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詩 編 90

神の永遠性と人生のはかなさ

 

翻訳比較


フランシスコ会訳2013
詩編90

フランシスコ訳聖書 Psa <90>編 聖書本文

◆第四巻(90-106

◆神の永遠性と人生のはかなさ

001神の人モーセの祈り。

主よ、代々にわたって、

あなたはわたしたちの住処。

002山がまだ生ぜず、

大地と世界が生み出される前から、

永遠から永遠に、あなたは神。

003あなたは人を塵に戻される。

あなたは仰せになる、「人の子よ、元に戻れ」。

004あなたの目には千年も、

過ぎ去った昨日のごとく、

また夜警のひと時にすぎない。

005あなたは人を夢のように消し去 る。

人は朝ごとに生え替わる草。

006朝には新たに萌え出づるが、

夕べにはしおれて枯れる。

007わたしたちはあなたの怒りに よって焼き尽くされ、

あなたの憤りに恐れおののく。

008あなたはわたしたちの咎をみ前 に置き、

わたしたちの秘めごとをみ顔の光で暴かれた。

009わたしたちの生涯はあなたの怒 りによって衰え、

わたしたちの齢は溜息のように尽きる。

010わたしたちの齢は多くとも七十 年。

健やかでも八十年。

その齢が誇れるのはただほねおりと災い。

年は速やかに過ぎゆき、わたしたちは飛び去る。

011誰があなたの怒りの力を悟りえ ようか、

恐るべきあなたの憤りを。

012残りの日を数えることをわたし たちに教え、

知恵の心をわたしたちに得させてください。

013主よ、立ち戻ってください。い つまでですか。

あなたの僕を憐れんでください。

014朝、あなたの慈しみをわたした ちに満たしてください、

これからの日々、喜び楽しむことができるように。

015わたしたちを楽しませてくださ い、

過ぎし日に、あなたから受けた苦しみと、

長年の呻きの埋め合わせに。

016あなたの業を僕らに、

あなたの栄えをその子らに表してください。

017わたしたちの神、主の恵みがわ たしたちの上にあり、

主がわたしたちの手の働きを、

わたしたちのために栄えさせ、

わたしたちの手の働きを栄えさせてくださいますように。


 

新共同訳1987

90:1 【祈り。神の人モーセの詩。】主よ、あなたは代々にわたしたちの宿るところ。

90:2 山々が生まれる前から/大地が、人の世が、生み出される前から/世々とこしえに、あなたは神。

90:3 あなたは人を塵に返し/「人の子よ、帰れ」と仰せになります。

90:4 千年といえども御目には/昨日が今日へと移る夜の一時にすぎません。

90:5 あなたは眠りの中に人を漂わせ/朝が来れば、人は草のように移ろいます。

90:6 朝が来れば花を咲かせ、やがて移ろい/夕べにはしおれ、枯れて行きます。

90:7 あなたの怒りにわたしたちは絶え入り/あなたの憤りに恐れます。

90:8 あなたはわたしたちの罪を御前に/隠れた罪を御顔の光の中に置かれます。

90:9 わたしたちの生涯は御怒りに消え去り/人生はため息のように消えうせます。

90:10 人生の年月は七十年程のものです。健やかな人が八十年を数えても/得るところは労苦と災いにすぎません。瞬く間に時は過ぎ、わたしたちは飛び去ります。

90:11 御怒りの力を誰が知りえましょうか。あなたを畏れ敬うにつれて/あなたの憤りをも知ることでしょう。

90:12 生涯の日を正しく数えるように教えてください。知恵ある心を得ることができますように。

90:13 主よ、帰って来てください。いつまで捨てておかれるのですか。あなたの僕らを力づけてください。

90:14 朝にはあなたの慈しみに満ち足らせ/生涯、喜び歌い、喜び祝わせてください。

90:15 あなたがわたしたちを苦しめられた日々と/苦難に遭わされた年月を思って/わたしたちに喜びを返してください。

90:16 あなたの僕らが御業を仰ぎ/子らもあなたの威光を仰ぐことができますように。

90:17 わたしたちの神、主の喜びが/わたしたちの上にありますように。わたしたちの手の働きを/わたしたちのために確かなものとし/わたしたちの手の働きを/ど うか確かなものにしてください。

