来た会衆は皆仮庵を造って、仮庵に住んだ。ヌンの子ヨシュアの日からこの日まで、イスラエルの人々はこのように行ったことがなかった。それ
でその喜びは非常に大きかった。
8:18
エズラは初めの日から終りの日まで、毎日神の律法の書を読んだ。人々は七日の間、祭を行い、八日目になって、おきてにしたがって聖会を開いた。
9:1
その月の二十四日にイスラエルの人々は集まって断食し、荒布をまとい、土をかぶった。
9:2
そしてイスラエルの子孫は、すべての異邦人を離れ、立って自分の罪と先祖の不義とをざんげした。
9:3
彼らはその所に立って、その日の四分の一をもってその神、主の律法の書を読み、他の四分の一をもってざんげをなし、その神、主を拝した。
9:4
その時エシュア、バニ、カデミエル、シバニヤ、ブンニ、セレビヤ、バニ、ケナニらはレビびとの台の上に立ち、大声をあげて、その神、主に呼ばわった。
9:5
それからまたエシュア、カデミエル、バニ、ハシャブニヤ、セレビヤ、ホデヤ、セバニヤ、ペタヒヤなどのレビびとは言った、「立ちあがって永遠から永遠にい
ますあなたがたの神、主をほめなさい。あなたの尊いみ名はほむべきかな。これはすべての祝福とさんびを越えるものです」。
9:6
またエズラは言った、「あなたは、ただあなたのみ、主でいらせられます。あなたは天と諸天の天と、その万象、地とその上のすべてのもの、海とその中のすべ
てのものを造り、これをことごとく保たれます。天の万軍はあなたを拝します。
9:7
あなたは主、神でいらせられます。あなたは昔アブラムを選んでカルデヤのウルから導き出し、彼にアブラハムという名を与え、
9:8
彼の心があなたの前に忠信なのを見られて、彼と契約を結び、その子孫にカナンびと、ヘテびと、アモリびと、ペリジびと、エブスびとおよびギルガシびとの地
を与えると言われたが、ついにあなたはその約束を成就されました。あなたは正しくいらせられるからです。
9:9
あなたはわれわれの先祖がエジプトで苦難を受けるのを顧みられ、また紅海のほとりで呼ばわり叫ぶのを聞きいれられ、
9:10
しるしと不思議とをあらわしてパロと、そのすべての家来と、その国のすべての民を攻められました。彼らがわれわれの先祖に対して、ごうまんにふるまったこ
とを知られたからです。そしてあなたが名をあげられたこと今日のようです。
9:11
あなたはまた彼らの前で海を分け、彼らに、かわいた地を踏んで海の中を通らせ、彼らを追う者を、石を大水に投げ入れるように淵に投げ入れ、
9:12
昼は雲の柱をもって彼らを導き、夜は火の柱をもってその行くべき道を照されました。
9:13
あなたはまたシナイ山の上に下り、天から彼らと語り、正しいおきてと、まことの律法および良きさだめと戒めとを授け、
9:14
あなたの聖なる安息日を彼らに示し、あなたのしもべモーセによって戒めと、さだめと、律法とを彼らに命じ、
9:15
天から食物を与えてその飢えをとどめ、岩から水を出してそのかわきを潤し、また、彼らに与えると誓われたその国にはいって、これを獲るように彼らに命じら
れました。
9:16
しかし彼ら、すなわちわれわれの先祖はごうまんにふるまい、かたくなで、あなたの戒めに従わず、
9:17
従うことを拒み、あなたが彼らの中で行われた奇跡を心にとめず、かえってかたくなになり、みずからひとりのかしらを立てて、エジプトの奴隷の生活に帰ろう
としました。しかしあなたは罪をゆるす神、恵みあり、あわれみあり、怒ることおそく、いつくしみ豊かにましまして、彼らを捨てられま
せんでした。
9:18
また彼らがみずから一つの鋳物の子牛を造って、『これはあなたがたをエジプトから導き上ったあなたがたの神である』と言って、大いに汚し事を行った時に
も、
9:19
あなたは大いなるあわれみをもって彼らを荒野に見捨てられず、昼は雲の柱を彼らの上から離さないで道々彼らを導き、夜は火の柱をもって彼らの行くべき道を
照されました。
9:20
またあなたは良きみたまを賜わって彼らを教え、あなたのマナを常に彼らの口に与え、また水を彼らに与えて、かわきをとどめ、
9:21
四十年の間彼らを荒野で養われたので、彼らはなんの欠けるところもなく、その衣服も古びず、その足もはれませんでした。
9:22
そしてあなたは彼らに諸国、諸民を与えて、これをすべて分かち取らせられました。彼らはヘシボンの王シホンの領地、およびバシャンの王オグの領地を獲まし
た。
9:23
また彼らの子孫を増して空の星のようにし、彼らの先祖たちに、はいって獲よと言われた地に彼らを導き入れられたので、
9:24
その子孫は、はいってこの地を獲ました。あなたはまた、この地に住むカナンびとを彼らの前に征服し、その王たちおよびその地の民を彼らの手に渡して、意の
ままに扱わせられました。
9:25
