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詩 編 16

ヤーウェはわたしの受けつぐ永遠の宝

 

翻訳比較


聖書協会共同訳2018
詩 16:1 ミクタム。ダビデの詩。/神よ、私を守ってください/私はあなたのもとに逃れました。
詩 16:2 私は主に言います。/「あなたこそ、わが主。/あなたのほかに幸いはありません」と。
詩 16:3 この地の聖なる者らに/私の喜ぶ力ある者すべてに言う。
詩 16:4 「他の神を追う者は苦しみを増すがよい。/私は、血を注ぐ彼らの供え物を献げず/その名も口にしない」と。
詩 16:5 主はわが受くべき分、わが杯。/あなたこそ、私のくじを決める方。
詩 16:6 測り縄は麗しい地に落ち/私は輝かしい相続地を受けました。
詩 16:7 諭してくださる主をたたえよう。/夜ごと、はらわたが私を戒める。
詩 16:8 私は絶えず目の前に主を置く。/主が右におられ、私は揺らぐことがない。
詩 16:9 それゆえ、私の心は喜び/心の底から喜び躍り/この身もまた安らかに住まう。
詩 16:10 あなたは私の魂を陰府に捨て置かず/あなたに忠実な者に滅びの穴を見せず
詩 16:11 命の道を私に示されます。/御前には満ち溢れる喜びが/右の手には麗しさが永遠にありますように。

フランシスコ会訳2013
詩編16

フランシスコ訳聖書 Psa <16>編 聖書本文

◆主はわたしの受け継ぐ永遠の宝*(15

001ダビデのミクタム。

神よ、わたしを守ってください。

わたしはあなたのもとに逃れます。

002主に向かって、わたしは言う、

「あなたこそわたしの主、わたしの幸せ、

あなたに勝るものはありません」。

003地上の聖なるものら、

すべてわたしの喜びであった力あるものら、

004――他の神のもとに走る者の苦 しみが増すように――

わたしはそれらに奉納の酒を手ずから注がず、

その名を口にすることもない。

005主よ、あなたはわたしの分け 前、

わたしの杯に受けるもの。

あなたこそわたしの行く末を決める方。

006測り綱はわたしのために善い所 に落ちた。

まことに、わたしが受けた譲りは素晴らしい。

007わたしはたたえる、わたしを諭 す主を。

夜には、心がわたしに教える。

008わたしは常に主を思い浮かべ る。

主がわたしの右におられるので、

わたしは揺らぐことがない。

009この故に、わたしの心は喜び、 はらわたは楽しみ、

わたしの身は安らかに憩う。

010あなたはわたしの魂を陰府に捨 て置かれず、

忠実な者に墓の穴をお見せになりません。

011あなたはわたしに命の道を示し てくださいます。

あなたの前には溢れる喜び、

あなたの右には永遠の楽しみ。


 

新共同訳1987

16:1 【ミクタム。ダビデの詩。】神よ、守ってください/あなたを避けどころとするわたしを。

16:2 主に申します。「あなたはわたしの主。あなたのほかにわたしの幸いはありません。」

16:3 この地の聖なる人々/わたしの愛する尊い人々に申します。

16:4 「ほかの神の後を追う者には苦しみが加わる。わたしは血を注ぐ彼らの祭りを行わず/彼らの神の名を唇に上らせません。」

16:5 主はわたしに与えられた分、わたしの杯。主はわたしの運命を支える方。

16:6 測り縄は麗しい地を示し/わたしは輝かしい嗣業を受けました。

16:7 わたしは主をたたえます。主はわたしの思いを励まし/わたしの心を夜ごと諭してくださいます。

16:8 わたしは絶えず主に相対しています。主は右にいまし/わたしは揺らぐことがありません。

16:9 わたしの心は喜び、魂は躍ります。からだは安心して憩います。

16:10 あなたはわたしの魂を陰府に渡すことなく/あなたの慈しみに生きる者に墓穴を見させず

16:11 命の道を教えてくださいます。わたしは御顔を仰いで満ち足り、喜び祝い/右の御手から永遠の喜びをいただきます。

 

新改訳1970

16:1 【ミクタム。ダビデの詩。】神よ、守ってください/あなたを避けどころとするわたしを。

16:2 主に申します。「あなたはわたしの主。あなたのほかにわたしの幸いはありません。」

16:3 この地の聖なる人々/わたしの愛する尊い人々に申します。

16:4 「ほかの神の後を追う者には苦しみが加わる。わたしは血を注ぐ彼らの祭りを行わず/彼らの神の名を唇に上らせません。」

16:5 主はわたしに与えられた分、わたしの杯。主はわたしの運命を支える方。

16:6 測り縄は麗しい地を示し/わたしは輝かしい嗣業を受けました。

16:7 わたしは主をたたえます。主はわたしの思いを励まし/わたしの心を夜ごと諭してくださいます。

16:8 わたしは絶えず主に相対しています。主は右にいまし/わたしは揺らぐことがありません。

16:9 わたしの心は喜び、魂は躍ります。からだは安心して憩います。

16:10 あなたはわたしの魂を陰府に渡すことなく/あなたの慈しみに生きる者に墓穴を見させず

16:11 命の道を教えてくださいます。わたしは御顔を仰いで満ち足り、喜び祝い/右の御手から永遠の喜びをいただきます。

 

