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詩 編 88

くらやみからの祈り

 

 

翻訳比較


フランシスコ会訳2013
詩編88

フランシスコ訳聖書 Psa <88>編 聖書本文

◆暗闇からの祈り*(87

001歌。コラの子らの詩。指揮者に 一任。「マハラト」に合わせる。歌唱用。エズラ人ヘマンのマスキール。

002わたしの救いの神、主よ、わた しは叫びます、

昼も夜も、あなたに向かって。

003わたしの祈りをみ前に至らせ、

わたしの叫びに耳を傾けてください。

004わたしの魂は悩みに満ち、

わたしの命は陰府に近づきました。

005わたしは穴に下る者のうちに数 えられ、

力尽きた者のようになりました。

006わたしの床は死者のうちにあ り、

わたしの寝床は墓の中にあります。

わたしは刺し殺された者のようです。

あなたはもはや死者を心に留められず、

彼らはあなたの愛から切り離されています。

007あなたはわたしを穴の底に置か れました、

真っ暗な淵の中に。

008あなたの怒りがわたしを襲い、

あなたの波がわたしを呑み込みます。〔セラ〕

009あなたはわたしの仲間をわたし から遠ざけ、

わたしは閉じ込められて出られず、

010わたしの目は苦しみの故に衰え ました。

主よ、わたしは日ごと、あなたに呼び求め、

あなたに向かって手を伸べました。

011あなたは死者のために

不思議な業を行われるでしょうか。

亡霊が立って、あなたをたたえるでしょうか。〔セラ〕

012あなたの慈しみが墓の中で語ら れ、

あなたのまことが滅びの国で述べられるでしょうか。

013あなたの不思議な業が闇の中で 知られ、

あなたの義が忘却の地で知られるでしょうか。

014しかし、主よ、わたしはあなた に叫び、

朝には祈りのうちに訴えます。

015主よ、なぜあなたはわたしを捨 てられるのですか。

なぜ、わたしにあなたの顔を隠されるのですか。

016わたしは若いころから苦しみ、 死に瀕しています。

あなたへの恐怖の重みに打ちひしがれています。

017あなたの怒りがわたしにのしか かり、

あなたの憤りがわたしを滅ぼします。

018あなたの怒りはひねもす水のよ うにわたしを囲み、

わたしを閉じ込めました。

019あなたは親しい隣り人をわたし から遠ざけられました。

わたしの仲間は暗闇だけです。


 