 

新改訳1970

90:1 主よ。あなたは代々にわたって私たちの住まいです。

90:2 山々が生まれる前から、あなたが地と世界とを生み出す前から、まことに、とこしえからとこしえまであなたは神です。

90:3 あなたは人をちりに帰らせて言われます。「人の子らよ、帰れ。」

90:4 まことに、あなたの目には、千年も、きのうのように過ぎ去り、夜回りのひとときのようです。

90:5 あなたが人を押し流すと、彼らは、眠りにおちます。朝、彼らは移ろう草のようです。

90:6 朝は、花を咲かせているが、また移ろい、夕べには、しおれて枯れます。

90:7 まことに、私たちはあなたの御怒りによって消えうせ、あなたの激しい憤りにおじ惑います。

90:8 あなたは私たちの不義を御前に、私たちの秘めごとを御顔の光の中に置かれます。

90:9 まことに、私たちのすべての日はあなたの激しい怒りの中に沈み行き、私たちは自分の齢をひと息のように終わらせます。

90:10 私たちの齢は七十年。健やかであっても八十年。しかも、その誇りとするところは労苦とわざわいです。それは早く過ぎ去り、私たちも飛び去るのです。

90:11 だれが御怒りの力を知っているでしょう。だれがあなたの激しい怒りを知っているでしょう。その恐れにふさわしく。

90:12 それゆえ、私たちに自分の日を正しく数えることを教えてください。そうして私たちに知恵の心を得させてください。

90:13 帰って来てください。主よ。いつまでこのようなのですか。あなたのしもべらを、あわれんでください。

90:14 どうか、朝には、あなたの恵みで私たちを満ち足らせ、私たちのすべての日に、喜び歌い、楽しむようにしてください。

90:15 あなたが私たちを悩まされた日々と、私たちがわざわいに会った年々に応じて、私たちを楽しませてください。

90:16 あなたのみわざをあなたのしもべらに、あなたの威光を彼らの子らに見せてください。

90:17 私たちの神、主のご慈愛が私たちの上にありますように。そして、私たちの手のわざを確かなものにしてください。どうか、私たちの手のわざを確かなものにし てください。

 

口語訳1955

90:1 主よ、あなたは世々われらのすみかで/いらせられる。

90:2 山がまだ生れず、あなたがまだ地と世界とを造られなかったとき、とこしえからとこしえまで、あなたは神でいらせられる。

90:3 あなたは人をちりに帰らせて言われます、「人の子よ、帰れ」と。

90:4 あなたの目の前には千年も/過ぎ去ればきのうのごとく、夜の間のひと時のようです。

90:5 あなたは人を大水のように流れ去らせられます。彼らはひと夜の夢のごとく、あしたにもえでる青草のようです。

90:6 あしたにもえでて、栄えるが、夕べには、しおれて枯れるのです。

90:7 われらはあなたの怒りによって消えうせ、あなたの憤りによって滅び去るのです。

90:8 あなたはわれらの不義をみ前におき、われらの隠れた罪をみ顔の光のなかにおかれました。

90:9 われらのすべての日は、あなたの怒りによって過ぎ去り、われらの年の尽きるのは、ひと息のようです。

90:10 われらのよわいは七十年にすぎません。あるいは健やかであっても八十年でしょう。しかしその一生はただ、ほねおりと悩みであって、その過ぎゆくことは速 く、われらは飛び去るのです。

90:11 だれがあなたの怒りの力を知るでしょうか。だれがあなたをおそれる恐れにしたがって/あなたの憤りを知るでしょうか。

90:12 われらにおのが日を数えることを教えて、知恵の心を得させてください。

90:13 主よ、み心を変えてください。いつまでお怒りになるのですか。あなたのしもべをあわれんでください。

90:14 あしたに、あなたのいつくしみをもって/われらを飽き足らせ、世を終るまで喜び楽しませてください。

90:15 あなたがわれらを苦しめられた多くの日と、われらが災にあった多くの年とに比べて、われらを楽しませてください。

90:16 あなたのみわざを、あなたのしもべらに、あなたの栄光を、その子らにあらわしてください。

90:17 われらの神、主の恵みを、われらの上にくだし、われらの手のわざを、われらの上に/栄えさせてください。われらの手のわざを栄えさせてください。

 


