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詩 編 10

タイトルなし

 

翻訳比較


フランシスコ会訳2013
詩編10

フランシスコ訳聖書 Psa <10>編 聖書本文

◆*(9B

001主よ、なぜ遠くに立ち、

悩みの時に身を隠されるのですか。

002悪い者は人を苦しめる思いを胸 に燃やし、

自分の企みに陥れようと焦っています。

003悪い者は自分の望みを誇り、

貪欲な者は自分の欲望をたたえ、主をさげすんでいます。

004悪い者は誇らしげに言います、

「神が仕返しすることはない」。

「神はない」、これこそ彼の思いのすべて。

005彼の道はいつも栄え、

あなたの裁きは高く、彼の眼中にはなく、

彼はそれを腹の底から侮っています。

006彼は心の中で言います、

「わたしは揺るがない、

代々にわたって災いに遭うことがない」。

007その口は、呪いと欺きと、虐げ に満ち、

その舌には、害毒と邪悪があります。

008彼は村外れの物陰に待ち伏せ て、

ひそかな所で罪なき者を殺します。

その目は不幸せな者を狙います。

009彼は穴に潜む獅子のように、ひ そかに窺っています。

哀れな者を捕らえようと窺い、

哀れな者を捕らえて引いていきます。

010虐げられた者は彼の網に掛か り、

不幸せな者はその穴に落ちます。

011悪い者は心の中で言います、

「神は忘れている、神は顔を背けた、

いつまでも見ることはあるまい」。

012立ち上がってください、主よ。

神よ、手を下してください。

哀れな者を忘れないでください。

013いつまで、悪い者にあなたをさ げすませ、

「神は仕返しすることはない」と

心の中で言わせるのですか。

014あなたご自身で苦しみを顧み、

悩みをご覧ください。

それはあなたの手が与えたものなのです。

不幸せな者、みなしごは、あなたに身を委ねます。

彼らの助け手となってください。

015悪い者や邪な者の腕を折り、

一つ残さず、その悪に仕返しをしてください。

016主は代々とこしえに王。

異邦の民が、主の地から絶やされますように。

017主よ、苦しむ者の願いを聞き、

み心を向け、耳を傾けてください。

018あなたが、みなしごや虐げられ た者の権利を

守ってくだされば、

地から生まれた者が、

もはや人を脅かすことはありません。


 

新共同訳1987

10:1 主よ、なぜ遠く離れて立ち/苦難の時に隠れておられるのか。

10:2 貧しい人が神に逆らう傲慢な者に責め立てられて/その策略に陥ろうとしているのに。

10:3 神に逆らう者は自分の欲望を誇る。貪欲であり、主をたたえながら、侮っている。

10:4 神に逆らう者は高慢で神を求めず/何事も神を無視してたくらむ。

10:5 あなたの裁きは彼にとってはあまりにも高い。彼の道はどのようなときにも力をもち/自分に反対する者に自分を誇示し

10:6 「わたしは揺らぐことなく、代々に幸せで/災いに遭うことはない」と心に思う。

10:7 口に呪い、詐欺、搾取を満たし/舌に災いと悪を隠す。

10:8 村はずれの物陰に待ち伏せし/不運な人に目を付け、罪もない人をひそかに殺す。

10:9 茂みの陰の獅子のように隠れ、待ち伏せ/貧しい人を捕えようと待ち伏せ/貧しい人を網に捕えて引いて行く。

10:10 不運な人はその手に陥り/倒れ、うずくまり

10:11 心に思う/「神はわたしをお忘れになった。御顔を隠し、永久に顧みてくださらない」と。

10:12 立ち上がってください、主よ。神よ、御手を上げてください。貧しい人を忘れないでください。

10:13 なぜ、逆らう者は神を侮り/罰などはない、と心に思うのでしょう。

10:14 あなたは必ず御覧になって/御手に労苦と悩みをゆだねる人を/顧みてくださいます。不運な人はあなたにすべてをおまかせします。あなたはみなしごをお助け になります。

