****************************************

詩 編 39

過ぎ去る人生

 

翻訳比較


フランシスコ会訳2013
詩編39

フランシスコ訳聖書 Psa <39>編 聖書本文

◆過ぎ去る人生*(38

001指揮者に一任。エドトンによ る。ダビデの詩。

002わたしは言った、

「舌で罪を犯すことのないように、

歩みに気をつけよう。

悪い者がわたしの前にいる間は、

わたしの口に轡をかけよう」。

003わたしは口を閉ざして、ものも 言わず、

しゃべらず、だまっていた。

しかし、苦しみは激しくなり、

004心は内に熱し、

思い続けるほどに火が燃え立ち、

わたしの舌はこう言った、

005「主よ、知らせてください、わ たしの終わりを。

命の日数はどれほどですか。

わが身のはかなさを知らせてください。

006ご覧ください、あなたはわたし の日数を

束の間とされました。

わたしの一生は、あなたの前では無に等しい。

人はみな立ってはいるがまったくむなしいもの。〔セラ〕

007人は影のように歩き回り、

ただむなしいことに励む。

積み貯えるが、誰のものになるかを知りません。

008主よ、今わたしは何を期待でき ましょうか。

わたしはあなたに寄り頼みます。

009わたしをすべての罪から救い出 し、

愚か者の笑い種としないでください。

010わたしは口を閉ざし、開きませ んでした。

そうなさったのはあなただからです。

011わたしを打つあなたの鞭を取り 除いてください。

あなたの手に打たれて、わたしはやつれ果てています。

012あなたは咎の故に人を懲らし め、

しみが食うように、人が喜び楽しむ物を損なわれます。

人はみなむなしいものです。〔セラ〕

013主よ、わたしの祈りを聞き、

わたしの叫びに耳を傾けてください。

わたしの涙を見て、黙っていないでください。

わたしはあなたのもとにある旅人、

先祖のように身を寄せる者。

014目をそらして、わたしをくつろ がせてください、

わたしが去って、いなくならないうちに」。


 

新共同訳1987

39:1 【指揮者によって。エドトンの詩。賛歌。ダビデの詩。】

39:2 わたしは言いました。「わたしの道を守ろう、舌で過ちを犯さぬように。神に逆らう者が目の前にいる。わたしの口にくつわをはめておこう。」

39:3 わたしは口を閉ざして沈黙し/あまりに黙していたので苦しみがつのり

39:4 心は内に熱し、呻いて火と燃えた。わたしは舌を動かして話し始めた。

39:5 「教えてください、主よ、わたしの行く末を/わたしの生涯はどれ程のものか/いかにわたしがはかないものか、悟るように。」

39:6 御覧ください、与えられたこの生涯は/僅か、手の幅ほどのもの。御前には、この人生も無に等しいのです。ああ、人は確かに立っているようでも/すべて空し いもの。〔セラ

39:7 ああ、人はただ影のように移ろうもの。ああ、人は空しくあくせくし/だれの手に渡るとも知らずに積み上げる。

39:8 主よ、それなら/何に望みをかけたらよいのでしょう。わたしはあなたを待ち望みます。

39:9 あなたに背いたすべての罪からわたしを救い/神を知らぬ者というそしりを/受けないようにしてください。

39:10 わたしは黙し、口を開きません。あなたが計らってくださるでしょう。

39:11 わたしをさいなむその御手を放してください。御手に撃たれてわたしは衰え果てました。

39:12 あなたに罪を責められ、懲らしめられて/人の欲望など虫けらのようについえます。ああ、人は皆、空しい。〔セラ

39:13 主よ、わたしの祈りを聞き/助けを求める叫びに耳を傾けてください。わたしの涙に沈黙していないでください。わたしは御もとに身を寄せる者/先祖と同じ宿 り人。

39:14 あなたの目をわたしからそらせ/立ち直らせてください/わたしが去り、失われる前に。

 

新改訳1970

39:1 私は言った。私は自分の道に気をつけよう。私が舌で罪を犯さないために。私の口に口輪をはめておこう。悪者が私の前にいる間は。

39:2 私はひたすら沈黙を守った。よいことにさえ、黙っていた。それで私の痛みは激しくなった。

39:3 私の心は私のうちで熱くなり、私がうめく間に、火は燃え上がった。そこで私は自分の舌で、こう言った。

39:4 主よ。お知らせください。私の終わり、私の齢が、どれだけなのか。私が、どんなに、はかないかを知ることができるように。

39:5 ご覧ください。あなたは私の日を手幅ほどにされました。私の一生は、あなたの前では、ないのも同然です。まことに、人はみな、盛んなときでも、全くむなし いものです。セラ

