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民数記 11:1−15

民、不満を並べ立てる

 

翻訳比較


フランシスコ 会訳2013
001
さて、民は泣き言を言い始めた。それは主の耳には 不快であった。主はこれを聞いて怒りを燃やされた。主の火が彼らに向かって燃え上がり、宿営の端の部分を焼き尽くした。

002民は、モーセに叫んだ。モーセが主に祈ったので火 は収まった。

003こうして、その場所の名はタブエラと呼ばれた。主 の火が彼らに向かって燃え上がったからである。

004彼らのうちにいた雑多な群衆は激しい欲望に駆ら れ、イスラエルの子らもまた泣いて言った、「誰が肉を食べさせてくれるのだろうか。

005エジプトではただで魚を食べていたことを思い出 す。あのきゅうりも、すいかも、にらも、玉葱も、にんにくも。

006しかし今、わたしたちの力は尽きた。このマナのほ か目の前には何もない」。

007マナはコエンドロの種のようで、ブドラクのような 色であった。

008民は歩き回ってそれを集め、碾き臼でひくか乳鉢で すりつぶし、鍋で煮て菓子を作った。その味は、油で焼いた菓子のようであった。

009夜、宿営の上に露が降りるとき、マナもともに降り た。

010モーセは、民が氏族ごとに、それぞれ自分の天幕の 入り口で泣いているのを聞いた。主の怒りが激しく燃え上がり、モーセは心を痛めた。

011モーセは主に言った、「あなたはなぜ、僕に酷い仕 打ちをなさるのですか。わたしがあなたのみ心にかなわないことをしたので、この民全体をわたしの重荷とされるのですか。

012この民全体をわたしが身籠り、わたしが彼らを産ん だのでしょうか。あなたはなぜわたしに、乳母が乳飲み子を胸に抱くように彼らを抱いて、あなたが彼らの先祖たちに誓った土地に連 れていくようにと、仰せになるのでしょう。

013この民全体に与える肉を、わたしはどこで手に入れ るのでしょう。彼らは泣いてわたしに言っているのです、『食べる肉をください』と。

014わたし一人ではこの民全体の重荷を背負うことはで きません。わたしには重すぎます。

015わたしにこのような仕打ちをなさるのなら、どうか お願いです、わたしを殺してください。これ以上、わたしが自分の不幸を見ないようにしてください」。


 

新共同訳1987

11:1 民は主の耳に達するほど、激しく不満を言った。主はそれを聞いて憤られ、主の火が彼らに対して燃え上がり、宿営を端から焼き尽くそうとした。

11:2 民はモーセに助けを求めて叫びをあげた。モーセが主に祈ると、火は鎮まった。

11:3 主の火が彼らに対して燃え上がったというので、人々はその場所をタブエラ(燃える)と呼んだ。

11:4 民に加わっていた雑多な他国人は飢えと渇きを訴え、イスラエルの人々も再び泣き言を言った。「誰か肉を食べさせてくれないものか。

11:5 エジプトでは魚をただで食べていたし、きゅうりやメロン、葱や玉葱やにんにくが忘れられない。

11:6 今では、わたしたちの唾は干上がり、どこを見回してもマナばかりで、何もない。」

11:7 マナは、コエンドロの種のようで、一見、琥珀の類のようであった。

11:8 民は歩き回って拾い集め、臼で粉にひくか、鉢ですりつぶし、鍋で煮て、菓子にした。それは、こくのあるクリームのような味であった。

11:9 夜、宿営に露が降りると、マナも降った。

11:10 モーセは、民がどの家族もそれぞれの天幕の入り口で泣き言を言っているのを聞いた。主が激しく憤られたので、モーセは苦しんだ。

11:11 モーセは主に言った。「あなたは、なぜ、僕を苦しめられるのですか。なぜわたしはあなたの恵みを得ることなく、この民すべてを重荷として負わされねばなら ないのですか。

11:12 わたしがこの民すべてをはらみ、わたしが彼らを生んだのでしょうか。あなたはわたしに、乳母が乳飲み子を抱くように彼らを胸に抱き、あなたが先祖に誓われ た土地に連れて行けと言われます。

11:13 この民すべてに食べさせる肉をどこで見つければよいのでしょうか。彼らはわたしに泣き言を言い、肉を食べさせよと言うのです。

11:14 わたし一人では、とてもこの民すべてを負うことはできません。わたしには重すぎます。

11:15 どうしてもこのようになさりたいなら、どうかむしろ、殺してください。あなたの恵みを得ているのであれば、どうかわたしを苦しみに遭わせないでくださ い。」

 

新改訳1970

11:1 さて、民はひどく不平を鳴らして主につぶやいた。主はこれを聞いて怒りを燃やし、主の火が彼らに向かって燃え上がり、宿営の端をなめ尽くした。

11:2 すると民はモーセに向かってわめいた。それで、モーセが主に祈ると、その火は消えた。

11:3 主の火が、彼らに向かって燃え上がったので、その場所の名をタブエラと呼んだ。

11:4 また彼らのうちに混じってきていた者が、激しい欲望にかられ、そのうえ、イスラエル人もまた大声で泣いて、言った。「ああ、肉が食べたい。

11:5 エジプトで、ただで魚を食べていたことを思い出す。きゅうりも、すいか、にら、たまねぎ、にんにくも。

11:6 だが今や、私たちののどは干からびてしまった。何もなくて、このマナを見るだけだ。」

11:7 マナは、コエンドロの種のようで、その色はブドラハのようであった。

11:8 人々は歩き回って、それを集め、ひき臼でひくか、臼でついて、これをなべで煮て、パン菓子を作っていた。その味は、おいしいクリームの味のようであった。

11:9 夜、宿営に露が降りるとき、マナもそれといっしょに降りた。

11:10 モーセは、民がその家族ごとに、それぞれ自分の天幕の入口で泣くのを聞いた。主の怒りは激しく燃え上がり、モーセも腹立たしく思った。

11:11 モーセは主に申し上げた。「なぜ、あなたはしもべを苦しめられるのでしょう。なぜ、私はあなたのご厚意をいただけないのでしょう。なぜ、このすべての民の 重荷を私に負わされるのでしょう。

