詩 編 23
イスラエルの牧者
翻訳比較
聖書協会・共同訳 詩編 [23]編
詩 23:1 賛歌。ダビデの詩。/主は私の羊飼い。/私は乏しいことがない。
詩 23:2 主は私を緑の野に伏させ/憩いの汀に伴われる。
詩 23:3 主は私の魂を生き返らせ/御名にふさわしく、正しい道へと導かれる。
詩 23:4 たとえ死の陰の谷を歩むとも/私は災いを恐れない。/あなたは私と共におられ/あなたの鞭と杖が私を慰める。
詩 23:5 私を苦しめる者の前で/あなたは私に食卓を整えられる。/私の頭に油を注ぎ/私の杯を満たされる。
詩 23:6 命あるかぎり/恵みと慈しみが私を追う。/私は主の家に住もう/日の続くかぎり。
フランシスコ会訳2013
詩編23
フランシスコ訳聖書 Psa <23>編
聖書本文
◆イスラエルの牧者*(22)
001ダビデの詩。
主はわたしの牧者。
わたしには乏しいことがない。
002主はわたしを緑の牧場に憩わ せ、
わたしを静かな水辺に伴い、
003魂を生き返らせ、
み名にふさわしく正しい道に導かれる。
004わたしは死の影の谷を歩む時で
さえ、
災いを恐れない、
あなたがともにおられるから。
あなたの杖、あなたの牧杖こそ、わたしを安心させる。
005あなたは敵の見ている前で、
わたしのために食事を調え、
わたしの頭に香油を注がれた。
わたしの杯は溢れた。
006恵みと慈しみは生涯わたしに伴
う。
わたしは主の家にとこしえに住む。
新共同訳1987
23:1
【賛歌。ダビデの詩。】主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。
23:2
主はわたしを青草の原に休ませ/憩いの水のほとりに伴い
23:3
魂を生き返らせてくださる。主は御名にふさわしく/わたしを正しい道に導かれる。
23:4
死の陰の谷を行くときも/わたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる。あなたの鞭、あなたの杖/それがわたしを力づける。
23:5
わたしを苦しめる者を前にしても/あなたはわたしに食卓を整えてくださる。わたしの頭に香油を注ぎ/わたしの杯を溢れさせてくださる。
23:6
命のある限り/恵みと慈しみはいつもわたしを追う。主の家にわたしは帰り/生涯、そこにとどまるであろう。
新改訳1970
23:1
主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。
23:2
主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。
23:3
主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。
23:4
たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めで
す。
23:5
私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています。
23:6
まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。
口語訳1955
23:1
主はわたしの牧者であって、わたしには乏しいことがない。
23:2
主はわたしを緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる。
23:3
主はわたしの魂をいきかえらせ、み名のためにわたしを正しい道に導かれる。
23:4
たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです。あなたのむちと、あなたのつえはわたしを慰めます。
23:5
あなたはわたしの敵の前で、わたしの前に宴を設け、わたしのこうべに油をそそがれる。わたしの杯はあふれます。
23:6
わたしの生きているかぎりは/必ず恵みといつくしみとが伴うでしょう。わたしはとこしえに主の宮に住むでしょう。
文
語訳1917
23:2 ヱホバは我が牧者なり われ乏しきことあらじ
23:3 ヱホバは我をみどりの野にふさせ いこひの水濱にともなひたまふ
23:4 ヱホバはわが霊魂をいかし名のゆゑをもて我をただしき路にみちびき給ふ
23:5 たとひわれ死のかげの谷をあゆむとも禍害をおそれじ なんぢ我とともに在せばなり なんぢの笞なんぢの杖われを慰む
23:6 なんぢわが仇のまへに我がために筵をまうけ わが首にあぶらをそそぎたまふ わが酒杯はあふるるなり
23:7 わが世にあらん限りはかならず恩惠と憐憫とわれにそひきたらん 我はとこしへにヱホバの宮にすまん
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各国旧約聖書における新約聖書の引照
・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを
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(英)AUTHORIZED
KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE
1994
口 語訳 ヨハ
10:11 (83−84はページ重複)
10:11
わたしはよい羊飼である。よい羊飼は、羊のために命を捨てる。
口 語訳 ピリ
4:19
4:19
わたしの神は、ご自身の栄光の富の中から、あなたがたのいっさいの必要を、キリスト・イエスにあって満たして下さるであろう。
口 語訳 黙 7:17
7:17
御座の正面にいます小羊は彼らの牧者となって、いのちの水の泉に導いて下さるであろう。また神は、彼らの目から涙をことごとくぬぐい
とって下さるであろう」。
(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW
YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977
口 語訳 ヨハ 10:11
10:11 わたしはよい羊飼であ
る。よい羊飼は、羊のために命を捨てる。
口 語訳
Tペテ2:25
2:25
あなたがたは、羊のようにさ迷っていたが、今は、たましいの牧者であり監督であるかたのもとに、たち帰ったのである。
口 語訳 ピリ
4:19
4:19
わたしの神は、ご自身の栄光の富の中から、あなたがたのいっさいの必要を、キリスト・イエスにあって満たして下さるであろう。
