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雅 歌 2:8−3:5    

第二の歌 愛する者の声

 

翻訳比較



フランシスコ会訳2013
◆第二の歌 愛する者の歌(28-35

◆花 嫁

008わたしのいとしい方の声、

ああ、あの方が来られる。

山々を飛び、

いくつもの丘を越えて。

009わたしのいとしい方は、

かもしかや若い雄鹿のようです。

ああ、あの方は、わたしたちの壁の後ろに立って、

窓からのぞき、

格子越しにじっと見つめておられます。

010わたしのいとしい方は、わたし に語りかけて言われます、

「わたしの愛する人、立ちなさい。

美しい人、出ておいで。

011冬は去り、

雨はやんで、もう去った。

012大地には花が咲き乱れ、

歌の季節がやって来て、

山鳩の鳴き声が

わたしたちの国じゅうに聞こえる。

013いちじくの木は初なりの実をつ け、

花を咲かせたぶどうの木は香りを放つ。

わたしの愛する人、美しい人よ。

さあ、立って、出ておいで。

014岩の裂け目、

崖の隠れ場にいるわたしの小鳩よ、

あなたの顔を見せておくれ。

あなたの声を聞かせておくれ。

あなたの声は心地よく、

あなたの顔は美しい」。

◆おとめたち

015わたしたちのために、

ぶどう畑を荒らす狐や小狐を、捕まえてください。

わたしたちのぶどう畑は今、花盛りですから。

◆花 嫁

016わたしのいとしい方はわたしの もの。

わたしはあの方のもの。

あの方はゆりの花の間で戯れていらっしゃいます。

017真昼のそよ風が吹き始め、

闇が消え失せないうちに、

わたしのいとしい方よ、

わたしの所に帰ってきて、険しい山々のかもしかや

若い雄鹿のようになってください。

 

雅歌3

フランシスコ訳聖書 Sol <3>章 聖書本文

001わたしは夜、臥所の中でも、

心から愛する方を捜しました。

捜してもあの方は見あたりませんでした。

002「さあ、わたしは起きて、町を 歩き回り、

あらゆる通りや広場で、

心から愛する方を捜してきましょう」。

それなのに、わたしはあの方を見つけだせませんでした。

003町を見回る夜警たちが、

わたしを見つけました。

「わたしの心から愛する方を見かけませんでしたか」。

004夜警たちの所を通り過ぎると間 もなく、

心から愛する方をわたしは見つけました。

わたしは、あの方をしっかり捕まえて放しませんでした。

わたしの母の家に、わたしを身籠った母の寝室に、

お連れするまで。

◆花 婿

005エルサレムのおとめたち、

かもしかや、野の雌鹿を指して、

あなた方に誓ってもらいたい。

わたしの愛する人を、目覚めさせるな。揺り起こすな。

彼女が、そうしたいと思う時まで。



 

新共同訳1987

2:8 恋しい人の声が聞こえます。山を越え、丘を跳んでやって来ます。

2:9 恋しい人はかもしかのよう/若い雄鹿のようです。ごらんなさい、もう家の外に立って/窓からうかがい/格子の外からのぞいています。

2:10 恋しい人は言います。「恋人よ、美しいひとよ/さあ、立って出ておいで。

2:11 ごらん、冬は去り、雨の季節は終った。

2:12 花は地に咲きいで、小鳥の歌うときが来た。この里にも山鳩の声が聞こえる。

2:13 いちじくの実は熟し、ぶどうの花は香る。恋人よ、美しいひとよ/さあ、立って出ておいで。

2:14 岩の裂け目、崖の穴にひそむわたしの鳩よ/姿を見せ、声を聞かせておくれ。お前の声は快く、お前の姿は愛らしい。」

2:15 狐たちをつかまえてください/ぶどう畑を荒らす小狐を。わたしたちのぶどう畑は花盛りですから。

2:16 恋しいあの人はわたしのもの/わたしはあの人のもの/ゆりの中で群れを飼っている人のもの。

2:17 夕べの風が騒ぎ、影が闇にまぎれる前に/恋しい人よ、どうか/かもしかのように、

3:1 夜ごと、ふしどに恋い慕う人を求めても/求めても、見つかりません。

3:2 起き出して町をめぐり/通りや広場をめぐって/恋い慕う人を求めよう。求めても、あの人は見つかりません。

3:3 わたしが町をめぐる夜警に見つかりました。「わたしの恋い慕う人を見かけましたか。」

3:4 彼らに別れるとすぐに/恋い慕う人が見つかりました。つかまえました、もう離しません。母の家に/わたしを産んだ母の部屋にお連れします。

3:5 エルサレムのおとめたちよ/野のかもしか、雌鹿にかけて誓ってください/愛がそれを望むまでは/愛を呼びさまさないと。

 