11:12 私がこのすべての民をはらんだのでしょうか。それとも、私が彼らを生んだのでしょうか。それなのになぜ、あなたは私に、『うばが乳飲み子を抱きかかえるよ うに、彼らをあなたの胸に抱き、わたしが彼らの先祖たちに誓った地に連れて行け。』と言われるのでしょう。

11:13 どこから私は肉を得て、この民全体に与えなければならないのでしょうか。彼らは私に泣き叫び、『私たちに肉を与えて食べさせてくれ。』と言うのです。

11:14 私だけでは、この民全体を負うことはできません。私には重すぎます。

11:15 私にこんなしうちをなさるのなら、お願いです、どうか私を殺してください。これ以上、私を苦しみに会わせないでください。」

 

口語訳1955

11:1 さて、民は災難に会っている人のように、主の耳につぶやいた。主はこれを聞いて怒りを発せられ、主の火が彼らのうちに燃えあがって、宿営の端を焼いた。

11:2 そこで民はモーセにむかって叫んだ。モーセが主に祈ったので、その火はしずまった。

11:3 主の火が彼らのうちに燃えあがったことによって、その所の名はタベラと呼ばれた。

11:4 また彼らのうちにいた多くの寄り集まりびとは欲心を起し、イスラエルの人々もまた再び泣いて言った、「ああ、肉が食べたい。

11:5 われわれは思い起すが、エジプトでは、ただで、魚を食べた。きゅうりも、すいかも、にらも、たまねぎも、そして、にんにくも。

11:6 しかし、いま、われわれの精根は尽きた。われわれの目の前には、このマナのほか何もない」。

11:7 マナは、こえんどろの実のようで、色はブドラクの色のようであった。

11:8 民は歩きまわって、これを集め、ひきうすでひき、または、うすでつき、かまで煮て、これをもちとした。その味は油菓子の味のようであった。

11:9 夜、宿営の露がおりるとき、マナはそれと共に降った。

11:10 モーセは、民が家ごとに、おのおのその天幕の入口で泣くのを聞いた。そこで主は激しく怒られ、またモーセは不快に思った。

11:11 そして、モーセは主に言った、「あなたはなぜ、しもべに悪い仕打ちをされるのですか。どうしてわたしはあなたの前に恵みを得ないで、このすべての民の重荷 を負わされるのですか。

11:12 わたしがこのすべての民を、はらんだのですか。わたしがこれを生んだのですか。そうではないのに、あなたはなぜわたしに『養い親が乳児を抱くように、彼ら をふところに抱いて、あなたが彼らの先祖たちに誓われた地に行け』と言われるのですか。

11:13 わたしはどこから肉を獲て、このすべての民に与えることができましょうか。彼らは泣いて、『肉を食べさせよ』とわたしに言っているのです。

11:14 わたしひとりでは、このすべての民を負うことができません。それはわたしには重過ぎます。

11:15 もしわたしがあなたの前に恵みを得ますならば、わたしにこのような仕打ちをされるよりは、むしろ、ひと思いに殺し、このうえ苦しみに会わせないでくださ い」。

 

文 語訳1917
11:1 茲に民災難に罹れる者のごとくにヱホバの耳に呟きぬヱホバその怨言を聞て震怒を發したまひければヱホバの火かれらに向ひて燃いでその營の極端を燒り
11:2 是に於て民モーセに呼はりしがモーセ、ヱホバに祈ければその火鎮りぬ
11:3 ヱホバの火かれらに向ひて燃出たるに因てその處の名をタベラ(燃)と稱ぶ
11:4 茲に彼等の中なる衆多の寄集人等慾心を起すイスラエルの子孫もまた再び哭て言ふ誰か我らに肉を與へて食しめんか
11:5 憶ひ出るに我等エジプトにありし時は魚黄瓜水瓜韮葱蒜等を心のままに食へり
11:6 然るに今は我儕の精神枯衰ふ我らの目の前にはこのマナの外何も有ざるなりと
11:7 マナは莞?の實のごとくにしてその色はブドラクの色のごとし
11:8 民行巡りてこれを斂め石磨にひき或は臼に搗てこれを釜の中に煮て餅となせりその味は油菓子の味のごとし
11:9 夜にいりて露營に降る時にマナその上に降れり
11:10 モーセ聞に民の家々の者おのおのその天幕の門口に哭く是におひてヱホバ烈しく怒を發したまふこの事またモーセの目にも惡く見ゆ
11:11 モーセすなはちヱホバに言けるは汝なんぞ僕を惡くしたまふ乎いかなれば我汝の前に恩を獲ずして汝かく此すべての民をわが任となして我に負せたまふや
11:12 この總體の民は我が姙みし者ならんや我が生し者ならんや然るに汝なんぞ我に慈父が乳哺子を抱くがごとくに彼らを懐に抱きて汝が昔日かれらの先祖等に誓ひた まひし地に至れと言たまふや
11:13 我何處より肉を得てこの總體の民に與へんや彼等は我にむかひて哭き我等に肉を與へて食しめよと言なり
11:14 我は一人にてはこの總體の民をわが任として負ことあたはず是は我には重きに過ればなり
11:15 我もし汝の前に恩を獲ば請ふ斯我を爲んよりは寧ろ直に我を殺したまへ我をしてわが困苦を見せしめたまふ勿れ


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口語訳 ヤコ 5:16

5:16 だから、互に罪を告白し合い、また、いやされるようにお互のために祈りなさい。義人の祈は、大いに力があり、効果のあるものである。

 

口語訳 Tコリ10:6

10:6 これらの出来事は、わたしたちに対する警告であって、彼らが悪をむさぼったように、わたしたちも悪をむさぼることのないためなのであ る。

 

口語訳 Tテサ2:7

2:7 むしろ、あなたがたの間で、ちょうど母がその子供を育てるように、やさしくふるまった。

 

口語訳 マタ 15:33

15:33 弟子たちは言った、「荒野の中で、こんなに大ぜいの群衆にじゅうぶん食べさせるほどたくさんのパンを、どこで手に入れましょうか」。

 

口語訳 マコ 8:4

8:4 弟子たちは答えた、「こんな荒野で、どこからパンを手に入れて、これらの人々にじゅうぶん食べさせることができましょうか」。

 