39:6 まことに、人は幻のように歩き回り、まことに、彼らはむなしく立ち騒ぎます。人は、積みたくわえるが、だれがそれを集めるのかを知りません。

39:7 主よ。今、私は何を待ち望みましょう。私の望み、それはあなたです。

39:8 私のすべてのそむきの罪から私を助け出してください。私を愚か者のそしりとしないでください。

39:9 私は黙し、口を開きません。あなたが、そうなさったからです。

39:10 どうか、あなたのむちを私から取り除いてください。あなたの手に打たれて、私は衰え果てました。

39:11 あなたは、不義を責めて人を懲らしめ、その人の望むものを、しみが食うように、なくしてしまわれます。まことに、人はみな、むなしいものです。セラ

39:12 私の祈りを聞いてください。主よ。私の叫びを耳に入れてください。私の涙に、黙っていないでください。私はあなたとともにいる旅人で、私のすべての先祖た ちのように、寄留の者なのです。

39:13 私を見つめないでください。私が去って、いなくなる前に、私がほがらかになれるように。

 

口語訳1955

39:1 わたしは言った、「舌をもって罪を犯さないために、わたしの道を慎み、悪しき者のわたしの前にある間は/わたしの口にくつわをかけよう」と。

39:2 わたしは黙して物言わず、むなしく沈黙を守った。しかし、わたしの悩みはさらにひどくなり、

39:3 わたしの心はわたしのうちに熱し、思いつづけるほどに火が燃えたので、わたしは舌をもって語った。

39:4 「主よ、わが終りと、わが日の数のどれほどであるかをわたしに知らせ、わが命のいかにはかないかを知らせてください。

39:5 見よ、あなたはわたしの日をつかのまとされました。わたしの一生はあなたの前では無にひとしいのです。まことに、すべての人はその盛んな時でも/息にすぎ ません。〔セラ

39:6 まことに人は影のように、さまよいます。まことに彼らはむなしい事のために/騒ぎまわるのです。彼は積みたくわえるけれども、だれがそれを収めるかを知り ません。

39:7 主よ、今わたしは何を待ち望みましょう。わたしの望みはあなたにあります。

39:8 わたしをすべてのとがから助け出し、愚かな者にわたしをあざけらせないでください。

39:9 わたしは黙して口を開きません。あなたがそれをなされたからです。

39:10 あなたが下された災を/わたしから取り去ってください。わたしはあなたのみ手に打ち懲らされることにより/滅びるばかりです。

39:11 あなたは罪を責めて人を懲らされるとき、その慕い喜ぶものを、しみが食うように、消し滅ぼされるのです。まことにすべての人は息にすぎません。〔セラ

39:12 主よ、わたしの祈を聞き、わたしの叫びに耳を傾け、わたしの涙を見て、もださないでください。わたしはあなたに身を寄せる旅びと、わがすべての先祖たちの ように寄留者です。

39:13 わたしが去って、うせない前に、み顔をそむけて、わたしを喜ばせてください」。

 


文 語訳1917
39:2 われ曩にいへり われ舌をもて罪ををかさざらんために我すべての途をつつしみ惡者のわがまへに在るあひだはわが口に衝をかけんと
39:3 われ默して唖となり善言すらことばにいださず わが憂なほおこれり
39:4 わが心わがうちに熱し おもひつづくるほどに火もえぬればわれ舌をもていへらく
39:5 ヱホバよ願くはわが終とわが日の數のいくばくなるとを知しめたまへ わが無常をしらしめたまへ
39:6 觀よなんぢわがすべての日を一掌にすぎさらしめたまふ わがかいのち主前にてはなきにことならず 實にすべての人は皆その盛時だにもむなしからざるはなしセラ
39:7 人の世にあるは影にことならず その思ひなやむことはむなしからざるなし その積蓄ふるものはたが手にをさまるをしらず
39:8 主よわれ今なにをかまたん わが望はなんぢにあり
39:9 ねがはくは我ぞすべて愆より助けいだしたまへ 愚なるものに誹らるることなからしめたまへ
39:10 われは默して口をひらかず 此はなんぢの成したまふ者なればなり
39:11 願くはなんぢの責をわれよりはなちたまへ 我なんぢの手にうちこらさるるによりて亡ぶるばかりになりぬ
39:12 なんぢ罪をせめて人をこらし その慕ひよろこぶところのものを蠧のくらふがごとく消うせしめたまふ 實にもろもろの人はむなしからざるなしセラ
39:13 ああヱホバよねがはくはわが祈をきき わが號呼に耳をかたぶけたまへ わが涙をみて默したまふなかれ われはなんぢに寄る旅客すべてわが列祖のごとく宿れるものなり
39:14 我ここを去てうせざる先になんぢ面をそむけてわれを爽快ならしめたまへ