それで彼らは堅固な町々および肥えた地を取り、もろもろの良い物の満ちた家、掘池、ぶどう畑、オリブ畑および多くの果樹を獲、食べて飽き、肥え太り、あな
たの大いなる恵みによって楽しみました。
9:26
それにもかかわらず彼らは不従順で、あなたにそむき、あなたの律法を後に投げ捨て、彼らを戒めて、あなたに立ち返らせようとした預言者たちを殺し、大いに
汚し事を行いました。
9:27
そこであなたは彼らを敵の手に渡して苦しめられましたが、彼らがその苦難の時にあなたに呼ばわったので、あなたは天からこれを聞かれ、大いなるあわれみを
もって彼らに救う者を与え、敵の手から救わせられました。
9:28
ところが彼らは安息を得るやいなや、またあなたの前に悪事を行ったので、あなたは彼らを敵の手に捨て置いて、これに治めさせられましたが、彼らがまた立ち
返ってあなたに呼ばわったので、あなたは天からこれを聞き、あわれみをもってしばしば彼らを救い出し、
9:29
彼らを戒めて、あなたの律法に引きもどそうとされました。けれども彼らはごうまんにふるまい、あなたの戒めに従わず、人がこれを行うならば、これによって
生きるというあなたのおきてを破って罪を犯し、肩をそびやかし、かたくなになって、聞き従おうとはしませんでした。
9:30
それでもあなたは年久しく彼らを忍び、あなたの預言者たちにより、あなたのみたまをもって彼らを戒められましたが、彼らは耳を傾けなかったので、彼らを
国々の民の手に渡されました。
9:31
しかしあなたは大いなるあわれみによって彼らを絶やさず、また彼らを捨てられませんでした。あなたは恵みあり、あわれみある神でいらせられるからです。
9:32
それゆえ、われわれの神、契約を保ち、いつくしみを施される大いにして力強く、恐るべき神よ、アッスリヤの王たちの時から今日まで、われわれとわれわれの
王たち、つかさたち、祭司たち、預言者たち、先祖たち、およびあなたのすべての民に臨んだもろもろの苦難を小さい事と見ないでくださ
い。
9:33
われわれに臨んだすべての事について、あなたは正しいのです。あなたは誠実をもって行われたのに、われわれは悪を行ったのです。
9:34
われわれの王たち、つかさたち、祭司たち、先祖たちはあなたの律法を行わず、あなたがお与えになった命令と戒めとに聞き従いませんでした。
9:35
すなわち彼らはおのれの国におり、あなたが下さった大きな恵みのうちにおり、またあなたがお与えになった広い肥えた地におりながら、あなたに仕えず、また
自分の悪いわざをやめることをしませんでした。
9:36
われわれは今日奴隷です。あなたがわれわれの先祖に与えて、その実とその良き物とを食べさせようとされた地で、われわれは奴隷となっているのです。
9:37
そしてこの地はわれわれの罪のゆえに、あなたがわれわれの上に立てられた王たちのために多くの産物を出しています。かつ彼らはわれわれの身をも、われわれ
の家畜をも意のままに左右することができるので、われわれは大いなる苦難のうちにあるのです」。
9:38
このもろもろの事のためにわれわれは堅い契約を結んで、これを記録し、われわれのつかさたち、レビびとたち祭司たちはこれに印を押した。
10:1
印を押した者はハカリヤの子である総督ネヘミヤ、およびゼデキヤ、
10:2
セラヤ、アザリヤ、エレミヤ、
10:3
パシュル、アマリヤ、マルキヤ、
10:4
ハットシ、シバニヤ、マルク、
10:5
ハリム、メレモテ、オバデヤ、
10:6
ダニエル、ギンネトン、バルク、
10:7
メシュラム、アビヤ、ミヤミン、
10:8
マアジヤ、ビルガイ、シマヤで、これらは祭司である。
10:9
レビびとではアザニヤの子エシュア、ヘナダデの子らのうちのビンヌイ、カデミエル、
10:10
およびその兄弟シバニヤ、ホデヤ、ケリタ、ペラヤ、ハナン、
10:11
ミカ、レホブ、ハシャビヤ、
10:12
ザックル、セレビヤ、シバニヤ、
10:13
ホデヤ、バニ、ベニヌである。
10:14
民のかしらではパロシ、パハテ・モアブ、エラム、ザット、バニ、
10:15
ブンニ、アズガデ、ベバイ、
10:16
アドニヤ、ビグワイ、アデン、
10:17
アテル、ヒゼキヤ、アズル、
10:18
ホデヤ、ハシュム、ベザイ、
10:19
ハリフ、アナトテ、ノバイ、
10:20
マグピアシ、メシュラム、ヘジル、
10:21
メシザベル、ザドク、ヤドア、
10:22
ペラテヤ、ハナン、アナニヤ、
10:23
ホセア、ハナニヤ、ハシュブ、
10:24
ハロヘシ、ピルハ、ショベク、
10:25
レホム、ハシャブナ、マアセヤ、
10:26 アヒヤ、ハナン、アナン、
10:27
マルク、ハリム、バアナである。
10:28
その他の民、祭司、レビびと、門を守る者、歌うたう者、宮に仕えるしもべ、ならびにすべて国々の民と離れて神の律法に従った者およびその妻、むすこ、娘な
どすべて知識と悟りのある者は、
10:29