新改訳1970

2:8 愛する方の声。ご覧、あの方が来られます。山々をとび越え、丘々の上をはねて。

2:9 私の愛する方は、かもしかや若い鹿のようです。ご覧、あの方は私たちの壁のうしろにじっと立ち、窓からのぞき、格子越しにうかがっています。

2:10 私の愛する方は、私に語りかけて言われます。「わが愛する者、美しいひとよ。さあ、立って、出ておいで。

2:11 ほら、冬は過ぎ去り、大雨も通り過ぎて行った。

2:12 地には花が咲き乱れ、歌の季節がやって来た。山鳩の声が、私たちの国に聞こえる。

2:13 いちじくの木は実をならせ、ぶどうの木は、花をつけてかおりを放つ。わが愛する者、美しいひとよ。さあ、立って、出ておいで。

2:14 岩の裂け目、がけの隠れ場にいる私の鳩よ。私に、顔を見せておくれ。あなたの声を聞かせておくれ。あなたの声は愛らしく、あなたの顔は美しい。

2:15 『私たちのために、ぶどう畑を荒らす狐や小狐を捕えておくれ。』私たちのぶどう畑は花盛りだから。」

2:16 私の愛する方は私のもの。私はあの方のもの。あの方はゆりの花の間で群れを飼っています。

2:17 私の愛する方よ。そよ風が吹き始め、影が消え去るころまでに、あなたは帰って来て、険しい山々の上のかもしかや、若い鹿のようになってください。

3:1 私は、夜、床についても、私の愛している人を捜していました。私が捜しても、あの方は見あたりませんでした。

3:2 「さあ、起きて町を行き巡り、通りや広場で、私の愛している人を捜して来よう。」私が捜しても、あの方は見あたりませんでした。

3:3 町を行き巡る夜回りたちが私を見つけました。「私の愛している人を、あなたがたはお見かけになりませんでしたか。」

3:4 彼らのところを通り過ぎると間もなく、私の愛している人を私は見つけました。この方をしっかりつかまえて、放さず、とうとう、私の母の家に、私をみごもっ た人の奥の間に、お連れしました。

3:5 エルサレムの娘たち。私は、かもしかや野の雌鹿をさして、あなたがたに誓っていただきます。揺り起こしたり、かき立てたりしないでください。愛が目ざめた いと思うときまでは。

 

口語訳1955

2:8 わが愛する者の声が聞える。見よ、彼は山をとび、丘をおどり越えて来る。

2:9 わが愛する者はかもしかのごとく、若い雄じかのようです。見よ、彼はわたしたちの壁のうしろに立ち、窓からのぞき、格子からうかがっている。

2:10 わが愛する者はわたしに語って言う、「わが愛する者よ、わが麗しき者よ、立って、出てきなさい。

2:11 見よ、冬は過ぎ、雨もやんで、すでに去り、

2:12 もろもろの花は地にあらわれ、鳥のさえずる時がきた。山ばとの声がわれわれの地に聞える。

2:13 いちじくの木はその実を結び、ぶどうの木は花咲いて、かんばしいにおいを放つ。わが愛する者よ、わが麗しき者よ、立って、出てきなさい。

2:14 岩の裂け目、がけの隠れ場におるわがはとよ、あなたの顔を見せなさい。あなたの声を聞かせなさい。あなたの声は愛らしく、あなたの顔は美しい。

2:15 われわれのためにきつねを捕えよ、ぶどう園を荒す小ぎつねを捕えよ、われわれのぶどう園は花盛りだから」と。

2:16 わが愛する者はわたしのもの、わたしは彼のもの。彼はゆりの花の中で、その群れを養っている。

2:17 わが愛する者よ、日の涼しくなるまで、影の消えるまで、身をかえして出ていって、険しい山々の上で、かもしかのように、若い雄じかのようになってくださ い。

3:1 わたしは夜、床の上で、わが魂の愛する者をたずねた。わたしは彼をたずねたが、見つからなかった。わたしは彼を呼んだが、答がなかった。

3:2 「わたしは今起きて、町をまわり歩き、街路や広場で、わが魂の愛する者をたずねよう」と、彼をたずねたが、見つからなかった。

3:3 町をまわり歩く夜回りたちに出会ったので、「あなたがたは、わが魂の愛する者を見ましたか」と尋ねた。

3:4 わたしが彼らと別れて行くとすぐ、わが魂の愛する者に出会った。わたしは彼を引き留めて行かせず、ついにわが母の家につれて行き、わたしを産んだ者のへや にはいった。