口語訳 黙  3:17

3:17 あなたは、自分は富んでいる。豊かになった、なんの不自由もないと言っているが、実は、あなた自身がみじめな者、あわれむべき者、貧 しい者、目の見えない者、裸な者であることに気がついていない。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 Tコリ10:6

10:6 これらの出来事は、わたしたちに対する警告であって、彼らが悪をむさぼったように、わたしたちも悪をむさぼることのないためなのであ る。

 

口 語訳 使  13:18

13:18 そして約四十年にわたって、荒野で彼らをはぐくみ、

 

口 語訳 ヨハ 6:5-14

6:5 イエスは目をあげ、大ぜいの群衆が自分の方に集まって来るのを見て、ピリポに言われた、「どこからパンを買ってきて、この人々に食べ させようか」。

6:6 これはピリポをためそうとして言われたのであって、ご自分ではしようとすることを、よくご承知であった。

6:7 すると、ピリポはイエスに答えた、「二百デナリのパンがあっても、めいめいが少しずついただくにも足りますまい」。

6:8 弟子のひとり、シモン・ペテロの兄弟アンデレがイエスに言った、

6:9 「ここに、大麦のパン五つと、さかな二ひきとを持っている子供がいます。しかし、こんなに大ぜいの人では、それが何になりましょ う」。

6:10 イエスは「人々をすわらせなさい」と言われた。その場所には草が多かった。そこにすわった男の数は五千人ほどであった。

6:11 そこで、イエスはパンを取り、感謝してから、すわっている人々に分け与え、また、さかなをも同様にして、彼らの望むだけ分け与えられ た。

6:12 人々がじゅうぶんに食べたのち、イエスは弟子たちに言われた、「少しでもむだにならないように、パンくずのあまりを集めなさい」。

6:13 そこで彼らが集めると、五つの大麦のパンを食べて残ったパンくずは、十二のかごにいっぱいになった。

6:14 人々はイエスのなさったこのしるしを見て、「ほんとうに、この人こそ世にきたるべき預言者である」と言った。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 マコ 8:4

8:4 弟子たちは答えた、「こんな荒野で、どこからパンを手に入れて、これらの人々にじゅうぶん食べさせることができましょうか」。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 Tコリ10:6

10:6 これらの出来事は、わたしたちを戒める前例として起こったのです。彼らが悪をむさぼったように、わたしたちが悪をむさぼることのないために。

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 Tコリ10:3-6

10:3 皆、同じ霊的な食物を食べ、

10:4 皆が同じ霊的な飲み物を飲みました。彼らが飲んだのは、自分たちに離れずについて来た霊的な岩からでしたが、この岩こそキリストだったのです。

10:5 しかし、彼らの大部分は神の御心に適わず、荒れ野で滅ぼされてしまいました。

10:6 これらの出来事は、わたしたちを戒める前例として起こったのです。彼らが悪をむさぼったように、わたしたちが悪をむさぼることのないために。

 

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民数記 11:16−30

七二人の長老たちの預言

 

翻訳比較


フランシスコ 会訳2013
016
主はモーセに告げられた、「イスラエルの長老たち の中から、民の長老格であり、またその司であるとお前が知っている者七十人をわたしのもとに集め、彼らを会見の幕屋に連れてき て、そこでお前とともに立たせよ。

017わたしは降りて行って、そこでお前と語り、お前の 上に置いた霊の一部を彼らの上に置こう。そうすれば彼らもお前とともに民の重荷を背負い、お前がただ一人でそれを背負うことはな くなる。

018民にこう告げよ、『明日のために身を聖別せよ。あ なたたちは肉が食べられる。〈誰が肉を食べさせてくれるのだろうか。エジプトにいた時はよかった〉と言って主の耳に届くほど泣い たので、主が肉をくださり、あなたたちは食べることができるのだ。

019あなたたちは一日や二日、五日、十日、二十日だけ ではなく、

020一か月も、ついにはそれがあなたたちの鼻から出 て、気分が悪くなるまで肉を食べることができる。それは、あなたたちのうちにおられる主をないがしろにし、〈いったいなぜ、わた したちはエジプトを出てきたのだろうか〉と泣いて主に言ったからである』」。

021モーセは言った、「わたしの周りにいる民は徒歩の 者だけで六十万人です。それなのにあなたは、一か月も食べることのできる肉を彼らに与えると仰せになりました。

022羊や牛の群れを屠れば彼らにとって十分なのでしょ うか。海の魚をすべて集めれば、彼らにとって十分なのでしょうか」。

023主はモーセにお答えになった、「主の手はそれほど 短いのだろうか。わたしの言葉が実現するかどうか、今分かるだろう」。

024モーセは出ていき、主の言葉を民に告げた。彼は民 の長老たちのうちから七十人を集め、彼らを幕屋の周りに立たせた。

025すると主は雲の中にあって降り、モーセと語り、彼 の上にある霊の一部を七十人の長老たちの上に置いた。その霊が彼らの上に留まったとき、彼らは預言したが、その後重ねて預言する ことはなかった。

026その時、二人の者が宿営に残っていた。一人の名は エルダド、もう一人の名はメダドで、彼らの上にも霊が留まった。彼らは長老たちの中に名を記されていたが、幕屋に行かなかった。 彼らは宿営の中で預言した。

027それで一人の若者が走ってきて、モーセに言った、 「エルダドとメダドが宿営の中で預言しています」。

028若い時からモーセに仕えていたヌンの子ヨシュアが 口を挟んで言った、「わがあるじ、モーセよ、彼らをやめさせてください」。

029しかし、モーセは彼に言った、「お前は、わたしの ためを思って妬み心を起こしているのか。主の民がみな預言者となり、主がご自分の霊を彼らの上に与えられるとよいのに」。

030それからモーセとイスラエルの長老たちは、宿営に 引き返した。


 

新共同訳1987

11:16 主はモーセに言われた。「イスラエルの長老たちのうちから、あなたが、民の長老およびその役人として認めうる者を七十人集め、臨在の幕屋に連れて来てあな たの傍らに立たせなさい。

11:17 わたしはそこに降って、あなたと語ろう。そして、あなたに授けてある霊の一部を取って、彼らに授ける。そうすれば、彼らは民の重荷をあなたと共に負うこと ができるようになり、あなたひとりで負うことはなくなる。