その兄弟である尊い人々につき従い、神のしもべモーセによって授けられた神の律法に歩み、われわれの主、主のすべての戒めと、おきてと、定めとを守り行う
ために、のろいと誓いとに加わった。
10:30
われわれはこの地の民らにわれわれの娘を与えず、われわれのむすこに彼らの娘をめとらない。
10:31
またこの地の民らがたとい品物または穀物を安息日に携えて来て売ろうとしても、われわれは安息日または聖日にはそれを買わない。また七年ごとに耕作をや
め、すべての負債をゆるす。
10:32
われわれはまたみずから規定を設けて、われわれの神の宮の用のために年々シケルの三分の一を出し、
10:33
供えのパン、常素祭、常燔祭のため、安息日、新月および定めの祭の供え物のため、聖なる物のため、イスラエルのあがないをなす罪祭、およびわれわれの神の
宮のもろもろのわざのために用いることにした。
10:34
またわれわれ祭司、レビびとおよび民はくじを引いて、律法にしるされてあるようにわれわれの神、主の祭壇の上にたくべきたきぎの供え物を、年々定められた
時に氏族にしたがって、われわれの神の宮に納める者を定めた。
10:35
またわれわれの土地の初なり、および各種の木の実の初なりを、年々主の宮に携えてくることを誓い、
10:36
また律法にしるしてあるように、われわれの子どもおよび家畜のういご、およびわれわれの牛や羊のういごを、われわれの神の宮に携えてきて、われわれの神の
宮に仕える祭司に渡し、
10:37
われわれの麦粉の初物、われわれの供え物、各種の木の実、ぶどう酒および油を祭司のもとに携えて行って、われわれの神の宮のへやに納め、またわれわれの土
地の産物の十分の一をレビびとに与えることにした。レビびとはわれわれのすべての農作をなす町において、その十分の一を受くべき者だ
からである。
10:38
レビびとが十分の一を受ける時には、アロンの子孫である祭司が、そのレビびとと共にいなければならない。そしてまたレビびとはその十分の一の十分の一を、
われわれの神の宮に携え上って、へやまたは倉に納めなければならない。
10:39
すなわちイスラエルの人々およびレビの子孫は穀物、ぶどう酒、および油の供え物を携えて行って、聖所の器物および勤めをする祭司、門衛、歌うたう者たちの
いるへやにこれを納めなければならない。こうしてわれわれは、われわれの神の宮をなおざりにしない。
文語訳1917
7:73
かくて祭司レビ人門を守る者謳歌者民等ネテニ人およびイスラエル人すべてその邑々に住り/イスラエルの子孫かくてその邑々に住みをりて七月にいたりぬ
8:1
茲に民みな一人のごとくになりて水の門の前なる廣場に集り學士エズラに請てヱホバのイスラエルに命じたまひしモーセの律法の書を携へきたらんことを求めた
り
8:2 この日すなはち七月一日祭司エズラ律法を携へ來りてその集りをる男女および凡て聽て了ることを得るところの人々の前に至り
8:3 水の門の前なる廣場にて曙より日中まで男女および了り得る者等の前にこれを誦めり民みな律法の書に耳を傾く
8:4
學士エズラこの事のために預て設けたる木の臺の上に立たりしがその傍には右の方にマツタテヤ、シマ、アナヤ、ウリヤ、ヒルキヤおよびマアセヤ立をり左の方
にペダヤ、ミサエル、マルキヤ、ハシユム、ハシバダナ、ゼカリヤおよびメシユラム立をる
8:5 エズラ一切の民の目の前にその書を開けり(彼一切の民より高きところに立たり)かれが開きたる時に民みな起あがれり
8:6 エズラすなはち大神ヱホバを祝しければ民みなその手を擧て應へてアーメン、アーメンと言ひ首を下げ地に俯伏てヱホバを拝めり
8:7
ヱシユア、バニ、セレビヤ、ヤミン、アツクブ、シヤベタイ、ホデヤ、マアセヤ、ケリタ、アザリヤ、ヨザバテ、ハナン、ペラヤおよびレビ人等民に律法を了ら
しめたり民はその所に立をる
8:8 彼等その書に就て神の律法を朗かに誦み且その意を解あかしてその誦ところを之に了らしむ
8:9
時にテルシヤタたるネヘミヤ祭司たる學士エズラおよび民をヘふるレビ人等一切の民にむかひて此日は汝らの神ヱホバの聖日なり哭くなかれ泣なかれと言り其は
民みな律法の言を聽て泣たればなり
8:10
而して彼らに言けるは汝ら去て肥たる者を食ひ甘き者を飮め而してその備をなし得ざる者に之を分ちおくれ此日は我らの主の聖日なり汝ら憂ふることをせざれヱ
ホバを喜ぶ事は汝らの力なるぞかしと
8:11 レビ人も亦一切の民を靜めて言ふ汝ら默せよ此日は聖きぞかし憂ふる勿れと
8:12 一切の民すなはち去りて食ひかつ飮み又人に分ちおくりて大なる喜悦をなせり是はその誦きかされし言を了りしが故なり
8:13 その翌日一切の民の族長等祭司およびレビ人等律法の語を學ばんとて學士エズラの許に集り來り
8:14 律法を視るにヱホバのモーセによりて命じたまひし所を録して云く七月の節會にはイスラエルの子孫茅廬に居るべしと
