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詩 編 122

巡礼者のエルサレムへのあいさつ

 

 

翻訳比較


聖書協会共同訳2018
詩 122:1 都に上る歌。ダビデの詩。/「主の家に行こう」と人々が言ったとき/私は喜んだ。
詩 122:2 エルサレムよ、あなたの城門の中に/私たちの足は立っていた。
詩 122:3 都として建てられ/家々の連なるエルサレムよ。
詩 122:4 そこへ、もろもろの部族、主の部族は上った/イスラエルの定めとして、主の名に感謝するために。
詩 122:5 そこにこそ、裁きの王座が/ダビデの家の王座が据えられてあった。
詩 122:6 エルサレムの平和を求めよ。/「あなたを愛する人々が安らかであるように。
詩 122:7 あなたの城壁の内に平和があるように。/あなたの城郭の内に平安があるように。」
詩 122:8 私の兄弟、友たちのために、さあ、私は言おう/「あなたの内に平和があるように。」
詩 122:9 我らの神、主の家のために私は願おう/「あなたに幸いがあるように。」

フランシスコ会訳2013
詩編122

フランシスコ訳聖書 Psa <122>編 聖書本文

◆巡礼者のエルサレムへの挨拶*(121

001上京の歌。ダビデの詩歌。

「主の家に行こう」

と言われたとき、わたしは喜んだ。

002エルサレムよ、わたしたちの足 は、

今、あなたの門のうちに立っている。

003エルサレムは見事に築かれた 町、

人々の群れ集う町。

004そこにはもろもろの部族、

主の部族が上ってくる、

イスラエルへの諭しに従い、

主の名に感謝するために。

005そこには、裁きの座、

ダビデの家の座が設けられている。

006エルサレムの平和を祈れ、

「あなたを愛する者に平安、

007あなたの城壁のうちに平和、

あなたの宮殿のうちに平安」。

008わたしは兄弟や友のために言お う、

「あなたのうちに平和」。

009わたしたちの神、主の神殿の故 に、

わたしはあなたのために恵みを願おう。


 

新共同訳1987

122:1 【都に上る歌。ダビデの詩。】主の家に行こう、と人々が言ったとき/わたしはうれしかった。

122:2 エルサレムよ、あなたの城門の中に/わたしたちの足は立っている。

122:3 エルサレム、都として建てられた町。そこに、すべては結び合い

122:4 そこに、すべての部族、主の部族は上って来る。主の御名に感謝をささげるのはイスラエルの定め。

122:5 そこにこそ、裁きの王座が/ダビデの家の王座が据えられている。

122:6 エルサレムの平和を求めよう。「あなたを愛する人々に平安があるように。

122:7 あなたの城壁のうちに平和があるように。あなたの城郭のうちに平安があるように。」

122:8 わたしは言おう、わたしの兄弟、友のために。「あなたのうちに平和があるように。」

122:9 わたしは願おう/わたしたちの神、主の家のために。「あなたに幸いがあるように。」

 

新改訳1970

122:1 人々が私に、「さあ、主の家に行こう。」と言ったとき、私は喜んだ。

122:2 エルサレムよ。私たちの足は、おまえの門のうちに立っている。

122:3 エルサレム、それは、よくまとめられた町として建てられている。

122:4 そこに、多くの部族、主の部族が、上って来る。イスラエルのあかしとして、主の御名に感謝するために。

122:5 そこには、さばきの座、ダビデの家の王座があったからだ。

122:6 エルサレムの平和のために祈れ。「おまえを愛する人々が栄えるように。

122:7 おまえの城壁のうちには、平和があるように。おまえの宮殿のうちには、繁栄があるように。」

122:8 私の兄弟、私の友人のために、さあ、私は言おう。「おまえのうちに平和があるように。」

122:9 私たちの神、主の家のために、私は、おまえの繁栄を求めよう。

 

口語訳1955

122:1 人々がわたしにむかって「われらは主の家に行こう」/と言ったとき、わたしは喜んだ。

122:2 エルサレムよ、われらの足は/あなたの門のうちに立っている。

122:3 しげくつらなった町のように/建てられているエルサレムよ、

122:4 もろもろの部族すなわち主の部族が、そこに上って来て主のみ名に感謝することは、イスラエルのおきてである。

122:5 そこにさばきの座、ダビデの家の王座が設けられてあった。

122:6 エルサレムのために平安を祈れ、「エルサレムを愛する者は栄え、

122:7 その城壁のうちに平安があり、もろもろの殿のうちに安全があるように」と。

122:8 わが兄弟および友のために、わたしは/「エルサレムのうちに平安があるように」と言い、

122:9 われらの神、主の家のために、わたしは/エルサレムのさいわいを求めるであろう。

 


文 語訳1917
122:2 人われにむかひて率ヱホバのいへにゆかんといへるとき我よろこべり
122:3 ヱルサレムよわれらの足はなんぢの門のうちにたてり
122:4 ヱルサレムよなんぢは稠くつらなりたる邑のごとく固くたてり
122:5 もろもろのやから即ちヤハの支派かしこに上りきたり イスラエルにむかひて證詞をなし またヱホバの名にかんしやをなす
122:6 彼處にさばきの寳座まうけらる これダビデの家のみくらなり
122:7 ヱルサレムのために平安をいのれ ヱルサレムを愛するものは榮ゆべし
122:8 ねがはくはなんぢの石垣のうちに平安あり なんぢの諸殿のうちに福祉あらんことを
122:9 わが兄弟のためわが侶のために われ今なんぢのなかに平安あれといはん
122:10 われらの神ヱホバのいへのために我なんぢの福祉をもとめん


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ヨハ 20:19

20:19 その日、すなわち、一週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人をおそれて、自分たちのおる所の戸をみなしめていると、イエスがはいっ てきて、彼らの中に立ち、「安かれ」と言われた。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 エペ 2:19-22

2:19 そこであなたがたは、もはや異国人でも宿り人でもなく、聖徒たちと同じ国籍の者であり、神の家族なのである。

2:20 またあなたがたは、使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられたものであって、キリスト・イエスご自身が隅のかしら石である。

2:21 このキリストにあって、建物全体が組み合わされ、主にある聖なる宮に成長し、

2:22 そしてあなたがたも、主にあって共に建てられて、霊なる神のすまいとなるのである。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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