11:18 民に告げなさい。明日のために自分自身を聖別しなさい。あなたたちは肉を食べることができる。主の耳に達するほど、泣き言を言い、誰か肉を食べさせてくれ ないものか、エジプトでは幸せだったと訴えたから、主はあなたたちに肉をお与えになり、あなたたちは食べることができる。

11:19 あなたたちがそれを食べるのは、一日や二日や五日や十日や二十日ではない。

11:20 一か月に及び、ついにあなたたちの鼻から出るようになり、吐き気を催すほどになる。あなたたちは、あなたたちのうちにいます主を拒み、主の面前で、どうし て我々はエジプトを出て来てしまったのか、と泣き言を言ったからだ。」

11:21 モーセは言った。「わたしの率いる民は男だけで六十万人います。それなのに、あなたは、『肉を彼らに与え、一か月の間食べさせよう』と言われます。

11:22 しかし、彼らのために羊や牛の群れを屠れば、足りるのでしょうか。海の魚を全部集めれば、足りるのでしょうか。」

11:23 主はモーセに言われた。「主の手が短いというのか。わたしの言葉どおりになるかならないか、今、あなたに見せよう。」

11:24 モーセは出て行って、主の言葉を民に告げた。彼は民の長老の中から七十人を集め、幕屋の周りに立たせた。

11:25 主は雲のうちにあって降り、モーセに語られ、モーセに授けられている霊の一部を取って、七十人の長老にも授けられた。霊が彼らの上にとどまると、彼らは預 言状態になったが、続くことはなかった。

11:26 宿営に残っていた人が二人あった。一人はエルダド、もう一人はメダドといい、長老の中に加えられていたが、まだ幕屋には出かけていなかった。霊が彼らの上 にもとどまり、彼らは宿営で預言状態になった。

11:27 一人の若者がモーセのもとに走って行き、エルダドとメダドが宿営で預言状態になっていると告げた。

11:28 若いころからモーセの従者であったヌンの子ヨシュアは、「わが主モーセよ、やめさせてください」と言った。

11:29 モーセは彼に言った。「あなたはわたしのためを思ってねたむ心を起こしているのか。わたしは、主が霊を授けて、主の民すべてが預言者になればよいと切望し ているのだ。」

11:30 モーセはイスラエルの長老と共に宿営に引き揚げた。

 

新改訳1970

11:16 主はモーセに仰せられた。「イスラエルの長老たちのうちから、あなたがよく知っている民の長老で、そのつかさである者七十人をわたしのために集め、彼らを 会見の天幕に連れて来て、そこであなたのそばに立たせよ。

11:17 わたしは降りて行って、その所であなたと語り、あなたの上にある霊のいくらかを取って彼らの上に置こう。それで彼らも民の重荷をあなたとともに負い、あな たはただひとりで負うことがないようになろう。

11:18 あなたは民に言わなければならない。あすのために身をきよめなさい。あなたがたは肉が食べられるのだ。あなたがたが泣いて、『ああ肉が食べたい。エジプト では良かった。』と、主につぶやいて言ったからだ。主が肉を下さる。あなたがたは肉が食べられるのだ。

11:19 あなたがたが食べるのは、一日や二日や五日や十日や二十日だけではなく、

11:20 一か月もであって、ついにはあなたがたの鼻から出て来て、吐きけを催すほどになる。それは、あなたがたのうちにおられる主をないがしろにして、御前に泣 き、『なぜ、こうして私たちはエジプトから出て来たのだろう。』と言ったからだ。」

11:21 しかしモーセは申し上げた。「私といっしょにいる民は徒歩の男子だけで六十万です。しかもあなたは、彼らに肉を与え、一月の間食べさせる、と言われます。

11:22 彼らのために羊の群れ、牛の群れをほふっても、彼らに十分でしょうか。彼らのために海の魚を全部集めても、彼らに十分でしょうか。」

11:23 主はモーセに答えられた。「主の手は短いのだろうか。わたしのことばが実現するかどうかは、今わかる。」

11:24 ここでモーセは出て行って、主のことばを民に告げた。そして彼は民の長老たちのうちから七十人を集め、彼らを天幕の回りに立たせた。

11:25 すると主は雲の中にあって降りて来られ、モーセと語り、彼の上にある霊を取って、その七十人の長老にも与えた。その霊が彼らの上にとどまったとき、彼らは 恍惚状態で預言した。しかし、それを重ねることはなかった。

11:26 そのとき、ふたりの者が宿営に残っていた。ひとりの名はエルダデ、もうひとりの名はメダデであった。彼らの上にも霊がとどまった。――彼らは長老として登 録された者たちであったが、天幕へは出て行かなかった。――彼らは宿営の中で恍惚状態で預言した。

11:27 それで、ひとりの若者が走って来て、モーセに知らせて言った。「エルダデとメダデが宿営の中で恍惚状態で預言しています。」

11:28 若いときからモーセの従者であったヌンの子ヨシュアも答えて言った。「わが主、モーセよ。彼らをやめさせてください。」

11:29 しかしモーセは彼に言った。「あなたは私のためを思ってねたみを起こしているのか。主の民がみな、預言者となればよいのに。主が彼らの上にご自分の霊を与 えられるとよいのに。」

11:30 それからモーセとイスラエルの長老たちは、宿営に戻った。

 

口語訳1955

11:16 主はモーセに言われた、「イスラエルの長老たちのうち、民の長老となり、つかさとなるべきことを、あなたが知っている者七十人をわたしのもとに集め、会見 の幕屋に連れてきて、そこにあなたと共に立たせなさい。

11:17 わたしは下って、その所で、あなたと語り、またわたしはあなたの上にある霊を、彼らにも分け与えるであろう。彼らはあなたと共に、民の重荷を負い、あなた が、ただひとりで、それを負うことのないようにするであろう。

11:18 あなたはまた民に言いなさい、『あなたがたは身を清めて、あすを待ちなさい。あなたがたは肉を食べることができるであろう。あなたがたが泣いて主の耳に、 わたしたちは肉が食べたい。エジプトにいた時は良かったと言ったからである。それゆえ、主はあなたがたに肉を与えて食べさせられるで あろう。

