****************************************

詩 編 138

心からの感謝

 

 

翻訳比較


聖書協会共同訳2018
詩 138:1 ダビデの詩。/私は心を尽くしてあなたに感謝し/神の前で、あなたをほめ歌う。
詩 138:2 聖なる宮に向かってひれ伏し/あなたの慈しみとまことのゆえに/御名に感謝を献げる。/あなたはすべてにまさって/御名と仰せを大いなるもの とされた。
詩 138:3 私が呼び求めた日に答えてくださった。/あなたは私の魂を力づけてくださる。
詩 138:4 主よ、地上の王は皆、あなたに感謝を献げる/あなたの口から出る仰せを彼らは聞いた。
詩 138:5 主の道について彼らは歌う/「主の栄光は大きい」と。
詩 138:6 主は高くおられ、低くされた者を顧みる。/遠くから、高慢な者を見抜かれる。
詩 138:7 たとえ私が苦難の中を歩んでいても/あなたは私を生かし/手を伸ばして敵の怒りを防ぎ/右の手で私を救ってくださる。
詩 138:8 主は私のためにすべてを成し遂げてくださる。/主よ、あなたの慈しみはとこしえに。/御手の業を止めないでください。

フランシスコ会訳2013
詩編138

フランシスコ訳聖書 Psa <138>編 聖書本文

◆心からの感謝*(137

001ダビデの詩歌。

わたしは心を尽くしてあなたに感謝し、

み使いたちの前であなたをほめ歌う。

002わたしは聖なる神殿に向かって ひれ伏し、

慈しみとまことの故に、あなたの名に感謝します。

まことに、あなたはみ言葉によって、

あなたの名をすべてに勝るものとされました。

003わたしがあなたに呼び求めたと き、あなたは答え、

わたしの魂の力を強くしてくださいました。

004主よ、地上の王はみなあなたに 感謝します。

彼らはあなたの言葉を耳にしました。

005彼らは主の権威について歌いま す、

「主の栄光は偉大」。

006主は高くいますが、低い者を顧 みられ、

高ぶる者には近づかれない。

007わたしが苦難の中を歩いても、

あなたはわたしの命を守ってくださる。

あなたは手を伸ばして、わたしに仇する者の怒りを防ぎ、

あなたの右手はわたしを救ってくださる。

008主はわたしのためにすべてを成 し遂げてくださる。

主よ、あなたの慈しみは永遠。

あなたの手の業を見捨てないでください。


 

新共同訳1987

138:1 【ダビデの詩。】わたしは心を尽くして感謝し/神の御前でほめ歌をうたいます。

138:2 聖なる神殿に向かってひれ伏し/あなたの慈しみとまことのゆえに/御名に感謝をささげます。その御名のすべてにまさって/あなたは仰せを大いなるものとさ れました。

138:3 呼び求めるわたしに答え/あなたは魂に力を与え/解き放ってくださいました。

138:4 地上の王は皆、あなたに感謝をささげます。あなたの口から出る仰せを彼らは聞きました。

138:5 主の道について彼らは歌うでしょう/主の大いなる栄光を。

138:6 主は高くいましても/低くされている者を見ておられます。遠くにいましても/傲慢な者を知っておられます。

138:7 わたしが苦難の中を歩いているときにも/敵の怒りに遭っているときにも/わたしに命を得させてください。御手を遣わし、右の御手でお救いください。

138:8 主はわたしのために/すべてを成し遂げてくださいます。主よ、あなたの慈しみが/とこしえにありますように。御手の業をどうか放さないでください。

 

新改訳1970

138:1 私は心を尽くしてあなたに感謝します。天使たちの前であなたをほめ歌います。

138:2 私はあなたの聖なる宮に向かってひれ伏し、あなたの恵みとまことをあなたの御名に感謝します。あなたは、ご自分のすべての御名のゆえに、あなたのみことば を高く上げられたからです。

138:3 私が呼んだその日に、あなたは私に答え、私のたましいに力を与えて強くされました。

138:4 主よ。地のすべての王たちは、あなたに感謝しましょう。彼らがあなたの口のみことばを聞いたからです。

138:5 彼らは主の道について歌うでしょう。主の栄光が大きいからです。

138:6 まことに、主は高くあられるが、低い者を顧みてくださいます。しかし、高ぶる者を遠くから見抜かれます。

138:7 私が苦しみの中を歩いても、あなたは私を生かしてくださいます。私の敵の怒りに向かって御手を伸ばし、あなたの右の手が私を救ってくださいます。

138:8 主は私にかかわるすべてのことを、成し遂げてくださいます。主よ。あなたの恵みはとこしえにあります。あなたの御手のわざを捨てないでください。

 