口 語訳 黙 1:18
1:18
また、生きている者である。わたしは死んだことはあるが、見よ、世々限りなく生きている者である。そして、死と黄泉とのかぎを持って
いる。
口 語訳 ルカ
7:46
7:46
あなたはわたしの頭に油を塗ってくれなかったが、彼女はわたしの足に香油を塗ってくれた。
(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN
& TODD 1985
口 語訳 ヨハ 10:1-16
10:1 よくよくあなたがたに
言っておく。羊の囲いにはいるのに、門からでなく、ほかの所からのりこえて来る者は、盗人であり、強盗である。
10:2
門からはいる者は、羊の羊飼である。
10:3
門番は彼のために門を開き、羊は彼の声を聞く。そして彼は自分の羊の名をよんで連れ出す。
10:4
自分の羊をみな出してしまうと、彼は羊の先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、彼について行くのである。
10:5
ほかの人には、ついて行かないで逃げ去る。その人の声を知らないからである」。
10:6
イエスは彼らにこの比喩を話されたが、彼らは自分たちにお話しになっているのが何のことだか、わからなかった。
10:7
そこで、イエスはまた言われた、「よくよくあなたがたに言っておく。わたしは羊の門である。
10:8
わたしよりも前にきた人は、みな盗人であり、強盗である。羊は彼らに聞き従わなかった。
10:9
わたしは門である。わたしをとおってはいる者は救われ、また出入りし、牧草にありつくであろう。
10:10
盗人が来るのは、盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしがきたのは、羊に命を得させ、豊かに得させるためで
ある。
10:11
わたしはよい羊飼である。よい羊飼は、羊のために命を捨てる。
10:12
羊飼ではなく、羊が自分のものでもない雇人は、おおかみが来るのを見ると、羊をすてて逃げ去る。そして、おおかみは羊を奪い、また追
い散らす。
10:13
彼は雇人であって、羊のことを心にかけていないからである。
10:14
わたしはよい羊飼であって、わたしの羊を知り、わたしの羊はまた、わたしを知っている。
10:15
それはちょうど、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じである。そして、わたしは羊のために命を捨てるのであ
る。
10:16
わたしにはまた、この囲いにいない他の羊がある。わたしは彼らをも導かねばならない。彼らも、わたしの声に聞き従うであろう。そし
て、ついに一つの群れ、ひとりの羊飼となるであろう。
口 語訳 ヨハ
4:1
4:1
イエスが、ヨハネよりも多く弟子をつくり、またバプテスマを授けておられるということを、パリサイ人たちが聞き、それを主が知られた
とき、
(独)DIE
BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE
BIBELGESELLSCHAFT 1984
新共同 ヨハ
10:11-30
10:11
わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。
10:12
羊飼いでなく、自分の羊を持たない雇い人は、狼が来るのを見ると、羊を置き去りにして逃げる。――狼は羊を奪い、また追い散らす。――
10:13
彼は雇い人で、羊のことを心にかけていないからである。
10:14
わたしは良い羊飼いである。わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている。
10:15
それは、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じである。わたしは羊のために命を捨てる。
10:16
わたしには、この囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない。その羊もわたしの声を聞き分ける。こうして、羊は一人の羊飼いに導
かれ、一つの群れになる。
10:17
わたしは命を、再び受けるために、捨てる。それゆえ、父はわたしを愛してくださる。
10:18
だれもわたしから命を奪い取ることはできない。わたしは自分でそれを捨てる。わたしは命を捨てることもでき、それを再び受けることもできる。これは、わた
しが父から受けた掟である。」
10:19
この話をめぐって、ユダヤ人たちの間にまた対立が生じた。
10:20
多くのユダヤ人は言った。「彼は悪霊に取りつかれて、気が変になっている。なぜ、あなたたちは彼の言うことに耳を貸すのか。」
10:21
ほかの者たちは言った。「悪霊に取りつかれた者は、こういうことは言えない。悪霊に盲人の目が開けられようか。」
◆ユダヤ人、イエスを拒絶する
10:22
そのころ、エルサレムで神殿奉献記念祭が行われた。冬であった。
10:23
イエスは、神殿の境内でソロモンの回廊を歩いておられた。
10:24
すると、ユダヤ人たちがイエスを取り囲んで言った。「いつまで、わたしたちに気をもませるのか。もしメシアなら、はっきりそう言いなさい。」
10:25
イエスは答えられた。「わたしは言ったが、あなたたちは信じない。わたしが父の名によって行う業が、わたしについて証しをしている。
10:26
しかし、あなたたちは信じない。わたしの羊ではないからである。
10:27
わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う。
10:28
わたしは彼らに永遠の命を与える。彼らは決して滅びず、だれも彼らをわたしの手から奪うことはできない。
10:29
わたしの父がわたしにくださったものは、すべてのものより偉大であり、だれも父の手から奪うことはできない。
10:30
わたしと父とは一つである。」
新共同 黙 7:17
7:17
玉座の中央におられる小羊が彼らの牧者となり、/命の水の泉へ導き、/神が彼らの目から涙をことごとく/ぬぐわれるからである。」
(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987
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