8:15
又云く一切の邑々及びヱルサレムに布傳へて言べし汝ら山に出ゆき橄欖の枝油木の枝烏拈の枝棕櫚の枝および茂れる木の枝を取きたりて録されたるごとくに茅廬
を造れと
8:16
是において民出ゆきて之を取きたり各々その家の屋背の上あるひはその庭あるひは神の室の庭あるひは水の門の廣場あるひはエフライムの門の廣場に茅廬を造れ
り
8:17
?はれゆきて歸り來りし會衆みな斯茅廬を造りて茅廬に居りヌンの子ヨシユアの日より彼日までにイスラエルの子孫斯おこなひし事なし是をもてその喜悦はなは
だ大なりき
8:18
初の日より終の日までエズラ日々に神の律法の書を誦り人衆七日の間節筵をおこなひ第八日にいたり例にしたがひて聖會を開けり
ネ
ヘミヤ記
9:1 その月の二十四日にイスラエルの子孫あつまりて斷食し麻布を纒ひ土を蒙れり
9:2 イスラエルの裔たる者一切の異邦人とはなれ而して立て己の罪と先祖の愆とを懺悔し
9:3
皆おのおのがその處に立てこの日の四分の一をもてその神ヱホバの律法の書を誦み他の四分の一をもて懺悔をなしその神ヱホバを拝めり
9:4
時にヱシユア、バニ、カデミエル、シバニヤ、ブンニ、セレビヤ、バニ、ケナニ等レビ人の臺に立ち大聲を擧てその神ヱホバに呼はれり
9:5
斯てまたヱシユア、カデミエル、バニ、ハシヤブニヤ、セレビヤ、ホデヤ、セバニヤ、ペタヒヤなどのレビ人言けらく汝ら起あがり永遠より永遠にわたりて在す
汝らの神ヱホバを讃よ汝の尊き御名は讃べきかな是は一切の讃にも崇にも遠く超るなり
9:6
汝は唯なんぢのみヱホバにまします汝は天と諸天の天およびその萬象地とその上の一切の物ならびに海とその中の一切の物を造り之をことごとく保存せたまふな
り天軍なんぢを拝す
9:7 汝はヱホバ神にまします汝は在昔アブラムを撰みてカルデヤのウルより之を導きいだしアブラハムといふ名をこれにつけ
9:8
その心の汝の前に忠信なるを觀そなはし之に契約を立てカナン人ヘテ人アモリ人ペリジ人ヱブス人およびギルガシ人の地をこれに與へその子孫に授けんと宣まひ
て終に汝の言を成たまへり汝は實に義し
9:9 汝は我らの先祖がエジプトにて艱難を受るを鑒みその紅海の邊にて呼はり叫ぶを聽いれ
9:10
異兆と奇蹟とをあらはしてパロとその諸臣とその國の庶民とを攻たまへりそはかれらは傲りて我らの先祖等を攻しことを知たまへばなり而して汝の名を揚たまへ
ること尚今日のごとし
9:11
汝はまた彼らの前にあたりて海を分ち彼らをして旱ける地を踏て海の中を通らしめ彼らを追ふ者をば石を大水に投いるるごとくに淵に投いれたまひ
9:12 また晝は雲の柱をもて彼らを導き夜は火の柱をもて其往べき路を照したまひき
9:13 汝はまたシナイ山の上に降り天より彼らと語ひ正しき例規および眞の律法善き法度および誡命を之に授け
9:14 汝の聖安息日を之に示し汝の僕モーセの手によりて誡命と法度と律法を之に命じ
9:15
天より食物を之に與へてその餓をとどめ磐より水を之がために出してその渇を濕し且この國をなんぢらに與へんと手を擧て誓ひ給ひしその國に入これを獲べきこ
とをかれらに命じたまへり
9:16 然るに彼等すなはち我らの先祖みづから傲りその項を強くして汝の誡命に聽したがはず
9:17
聽從ふことを拒み亦なんぢが其中にて行ひたまひし奇蹟を憶はず還てその項を強くし悖りて自ら一人の首領を立てその奴隸たりし處に歸らんとせり然りと雖も汝
は罪を赦す神にして恩惠あり憐憫あり怒ること遅く慈悲厚くましまして彼らを棄たまはざりき
9:18 また彼ら自ら一箇の犢を鋳造りて是は汝をエジプトより導き上りし汝の神なりと言て大に震怒をひきおこす事を行ひし時にすら
9:19
汝は重々も憐憫を垂て彼らを荒野に棄たまはず晝は雲の柱その上を離れずして之を途に導き夜は火の柱離れずして之を照しその行べき路を示したりき
9:20 汝はまた汝の善霊を賜ひて彼らを訓へ汝のマナを常に彼らの口にあたへまた水を彼らに與へてその渇をとどめ
9:21 四十年の間かれらを荒野に養ひたまたれば彼らは何の缺る所もなくその衣服も古びずその足も腫ざりき
9:22
而して汝諸國諸民を彼らにあたへて之を各々に分ち取しめ給へりかれらはシホンの地ヘシボンの王の地およびバシヤンの王オグの地を獲たり
9:23 斯てまた汝は彼らの子孫を増て空の星のごなくならしめ前にその先祖等に入て獲よと宣まひたる地に之を導きいりたまひしかば
9:24
則ちその子孫入てこの地を獲たり斯て汝この地にすめるカナン人をかれらの前に打伏せその王等およびその國の民をかれらの手に付して意のままに之を待はしめ
たまひき
9:25
斯りしかば彼ら堅固なる邑々および膏腴なる地を取り各種の美物の充る家鑿井葡萄園橄欖園および許多の菓の樹を獲乃はち食ひて飽き肥太り汝の大なる恩惠に沾
ひて樂みたりしが
9:26 尚も悖りて汝に叛き汝の律法を後に抛擲ち己を戒しめて汝に歸らせんとしたる預言者等を殺し大に震怒を惹おこす事を行なへり