口語訳1955

138:1 主よ、わたしは心をつくしてあなたに感謝し、もろもろの神の前であなたをほめ歌います。

138:2 わたしはあなたの聖なる宮にむかって伏し拝み、あなたのいつくしみと、まこととのゆえに、み名に感謝します。あなたはそのみ名と、み言葉を/すべてのもの にまさって高くされたからです。

138:3 あなたはわたしが呼ばわった日にわたしに答え、わが魂の力を増し加えられました。

138:4 主よ、地のすべての王はあなたに感謝するでしょう。彼らはあなたの口のもろもろの言葉を/聞いたからです。

138:5 彼らは主のもろもろの道について歌うでしょう。主の栄光は大きいからです。

138:6 主は高くいらせられるが低い者をかえりみられる。しかし高ぶる者を遠くから知られる。

138:7 たといわたしが悩みのなかを歩いても、あなたはわたしを生かし、み手を伸ばしてわが敵の怒りを防ぎ、あなたの右の手はわたしを救われます。

138:8 主はわたしのために、みこころをなしとげられる。主よ、あなたのいつくしみは/とこしえに絶えることはありません。あなたのみ手のわざを捨てないでくださ い。

 


文 語訳1917
138:2 われはわが心をつくしてなんぢに感謝し もろもろの神のまへにて汝をほめうたはん
138:3 我なんぢのきよき宮にむかひて伏拝み なんぢの仁慈とまこととの故によりて聖名にかんしやせん そは汝そのみことばをもろもろの聖名にまさりて高くしたまひたればなり
138:4 汝わがよばはりし日にわれにこたへ わが霊魂にちからをあたへて雄々しからしめたまへり
138:5 ヱホバよ地のすべての王はなんぢに感謝せん かれらはなんぢの口のもろもろの言をききたればなり
138:6 かれらはヱホバのもろもろの途についてうたはん ヱホバの榮光おほいなればなり
138:7 ヱホバは高くましませども卑きものを顧みたまふ されど亦おごれるものを遠よりしりたまへり
138:8 縦ひわれ患難のなかを歩むとも汝われをふたたび活し その手をのばしてわが仇のいかりをふせぎ その右の手われをすくひたまふべし
138:9 ヱホバはわれに係れることを全うしたまはん ヱホバよなんぢの憐憫はとこしへにたゆることなし願くはなんぢの手のもろもろの事跡をすてたまふなかれ


****************************************

各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 ヤコ 4:6

4:6 しかし神は、いや増し に恵みを賜う。であるから、「神は高ぶる者をしりぞけ、へりくだる者に恵みを賜う」とある。

 

口 語訳 Tペテ5:5

5:5 同じように、若い人たちよ。長老たちに従いなさい。また、みな互に謙遜を身につけなさい。神は高ぶる者をしりぞけ、へりくだる者に恵 みを賜うからである。

 

口 語訳 ピリ 1:6

1:6 そして、あなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、キリスト・イエスの日までにそれを完成して下さるにちがいないと、確信して いる。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ルカ 1:48

1:48 この卑しい女をさえ、 心にかけてくださいました。今からのち代々の人々は、わたしをさいわいな女と言うでしょう、

 

口 語訳 ヤコ 4:6

4:6 しかし神は、いや増しに恵みを賜う。であるから、「神は高ぶる者をしりぞけ、へりくだる者に恵みを賜う」とある。

 

口 語訳 Tペテ5:5

5:5 同じように、若い人たちよ。長老たちに従いなさい。また、みな互に謙遜を身につけなさい。神は高ぶる者をしりぞけ、へりくだる者に恵 みを賜うからである。

 

口 語訳 ピリ 1:6

1:6 そして、あなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、キリスト・イエスの日までにそれを完成して下さるにちがいないと、確信して いる。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 ルカ 1:51-52

1:51 主はみ腕をもって力を ふるい、心の思いのおごり高ぶる者を追い散らし、

1:52 権力ある者を王座から引きおろし、卑しい者を引き上げ、

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

・・・・

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

・・・・

 

****************************************