文 語訳1917
90:2 主よなんぢは往古より世々われらの居所にてましませり
90:3 山いまだ生いでず汝いまだ地と世界とをつくりたまはざりしとき 永遠よりとこしへまでなんぢは神なり
90:4 なんぢ人を塵にかへらしめて宣はく 人の子よなんぢら歸れと
90:5 なんぢの目前には千年もすでにすぐる昨日のごとく また夜間のひとときにおなじ
90:6 なんぢこれらを大水のごとく流去らしめたまふ かれらは一夜の寝のごとく朝にはえいづる草のごとし
90:7 朝にはえいでてさかえ夕にはかられて枯るなり
90:8 われらはなんぢの怒によりて消うせ 汝のいきどほりによりて怖まどふ
90:9 汝われらの不義をみまへに置 われらの隠れたるつみを聖顔のひかりのなかにおきたまへり
90:10 われらのもろもろの日はなんぢの怒によりて過去り われらがすべての年のつくるは一息のごとし
90:11 われらが年をふる日は七十歳にすぎず あるひは壯やかにして八十歳にいたらん されどその誇るところはただ勤勞とかなしみとのみ その去ゆくこと速かにしてわれらもまた飛去れり
90:12 誰かなんぢの怒のちからを知らんや たれか汝をおそるる畏にたくらべて汝のいきどほりをしらんや
90:13 願くはわれらにおのが日をかぞふることををしへて智慧のこころを得しめたまへ
90:14 ヱホバよ歸りたまへ斯ていくそのときを歴たまふや ねがはくは汝のしもべらに係れるみこころを變へたまへ
90:15 ねがはくは朝にわれらを汝のあはれみにてあきたらしめ 世をはるまで喜びたのしませたまへ
90:16 汝がわれらを苦しめたまへるもろもろの日と われらが禍害にかかれるもろもろの年とにたくらべて我儕をたのしませたまへ
90:17 なんぢの作爲をなんぢの僕等に なんぢの榮光をその子等にあらはしたまへ
90:18 斯てわれらの神ヱホバの佳美をわれらのうへにのぞましめ われらの手のわざをわれらのうへに確からしめたまへ 願くはわれらの手のわざを確からしめたまへ


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 Uペテ3:8

3:8 愛する者たちよ。この 一事を忘れてはならない。主にあっては、一日は千年のようであり、千年は一日のようである。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 Uペテ3:8

3:8 愛する者たちよ。この 一事を忘れてはならない。主にあっては、一日は千年のようであり、千年は一日のようである。

 

口 語訳 マタ 6:30

6:30 きょうは生えていて、あすは炉に投げ入れられる野の草でさえ、神はこのように装って下さるのなら、あなたがたに、それ以上よくしてく ださらないはずがあろうか。ああ、信仰の薄い者たちよ。

 

口 語訳 ヤコ 1:11

1:11 たとえば、太陽が上って熱風をおくると、草を枯らす。そしてその花は落ち、その美しい姿は消えうせてしまう。それと同じように、富ん でいる者も、その一生の旅なかばで没落するであろう。

 

口 語訳 Tコリ3:7

3:7 だから、植える者も水をそそぐ者も、ともに取るに足りない。大事なのは、成長させて下さる神のみである。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 Uペテ3:8

3:8 愛する者たちよ。この 一事を忘れてはならない。主にあっては、一日は千年のようであり、千年は一日のようである。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 Uペテ3:8

3:8 愛する人たち、このことだけは忘れないでほしい。主のもとでは、一日は千年のようで、千年は一日のようです。

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

新共同 Uペテ3:8

3:8 愛する人たち、このことだけは忘れないでほしい。主のもとでは、一日は千年のようで、千年は一日のようです。

 

新共同 ヤコ 1:11

1:11 日が昇り熱風が吹きつけると、草は枯れ、花は散り、その美しさは失せてしまいます。同じように、富んでいる者も、人生の半ばで消えうせるのです。

 

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