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詩 編 127

ヤーウェの祝福がなければ

 

 

翻訳比較


聖書協会共同訳2018
詩 127:1 都に上る歌。ソロモンの詩。/もし、主が家を建てるのでなければ/それを建てる人々は空しく労苦することになる。/もし、主が町を守るのでな ければ/守る人は空しく見張ることになる。
詩 127:2 空しいことだ/朝早く起き、夜遅く休み/苦労してパンを食べる人々よ。/主は愛する者には眠りをお与えになるのだから。
詩 127:3 見よ、子どもたちは主から受け継いだもの。/胎の実りは報い。
詩 127:4 若い頃生んだ子どもたちは/勇士の手にある矢のようだ。
詩 127:5 幸いな者、矢筒をこれらの矢で満たす男は。/町の門から敵を追い払うときも/恥を受けることはない。

フランシスコ会訳2013
詩編127

フランシスコ訳聖書 Psa <127>編 聖書本文

◆主の祝福がなければ*(126

001上京の歌。ソロモンの詩歌。

主が家を建てられるのでなければ、

家を建てる者のほねおりはむなしい。

主が町を守られるのでなければ、

町を守る者の警戒もむなしい。

002労苦してパンを食べているあな た方が、

朝早く起き、夜遅く休むのもむなしい。

主は、愛する者が眠っている時でさえ、

それをお与えになる。

003子供たちは主の賜物。

胎内の子は授かりもの。

004若い時の子供たちは、

勇士の手にある矢のよう。

005その矢で矢筒を満たす者は幸 い。

門で敵と争うとき、恥をこうむることがない。


 

新共同訳1987

127:1 【都に上る歌。ソロモンの詩。】主御自身が建ててくださるのでなければ/家を建てる人の労苦はむなしい。主御自身が守ってくださるのでなければ/町を守る 人が目覚めているのもむなしい。

127:2 朝早く起き、夜おそく休み/焦慮してパンを食べる人よ/それは、むなしいことではないか/主は愛する者に眠りをお与えになるのだから。

127:3 見よ、子らは主からいただく嗣業。胎の実りは報い。

127:4 若くて生んだ子らは、勇士の手の中の矢。

127:5 いかに幸いなことか/矢筒をこの矢で満たす人は。町の門で敵と論争するときも/恥をこうむることはない。

 

新改訳1970

127:1 主が家を建てるのでなければ、建てる者の働きはむなしい。主が町を守るのでなければ、守る者の見張りはむなしい。

127:2 あなたがたが早く起きるのも、おそく休むのも、辛苦の糧を食べるのも、それはむなしい。主はその愛する者には、眠っている間に、このように備えてくださ る。

127:3 見よ。子どもたちは主の賜物、胎の実は報酬である。

127:4 若い時の子らはまさに勇士の手にある矢のようだ。

127:5 幸いなことよ。矢筒をその矢で満たしている人は。彼らは、門で敵と語る時にも、恥を見ることがない。

 

口語訳1955

127:1 主が家を建てられるのでなければ、建てる者の勤労はむなしい。主が町を守られるのでなければ、守る者のさめているのはむなしい。

127:2 あなたがたが早く起き、おそく休み、辛苦のかてを食べることは、むなしいことである。主はその愛する者に、眠っている時にも、なくてならぬものを与えられ るからである。

127:3 見よ、子供たちは神から賜わった嗣業であり、胎の実は報いの賜物である。

127:4 壮年の時の子供は勇士の手にある矢のようだ。

127:5 矢の満ちた矢筒を持つ人はさいわいである。彼は門で敵と物言うとき恥じることはない。

 


文 語訳1917
127:2 ヱホバ家をたてたまふにあらずば 建るものの勤勞はむなしく ヱホバ城をまもりたまふにあらずば衛士のさめをるは徒勞なり
127:3 なんぢら早くおき遅くいねて辛苦の糧をくらふはむなしきなり 斯てヱホバその愛しみたまふものに寝をあたへたまふ
127:4 みよ子輩はヱホバのあたへたまふ嗣業にして 胎の實はその報のたまものなり
127:5 年壯きころほひの子はますらをの手にある矢のごとし
127:6 矢のみちたる箙をもつ人はさいはひなり かれら門にありて仇とものいふとき恥ることあらじ


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

 

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(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 マタ 6:25-34

6:25 それだから、あなたがたに言っておく。何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分のからだ のことで思いわずらうな。命は食物にまさり、からだは着物にまさるではないか。

6:26 空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていて 下さる。あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか。

6:27 あなたがたのうち、だれが思いわずらったからとて、自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか。

6:28 また、なぜ、着物のことで思いわずらうのか。野の花がどうして育っているか、考えて見るがよい。働きもせず、紡ぎもしない。

6:29 しかし、あなたがたに言うが、栄華をきわめた時のソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。

6:30 きょうは生えていて、あすは炉に投げ入れられる野の草でさえ、神はこのように装って下さるのなら、あなたがたに、それ以上よくしてく ださらないはずがあろうか。ああ、信仰の薄い者たちよ。

6:31 だから、何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな。

6:32 これらのものはみな、異邦人が切に求めているものである。あなたがたの天の父は、これらのものが、ことごとくあなたがたに必要である ことをご存じである。

6:33 まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。

6:34 だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。

 

口 語訳 ヨハ 15:5

15:5 わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は 実を豊かに結ぶようになる。わたしから離れては、あなたがたは何一つできないからである。

 

口 語訳 マタ 6:11

6:11 わたしたちの日ごとの食物を、きょうもお与えください。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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