9:27
是に因て汝かれらをその敵の手に付して窘しめさせたまひしが彼らその艱難の時に汝に呼はりければ汝天より之を聽て重々も憐憫を加へ彼らに救ふ者を多く與へ
て彼らをその敵の手より救はせたまへり
9:28
然るに彼らは安を獲の後復も汝の前に惡き事を行ひしかば汝かれらをその敵の手に棄おきて敵にこれを治めしめたまひけるが彼ら復立歸りて汝に呼はりたれば汝
天よりこれを聽き憐憫を加へてしばしば彼らを助け
9:29
彼らを汝の律法に引もどさんとして戒しめたまへり然りと雖も彼らは自ら傲りて汝の誡命に聽したがはず汝の例規(人のこれを行はば之によりて生べしといふ
者)を犯し肩を聳かし項を強くして聽ことをせざりき
9:30
斯りしかど汝は年ひさしく彼らを容しおき汝の預言者等に由て汝の霊をもて彼らを戒めたまひしが彼等つひに耳を傾けざりしに因て彼らを國々の民等の手に付し
たまへり
9:31
されど汝は憐憫おほくして彼らを全くは絶さず亦彼らを棄たまふことをも爲たまはざりき汝は恩惠あり憐憫ある神にましませばなり
9:32
然ば我らの神大にして力強く且畏るべくして契約を保ち恩惠を施こしたまふ御神ねがはくはアッスリヤの王等の日より今日にいたるまで我儕の王等牧伯等祭司預
言者我らの先祖汝の一切の民等に臨みし諸の苦難を小き事と觀たまはざれ
9:33 我らに臨みし諸の事につきては汝義く在せり汝の爲たまひし所は誠實にして我らの爲しところは惡かりしなり
9:34 我らの王等牧伯等祭司父祖等は汝の律法を行はず汝が用ひて彼らを戒しめたまひしその誡命と證詞に聽從はざりき
9:35
即ち彼らは己の國に居り汝の賜ふ大なる恩惠に沾ひ汝が與へてその前に置たまひし廣き膏腴なる地にありける時に汝に事ふることを爲ず又ひるがへりて自己の惡
き業をやむる事もせざりしなり
9:36
鳴呼われらは今日奴隸たり汝が我らの先祖に與へてその中の?出物およびその中の佳物を食はせんとしたまひし地にて我らは奴隸となりをるこそはかなけれ
9:37
この地は汝が我らの罪の故によりて我らの上に立たまひし王等のために衆多の?物を出すなり且また彼らは我らの身をも我らの家畜をも意のままに左右すること
を得れば我らは大難の中にあるなり
9:38 此もろもろの事のために我ら今堅き契約を立てこれを書しるし我らの牧伯等我らのレビ人我らの祭司これに印す
ネ
ヘミヤ記
10:1 印を捺る者はハカリヤの子テルシヤタ、ネヘミヤおよびゼデキヤ
10:2 セラヤ、アザリヤ、ヱレミヤ
10:3 パシユル、アマリヤ、マルキヤ、
10:4 ハツトシ、シバニヤ、マルク
10:5 ハリム、メレモテ、オバデヤ
10:6 ダニエル、ギンネトン、バルク
10:7 メシユラム、アビヤ、ミヤミン
10:8 マアジア、ビルガ、シマヤ是等は祭司なり
10:9 レビ人は即ちアザニヤの子ヱシユア 、ヘナダデの子ビンヌイ、カデミエル
10:10 ならびに其兄弟シバ二ヤ、ホデヤ、ケリタ、ペラヤ、ハナン
10:11 ミカ、レホブ、ハシヤビヤ
10:12 ザツクル、セレビヤ、シバ二ヤ
10:13 ホデヤ、バニ、ベニヌ
10:14 民の長たる者はパロシ、パハテモアブ、エラム、ザツト、バニ
10:15 ブンニ、アズカデ、ベバイ
10:16 アドニヤ、ビグワイ、アデン
10:17 アテル、ヒゼキヤ、アズル
10:18 ホデヤ、ハシユム、ベザイ
10:19 ハリフ、アナトテ、ノバイ
10:20 マグピアシ、メシユラム、ヘジル
10:21 メシザベル、ザドク、ヤドア
10:22 ペラテヤ、ハナン、アナニヤ
10:23 ホセア、ハナニヤ、ハシユブ
10:24 ハロヘシ、ピルハ、シヨベク
10:25 レホム、ハシヤブナ、マアセヤ
10:26 アヒヤ、ハナン、アナン
10:27 マルク、ハリム、バアナ
10:28
その餘の民祭司レビ人門をまもる者謳歌者ネテニ人ならびに都て國々の民等と離れて神の律法に附る者およびその妻その男子女子など凡そ事を知り辨まふる者は
10:29
皆その兄弟たる貴き人々に附したがひ呪詛に加はり誓を立て云く我ら神の僕モーセによりて傳はりし神の律法に歩み我らの主ヱホバの一切の誡命およびその例規
と法度を守り行はん
10:30 我らは此地の民等に我らの女子を與へじ亦われらの男子のために彼らの女子を娶らじ
10:31
比地の民等たとひ貨物あるひは食物を安息日に携へ來りて賣んとするとも安息日または聖日には我儕これを取じ又七年ごとに耕作を廢め一切の負債を免さんと
10:32 我らまた自ら例を設けて年々にシケルの三分の一を出して我らの神の室の用となし
10:33
供物のパン常素祭常燔祭のため安息日月朔および節會の祭物のため聖物のためイスラエルの贖をなす罪祭および我らの神の家の諸の工のために之を用ゐることを
定む
10:34
また我ら祭司レビ人および民籤を掣き律法に記されたるごとく我らの神ヱホバの壇の上に焚べき薪木の禮物を年々定まれる時にわれらの宗家にしたがひて我らの
