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詩 編 74

神殿破壊後の嘆願

 

翻訳比較

 

新共同訳1987

74:1 【マスキール。アサフの詩。】神よ、なぜあなたは/養っておられた羊の群れに怒りの煙をはき/永遠に突き放してしまわれたのですか。

74:2 どうか、御心に留めてください/すでにいにしえから御自分のものとし/御自分の嗣業の部族として贖われた会衆を/あなたのいます所であったこのシオンの山を。

74:3 永遠の廃虚となったところに足を向けてください。敵は聖所のすべてに災いをもたらしました。

74:4 あなたに刃向かう者は、至聖所の中でほえ猛り/自分たちのしるしをしるしとして立てました。

74:5 彼らが木の茂みの中を/斧を携えて上るのが見えると

74:6 ただちに手斧、まさかりを振るって/彫り物の飾りをすべて打ち壊し

74:7 あなたの聖所に火をかけ/御名の置かれた所を地に引き倒して汚しました。

74:8 「すべて弾圧せねばならない」と心に言って/この地にある神の会堂をすべて焼き払いました。

74:9 わたしたちのためのしるしは見えません。今は預言者もいません。いつまで続くのかを知る者もありません。

74:10 神よ、刃向かう者はいつまで嘲るのでしょうか。敵は永久にあなたの御名を侮るのでしょうか。

74:11 なぜ、手を引いてしまわれたのですか/右の御手は、ふところに入れられたまま。

74:12 しかし神よ、いにしえよりのわたしの王よ/この地に救いの御業を果たされる方よ。

74:13 あなたは、御力をもって海を分け/大水の上で竜の頭を砕かれました。

74:14 レビヤタンの頭を打ち砕き/それを砂漠の民の食糧とされたのもあなたです。

74:15 あなたは、泉や川を開かれましたが/絶えることのない大河の水を涸らされました。

74:16 あなたは、太陽と光を放つ物を備えられました。昼はあなたのもの、そして夜もあなたのものです。

74:17 あなたは、地の境をことごとく定められました。夏と冬を造られたのもあなたです。

74:18 主よ、御心に留めてください、敵が嘲るのを/神を知らぬ民があなたの御名を侮るのを。

74:19 あなたの鳩の魂を獣に渡さないでください。あなたの貧しい人々の命を/永遠に忘れ去らないでください。

74:20 契約を顧みてください。地の暗い隅々には/不法の住みかがひしめいています。

74:21 どうか、虐げられた人が再び辱められることなく/貧しい人、乏しい人が/御名を賛美することができますように。

74:22 神よ、立ち上がり/御自分のために争ってください。神を知らぬ者が絶えずあなたを嘲っているのを/御心に留めてください。

74:23 あなたに刃向かう者のあげる声/あなたに立ち向かう者の常に起こす騒ぎを/どうか、決して忘れないでください。

 

新改訳1970

74:1 神よ。なぜ、いつまでも拒み、あなたの牧場の羊に御怒りを燃やされるのですか。

74:2 どうか思い起こしてください。昔あなたが買い取られた、あなたの会衆、あなたがご自分のものである部族として贖われた民を。また、あなたがお住まいになったシオンの山を。