11:19 あなたがたがそれを食べるのは、一日や二日や五日や十日や二十日ではなく、

11:20 一か月に及び、ついにあなたがたの鼻から出るようになり、あなたがたは、それに飽き果てるであろう。それはあなたがたのうちにおられる主を軽んじて、その 前に泣き、なぜ、わたしたちはエジプトから出てきたのだろうと言ったからである』」。

11:21 モーセは言った、「わたしと共におる民は徒歩の男子だけでも六十万です。ところがあなたは、『わたしは彼らに肉を与えて一か月のあいだ食べさせよう』と言 われます。

11:22 羊と牛の群れを彼らのためにほふって、彼らを飽きさせるというのですか。海のすべての魚を彼らのために集めて、彼らを飽きさせるというのですか」。

11:23 主はモーセに言われた、「主の手は短かろうか。あなたは、いま、わたしの言葉の成るかどうかを見るであろう」。

11:24 この時モーセは出て、主の言葉を民に告げ、民の長老たち七十人を集めて、幕屋の周囲に立たせた。

11:25 主は雲のうちにあって下り、モーセと語られ、モーセの上にある霊を、その七十人の長老たちにも分け与えられた。その霊が彼らの上にとどまった時、彼らは預 言した。ただし、その後は重ねて預言しなかった。

11:26 その時ふたりの者が、宿営にとどまっていたが、ひとりの名はエルダデと言い、ひとりの名はメダデといった。彼らの上にも霊がとどまった。彼らは名をしるさ れた者であったが、幕屋に行かなかったので、宿営のうちで預言した。

11:27 時にひとりの若者が走ってきて、モーセに告げて言った、「エルダデとメダデとが宿営のうちで預言しています」。

11:28 若い時からモーセの従者であったヌンの子ヨシュアは答えて言った、「わが主、モーセよ、彼らをさし止めてください」。

11:29 モーセは彼に言った、「あなたは、わたしのためを思って、ねたみを起しているのか。主の民がみな預言者となり、主がその霊を彼らに与えられることは、願わ しいことだ」。

11:30 こうしてモーセはイスラエルの長老たちと共に、宿営に引きあげた。

 

文 語訳1917
11:16 是においてヱホバ、モーセに言たまはくイスラエルの老人の中民の長老たり有司たるを汝が知るところの者七十人を我前に集め集會の幕屋に携きたりて其處に汝 とともに立しめよ
11:17 我降りて其處にて汝と言はん又われ汝の上にあるところの霊を彼等にも分ち與へん彼等汝とともに民の任を負ひ汝をして只一人にて之を負ふこと無らしむべし
11:18 汝また民に告て言へ汝等身を潔めて明日を待て必ず肉を食ふことを得ん汝等ヱホバの耳に哭て誰か我等に肉を與へて食しめん我らエジプトにありし時は却て善り しと言たればヱホバなんぢらに肉を與へて食しめたまふべし
11:19 汝等がこれを食ふは一日や二日や五日や十日や二十日にはあらずして
11:20 一月におよび遂に汝らの鼻より出るにいたらん汝等これに?はつべし是なんぢら己等の中にいますヱホバを軽んじてその前に哭き我等何とてエジプトより出しや と言たればなり
11:21 モーセ言けるは我が偕にをる民は歩卒のみにても六十萬あり然るに汝は我かれらに肉を與へて一月の間食しめんと言たまふ
11:22 羊と牛の群を宰るとも彼等を飽しむることを得んや海の魚をことごとく集むるとも彼等を飽しむることを得んや
11:23 ヱホバ、モーセに言たまはくヱホバの手短からんや吾言の成と然らざるとは汝今これを見るあらん
11:24 是に於てモーセ出きたりてヱホバの言を民に告げ民の長老七十人を集めて幕屋の四圍に立しめけるに
11:25 ヱホバ雲の中にありて降りモーセと言ひモーセのうへにある霊をもてその長老七十人にも分ち與へたまひしがその霊かれらの上にやどりしかば彼等預言せり但し 此後はかさねて爲ざりき
11:26 時に彼等の中なる二人の者營に止まり居るその一人の名はエルダデといひ一人の名はメダデと曰ふ霊またかれらの上にもやどれり彼らは其名を録されたる者なり しが幕屋に往ざりければ營の中にて預言をなせり
11:27 時に一人の少者奔りきたりモーセに告てエルダデとメダデ營の中にて預言すと言ければ
11:28 その少時よりしてモーセの從者たりしヌンの子ヨシユアこたへて曰けるは吾主モーセこれを禁めたまヘ
11:29 モーセこれに言けるは汝わがために?嫉を起すやヱホバの民の皆預言者とならんことまたヱホバのその霊を之に降したまはんことこそ願しけれ
11:30 斯てモーセ、イスラエルの長老等とともに營に返れり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

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(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口語訳 使  7:39

7:39 ところが、先祖たちは彼に従おうとはせず、かえって彼を退け、心の中でエジプトにあこがれて、

 

口語訳 使  2:17-18

2:17 『神がこう仰せになる。終りの時には、/わたしの霊をすべての人に注ごう。そして、あなたがたのむすこ娘は預言をし、/若者たちは幻 を見、/老人たちは夢を見るであろう。

2:18 その時には、わたしの男女の僕たちにも/わたしの霊を注ごう。そして彼らも預言をするであろう。

 

口語訳 Tコリ14:1

14:1 愛を追い求めなさい。また、霊の賜物を、ことに預言することを、熱心に求めなさい。

 

口語訳 マコ 9:38

9:38 ヨハネがイエスに言った、「先生、わたしたちについてこない者が、あなたの名を使って悪霊を追い出しているのを見ましたが、その人は わたしたちについてこなかったので、やめさせました」。

 

口語訳 ルカ 9:49

9:49 するとヨハネが答えて言った、「先生、わたしたちはある人があなたの名を使って悪霊を追い出しているのを見ましたが、その人はわたし たちの仲間でないので、やめさせました」。

 

口語訳 Tコリ14:5

14:5 わたしは実際、あなたがたがひとり残らず異言を語ることを望むが、特に預言をしてもらいたい。教会の徳を高めるように異言を解かない 限り、異言を語る者よりも、預言をする者の方がまさっている。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口語訳 マコ 9:38-40