神の室に納むる者を定め
10:35 かつ誓ひて云ふ我らの?物の初および各種の樹の果の初を年々ヱホバの室に携へきたらん
10:36
また我らの子等および我らの獣畜の首出および我らの牛羊の首出を律法に記されたるごとく我らの神の室に携へ來りて我らの神の室に事ふる祭司に交し
10:37
我らの麥粉の初われらの擧祭の物各種の樹の果および洒油を祭司の許に携へ到りて我らの神の家の室に納め我らの?物の什一をレビ人に與へんレビ人は我らの一
切の農作の邑においてその什一を受べき者なればなり
10:38
レビ人什一を受る時にはアロンの子孫たる祭司一人そのレビ人と偕にあるべし而してまたレビ人はその什一の十分の一を我らの神の家に携へ上りて府庫の諸室に
納むべし
10:39
即ちイスラエルの子孫およびレビの子孫は穀物および酒油の擧祭を携さへいたり聖所の器皿および奉事をする祭司門を守る者謳歌者などが在るところの室に之を
納むべし我らは我らの神の家を棄じ
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口語訳 Tコリ14:16
14:16
そうでないと、もしあなたが霊で祝福の言葉を唱えても、初心者の席にいる者は、あなたの感謝に対して、どうしてアァメンと言えよう
か。あなたが何を言っているのか、彼には通じない。
口語訳 Tテモ2:8
2:8
男は、怒ったり争ったりしないで、どんな場所でも、きよい手をあげて祈ってほしい。
口語訳 黙 11:10
11:10
地に住む人々は、彼らのことで喜び楽しみ、互に贈り物をしあう。このふたりの預言者は、地に住む者たちを悩ましたからである。
口語訳 黙 14:7
14:7
大声で言った、「神をおそれ、神に栄光を帰せよ。神のさばきの時がきたからである。天と地と海と水の源とを造られたかたを、伏し拝
め」。
口語訳 ロマ 7:12
7:12
このようなわけで、律法そのものは聖なるものであり、戒めも聖であって、正しく、かつ善なるものである。
口語訳 ヨハ 6:31
6:31
わたしたちの先祖は荒野でマナを食べました。それは『天よりのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです」。
口語訳 Tコリ10:1
10:1
兄弟たちよ。このことを知らずにいてもらいたくない。わたしたちの先祖はみな雲の下におり、みな海を通り、
口語訳 ロマ 10:5
10:5
モーセは、律法による義を行う人は、その義によって生きる、と書いている。
口語訳 ガラ 3:12
3:12
律法は信仰に基いているものではない。かえって、「律法を行う者は律法によって生きる」のである。
口語訳 使 7:51
7:51
ああ、強情で、心にも耳にも割礼のない人たちよ。あなたがたは、いつも聖霊に逆らっている。それは、あなたがたの先祖たちと同じであ
る。
口語訳 Tペテ1:11
1:11
彼らは、自分たちのうちにいますキリストの霊が、キリストの苦難とそれに続く栄光とを、あらかじめあかしした時、それは、いつの時、
どんな場合をさしたのかを、調べたのである。
口語訳 Uペテ1:21
1:21
なぜなら、預言は決して人間の意志から出たものではなく、人々が聖霊に感じ、神によって語ったものだからである。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口語訳 黙 11:10
11:10
地に住む人々は、彼らのことで喜び楽しみ、互に贈り物をしあう。このふたりの預言者は、地に住む者たちを悩ましたからである。
口語訳 コロ
1:16-17
1:16
万物は、天にあるものも地にあるものも、見えるものも見えないものも、位も主権も、支配も権威も、みな御子にあって造られたからであ
る。これらいっさいのものは、御子によって造られ、御子のために造られたのである。
1:17
彼は万物よりも先にあり、万物は彼にあって成り立っている。
口語訳 ヤコ
2:21-23
2:21
わたしたちの父祖アブラハムは、その子イサクを祭壇にささげた時、行いによって義とされたのではなかったか。
2:22
あなたが知っているとおり、彼においては、信仰が行いと共に働き、その行いによって信仰が全うされ、
2:23
こうして、「アブラハムは神を信じた。それによって、彼は義と認められた」という聖書の言葉が成就し、そして、彼は「神の友」と唱え
られたのである。
口語訳 Tコリ10:4
10:4
みな同じ霊の飲み物を飲んだ。すなわち、彼らについてきた霊の岩から飲んだのであるが、この岩はキリストにほかならない。
口語訳 使 7:39
7:39
ところが、先祖たちは彼に従おうとはせず、かえって彼を退け、心の中でエジプトにあこがれて、
口語訳 Tコリ10:1
10:1