74:3 永遠の廃墟に、あなたの足を向けてください。敵は聖所であらゆる害を加えています。

74:4 あなたに敵対する者どもは、あなたの集会のただ中でほえたけり、おのれらの目じるしを、しるしとして掲げ、

74:5 森の中で斧を振り上げるかのようです。

74:6 そうして今や、手斧と槌で、聖所の彫り物をことごとく打ち砕き、

74:7 あなたの聖所に火を放ち、あなたの御名の住まいを、その地まで汚しました。

74:8 彼らは心の中で、「彼らを、ことごとく征服しよう。」と言い、国中の神の集会所をみな、焼き払いました。

74:9 もう私たちのしるしは見られません。もはや預言者もいません。いつまでそうなのかを知っている者も、私たちの間にはいません。

74:10 神よ。いつまで、仇はそしるのでしょうか。敵は、永久に御名を侮るのでしょうか。

74:11 なぜ、あなたは御手を、右の御手を、引っ込めておられるのですか。その手をふところから出して彼らを滅ぼし尽くしてください。

74:12 確かに、神は、昔から私の王、地上のただ中で、救いのわざを行なわれる方です。

74:13 あなたは、御力をもって海を分け、海の巨獣の頭を砕かれました。

74:14 あなたは、レビヤタンの頭を打ち砕き、荒野の民のえじきとされました。

74:15 あなたは泉と谷を切り開き、絶えず流れる川をからされました。

74:16 昼はあなたのもの、夜もまたあなたのもの。あなたは月と太陽とを備えられました。

74:17 あなたは地のすべての境を定め、夏と冬とを造られました。

74:18 主よ。どうか、心に留めてください。敵がそしり、愚かな民が御名を侮っていることを。

74:19 あなたの山鳩のいのちを獣に引き渡さないでください。あなたの悩む者たちのいのちを永久に忘れないでください。

74:20 どうか、契約に目を留めてください。地の暗い所には暴虐が横行していますから。

74:21 しいたげられる者が卑しめられて帰ることがなく、悩む者、貧しい者が御名をほめたたえますように。

74:22 神よ。立ち上がり、あなたの言い分を立ててください。愚か者が一日中あなたをそしっていることを心に留めてください。

74:23 あなたに敵対する者どもの声や、あなたに立ち向かう者どもの絶えずあげる叫びを、お忘れにならないでください。

 

口語訳1955

74:1 神よ、なぜ、われらをとこしえに捨てられるのですか。なぜ、あなたの牧の羊に怒りを燃やされるのですか。

74:2 昔あなたが手に入れられたあなたの公会、すなわち、あなたの嗣業の部族となすために/あがなわれたものを思い出してください。あなたが住まわれたシオンの山を/思い出してください。

74:3 とこしえの滅びの跡に、あなたの足を向けてください。敵は聖所で、すべての物を破壊しました。

74:4 あなたのあだは聖所の中でほえさけび、彼らのしるしを立てて、しるしとしました。

74:5 彼らは上の入口では、おのをもって/木の格子垣を切り倒しました。

74:6 また彼らは手おのと鎚とをもって/聖所の彫り物をことごとく打ち落しました。

74:7 彼らはあなたの聖所に火をかけ、み名のすみかをけがして、地に倒しました。

74:8 彼らは心のうちに言いました、「われらはことごとくこれを滅ぼそう」と。彼らは国のうちの神の会堂をことごとく焼きました。

74:9 われらは自分たちのしるしを見ません。預言者も今はいません。そしていつまで続くのか、われらのうちには、知る者がありません。

74:10 神よ、あだはいつまであざけるでしょうか。敵はとこしえにあなたの名をののしるでしょうか。

74:11 なぜあなたは手を引かれるのですか。なぜあなたは右の手を/ふところに入れておかれるのですか。

74:12 神はいにしえからわたしの王であって、救を世の中に行われた。

74:13 あなたはみ力をもって海をわかち、水の上の龍の頭を砕かれた。

74:14 あなたはレビヤタンの頭をくだき、これを野の獣に与えてえじきとされた。

74:15 あなたは泉と流れとを開き、絶えず流れるもろもろの川をからされた。

74:16 昼はあなたのもの、夜もまたあなたのもの。あなたは光と太陽とを設けられた。

74:17 あなたは地のもろもろの境を定め、夏と冬とを造られた。

74:18 主よ、敵はあなたをあざけり、愚かな民はあなたのみ名をののしります。この事を思い出してください。

74:19 どうかあなたのはとの魂を/野の獣にわたさないでください。貧しい者のいのちをとこしえに忘れないでください。

74:20 あなたの契約をかえりみてください。地の暗い所は暴力のすまいで満ちています。

74:21 しえたげられる者を恥じさせないでください。貧しい者と乏しい者とに/み名をほめたたえさせてください。

74:22 神よ、起きてあなたの訴えをあげつらい、愚かな者のひねもすあなたをあざけるのを/みこころにとめてください。

74:23 あなたのあだの叫びを忘れないでください。あなたの敵の絶えずあげる騒ぎを/忘れないでください。

 

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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口語訳 使  17:26

17:26 また、ひとりの人から、あらゆる民族を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに時代を区分し、国土の境界を定めて下さったのである。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987 

 

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