新共同訳1987

88:1 【歌。賛歌。コラの子の詩。指揮者によって。マハラトに合わせて。レアノト。マスキール。エズラ人ヘマンの詩。】

88:2 主よ、わたしを救ってくださる神よ/昼は、助けを求めて叫び/夜も、御前におります。

88:3 わたしの祈りが御もとに届きますように。わたしの声に耳を傾けてください。

88:4 わたしの魂は苦難を味わい尽くし/命は陰府にのぞんでいます。

88:5 穴に下る者のうちに数えられ/力を失った者とされ

88:6 汚れた者と見なされ/死人のうちに放たれて/墓に横たわる者となりました。あなたはこのような者に心を留められません。彼らは御手から切り離されていま す。

88:7 あなたは地の底の穴にわたしを置かれます/影に閉ざされた所、暗闇の地に。

88:8 あなたの憤りがわたしを押さえつけ/あなたの起こす波がわたしを苦しめます。〔セラ

88:9 あなたはわたしから/親しい者を遠ざけられました。彼らにとってわたしは忌むべき者となりました。わたしは閉じ込められて、出られません。

88:10 苦悩に目は衰え/来る日も来る日も、主よ、あなたを呼び/あなたに向かって手を広げています。

88:11 あなたが死者に対して驚くべき御業をなさったり/死霊が起き上がって/あなたに/感謝したりすることがあるでしょうか。〔セラ

88:12 墓の中であなたの慈しみが/滅びの国であなたのまことが/語られたりするでしょうか。

88:13 闇の中で驚くべき御業が/忘却の地で恵みの御業が/告げ知らされたりするでしょうか。

88:14 主よ、わたしはあなたに叫びます。朝ごとに祈りは御前に向かいます。

88:15 主よ、なぜわたしの魂を突き放し/なぜ御顔をわたしに隠しておられるのですか。

88:16 わたしは若い時から苦しんで来ました。今は、死を待ちます。あなたの怒りを身に負い、絶えようとしています。

88:17 あなたの憤りがわたしを圧倒し/あなたを恐れてわたしは滅びます。

88:18 それは大水のように/絶え間なくわたしの周りに渦巻き/いっせいに襲いかかります。

88:19 愛する者も友も/あなたはわたしから遠ざけてしまわれました。今、わたしに親しいのは暗闇だけです。

 

新改訳1970

88:1 主、私の救いの神。私は昼は、叫び、夜は、あなたの御前にいます。

88:2 私の祈りがあなたの御前に届きますように。どうか、あなたの耳を私の叫びに傾けてください。

88:3 私のたましいは、悩みに満ち、私のいのちは、よみに触れていますから。

88:4 私は穴に下る者とともに数えられ、力のない者のようになっています。

88:5 死人の中でも見放され、墓の中に横たわる殺された者のようになっています。あなたは彼らをもはや覚えてはおられません。彼らはあなたの御手から断ち切られ ています。

88:6 あなたは私を最も深い穴に置いておられます。そこは暗い所、深い淵です。

88:7 あなたの激しい憤りが私の上にとどまり、あなたのすべての波であなたは私を悩ましておられます。セラ

88:8 あなたは私の親友を私から遠ざけ、私を彼らの忌みきらう者とされました。私は閉じ込められて、出て行くことができません。

88:9 私の目は悩みによって衰えています。主よ。私は日ごとにあなたを呼び求めています。あなたに向かって私の両手を差し伸ばしています。

88:10 あなたは死人のために奇しいわざを行なわれるでしょうか。亡霊が起き上がって、あなたをほめたたえるでしょうか。セラ

88:11 あなたの恵みが墓の中で宣べられましょうか、あなたの真実が滅びの中で。

88:12 あなたの奇しいわざが、やみの中で知られるでしょうか、あなたの義が忘却の地で。

88:13 しかし、主よ。この私は、あなたに叫んでいます。朝明けに、私の祈りはあなたのところに届きます。

88:14 主よ。なぜ、私のたましいを拒み、私に御顔を隠されるのですか。

88:15 私は若いころから悩み、そして死にひんしています。私はあなたの恐ろしさに耐えてきて、心が乱れています。

88:16 あなたの燃える怒りが私の上を越え、あなたからの恐怖が私を滅ぼし尽くしました。

88:17 これらが日夜、大水のように私を囲み、私を全く取り巻いてしまいました。

88:18 あなたは私から愛する者や友を遠ざけてしまわれました。私の知人たちは暗い所にいます。

 

口語訳1955

88:1 わが神、主よ、わたしは昼、助けを呼び求め、夜、み前に叫び求めます。

88:2 わたしの祈をみ前にいたらせ、わたしの叫びに耳を傾けてください。

88:3 わたしの魂は悩みに満ち、わたしのいのちは陰府に近づきます。

88:4 わたしは穴に下る者のうちに数えられ、力のない人のようになりました。

88:5 すなわち死人のうちに捨てられた者のように、墓に横たわる殺された者のように、あなたが再び心にとめられない者のように/なりました。彼らはあなたのみ手 から断ち滅ぼされた者です。