兄弟たちよ。このことを知らずにいてもらいたくない。わたしたちの先祖はみな雲の下におり、みな海を通り、
口語訳 ヨハ
6:22-60
6:22
その翌日、海の向こう岸に立っていた群衆は、そこに小舟が一そうしかなく、またイエスは弟子たちと一緒に小舟にお乗りにならず、ただ
弟子たちだけが船出したのを見た。
6:23
しかし、数そうの小舟がテベリヤからきて、主が感謝されたのちパンを人々に食べさせた場所に近づいた。
6:24
群衆は、イエスも弟子たちもそこにいないと知って、それらの小舟に乗り、イエスをたずねてカペナウムに行った。
6:25
そして、海の向こう岸でイエスに出会ったので言った、「先生、いつ、ここにおいでになったのですか」。
6:26
イエスは答えて言われた、「よくよくあなたがたに言っておく。あなたがたがわたしを尋ねてきているのは、しるしを見たためではなく、
パンを食べて満腹したからである。
6:27
朽ちる食物のためではなく、永遠の命に至る朽ちない食物のために働くがよい。これは人の子があなたがたに与えるものである。父なる神
は、人の子にそれをゆだねられたのである」。
6:28
そこで、彼らはイエスに言った、「神のわざを行うために、わたしたちは何をしたらよいでしょうか」。
6:29
イエスは彼らに答えて言われた、「神がつかわされた者を信じることが、神のわざである」。
6:30
彼らはイエスに言った、「わたしたちが見てあなたを信じるために、どんなしるしを行って下さいますか。どんなことをして下さいます
か。
6:31
わたしたちの先祖は荒野でマナを食べました。それは『天よりのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです」。
6:32
そこでイエスは彼らに言われた、「よくよく言っておく。天からのパンをあなたがたに与えたのは、モーセではない。天からのまことのパ
ンをあなたがたに与えるのは、わたしの父なのである。
6:33
神のパンは、天から下ってきて、この世に命を与えるものである」。
6:34
彼らはイエスに言った、「主よ、そのパンをいつもわたしたちに下さい」。
6:35
イエスは彼らに言われた、「わたしが命のパンである。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決してかわくこと
がない。
6:36
しかし、あなたがたに言ったが、あなたがたはわたしを見たのに信じようとはしない。
6:37
父がわたしに与えて下さる者は皆、わたしに来るであろう。そして、わたしに来る者を決して拒みはしない。
6:38
わたしが天から下ってきたのは、自分のこころのままを行うためではなく、わたしをつかわされたかたのみこころを行うためである。
6:39
わたしをつかわされたかたのみこころは、わたしに与えて下さった者を、わたしがひとりも失わずに、終りの日によみがえらせることであ
る。
6:40
わたしの父のみこころは、子を見て信じる者が、ことごとく永遠の命を得ることなのである。そして、わたしはその人々を終りの日によみ
がえらせるであろう」。
6:41
ユダヤ人らは、イエスが「わたしは天から下ってきたパンである」と言われたので、イエスについてつぶやき始めた。
6:42
そして言った、「これはヨセフの子イエスではないか。わたしたちはその父母を知っているではないか。わたしは天から下ってきたと、ど
うして今いうのか」。
6:43
イエスは彼らに答えて言われた、「互につぶやいてはいけない。
6:44
わたしをつかわされた父が引きよせて下さらなければ、だれもわたしに来ることはできない。わたしは、その人々を終りの日によみがえら
せるであろう。
6:45
預言者の書に、『彼らはみな神に教えられるであろう』と書いてある。父から聞いて学んだ者は、みなわたしに来るのである。
6:46
神から出た者のほかに、だれかが父を見たのではない。その者だけが父を見たのである。
6:47
よくよくあなたがたに言っておく。信じる者には永遠の命がある。
6:48 わたしは命のパンである。
6:49
あなたがたの先祖は荒野でマナを食べたが、死んでしまった。
6:50
しかし、天から下ってきたパンを食べる人は、決して死ぬことはない。
6:51
わたしは天から下ってきた生きたパンである。それを食べる者は、いつまでも生きるであろう。わたしが与えるパンは、世の命のために与
えるわたしの肉である」。
6:52
そこで、ユダヤ人らが互に論じて言った、「この人はどうして、自分の肉をわたしたちに与えて食べさせることができようか」。
6:53
イエスは彼らに言われた、「よくよく言っておく。人の子の肉を食べず、また、その血を飲まなければ、あなたがたの内に命はない。
6:54
わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者には、永遠の命があり、わたしはその人を終りの日によみがえらせるであろう。
6:55
わたしの肉はまことの食物、わたしの血はまことの飲み物である。
6:56
わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者はわたしにおり、わたしもまたその人におる。
6:57
生ける父がわたしをつかわされ、また、わたしが父によって生きているように、わたしを食べる者もわたしによって生きるであろう。
6:58
天から下ってきたパンは、先祖たちが食べたが死んでしまったようなものではない。このパンを食べる者は、いつまでも生きるであろ
う」。
6:59
これらのことは、イエスがカペナウムの会堂で教えておられたときに言われたものである。
6:60
弟子たちのうちの多くの者は、これを聞いて言った、「これは、ひどい言葉だ。だれがそんなことを聞いておられようか」。
口語訳 ヘブ 11:12
11:12
このようにして、ひとりの死んだと同様な人から、天の星のように、海べの数えがたい砂のように、おびただしい人が生れてきたのであ
る。
口語訳 マタ 23:37
23:37
ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す者よ。ちょうど、めんどりが翼の下にそ
のひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとしたことであろう。それだのに、おまえたちは応じようとしなかった。
口語訳 使 7:52
7:52
いったい、あなたがたの先祖が迫害しなかった預言者が、ひとりでもいたか。彼らは正しいかたの来ることを予告した人たちを殺し、今や
あなたがたは、その正しいかたを裏切る者、また殺す者となった。
口語訳 使 13:18
13:18
そして約四十年にわたって、荒野で彼らをはぐくみ、
口語訳 ロマ 11:2
11:2
神は、あらかじめ知っておられたその民を、捨てることはされなかった。聖書がエリヤについてなんと言っているか、あなたがたは知らな
いのか。すなわち、彼はイスラエルを神に訴えてこう言った。
口語訳 マタ 17:24
17:24
彼らがカペナウムにきたとき、宮の納入金を集める人たちがペテロのところにきて言った、「あなたがたの先生は宮の納入金を納めないの
か」。
口語訳 ヘブ 10:25
10:25
ある人たちがいつもしているように、集会をやめることはしないで互に励まし、かの日が近づいているのを見て、ますます、そうしようで
はないか。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
口 語訳 使 7:51
7:51 ああ、強情で、心にも
耳にも割礼のない人たちよ。あなたがたは、いつも聖霊に逆らっている。それは、あなたがたの先祖たちと同じである。
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
新共同 マタ 17:24
17:24
一行がカファルナウムに来たとき、神殿税を集める者たちがペトロのところに来て、「あなたたちの先生は神殿税を納めないのか」と言った。
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
新共同 ヨハ 6:31
6:31
わたしたちの先祖は、荒れ野でマンナを食べました。『天からのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです。」
新共同 使 13:18
13:18
神はおよそ四十年の間、荒れ野で彼らの行いを耐え忍び、
新共同 マタ 23:37
23:37
「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めん鳥が雛を羽の下に集めるように、わたしはお前の子らを何度集
めようとしたことか。だが、お前たちは応じようとしなかった。
新共同 使 7:51
7:51
かたくなで、心と耳に割礼を受けていない人たち、あなたがたは、いつも聖霊に逆らっています。あなたがたの先祖が逆らったように、あなたがたもそうしてい
るのです。
新共同 ロマ 10:5
10:5
モーセは、律法による義について、「掟を守る人は掟によって生きる」と記しています。
新共同 ガラ 3:12
3:12
律法は、信仰をよりどころとしていません。「律法の定めを果たす者は、その定めによって生きる」のです。
新共同 マタ 17:24
17:24
一行がカファルナウムに来たとき、神殿税を集める者たちがペトロのところに来て、「あなたたちの先生は神殿税を納めないのか」と言った。
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