口語訳1955

16:1 神よ、わたしをお守りください。わたしはあなたに寄り頼みます。

16:2 わたしは主に言う、「あなたはわたしの主、あなたのほかにわたしの幸はない」と。

16:3 地にある聖徒は、すべてわたしの喜ぶすぐれた人々である。

16:4 おおよそ、ほかの神を選ぶ者は悲しみを増す。わたしは彼らのささげる血の灌祭を注がず、その名を口にとなえることをしない。

16:5 主はわたしの嗣業、またわたしの杯にうくべきもの。あなたはわたしの分け前を守られる。

16:6 測りなわは、わたしのために好ましい所に落ちた。まことにわたしは良い嗣業を得た。

16:7 わたしにさとしをさずけられる主をほめまつる。夜はまた、わたしの心がわたしを教える。

16:8 わたしは常に主をわたしの前に置く。主がわたしの右にいますゆえ、わたしは動かされることはない。

16:9 このゆえに、わたしの心は楽しみ、わたしの魂は喜ぶ。わたしの身もまた安らかである。

16:10 あなたはわたしを陰府に捨ておかれず、あなたの聖者に墓を見させられないからである。

16:11 あなたはいのちの道をわたしに示される。あなたの前には満ちあふれる喜びがあり、あなたの右には、とこしえにもろもろの楽しみがある。

 


文 語訳1917
16:2 神よねがはくは我を護りたまへ 我なんぢに依ョむ
16:3 われヱホバにいへらくなんぢはわが主なり なんぢのほかにわが福祉はなしと
16:4 地にある聖徒はわが極めてよろこぶ勝れしものなり
16:5 ヱホバにかへて他神をとるものの悲哀はいやまさん 我かれらがささぐる血の御酒をそそがず その名を口にとなふることをせじ
16:6 ヱホバはわが嗣業またわが酒杯にうくべき有なり なんぢはわが所領をまもりたまはん
16:7 準繩はわがために樂しき地におちたり 宜われよき嗣業をえたるかな
16:8 われは訓諭をさづけたまふヱホバをほめまつらん 夜はわが心われををしふ
16:9 われ常にヱホバをわが前におけり ヱホバわが右にいませばわれ動かさるることなかるべし
16:10 このゆゑにわが心はたのしみ わが榮はよろこぶ わが身もまた平安にをらん
16:11 そは汝わがたましひを陰府にすておきたまはず なんぢの聖者を墓のなかに朽しめたまはざる可ればなり
16:12 なんぢ生命の道をわれに示したまはん なんぢの前には充足るよろこびあり なんぢの右にはもろもろの快樂とこしへにあり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 マタ 7:14

7:14 命にいたる門は狭く、 その道は細い。そして、それを見いだす者が少ない。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 使  2:25-28

2:25 ダビデはイエスについ てこう言っている、『わたしは常に目の 前に主を見た。主は、わたしが動かされないため、/わたしの右にい て下さるからである。

2:26 それゆえ、わたしの心は楽しみ、/わたしの舌はよろこび歌った。わたしの肉体もまた、望みに生きるであろう。

2:27 あなたは、わたしの魂を黄泉に捨ておくことをせず、/あなたの聖者が朽ち果てるのを、お許しにならない/であろう。

2:28 あなたは、いのちの道をわたしに示し、/み前にあって、わたしを喜びで満たして下さるであ/ろう』。

 

口 語訳 使  13:35

13:35 だから、ほかの箇所でもこう言っておられる、『あなたの聖者が朽ち果てるようなことは、お許しにならないであろう』。

 

口 語訳 マタ 7:14

7:14 命にいたる門は狭く、その道は細い。そして、それを見いだす者が少ない。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

口 語訳 使  2:25-28

2:25 ダビデはイエスについてこう言っている、/『わたしは常に目の前に主を見た。主は、わたしが動かされないため、/わたしの右にいて下 さるからである。

2:26 それゆえ、わたしの心は楽しみ、/わたしの舌はよろこび歌った。わたしの肉体もまた、望みに生きるであろう。

2:27 あなたは、わたしの魂を黄泉に捨ておくことをせず、/あなたの聖者が朽ち果てるのを、お許しにならない/であろう。

2:28 あなたは、いのちの道をわたしに示し、/み前にあって、わたしを喜びで満たして下さるであ/ろう』。

 

口 語訳 使  13:35

13:35 だから、ほかの箇所でもこう言っておられる、『あなたの聖者が朽ち果てるようなことは、お許しにならないであろう』。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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