10:15 逆らう者、悪事を働く者の腕を挫き/彼の反逆を余すところなく罰してください。

10:16 主は世々限りなく王。主の地から異邦の民は消え去るでしょう。

10:17 主よ、あなたは貧しい人に耳を傾け/その願いを聞き、彼らの心を確かにし

10:18 みなしごと虐げられている人のために/裁きをしてくださいます。この地に住む人は/再び脅かされることがないでしょう。

 

新改訳1970

10:1 主よ。なぜ、あなたは遠く離れてお立ちなのですか。苦しみのときに、なぜ、身を隠されるのですか。

10:2 悪者は高ぶって、悩む人に追い迫ります。彼らが、おのれの設けたたくらみにみずから捕えられますように。

10:3 悪者はおのれの心の欲望を誇り、貪欲な者は、主をのろい、また、侮る。

10:4 悪者は高慢を顔に表わして、神を尋ね求めない。その思いは「神はいない。」の一言に尽きる。

10:5 彼の道はいつも栄え、あなたのさばきは高くて、彼の目に、はいらない。敵という敵を、彼は吹き飛ばす。

10:6 彼は心の中で言う。「私はゆるぐことがなく、代々にわたって、わざわいに会わない。」

10:7 彼の口は、のろいと欺きとしいたげに満ち、彼の舌の裏には害毒と悪意がある。

10:8 彼は村はずれの待ち伏せ場にすわり、隠れた所で、罪のない人を殺す。彼の目は不幸な人をねらっている。

10:9 彼は茂みの中の獅子のように隠れ場で待ち伏せている。彼は悩む人を捕えようと待ち伏せる。悩む人を、その網にかけて捕えてしまう。

10:10 不幸な人は、強い者によって砕かれ、うずくまり、倒れる。

10:11 彼は心の中で言う。「神は忘れている。顔を隠している。彼は決して見はしないのだ。」

10:12 主よ。立ち上がってください。神よ。御手を上げてください。どうか、貧しい者を、忘れないでください。

10:13 なぜ、悪者は、神を侮るのでしょうか。彼は心の中で、あなたは追い求めないと言っています。

10:14 あなたは、見ておられました。害毒と苦痛を。彼らを御手の中に収めるためにじっと見つめておられました。不幸な人は、あなたに身をゆだねます。あなたはみ なしごを助ける方でした。

10:15 悪者と、よこしまな者の腕を折り、その悪を捜し求めて一つも残らぬようにしてください。

10:16 主は世々限りなく王である。国々は、主の地から滅びうせた。

10:17 主よ。あなたは貧しい者の願いを聞いてくださいました。あなたは彼らの心を強くしてくださいます。耳を傾けて、

10:18 みなしごと、しいたげられた者をかばってくださいます。地から生まれた人間がもはや、脅かすことができないように。

 

口語訳1955

10:1 主よ、なにゆえ遠く離れて/立たれるのですか。なにゆえ悩みの時に身を隠されるのですか。

10:2 悪しき者は高ぶって貧しい者を激しく責めます。どうぞ彼らがその企てたはかりごとに/みずから捕えられますように。

10:3 悪しき者は自分の心の願いを誇り、むさぼる者は主をのろい、かつ捨てる。

10:4 悪しき者は誇り顔をして、神を求めない。その思いに、すべて「神はない」という。

10:5 彼の道は常に栄え、あなたのさばきは彼を離れて高く、彼はそのすべてのあだを口先で吹く。

10:6 彼は心の内に言う、「わたしは動かされることはなく、世々わざわいにあうことがない」と。

10:7 その口はのろいと、欺きと、しえたげとに満ち、その舌の下には害毒と不正とがある。

10:8 彼は村里の隠れ場におり、忍びやかな所で罪のない者を殺す。その目は寄るべなき者をうかがい、

10:9 隠れ場にひそむししのように、ひそかに待ち伏せする。彼は貧しい者を捕えようと待ち伏せし、貧しい者を網にひきいれて捕える。

10:10 寄るべなき者は彼の力によって/打ちくじかれ、衰え、倒れる。

10:11 彼は心のうちに言う、「神は忘れた、神はその顔を隠した、神は絶えて見ることはなかろう」と。

10:12 主よ、立ちあがってください。神よ、み手をあげてください。苦しむ者を忘れないでください。

10:13 なにゆえ、悪しき者は神を侮り、心のうちに/「あなたはとがめることをしない」と言うのですか。

10:14 あなたはみそなわし、悩みと苦しみとを見て、それをみ手に取られます。寄るべなき者はあなたに身をゆだねるのです。あなたはいつもみなしごを助けられまし た。