3:5 エルサレムの娘たちよ、わたしは、かもしかと野の雌じかをさして、あなたがたに誓い、お願いする、愛のおのずから起るときまでは、ことさらに呼び起すこと も、さますこともしないように。

 



文 語訳1917
2:8 わが愛する者の聲きこゆ 視よ 山をとび 岡を躍りこえて來る
2:9 わが愛する者は?のごとくまた小鹿のごとし 視よ彼われらの壁のうしろに立ち 窓より覗き 格子より窺ふ
2:10 わが愛する者われに語りて言ふ わが佳?よ わが美はしき者よ 起ていできたれ
2:11 視よ 冬すでに過ぎ 雨もやみてはやさりぬ
2:12 もろもろの花は地にあらはれ 鳥のさへづる時すでに至り 班鳩の聲われらの地にきこゆ
2:13 無花果樹はそのき果を赤らめ 葡萄の樹は花さきてその馨はしき香氣をはなつ わが佳?よ わが美しき者よ 起て出きたれ
2:14 磐間にをり 斷崖の匿處にをるわが鴿よ われに汝の面を見させよ なんぢの聲をきかしめよ なんぢの聲は愛らしく なんぢの面はうるはし
2:15 われらのために狐をとらへよ 彼の葡萄園をそこなふ小狐をとらへよ 我等の葡萄園は花盛なればなり
2:16 わが愛する者は我につき我はかれにつく 彼は百合花の中にてその群を牧ふ
2:17 わが愛する者よ 日の涼しくなるまで 影の消るまで身をかへして出ゆき 荒き山々の上にありて?のごとく 小鹿のごとくせよ
3:1 夜われ床にありて我心の愛する者をたづねしが尋ねたれども得ず
3:2 我おもへらく今おきて邑をまはりありき わが心の愛する者を街衢あるひは大路にてたづねんと 乃ちこれを尋ねたれども得ざりき
3:3 邑をまはりありく夜巡者らわれに遇ければ 汝らわが心の愛する者を見しやと問ひ
3:4 これに別れて過ゆき間もなくわが心の愛する者の遇たれば 之をひきとめて放さず 遂にわが母の家にともなひゆき 我を?し者の室にいりぬ
3:5 ヱルサレムの女子等よ 我なんぢらに?と野の鹿とをさし誓ひて請ふ 愛のおのづから起る時まで殊更に喚起し且つ醒すなかれ



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各国旧約聖書における新約聖書の引照

・・・標題区分内にある新約聖書引照のすべてを 拾う・・・

 

(英)AUTHORIZED KING JAMES VERSION 1611・・・ZONDERVAN PUBLISHING HOUSE 1994

口 語訳 ルカ 13:32

13:32 そこで彼らに言われた、「あのきつねのところへ行ってこう言え、『見よ、わたしはきょうもあすも悪霊を追い出し、また、病気をいや し、そして三日目にわざを終えるであろう。

 

(米)THE NEW SCOFIELD STUDY BIBLE・・・NEW YORK・OXFORD UNIVERSITY PRESS 1977

口 語訳 マタ 24:32

24:32 いちじくの木からこの 譬を学びなさい。その枝が柔らかになり、葉が出るようになると、夏の近いことがわかる。

 

口 語訳 ルカ 13:32

13:32 そこで彼らに言われた、「あのきつねのところへ行ってこう言え、『見よ、わたしはきょうもあすも悪霊を追い出し、また、病気をいや し、そして三日目にわざを終えるであろう。

 

口 語訳 ロマ 8:35

8:35 だれが、キリストの愛からわたしたちを離れさせるのか。患難か、苦悩か、迫害か、飢えか、裸か、危難か、剣か。

 

口 語訳 ロマ 8:39

8:39 高いものも深いものも、その他どんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスにおける神の愛から、わたしたちを引き離すことはでき ないのである。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE・・・・DARYON,LONGMAN & TODD 1985

 

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(独)DIE BIBEL MARTIN LUTHERS 1534 ・・・DEUTSCHE BIBELGESELLSCHAFT 1984

 

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(日)新共同訳・・・・日本聖書協会 1987  

 

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