****************************************

各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 ルカ 12:20

12:20 すると神が彼に言われ た、『愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか』。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口語訳 ヤコ 3:5-12

3:5 それと同じく、舌は小さな器官ではあるが、よく大言壮語する。見よ、ごく小さな火でも、非常に大きな森を燃やすではないか。

3:6 舌は火である。不義の世界である。舌は、わたしたちの器官の一つとしてそなえられたものであるが、全身を汚し、生存の車輪を燃やし、自らは地獄の火で焼か れる。

3:7 あらゆる種類の獣、鳥、這うもの、海の生物は、すべて人類に制せられるし、また制せられてきた。

3:8 ところが、舌を制しうる人は、ひとりもいない。それは、制しにくい悪であって、死の毒に満ちている。

3:9 わたしたちは、この舌で父なる主をさんびし、また、その同じ舌で、神にかたどって造られた人間をのろっている。

3:10 同じ口から、さんびとのろいとが出て来る。わたしの兄弟たちよ。このような事は、あるべきでない。

3:11 泉が、甘い水と苦い水とを、同じ穴からふき出すことがあろうか。

3:12 わたしの兄弟たちよ。いちじくの木がオリブの実を結び、ぶどうの木がいちじくの実を結ぶことができようか。塩水も、甘い水を出すことはできない。

 

口語訳 ヤコ 3:2

3:2 わたしたちは皆、多くのあやまちを犯すものである。もし、言葉の上であやまちのない人があれば、そういう人は、全身をも制御することのできる完全な人であ る。

 

口語訳 ルカ 24:32

24:32 彼らは互に言った、「道々お話しになったとき、また聖書を説き明してくださったとき、お互の心が内に燃えたではないか」。

 

口語訳 Tコリ7:31

7:31 世と交渉のある者は、それに深入りしないようにすべきである。なぜなら、この世の有様は過ぎ去るからである。

 

口語訳 ヤコ 1:10-11

1:10 また、富んでいる者は、自分が低くされたことを喜ぶがよい。富んでいる者は、草花のように過ぎ去るからである。

1:11 たとえば、太陽が上って熱風をおくると、草を枯らす。そしてその花は落ち、その美しい姿は消えうせてしまう。それと同じように、富んでいる者も、その一生 の旅なかばで没落するであろう。

 

口語訳 ヤコ 4:14

4:14 あなたがたは、あすのこともわからぬ身なのだ。あなたがたのいのちは、どんなものであるか。あなたがたは、しばしの間あらわれて、たちまち消え行く霧にす ぎない。

 

口語訳 Tペテ1:24

1:24 「人はみな草のごとく、/その栄華はみな草の花に似ている。草は枯れ、/花は散る。

 

口語訳 ルカ 12:20

12:20 すると神が彼に言われた、『愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか』。

 

口語訳 Uペテ2:16

2:16 そのために、自分のあやまちに対するとがめを受けた。ものを言わないろばが、人間の声でものを言い、この預言者の狂気じみたふるまいをはばんだのである。

 

口語訳 ヘブ 11:13

11:13 これらの人はみな、信仰をいだいて死んだ。まだ約束のものは受けていなかったが、はるかにそれを望み見て喜び、そして、地上では旅人であり寄留者であるこ とを、自ら言いあらわした。

 

口語訳 Tペテ2:11

2:11 愛する者たちよ。あなたがたに勧める。あなたがたは、この世の旅人であり寄留者であるから、たましいに戦いをいどむ肉の欲を避けなさい。

 

(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

新共同 ルカ 12:15-21

12:15 そして、一同に言われた。「どんな貪欲にも注意を払い、用心しなさい。有り余るほど物を持っていても、人の命は財産によってどうすることもできないからで ある。」

12:16 それから、イエスはたとえを話された。「ある金持ちの畑が豊作だった。

12:17 金持ちは、『どうしよう。作物をしまっておく場所がない』と思い巡らしたが、

12:18 やがて言った。『こうしよう。倉を壊して、もっと大きいのを建て、そこに穀物や財産をみなしまい、

12:19 こう自分に言ってやるのだ。「さあ、これから先何年も生きて行くだけの蓄えができたぞ。ひと休みして、食べたり飲んだりして楽しめ」と。』

12:20 しかし神は、『愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。お前が用意した物は、いったいだれのものになるのか』と言われた。

12:21 自分のために富を積んでも、神の前に豊かにならない者はこのとおりだ。」

 

新共同 ヘブ 11:13

11:13 この人たちは皆、信仰を抱いて死にました。約束されたものを手に入れませんでしたが、はるかにそれを見て喜びの声をあげ、自分たちが地上ではよそ者であ り、仮住まいの者であることを公に言い表したのです。

 

(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

・・・・

 

****************************************