9:38 ヨハネがイエスに言った、「先生、わたしたちについてこない者が、あなたの名を使って悪霊を追い出しているのを見ましたが、その人はわたしたちについてこ なかったので、やめさせました」。

9:39 イエスは言われた、「やめさせないがよい。だれでもわたしの名で力あるわざを行いながら、すぐそのあとで、わたしをそしることはできない。

9:40 わたしたちに反対しない者は、わたしたちの味方である。

 

口語訳 Tコリ12:1-31

12:1 兄弟たちよ。霊の賜物については、次のことを知らずにいてもらいたくない。

12:2 あなたがたがまだ異邦人であった時、誘われるまま、物の言えない偶像のところに引かれて行ったことは、あなたがたの承知しているとおりである。

12:3 そこで、あなたがたに言っておくが、神の霊によって語る者はだれも「イエスはのろわれよ」とは言わないし、また、聖霊によらなければ、だれも「イエスは主 である」と言うことができない。

12:4 霊の賜物は種々あるが、御霊は同じである。

12:5 務は種々あるが、主は同じである。

12:6 働きは種々あるが、すべてのものの中に働いてすべてのことをなさる神は、同じである。

12:7 各自が御霊の現れを賜わっているのは、全体の益になるためである。

12:8 すなわち、ある人には御霊によって知恵の言葉が与えられ、ほかの人には、同じ御霊によって知識の言、

12:9 またほかの人には、同じ御霊によって信仰、またほかの人には、一つの御霊によっていやしの賜物、

12:10 またほかの人には力あるわざ、またほかの人には預言、またほかの人には霊を見わける力、またほかの人には種々の異言、またほかの人には異言を解く力が、与 えられている。

12:11 すべてこれらのものは、一つの同じ御霊の働きであって、御霊は思いのままに、それらを各自に分け与えられるのである。

12:12 からだが一つであっても肢体は多くあり、また、からだのすべての肢体が多くあっても、からだは一つであるように、キリストの場合も同様である。

12:13 なぜなら、わたしたちは皆、ユダヤ人もギリシヤ人も、奴隷も自由人も、一つの御霊によって、一つのからだとなるようにバプテスマを受け、そして皆一つの御 霊を飲んだからである。

12:14 実際、からだは一つの肢体だけではなく、多くのものからできている。

12:15 もし足が、わたしは手ではないから、からだに属していないと言っても、それで、からだに属さないわけではない。

12:16 また、もし耳が、わたしは目ではないから、からだに属していないと言っても、それで、からだに属さないわけではない。

12:17 もしからだ全体が目だとすれば、どこで聞くのか。もし、からだ全体が耳だとすれば、どこでかぐのか。

12:18 そこで神は御旨のままに、肢体をそれぞれ、からだに備えられたのである。

12:19 もし、すべてのものが一つの肢体なら、どこにからだがあるのか。

12:20 ところが実際、肢体は多くあるが、からだは一つなのである。

12:21 目は手にむかって、「おまえはいらない」とは言えず、また頭は足にむかって、「おまえはいらない」とも言えない。

12:22 そうではなく、むしろ、からだのうちで他よりも弱く見える肢体が、かえって必要なのであり、

12:23 からだのうちで、他よりも見劣りがすると思えるところに、ものを着せていっそう見よくする。麗しくない部分はいっそう麗しくするが、

12:24 麗しい部分はそうする必要がない。神は劣っている部分をいっそう見よくして、からだに調和をお与えになったのである。

12:25 それは、からだの中に分裂がなく、それぞれの肢体が互にいたわり合うためなのである。

12:26 もし一つの肢体が悩めば、ほかの肢体もみな共に悩み、一つの肢体が尊ばれると、ほかの肢体もみな共に喜ぶ。

12:27 あなたがたはキリストのからだであり、ひとりびとりはその肢体である。

12:28 そして、神は教会の中で、人々を立てて、第一に使徒、第二に預言者、第三に教師とし、次に力あるわざを行う者、次にいやしの賜物を持つ者、また補助者、管 理者、種々の異言を語る者をおかれた。

12:29 みんなが使徒だろうか。みんなが預言者だろうか。みんなが教師だろうか。みんなが力あるわざを行う者だろうか。

12:30 みんながいやしの賜物を持っているのだろうか。みんなが異言を語るのだろうか。みんなが異言を解くのだろうか。

12:31 だが、あなたがたは、更に大いなる賜物を得ようと熱心に努めなさい。そこで、わたしは最もすぐれた道をあなたがたに示そう。

 

口語訳 Tコリ14:5

14:5 わたしは実際、あなたがたがひとり残らず異言を語ることを望むが、特に預言をしてもらいたい。教会の徳を高めるように異言を解かない限り、異言を語る者よ りも、預言をする者の方がまさっている。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口語訳 ヨハ 6:7-9

6:7 すると、ピリポはイエスに答えた、「二百デナリのパンがあっても、めいめいが少しずついただくにも足りますまい」。

6:8 弟子のひとり、シモン・ペテロの兄弟アンデレがイエスに言った、

6:9 「ここに、大麦のパン五つと、さかな二ひきとを持っている子供がいます。しかし、こんなに大ぜいの人では、それが何になりましょう」。

 

口語訳 マコ 9:38-39

9:38 ヨハネがイエスに言った、「先生、わたしたちについてこない者が、あなたの名を使って悪霊を追い出しているのを見ましたが、その人はわたしたちについてこ なかったので、やめさせました」。

9:39 イエスは言われた、「やめさせないがよい。だれでもわたしの名で力あるわざを行いながら、すぐそのあとで、わたしをそしることはできない。

 

口語訳 使  2:1-47

2:1 五旬節の日がきて、みんなの者が一緒に集まっていると、

2:2 突然、激しい風が吹いてきたような音が天から起ってきて、一同がすわっていた家いっぱいに響きわたった。

2:3 また、舌のようなものが、炎のように分れて現れ、ひとりびとりの上にとどまった。

2:4 すると、一同は聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、いろいろの他国の言葉で語り出した。