88:6 あなたはわたしを深い穴、暗い所、深い淵に置かれました。

88:7 あなたの怒りはわたしの上に重く、あなたはもろもろの波をもって/わたしを苦しめられました。〔セラ

88:8 あなたはわが知り人をわたしから遠ざけ、わたしを彼らの忌みきらう者とされました。わたしは閉じこめられて、のがれることはできません。

88:9 わたしの目は悲しみによって衰えました。主よ、わたしは日ごとにあなたを呼び、あなたにむかってわが両手を伸べました。

88:10 あなたは死んだ者のために/奇跡を行われるでしょうか。なき人のたましいは起きあがって/あなたをほめたたえるでしょうか。〔セラ

88:11 あなたのいつくしみは墓のなかに、あなたのまことは滅びのなかに、宣べ伝えられるでしょうか。

88:12 あなたの奇跡は暗やみに、あなたの義は忘れの国に知られるでしょうか。

88:13 しかし主よ、わたしはあなたに呼ばわります。あしたに、わが祈をあなたのみ前にささげます。

88:14 主よ、なぜ、あなたはわたしを捨てられるのですか。なぜ、わたしにみ顔を隠されるのですか。

88:15 わたしは若い時から苦しんで死ぬばかりです。あなたの脅かしにあって衰えはてました。

88:16 あなたの激しい怒りがわたしを襲い、あなたの恐ろしい脅かしがわたしを滅ぼしました。

88:17 これらの事がひねもす大水のようにわたしをめぐり、わたしを全く取り巻きました。

88:18 あなたは愛する者と友とをわたしから遠ざけ、わたしの知り人を暗やみにおかれました。

 


文 語訳1917
88:2 わがすくひの神ヱホバよわれ晝も夜もなんぢの前にさけべり
88:3 願くはわが祈をみまへにいたらせ汝のみみをわが號呼のこゑにかたぶけたまへ
88:4 わがたましひは患難にてみち我がいのちは陰府にちかづけり
88:5 われは穴にいるものとともにかぞへられ依仗なき人のごとくなれり
88:6 われ墓のうちなる殺されしもののごとく死者のうちにすてらる汝かれらを再びこころに記たまはず かれらは御手より斷滅されしものなり
88:7 なんぢ我をいとふかき穴 くらき處 ふかき淵におきたまひき
88:8 なんぢの怒はいたくわれにせまれり なんぢそのもろもろの浪をもて我をくるしめ給へりセラ
88:9 わが相識ものを我よりとほざけ我をかれらに憎ませたまへり われは錮閉されていづることあたはず
88:10 わが眼はなやみの故をもておとろへぬ われ日ごとに汝をよべり ヱホバよなんぢに向ひてわが兩手をのべたり
88:11 なんぢ死者にくすしき事跡をあらはしたまはんや 亡にしもの立てなんぢを讃たたへんやセラ
88:12 汝のいつくしみは墓のうちに汝のまことは滅亡のなかに宣傳へられんや
88:13 汝のくすしきみわざは幽暗になんぢの義は忘失のくにに知るることあらんや
88:14 されどヱホバよ我なんぢに向ひてさけべり わがいのりは朝にみまへに達らん
88:15 ヱホバよなんぢ何なればわが霊魂をすてたまふや何なればわれに面をかくしたまふや
88:16 われ幼稚よりなやみて死るばかりなり我なんぢの恐嚇にあひてくるしみまどへり
88:17 汝のはげしき怒わがうへをすぐ汝のおびやかし我をほろぼせり
88:18 これらの事ひねもす大水のごとく我をめぐり ことごとく來りて我をかこみふさげり
88:19 なんぢ我をいつくしむ者とわが友とをとほざけ わが相識るものを幽暗にいれたまへり


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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

 

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(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 ルカ 18:7

18:7 まして神は、日夜叫び求める選民のために、正しいさばきをしてくださらずに長い間そのままにしておかれることがあろうか。

 

口 語訳 マタ 27:46

27:46 そして三時ごろに、イエスは大声で叫んで、「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」と言われた。それは「わが神、わが神、どうしてわたしを お見捨てになったのですか」という意味である。

 

口 語訳 マコ 15:34

15:34 そして三時に、イエスは大声で、「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」と叫ばれた。それは「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨 てになったのですか」という意味である。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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