10:15 悪しき者と悪を行う者の腕を折り、その悪を一つも残さないまでに探り出してください。

10:16 主はとこしえに王でいらせられる。/もろもろの国民は滅びて/主の国から跡を断つでしょう。

10:17 主よ、あなたは柔和な者の願いを聞き、その心を強くし、耳を傾けて、

10:18 みなしごと、しえたげられる者とのために/さばきを行われます。地に属する人は再び人を脅かすことはないでしょう。

 


文 語訳1917
10:1 ああヱホバよ何ぞはるかに立たまふや なんぞ患難のときに匿れたまふや
10:2 あしき人はたかぶりて苦しむものを甚だしくせむ かれらをそのくはだての謀略にとらはれしめたまへ
10:3 あしきひとは己がこころの欲望をほこり貪るものを祝してヱホバをかろしむ
10:4 あしき人はほこりかにいふ 神はさぐりもとむることをせざるなりと 凡てそのおもひに神なしとせり
10:5 かれの途はつねに堅く なんぢの審判はその眼よりはなれてたかし 彼はそのもろもろの敵をくちさきらにて吹く
10:6 かくて己がこころの中にいふ 我うごかさるることなく世々われに禍害なかるべしと
10:7 その口にはのろひと虚偽としへたげとみち その舌のしたには殘害とよこしまとあり
10:8 かれは村里のかくれたる處にをり隠やかなるところにて罪なきものをころす その眼はひそかに倚仗なきものをうかがひ
10:9 窟にをる獅のごとく潜みまち苦しむものをとらへんために伏ねらひ 貧しきものをその網にひきいれてとらふ
10:10 また身をかがめて蹲まるその強勁によりて依仗なきものは仆る
10:11 かれ心のうちにいふ 神はわすれたり神はその面をかくせり神はみることなかるべしと
10:12 ヱホバよ起たまへ 神よ手をあげたまへ 苦しむものを忘れたまふなかれ
10:13 いかなれば惡きもの神をいやしめて心中になんぢ探求むることをせじといふや
10:14 なんぢは?たまへりその殘害と怨恨とを見てこれに手をくだしたまへり 倚仗なきものは身をなんぢに委ぬ なんぢは昔しより孤子をたすけたまふ者なり
10:15 ねがはくは惡きものの臂ををりたまへあしきものの惡事を一つだにのこらぬまでに探究したまへ
10:16 ヱホバはいやとほながに王なり もろもろの國民はほろびて神の國より跡をたちたり
10:17 ヱホバよ汝はくるしむものの懇求をききたまへり その心をかたくしたまはん なんぢは耳をかたぶけてきき
10:18 孤子と虐げらる者とのために審判をなし地につける人にふたたび恐嚇をもちひざらしめ給はん


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

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(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳   18:7

18:7 彼女が自ら高ぶり、ぜ いたくをほしいままにしたので、それに対して、同じほどの苦しみと悲しみとを味わわせてやれ。彼女は心の中で『わたしは女王の位につ いている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

 

口 語訳 ロマ 3:14

3:14 彼らの口は、のろいと苦い言葉とで満ちている。

 

口 語訳 Uテモ1:12

1:12 そのためにまた、わたしはこのような苦しみを受けているが、それを恥としない。なぜなら、わたしは自分の信じてきたかたを知ってお り、またそのかたは、わたしにゆだねられているものを、かの日に至るまで守って下さることができると、確信しているからである。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳   18:7

18:7 彼女が自ら高ぶり、ぜ いたくをほしいままにしたので、それに対して、同じほどの苦しみと悲しみとを味わわせてやれ。彼女は心の中で『わたしは女王の位につ いている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

 

口 語訳 ロマ 3:14

3:14 彼らの口は、のろいと苦い言葉とで満ちている。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 ロマ 3:14

3:14 口は、呪いと苦味で満ち、

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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