2:5 さて、エルサレムには、天下のあらゆる国々から、信仰深いユダヤ人たちがきて住んでいたが、

2:6 この物音に大ぜいの人が集まってきて、彼らの生れ故郷の国語で、使徒たちが話しているのを、だれもかれも聞いてあっけに取られた。

2:7 そして驚き怪しんで言った、「見よ、いま話しているこの人たちは、皆ガリラヤ人ではないか。

2:8 それだのに、わたしたちがそれぞれ、生れ故郷の国語を彼らから聞かされるとは、いったい、どうしたことか。

2:9 わたしたちの中には、パルテヤ人、メジヤ人、エラム人もおれば、メソポタミヤ、ユダヤ、カパドキヤ、ポントとアジヤ、

2:10 フルギヤとパンフリヤ、エジプトとクレネに近いリビヤ地方などに住む者もいるし、またローマ人で旅にきている者、

2:11 ユダヤ人と改宗者、クレテ人とアラビヤ人もいるのだが、あの人々がわたしたちの国語で、神の大きな働きを述べるのを聞くとは、どうしたことか」。

2:12 みんなの者は驚き惑って、互に言い合った、「これは、いったい、どういうわけなのだろう」。

2:13 しかし、ほかの人たちはあざ笑って、「あの人たちは新しい酒で酔っているのだ」と言った。

2:14 そこで、ペテロが十一人の者と共に立ちあがり、声をあげて人々に語りかけた。「ユダヤの人たち、ならびにエルサレムに住むすべてのかたがた、どうか、この 事を知っていただきたい。わたしの言うことに耳を傾けていただきたい。

2:15 今は朝の九時であるから、この人たちは、あなたがたが思っているように、酒に酔っているのではない。

2:16 そうではなく、これは預言者ヨエルが預言していたことに外ならないのである。すなわち、

2:17 『神がこう仰せになる。終りの時には、/わたしの霊をすべての人に注ごう。そして、あなたがたのむすこ娘は預言をし、/若者たちは幻を見、/老人たちは夢 を見るであろう。

2:18 その時には、わたしの男女の僕たちにも/わたしの霊を注ごう。そして彼らも預言をするであろう。

2:19 また、上では、天に奇跡を見せ、/下では、地にしるしを、/すなわち、血と火と立ちこめる煙とを、/見せるであろう。

2:20 主の大いなる輝かしい日が来る前に、/日はやみに/月は血に変るであろう。

2:21 そのとき、主の名を呼び求める者は、/みな救われるであろう』。

2:22 イスラエルの人たちよ、今わたしの語ることを聞きなさい。あなたがたがよく知っているとおり、ナザレ人イエスは、神が彼をとおして、あなたがたの中で行わ れた数々の力あるわざと奇跡としるしとにより、神からつかわされた者であることを、あなたがたに示されたかたであった。

2:23 このイエスが渡されたのは神の定めた計画と予知とによるのであるが、あなたがたは彼を不法の人々の手で十字架につけて殺した。

2:24 神はこのイエスを死の苦しみから解き放って、よみがえらせたのである。イエスが死に支配されているはずはなかったからである。

2:25 ダビデはイエスについてこう言っている、/『わたしは常に目の前に主を見た。主は、わたしが動かされないため、/わたしの右にいて下さるからである。

2:26 それゆえ、わたしの心は楽しみ、/わたしの舌はよろこび歌った。わたしの肉体もまた、望みに生きるであろう。

2:27 あなたは、わたしの魂を黄泉に捨ておくことをせず、/あなたの聖者が朽ち果てるのを、お許しにならない/であろう。

2:28 あなたは、いのちの道をわたしに示し、/み前にあって、わたしを喜びで満たして下さるであ/ろう』。

2:29 兄弟たちよ、族長ダビデについては、わたしはあなたがたにむかって大胆に言うことができる。彼は死んで葬られ、現にその墓が今日に至るまで、わたしたちの 間に残っている。

2:30 彼は預言者であって、『その子孫のひとりを王位につかせよう』と、神が堅く彼に誓われたことを認めていたので、

2:31 キリストの復活をあらかじめ知って、『彼は黄泉に捨ておかれることがなく、またその肉体が朽ち果てることもない』と語ったのである。

2:32 このイエスを、神はよみがえらせた。そして、わたしたちは皆その証人なのである。

2:33 それで、イエスは神の右に上げられ、父から約束の聖霊を受けて、それをわたしたちに注がれたのである。このことは、あなたがたが現に見聞きしているとおり である。

2:34 ダビデが天に上ったのではない。彼自身こう言っている、/『主はわが主に仰せになった、

2:35 あなたの敵をあなたの足台にするまでは、/わたしの右に座していなさい』。

2:36 だから、イスラエルの全家は、この事をしかと知っておくがよい。あなたがたが十字架につけたこのイエスを、神は、主またキリストとしてお立てになったので ある」。

2:37 人々はこれを聞いて、強く心を刺され、ペテロやほかの使徒たちに、「兄弟たちよ、わたしたちは、どうしたらよいのでしょうか」と言った。

2:38 すると、ペテロが答えた、「悔い改めなさい。そして、あなたがたひとりびとりが罪のゆるしを得るために、イエス・キリストの名によって、バプテスマを受け なさい。そうすれば、あなたがたは聖霊の賜物を受けるであろう。

2:39 この約束は、われらの主なる神の召しにあずかるすべての者、すなわちあなたがたと、あなたがたの子らと、遠くの者一同とに、与えられているものである」。

2:40 ペテロは、ほかになお多くの言葉であかしをなし、人々に「この曲った時代から救われよ」と言って勧めた。

2:41 そこで、彼の勧めの言葉を受けいれた者たちは、バプテスマを受けたが、その日、仲間に加わったものが三千人ほどあった。

2:42 そして一同はひたすら、使徒たちの教を守り、信徒の交わりをなし、共にパンをさき、祈をしていた。

2:43 みんなの者におそれの念が生じ、多くの奇跡としるしとが、使徒たちによって、次々に行われた。

2:44 信者たちはみな一緒にいて、いっさいの物を共有にし、

2:45 資産や持ち物を売っては、必要に応じてみんなの者に分け与えた。

2:46 そして日々心を一つにして、絶えず宮もうでをなし、家ではパンをさき、よろこびと、まごころとをもって、食事を共にし、

2:47 神をさんびし、すべての人に好意を持たれていた。そして主は、救われる者を日々仲間に加えて下さったのである。

 

口語訳 Tコリ14:4-5

14:4 異言を語る者は自分だけの徳を高めるが、預言をする者は教会の徳を高める。

14:5 わたしは実際、あなたがたがひとり残らず異言を語ることを望むが、特に預言をしてもらいたい。教会の徳を高めるように異言を解かない限り、異言を語る者よ りも、預言をする者の方がまさっている。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 Tコリ10:3-6

10:3 皆、同じ霊的な食物を食べ、

10:4 皆が同じ霊的な飲み物を飲みました。彼らが飲んだのは、自分たちに離れずについて来た霊的な岩からでしたが、この岩こそキリストだったのです。

10:5 しかし、彼らの大部分は神の御心に適わず、荒れ野で滅ぼされてしまいました。

10:6 これらの出来事は、わたしたちを戒める前例として起こったのです。彼らが悪をむさぼったように、わたしたちが悪をむさぼることのないために。

 

新共同 マコ 9:38-39

9:38 ヨハネがイエスに言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちに従わないので、やめさせようとしました。」

9:39 イエスは言われた。「やめさせてはならない。わたしの名を使って奇跡を行い、そのすぐ後で、わたしの悪口は言えまい。

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 ヨハ 6:7-9

6:7 フィリポは、「めいめいが少しずつ食べるためにも、二百デナリオン分のパンでは足りないでしょう」と答えた。

6:8 弟子の一人で、シモン・ペトロの兄弟アンデレが、イエスに言った。

6:9 「ここに大麦のパン五つと魚二匹とを持っている少年がいます。けれども、こんなに大勢の人では、何の役にも立たないでしょう。」

 

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民数記 11:31−35

鶉(うずら)

 

翻訳比較



フランシスコ 会訳2013
031
主のもとから風が起こり、海の方から鶉を運んで来 た。それらは宿営の周りに落ち、一方の側に約一日の道のり、他の側に約一日の道のりで、地の面をおよそ二アンマの高さで覆った。

032民は立ち上がって終日終夜、またその翌日も一日 じゅう鶉を集め、最も少なく集めた者でも十ホメル集めた。そして、宿営の周囲にそれを全部広げておいた。

033肉が彼らの歯の間にあってまだ咬み切られないうち に、民に向かって主の怒りが燃え、主は非常に悪い疫病をもって民を討たれた。

034こうして、その場所の名はキブロト・ハタアワと呼 ばれた。欲望に駆られた人々をそこに埋めたからである。

035民はキブロト・ハタアワを旅立ってハツェロトに進 み、ハツェロトに留まった。



 

新共同訳1987

11:31 さて、主のもとから風が出て、海の方からうずらを吹き寄せ、宿営の近くに落とした。うずらは、宿営の周囲、縦横それぞれ一日の道のりの範囲にわたって、地 上二アンマほどの高さに積もった。

11:32 民は出て行って、終日終夜、そして翌日も、うずらを集め、少ない者でも十ホメルは集めた。そして、宿営の周りに広げておいた。

11:33 肉がまだ歯の間にあって、かみ切られないうちに、主は民に対して憤りを発し、激しい疫病で民を打たれた。

11:34 そのためその場所は、キブロト・ハタアワ(貪欲の墓)と呼ばれている。貪欲な人々をそこに葬ったからである。

11:35 民は、キブロト・ハタアワを旅立ち、ハツェロトに来た。彼らがハツェロトにいたとき、

 

新改訳1970

11:31 さて、主のほうから風が吹き、海の向こうからうずらを運んで来て、宿営の上に落とした。それは宿営の回りに、こちら側に約一日の道のり、あちら側にも約一 日の道のり、地上に約二キュビトの高さになった。

11:32 民はその日は、終日終夜、その翌日も一日中出て行って、うずらを集め、――最も少なく集めた者でも、十ホメルほど集めた。――彼らはそれらを、宿営の回り に広く広げた。

11:33 肉が彼らの歯の間にあってまだかみ終わらないうちに、主の怒りが民に向かって燃え上がり、主は非常に激しい疫病で民を打った。

11:34 こうして、欲望にかられた民を、彼らがそこに埋めたので、その場所の名をキブロテ・ハタアワと呼んだ。

11:35 キブロテ・ハタアワから、民はハツェロテに進み、ハツェロテにとどまった。

 

口語訳1955

11:31 さて、主のもとから風が起り、海の向こうから、うずらを運んできて、これを宿営の近くに落した。その落ちた範囲は、宿営の周囲で、こちら側も、おおよそ一 日の行程、あちら側も、おおよそ一日の行程、地面から高さおおよそ二キュビトであった。

11:32 そこで民は立ち上がってその日は終日、その夜は終夜、またその次の日も終日、うずらを集めたが、集める事の最も少ない者も、十ホメルほど集めた。彼らはみ な、それを宿営の周囲に広げておいた。

11:33 その肉がなお、彼らの歯の間にあって食べつくさないうちに、主は民にむかって怒りを発し、主は非常に激しい疫病をもって民を撃たれた。

11:34 これによって、その所の名はキブロテ・ハッタワと呼ばれた。欲心を起した民を、そこに埋めたからである。

11:35 キブロテ・ハッタワから、民はハゼロテに進み、ハゼロテにとどまった。

 

文 語訳1917
11:31 茲にヱホバの許より風おこり出て海の方より鶉を吹きたりこれをして營の周圍に堕しめたりその堕ひろがれること營の四周此旁も大約一日路彼旁も大約一日路地 の表より高きこと大約二キユビトなりき
11:32 民すなはち起あがりてその日終日その夜終夜またその次の日終日鶉を拾ひ斂めけるが拾ひ斂むることの至て寡き者も十ホメルほど拾ひ斂めたり皆これを營の周圍 に陳べおけり
11:33 肉なほ歯のあひだにありていまだ食つくさざるにヱホバ民にむかひて怒を發しこれを撃ておほいに滅ぼしたまへり
11:34 是をもてその處の名をキブロテハッタワ(慾心の墓)とよべり其は慾心をおこせる人々を其處に埋たればなり
11:35 斯て民キブロテハツタワよりハゼロテに進みゆきてハゼロテに居ぬ


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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